2002年06月29日(土) |
「ぐるりよざ」できそう?? |
選曲の悩みを引きずりつつ、練習に向かった。 「ぐるりよざ」も「ハンガリー狂詩曲」も結局は却下することになるなら、 もう練習しない方がいいわけだし、かと言って、まだ代案は思いついていない。 「ハンガリー狂詩曲」は「ぐるりよざ」に金管の余力を配慮して思いついたものだから、 どちらかを変えるなら、両方変えなきゃいけなくなる場合もある。
せめて、TpとHnが全員そろってくれたら、「ぐるりよざ」のめどがつくか つかないか参考にするための練習が練習ができるのに、、、と思っていたら、 Hnはひとりしか来てなかったけれど、Tpはひとり休んでいただけだった。 このTpの出席率は、「ぐるりよざ」をやり始めてから初めてのことだと思う。 それで、まずきょうは、この曲のクライマックスのTpを聞いてみることにした。
ドラムの名人が2人とも欠席していたので、ポップスは3曲だけ軽くやって、 「ぐるりよざ」の最後の部分を演奏してもらった。木管のトリルは休んでもらって、 Tpにここは肝心なところだからと、格別意識して吹いてもらった。 力み過ぎなのか、ちょっと潰れた感じのする音色だったけれども、よく聞こえてきた。 けれども、この部分だけのたった1度の演奏で、ゼーゼーとへたばっている様子。 それはTpだけでもなさそうだ。 もう1度、今度は全員で、同じところを演奏してもらって、休憩にした。 Tpが何とかクリアしてくれたみたいだけど、Euph とHnは完全にリズムを外していた。
休憩時間にへたばった顔して訴えに来たのは、1stTbの〈こるとわ〉クンだった。 要するに、表面で目立たないパートにも、不安材料はいっぱいということである。 しかし、これはハーモニーを作る上で大差ないと思うので、 無理のない音域の音に移動しても、うまく操作すれば何とでもなることである。 とにかく問題は、この曲の終盤でのTpとHnなのである。
休憩後、3楽章を2度ほど通して、1楽章もだいたい通してみた。 まぁ、行けそうな気もするけれど、信じ切れないなぁ、という感じである。 (実は、去年、高校生の寄せ集め的な合同バンドでこの曲を演奏させている。 でも、それは、完成度の方は二の次で、失敗しても行っちゃえ、って感じだった。 しかも、練習回数少ないから、1度決めた曲を変更することもできないという、、) とにかく、定演第1部のラストをしっかり決めてもらわないといけないわけだから、 そう安易には決めてしまえない。 練習後、Tpの重責を常に負わされている〈柿ぴぃ〉に相談したら、 あとひとりか2人いてくれれば、何とかなるかもしれない、と言う。
確かに、最近はTpが他のパートの人数に較べ、少なめである。 Clも、常時稼働人数が3、4人だから、少ない。きょうなどは2人しかいなかった。 TPとClは、特別に団員募集・勧誘・略奪をすべきかも知れない。
そんなわけで、きょうもまだ、決めがたい、という結論で終わらざるをえなかった。 「ぐるりよざ」は数年前から希望が多いので取り上げることにしたけれど、 いくら聞いてよい曲だからといっても、実際問題としてなかなか難しいものである。 もっといろいろなパートの意見を聞きたいものである。 久しぶりに、パートリーダー会議で、曲目の検討をさせてもらおうかな。。。
行きはずっとラジオで韓国vsスペイン戦を聞いていた。 延長戦も0対0のまま終わったところで、夕食の店に着いてしまった。 PK戦どうなるか聞いていたい気持ちはあってもそうは言ってられないし、 ホントは8時半からの試合も見たいんだけどな、と思ってもそういうわけにいかない。 ま、でも、そんなわけで、「I got rhythm」をCDで聞き直しておこうと思いながら 聞かないまま公民館に着いてしまったので、ロビーで楽譜を眺め始めてから、 やっぱり気になって、車に戻って、CDを聞いてみた。 う〜ん、速い!! 細かい音符になると何やってるのかわからないくらい速い。 最終的にここまで速くすることはないだろうととりあえず結論。 また、ここしばらくの練習はゆっくり目にやらないと、特にサックスがつらいだろう。
前半は「アニトラの踊り」と「I got rhythm」をところどころ特訓しながら くり返したら、休憩に入るころにはもうバテたような表情がいくつか見られた。 「アニトラ」をちょっと離れた位置からも聞いてみたけれど、 なかなかバランスの取りにくそうな編曲である。 いずれにしても、最近の集合人数では何とも調整しようがない。
後半は、きょうもフルート用のマイクの用意があったので、「君の瞳に恋してる」と 「イマジン」とを1度ずつやって、さあどうしよう、と迷って、 「ぐるりよざ」の第1楽章を練習してもらうことにした。 前に1度やったんだったか、2度やったんだったか、どうだか忘れたけど、 きょうも初見のように数え間違いや読み間違いが多くて、なかなか進まなかった。 おまけにパートごとの人数が、フルート・ユーフォ以外はどこも少なめなので、 なかなかうまく絡まらなくて気分がのりにくい。
第2部の候補曲はかなり出そろって、練習も進んでいるので、 そろそろ第1部の曲に多くの時間を費やしたいと思うけれども、 「ぐるりよざ」も「ハンガリー狂詩曲」も、まだかなり迷っているところである。 だから、計画も立てにくい。
