無題ドキュメント
私の仕事は過酷です。
肉体的にも精神的にも。
ある人が、私にこんなことを言った。
「そんな仕事をしているなんて可哀想に」
その人と、私は同じ会社に所属している。
しかし、仕事内容は全く違う。
確かに、私の仕事は過酷だが、哀れみを受ける覚えは無い。
彼の言った「可哀想に」には、おそらく私のことを
見下していた意味合いもあったのだろう。
直接、見下されたことは無かったが、私の仕事内容を
馬鹿にしているような発言は何回か聞いたことがある。
彼のすごいところは、あからさまに人を見下した発言を、
見下している当事者にすることである。
話がずれた。
仕事の重要度はあると思う。
私の考える「重要度」とは、一人の人が仕事や会社に与える影響の
大きさのことを言っている。
一人のミスで、会社が潰れるようなことがあれば、その人の仕事は重要度が高いと言うことだし、
ミスをしても、「いいよ、次ぎ気をつけてね」で済んでしまえば重要度は低いと言うことだ。
でも、重要度はあると思うけど、全ての仕事が必要だと思う。
(不必要な仕事がまかり通るほど、会社に余裕は無い)
自分自身、仕事を続ける上で、色々な人に助けられている。
様々な人に感謝をしながら仕事をしているが、彼のように
「可哀想に」と思ったことは無い。
そんな彼と一緒に仕事をしたことは無い。
正直、彼が何をしているのか知らない。
彼もきっと、会社にとって重要な仕事をしていることだろう。
そんな彼のことを、私は「可哀想」とは思ったことは無い。
・・・・「悲しい人」とは思うけどね。