I.W.O.活動日誌

2003年06月28日(土) 久々のシャンソン

(今週はテストの採点だの何だので忙しかったので、
 またもや1週間遅れになっちゃいました。悪い癖にならなきゃいいけど、、
 、、というわけで、もううろ覚え状態)


練習場に着いたらドラムセットを出し始めていたので、
「元禄」の試奏をするのはやめて、
前半は、「シャンソン・メドレー」に時間をかけることにした。
「パリの空の下」のジャズワルツになる部分がかなり厄介だった。
しかし、吹奏楽になりにくいこの曲の場合、
こういう趣向を取り入れたことで、編曲者を讃えなきゃいけない。

後半は「シェエラザード」4楽章を遅いテンポと速いテンポでやった。
全体としては、週ごとにめきめき上達しているように聞こえるけれど、
細かく見ると、本当にこのまま続けてもいいのか、不安な状態である。

先週の日曜日に用意したCDを配布した。
曲解説もアップしなきゃいけないなー、と思いつつ、、、いつになることか?
「シェエラザード→千夜一夜物語、アラビアン・ナイト」という連想も
しない人がいるかもしれないし。。。



2003年06月22日(日) 休日の仕事

すみやの楽譜コーナーを覗いてみたら、
櫛田てつ之扶の曲を特別に集めたCD(演奏は名芸だそうだ)を発売中で、
「元禄」の楽譜の発売も始めているようなので、注文しておいた。
CDには、「石の庭」とか、今までにまだ聞いたことのないのが
入っているようなので、かなり楽しみである。

最近忘れていたけれど、そういえばアコード出版というところがあったなぁ
と思い出してサイトに行ってみたら、
ここは出版譜のサンプル演奏のCDを1枚1000円で売っていたので、
一挙に8集分送ってもらうことにした。
こういうサービスを、どこの吹奏楽譜店でもやってほしいものだ。
他のオリジナル吹奏楽譜を出している会社に比べて、
あまり知られていないオーケストラ曲の編曲が多いようだ。
オリジナル曲も少しは出しているようだし。。。

これで、候補曲がさらに増えるといいのだが。。。

シェエラザードの参考演奏CDを8枚作った。
来週、パートに1枚という風に配布予定である。
最近は高速で焼けるようになったから、やっとこういうことが可能になった。
去年までは、それだけやろうと思うと数時間かかりそう(2倍速)だから、
とても手を着ける気にはなれなかった。

さて、そろそろ、第1、3楽章のパート譜作りに着手しなければ。。。




2003年06月21日(土) 「童夢」「ファンタジー」

数年前の課題曲「童夢」のパート譜がそろったので、やってみた。
数年前高校で練習して振ったはずだが、なぜかよく覚えていない。
あのころ、市吹の演奏曲にしてもいい曲かな、と思ったことは覚えていた。
ひと通りやってみたら、ああ、なるほど、こんな曲だったなぁ、と
思い出したけれど、演奏会のステージで演奏するところを想像しても、
どうもピンと来ない。
これといった聞かせ場がないうちに終わってしまうという感じだ。

きょうは団長は欠席だし、Sクンも来るかどうかわからないので、
ドラムセットを出すのをやめてしまった(ポップスなし)こともあり、
数週間前に試奏した夏田鐘甲の「ファンタジー」の
サックスソロを練習しているのも聞こえていたので、
この曲の楽譜を急遽配って、再挑戦することにした。
私自身はこの曲が長年とても気に入っているのだが、
いざ、こうして練習を経験してみると、
多くのパートがヒマになる時間が多すぎて、市吹向けじゃないなと思う。
やっとこさ出番がきたと思っても、大した活躍じゃなかったりするし。。。
ちょっとオーケストレーションの点でも物足りなさがある。

あっという間に時間が過ぎて、シェエラザード第4楽章のために
30分しか時間が残らなかった。
2回回りしかできないことは明らかである。
先週いなくてきょう初見という人もいるので、
ゆっくりめに1度やって、5分ほど個人練習時間を取って、
ちょっと早めにもう1度通して終わりにした。
ゆっくりだとかえって吹きにくいところもあるだろうし、
本当は部分部分で区切って、いろいろなテンポでやるべきだろう。
でも、そうするのは、もう少し全体像をわかってもらってからにしよう。



