目次過去未来


2002年08月13日(火)  もうレギュラーメンバーにはなれない。

確かに、他人とわかりあうために言葉を使うこともある。もちろんだ。
だが、それが全て無駄だったのではと疑うくらいに、
他人とわかりあうことを拒絶するために言葉を使うこともある。
他人を寄せ付けないために言葉を使うこともある。

それがいつかは自分を傷つけるだろうと知っていても、
その瞬間の自分を守るために、鉄壁を築くのである。

言葉は本当に便利な道具で、
矛盾を引き起こさない最高の矛と最高の盾になりうる。
 ──言葉は、自分だけのものだから。
 ──世界を歪められるから。
 ──要らない言葉は消せるから。

ただ、盾はすぐに消えてしまい、
相手に向けた矛だけがいつまでも消えなかったりする。
時には、盾だと信じていたものが矛になっていたりする。

(その場限りの盾と矛。)
(その場限りの真実。)

他人の言葉も、他人も、真実も、
何も求めない自分になってしまえばいい。


・・・と、うだうだ思うこともある。
今日は思わないから、健康。


2002年08月11日(日)  人間関係

人を大事にすることを忘れて、
自分が大事にされることばかり考えている。
このままでは、
きっとうまく行かなくなる。


2002年08月10日(土)  母なる大地

そーゆー宗教に特別の興味はないし、
『僕の地球を守って』に異常にハマっていたわけでもないけれど、
あんまり月のきれいな夜は、
やはりどうしても還りたくなってしまう。
月へ。

今日だってそうだ。
昔は満月と出会った時だけだったのに、
今では、今日のような細い月を見つけた時でさえ、
月への漠然とした想いが一気に強くなるのがわかる。

本当に細くて、一瞬見まちがいかと思うような、
そのくせ妙に鋭い光を放つ月。
触れたら、ぽきり、と今にも折れてしまいそうで、
けれども自分の手には決して届かないところにある月。

目が合った瞬間、
月の引力が増すように思われて、
とても切なくなる。

「月の色」は純粋に美しいもののひとつだ。


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細い月の欠けた部分まで見える望遠鏡が欲しいなぁ。
お金が足りないなぁ。


2002年08月09日(金)  海よりプールで

バンドウイルカのドルフィンキックを見ていたら、
泳ぎたくなった。というより、水を蹴って進みたくなった。

力強く蹴って、前へ進みたくなった。

からだが水に包まれた。


2002年08月08日(木)  感想。


久し振りに触れる貴女のことばたち 常に何歩も先を行かれる

なんちゃって。ほんとは「何歩」どころじゃなかったり。

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たとえば誰からも隔絶されて生きていけるのだとしても、
僕はやっぱり独りだけの道は歩めない気がする。
隔絶という言葉は適当じゃないかな。
僕が唯一の存在だったら、というべきかもしれない。
僕がこの世界で唯一の存在だったら、
僕は生きていたくなくなるかもしれない。
いや、やってみなきゃわからないけど、できないから、
ちょっと考えてみただけ。
ほんと、ちょっと考えてみただけ。


2002年08月07日(水)  乙女ちっく

初恋は、
雲のように 霧のように
消えることなく いつもどこかにあって、
時々目の前に現れては、今をぼんやりさせてしまう。

大好きになったのは、キミがあまりにキレイだったから。
キミを知るたびに、キミが僕の理想になっていったんだ。

今もいつもそばにいて欲しいけど、それはただの僕の勘違い。
あの頃のようにじゃれあいたいけど、それはただの僕の思い込み。
それでいいんだ。そのほうがいいんだ。
まだまだキミはキレイだから。



2002年08月04日(日)  夏

汚れた言葉が
澄んだ言葉よりも多く
躯の中に溜まっていく
膿のように溜まっていく

早く出さなければ
早く 早く

腐ってしまう


真 |MAIL