ぼんのう
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2002年10月31日(木) お香

T社N社長、弊社までお越しに。
詳細に関してはさすがにここで書くことはできないが、色々打ち合わせして楽しかった。

しかしお香が漂う会社って、珍しいのかな?
GAEでお付き合いしているインド人社長の貿易会社はもっとすごい。
お香はもちろん、壁にはクリシュナの絵が一面に飾られ、社長ご自身、シルディ・サイババの指輪をはめている。
熱心なヒンドゥであるが、全く知らない日本人が行ったら、多分驚くに違いない。

でもお香はいい。
小さい頃にグリニッジビレッジで、この香りを嗅いでからすっかり好きである。日本に来た時、寺院めぐりが結構好きだったのは、抹香の香りが好きだったとも思える。
個人的にいろんなお香を焚いて楽しんでいるが、白檀が一番好き。


まあ、そんなこたあどーでもいい。


あと、クリスチャンなのに、神棚を置くということに関して、言い訳できない。ただ、会社は個人のものではない。社員が一致できる拠り所として、神棚を祀っているのだ。

信仰は空気のようなものである。
普段気にする必要は全くない。
ただそれがなければ、人間は生きていけないのだ。


2002年10月30日(水) 沈黙の戦争

新大久保に在日韓国人の知人友人が何人かいる。
時々彼らと話をしていると、面白いことを教えてくれる。

何年か前に、韓国北朝鮮赤十字を介して、南北離散家族を合わせるというイベントがあった。友人の親戚もまた、そのイベントに参加して、生き別れだった弟を再会したそうである。その様子はテレビで放送されたが、テレビが写していないところで、大変なことがあったそうな…。

再会を喜び、泣き抱き合う親類縁者…しかしその10分後に怒号の嵐が会場を渦巻いていたそうな…。その親戚曰く、よく判らないが北韓(北朝鮮)の人たちは、普通に話をしていても何故か10分後にはケンカ状態になってしまい、とても再会を喜び合う雰囲気にはならなかったそうだ…。


我輩「なんでそんなことになるんだ?」
知人「うーん…常識というのが、通じないんじゃないの?」


知人は笑った。在日四世の彼は、ちなみにハングルはできない。



国交正常会議は物別れになった。
しかしこれは決して日本の間違いではない。
残された拉致家族を外交カードにする北朝鮮の卑劣卑怯な論理に対して、毅然とした態度を取ったことに、今回は素直に拍手を贈りたい。
そして、日本に帰った拉致家族に、心からの同情を示したい。

卑怯なり!卑劣なり!


2002年10月29日(火) 新企画最終調整

新しい企画の最終調整と決定打ち合わせを行い、ほぼ仕様や方向性が決定する。スケジュールの問題とか色々あって、我輩は非常に譲歩しすぎたような気がするが、しかたがない。本当に時間がないもんな。

金曜日に、残りの未決定部分を調整することにする。
今日決定したことでさえも、あまり我輩的に良いとは思えない。



それにしても、本当に食事以外に外出しなくなった。
少し寂しい気がする。
週末、秋葉原まで遊びに行くとするか。


2002年10月28日(月) ダンジョンシーグ

エンディングまで到達。
感想?
あっけなかった

沼地で迷っていたが、あそこをすんなりクリアすれば、あとは一本道…というか、迷宮がなかったので、すんなりとラスボスをガツンガツンと倒して終了。
しかし、倒してエンディングを見た後、さらに続けて自由に移動できるんだけど、これが少しお間抜け…。

 王様は相変わらず囚われたまま 
 (早く出てこいよ)
 城にはまだ怪物がうようよしている
 (ラスボス倒したんだから、さっさと消えろよ)
 王様に話し掛けると、鍵をよこしてくれる
 (もうあの部屋には行ったんだよ)


…「続編がでます〜」という終わり方。
「2」を待つとしようか…。


一日中会議。
脳みそグツグツ。


2002年10月27日(日) 今更ハマルなよお

「ダンジョンシーグ」に今更はまっている。
以前プレイしていたが、沼地で詰まってしまい先に行けず、そのまま放ったらかしてにしていたが、先週一からプレイし直したら、いやあー進む進む。
そっか・・
沼地では、杖を探すのが先決だったのねえ・・・
あと、出てきたミッションも全部クリアできないと、先に進めなかったのねえ・・・

