想
目次|過去|未来
自分が生きることに執着している事実すらイヤだ
僕はもう、誠実に君と向き合うことはできないんだ。
あたしは一体、何を期待しているんだろう。
失敗してしまった長い夢の中にいるような気がする。疲れがとれず、誰の助けも望めないまま、夢の終わりをただ待っている。
人の多い街にいると、自分の価値が見えにくくなるのだろうか。人との出会いが人生を変えるとするなら、誰と出会ったのかもわからない都会は不利な気がする。出会いの数が多すぎて、誰が自分の人生を変えるのかわからない。
追記:
ただし、もし運命という胡散臭い代物を信じるなら、都会でも田舎でも出会いの価値は同じだ。
一方で、どんな人との出会いも人生を変える何らかの意味を持つ可能性がある。そして、出会いの数だけを見るなら、都会のほうが断然多い。