2003年06月14日(土) シェエラザード第4楽章

きょうはこの1曲だけだった。
遅い休憩後に数年前の課題曲の「童夢」という楽譜を配ったけれど、
2パート欠けていたので、後日に回すことにして、
最後にもう1度同じ曲をやることになった。
最後にもう1回シェエラザードやります、と宣言したら、
うんざりするような溜息やら悲鳴が出た(-。-;)
無謀だったけれど、最後は本番に近いテンポで始めてみた。
第1日目にしては、予想していたよりも早く、
全体としてそれらしく聞こえるようになった、という成果である。

どこも吹けないまま終わってしまった人もあるかも知れないし、
大体は吹けたけれどわけわからないまま終わった人も多いかも知れないし、
この部分はとうてい吹けそうにないと絶望感に陥った人もあるかも知れない。
けれども、まだ1回目である。
これから1〜2カ月この曲に取り組めば、光明が見えて来るに違いない。

この曲は、20年ほど前にすでに吹奏楽で演奏されているのを
聞いたことがあったので、長く吹奏楽のレパートリーになっている曲らしい。
この団では7年前に第2楽章を取り上げた。(あの時もかなり苦労した)
その前にも後にも、第4楽章をいつも演奏曲候補から外してきたのは、
この楽章だけを単独で演奏することにちょっと抵抗があったからである。
「バグダッドの祭」部分に第2・3楽章のメロディーが
エピソード風に現れることももちろんだが、
「海」から「難破」に至る部分は、
最初に第1楽章の「海とシンドバッドの船」を演奏しておかないと無意味だ。
けれども、そうこだわってしまうと、全曲演奏約50分間ということになる。
そんなわけで、この曲はずっと保留になっていたのだけれど、
先々週不意に迷い込んだ楽譜で試奏してみたところ、
これはたいへんおもしろい練習になりそうだと直感したので、
第1〜3楽章も抜粋式に加えたプログラムを考えることにしたのである。


なお、先週、古いNSBをやった後で、
単品で扱うにはちょっともの足りない古いNSBの利用法について、
団長に進言しておいた。
それは、M8を演奏するときにもう常識になっている方法と同じく、
3〜4曲集めてメロディーにしてつないでしまうことだ。
これで、倉庫の楽譜庫で永眠の運命に入りかけている楽譜が生き返り、
いい曲なのに全体の編曲がつまらなくて捨てられた曲を楽しむことができ、
あの当時の曲に郷愁を覚えている人たちの心も癒されるというわけである。
ところが、私はそういう曲群のジャンルだとか背景に疎いので、
誰かよくわかっている人が、曲のセットを作って提案してくれたら、、、
という段取りになる。
何らかの理由をつけて、3〜4曲を並べてもらえば、
それを練習で音を出してもらいながら、メドレーに仕立ててしまうというわけである。
とりあえずまず、マスカレードを含むセットを作ってもらえないかなぁ。。。



2003年06月07日(土) 振り返れば印象薄き、、

最近はできるだけ早く更新することを心がけているので、
翌日日曜日に書いたのだが、もう少しというところで固まってしまい、
書いたものすべてを放棄するはめになった。
なかなか書き直す気になれないまま、今夜はもう13日の金曜日である。

新曲4曲(30年ほど前の課題曲2曲と初期のNSBを2曲)と、
配布済みの新しいNSBを2曲やったのだけれど、
私自身も知らない曲を初見演奏する新鮮な楽しみや緊張感はあるにしても、
終わった後に、、、何もないような。。。
これはこれとして楽しんでもらえるならいいのだけれど、
やっぱりそろそろ目玉になるような練習が入らないとダレてしまいそうだ。

それで、月曜日に、むりやり時間を作って、
シェエラザードの楽譜を送ってもらうために、郵便局に書留を送りに行った。
水曜日に早速その楽譜が届いたので、いろいろと不安な箇所はあるけれど、
とりあえず、その第4楽章に取り組んでもらおうかと思っている。
ついでに、スコアしか販売していない第1、3楽章の編曲も買った。
第4楽章ができそうなら、他の楽章も抜粋して、25分程度の
特別仕立てでできないかな、と、またもややっかいな企みを抱き始めている。


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