たいてい毎週来ている 1st クラの2人がきょうは休みだと先週から聞いていたので、 きょうはもうハンガリー狂詩曲もぐるりよざもあきらめて、 団長が用意しているNSBの楽譜を全部やってみようと決めていた。 どのパートでもそうだけど、1st が抜けると合奏は極度につまらなくなるものである。 これは合奏をして楽しむ基本である。なぜなら、メロディーを作るところだから。 その上で、伴奏部分が充実するともっと楽しくなる、というものである。 だから、本番近くでない限り、決められたポジションに固執しないで、 その日の参加状況によって 1st から順に埋めてほしいとお願いはしているのだけれど、 なかなかそういう臨機応変の采配はしてもらえない。 ところが、たまにしか来ない 1st クラのおねーさんがちゃんと穴埋めに来てくれた。 うまくしたものだ。でも、NSBづくしの方針はもう変えなかった。
きょうの初物として「I got rhythm」をやってみた。 ガーシュイン作曲の大ヒットナンバーなどと銘打ってあるけれど、 どうも私には、こういうメロディーでどうしてそんなに受けるのか不可解。 でも、CDで聞いたときも、きょうやってみても、 この編曲はとにかくいろいろと楽しい曲になってるなぁ、と思った。 定演でやる場合には、最後に置いてもよさそうだな、と思う。 ドラム&パーカッションに自由に遊ばせる部分も作れそうだし。。。
それから、「アニトラの踊り」を除く(時間切れのため)最近のNSBの練習曲を 全部やってみた。ちょっと中断していた「ウルトラマン・メドレー」も含めて。。。 で、思ったのだが、「アメリカン・グラフィティー」はちょっと除くけれども、
1 アニトラの踊り 2 イマジン 3 (何らかの演歌メドレー) 4 君の瞳に恋してる 5 ウルトラマン・メドレー 6 アイ・ゴット・リズム
これで、第2部のプログラムはできてしまうではないか、と考えたのだった。
先週は「ハンガリー狂詩曲2番」の後半だけをやってみたので、 きょうは、実にやっかいな前半をやってみた。 実にやっかいだというのは、同じ2拍子でも、1小節を2つに取ればいいところと、 4つに取らなきゃ合わせられない部分とが数回入れ替わるからである。 それだけでなく、拍どおりきっちり納めようとすると音楽にならないところも ちょいちょいあったりして、いろいろと打ち合わせの必要な曲である。 きょうは譜読みの段階なので、必要最小限の説明で何とか進んでいったけれど、 もう少し練習が進むと、そこら中に言葉での約束事が必要になってくる。 2、3回も連続して欠席した団員などは久々に参加して戸惑うことになるのかもしれない。 こういう曲をこういう団体でやってもいいものなのか、やるべきなのか、迷うところだ。
練習の前半は、「アニトラ」「イマジン」「君の瞳に・・」をやった。 「アニトラ」だけは、ちょっと手を入れながら部分練習をしてから再度通した。 それから、「利家とまつ」の後半の速くなってからの部分にリピート部分を作ってみた。 これで市民音楽祭でやるにしても、1曲としては短すぎない長さになったと思う。 定演の頭に置くことさえ可能である。 ただ、この楽譜はバンドジャーナルの付録なのでコンデンススコアしかなく、 どうもオーケストレーションのつかみにくいところがある。 フルスコアを作らないと演奏会用の演奏まで持って行くのが困難になりそうである。
きょうはフルートソロ用に、講堂のワイアレスマイクを用意した。 考えてみれば、私もこれを使わせてもらえばいいのだと、帰り道になってから気づいた。 後ろの方では時々声が届かなくて、次の曲名もわからないことがあるそうだ。 曲の途中の指示も、演奏しながらできていいかもしれない。 できればピンマイクがあるとベストだが。。。
団員総会からの懸案だった「育児に忙しいママも練習に参加できるためのシステム」 についての取り組みがいよいよ始まるらしい。 そのためのいい知恵出し合い会を7月7日に開くと、団長から参加呼びかけがあった。
2002年06月01日(土) |
「ハンガリー狂詩曲」試奏 |
「ウルトラマン・メドレー」はしばしとっておくことにして、 今年の「アメリカン・グラフィティー12」というのをやってみた。 「密の味」「ラブ」「シークレットラブ」「世界は日の出を待っている」の 4曲のメドレーなんだけど、どうも後半2曲があまりおもしろく感じられない。 まぁ、このシリーズは部分的に差しかえて使うこともできるから、 こうしてやってみていろいろ知っておいた方がいい。 それに、私のようにこういう機会に吹奏楽で聞くだけのものと違って、 原曲ファンがいたりするとたまらない魅力であるような場合もあるようだから、 いろいろと意見を聞いてみなけりゃならない。
それから「イマジン」「アニトラの踊り」などやって、 「君の瞳に恋してる」はソロにマイク&アンプを使ってやってみた。 職長がちょっと苦心して準備してくれたようだ。 先週、ソリストからテンポが遅いと文句を言われたので、思い切って振り始めたら、 実に乗りのいいテンポで、おぉ、これだ、と心地よくやっていたら、 終わってからソリストに、速すぎて焦った、とまた文句を言われた。 CDよりも速かったらしいが、それでも難しいソロを大方正確に吹いているから、 これはCDで聞いたときの印象よりおもしろい演奏になりそうで楽しみである。
「ぐるりよざ」をお休みにしてリストの「ハンガリー狂詩曲第2番」をやってみた。 ただし、前半はいろいろとてこずるし、打ち合わせも必要になるので、 後半の速い部分(フリスカ)だけをやってみた。 前半のゆったりした部分(ラッサン)は、次回からつけ足してみるつもり。 私としては中学時代に聞き飽きるほど聞いた、もういいよ、の類の曲なのだが、 演奏側に回ってみると、オーケストレーションの味付けだとか、 ラッサンの部分の夢見るようなメロディーには捨てがたい良さがあるなぁと思う。 ただ、オーケストラ曲のアレンジには避けられない木管いじめは、相変わらず悩みの種となる。
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