想
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2002年08月13日(火) |
もうレギュラーメンバーにはなれない。 |
確かに、他人とわかりあうために言葉を使うこともある。もちろんだ。
だが、それが全て無駄だったのではと疑うくらいに、
他人とわかりあうことを拒絶するために言葉を使うこともある。
他人を寄せ付けないために言葉を使うこともある。
それがいつかは自分を傷つけるだろうと知っていても、
その瞬間の自分を守るために、鉄壁を築くのである。
言葉は本当に便利な道具で、
矛盾を引き起こさない最高の矛と最高の盾になりうる。
──言葉は、自分だけのものだから。
──世界を歪められるから。
──要らない言葉は消せるから。
ただ、盾はすぐに消えてしまい、
相手に向けた矛だけがいつまでも消えなかったりする。
時には、盾だと信じていたものが矛になっていたりする。
(その場限りの盾と矛。)
(その場限りの真実。)
他人の言葉も、他人も、真実も、
何も求めない自分になってしまえばいい。
・・・と、うだうだ思うこともある。
今日は思わないから、健康。
人を大事にすることを忘れて、
自分が大事にされることばかり考えている。
このままでは、
きっとうまく行かなくなる。
そーゆー宗教に特別の興味はないし、
『僕の地球を守って』に異常にハマっていたわけでもないけれど、
あんまり月のきれいな夜は、
やはりどうしても還りたくなってしまう。
月へ。
今日だってそうだ。
昔は満月と出会った時だけだったのに、
今では、今日のような細い月を見つけた時でさえ、
月への漠然とした想いが一気に強くなるのがわかる。
本当に細くて、一瞬見まちがいかと思うような、
そのくせ妙に鋭い光を放つ月。
触れたら、ぽきり、と今にも折れてしまいそうで、
けれども自分の手には決して届かないところにある月。
目が合った瞬間、
月の引力が増すように思われて、
とても切なくなる。
「月の色」は純粋に美しいもののひとつだ。
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細い月の欠けた部分まで見える望遠鏡が欲しいなぁ。
お金が足りないなぁ。
バンドウイルカのドルフィンキックを見ていたら、
泳ぎたくなった。というより、水を蹴って進みたくなった。
力強く蹴って、前へ進みたくなった。
からだが水に包まれた。
久し振りに触れる貴女のことばたち 常に何歩も先を行かれる
なんちゃって。ほんとは「何歩」どころじゃなかったり。
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たとえば誰からも隔絶されて生きていけるのだとしても、
僕はやっぱり独りだけの道は歩めない気がする。
隔絶という言葉は適当じゃないかな。
僕が唯一の存在だったら、というべきかもしれない。
僕がこの世界で唯一の存在だったら、
僕は生きていたくなくなるかもしれない。
いや、やってみなきゃわからないけど、できないから、
ちょっと考えてみただけ。
ほんと、ちょっと考えてみただけ。
初恋は、
雲のように 霧のように
消えることなく いつもどこかにあって、
時々目の前に現れては、今をぼんやりさせてしまう。
大好きになったのは、キミがあまりにキレイだったから。
キミを知るたびに、キミが僕の理想になっていったんだ。
今もいつもそばにいて欲しいけど、それはただの僕の勘違い。
あの頃のようにじゃれあいたいけど、それはただの僕の思い込み。
それでいいんだ。そのほうがいいんだ。
まだまだキミはキレイだから。
汚れた言葉が
澄んだ言葉よりも多く
躯の中に溜まっていく
膿のように溜まっていく
早く出さなければ
早く 早く
腐ってしまう