って、普通、ゲームって、そのように遊ぶものであったのを、すっかり忘れてしまっていた・・・。


色々仕事をして、色々ゲームをして、寝る。
ゲームを作る人間は、四六時中ゲームをしていては、ダメになる。


2002年10月26日(土) 訃報・石井こうき議員

卑劣なるテロにより、民主党の石井こうき議員が暗殺された。
犯人を捕まえてみれば、右翼とかいいながら、実は単なるチンピラだった。


我輩は民主党の党員であるが、今回の件について言えば、もうどー言っていいのやら・・・。


心よりご冥福をお祈りいたします。


2002年10月25日(金) いそがしてくもかのん

朝から忙しい。
何でか知らんが、とにかく忙しい。
今、同時に進めている仕事の数を数えたら8個になっていた。
脳みそがパニクっていないのは、もしかしたらこーゆー多忙な生活に対して何かの悟りを開いたからなのかもしれない。
どーでもいいか。

それはそうと、本日、音楽とシナリオが凶悪なゲーム「カノン」のオリジナルサウンドトラック発売日。一般のレコード屋では売られていないので、吉祥寺アニメイトまで昼休み買いに行く。売り切れていたらイヤだったのだが、まだ相当枚数残っていた。

レジ待ちしていた時、すぐ後ろに並んでいた女子高生達が何やら話しをしていた。少し声が大きかったので、ついついソバ耳立てちゃうよ、おっちゃんは。

 「あたしねえ」
女子高生Aは何かを指差した。指差した方向にコゲトンボ先生筆「ぴたてん」のポスターが貼られてあった。
 「あたし、あーゆー絵を描きたいな」
 「へー?そーなんだ」
 「うん、あーゆー絵を描いて、篭絡したいなあ



・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
はい?

篭絡?
篭絡ですか?
誰を?
ヲタどもを?
ヲタどもを篭絡するの?

・・・
・・・
・・・
・・・
あえて後ろを振り返らずに、CDを買って、さっさと会社に戻る。


卑怯なくらいまでに美しい音楽を聴きながらも、この頭痛が癒されないのはナゼなんでしょうか?


2002年10月24日(木) どーみゃくこーか

かかりつけの医者に定期検診を受けにいく。
見ると新しい診察用の医療機器が入っていた。
血管の年齢がわかるという装置。
早速お願いして試してみる。


血管年齢65歳



・・・へこんだよ。
全く。
というか、職業病だと思うぞ。


2002年10月23日(水) 拉致家族のことを思う

拉致家族の問題が連日テレビを賑わしている。
以前から我輩は北朝鮮に対して珍しく超タカ派的な立場を取ってきているが、今回の拉致家族の帰国問題に関しては少々考えさせられることがある。

拉致されて何十年と北朝鮮での生活を強制させられた彼らは、今日本に帰国して果たして幸せになれるのであろうか・・・という事。

ある旧ソ連ジョークを思い出した。
東ドイツから亡命してきた男が、西ドイツの兄の所で暫く住むことになった。
弟「兄さん、ありがとう。ところで新しい服を買いたいんだけど、配給チケットはどこに行けば入手できるんだい?」
兄「なんだそれ?お金があれば、近くのデパートとかで買うことができるぞ?」
弟「そうなんだ。あと、いつまでの兄さんのお世話になっているワケにも行かないから、アパートに入る為の手続き書類を作成するのに、党員を紹介してくれないかな?」
兄「ばかだなあ。気に入ったアパートとかあれば、大家に話をして、お金を毎月払えばいいんだよ」
弟「大家は党幹部なのかい?」
兄「そんなはずないって。まあそれはさておき、外のレストランで食べようではないか」
弟「でも兄さん、ドルは今持ち合わせていないよ。食券もないし」
兄「ばかかお前?マルクで十分だし、食券もいらないんだよ!」
弟はしばし沈黙した後、兄に言った。
弟「兄さん、よく混乱しないね」


非常に悲しいが、人間は環境の生物である。
遺伝子的に日本人であっても、アメリカに長く住めばアメリカ人になるし、中国に住めば遅かれ早かれ中国人になる。それは言語や文化に限らず、職業的な考えに至るまで、その地域と完全に同化してしまうということである。

家族の方としては、拉致された被害者は日本に戻すことを希望しているし、そうすべきである。しかし拉致被害者が日本に帰って、果たして幸福になれるのであろうか・・・。

アメリカに生まれたが、日本に来て長らく苛められてきた我輩は、彼らの戸惑い、痛いくらい判る。


2002年10月22日(火) ぐっどもーにんぐてーちゃー

「GoodMorningティーチャー」(重野なおき著・竹書房)を最近好んで愛読している。胃が小さくなってきたのか、手軽な4コマ漫画で済ませるというのも堕落のような感じがするけど、それでもいーんだい!

最近4コマ漫画の方が充実しているような気がする。
週刊連載のような水増しストーリーと違い、4コマ漫画の場合はネタが完結するため、作家の苦労が実は一番大変であろう。本当に脱帽モノである。

「コンビニぶんぶん」(藤島じゅん著・竹書房)もいいな。りんぐ萌え。女性作家とは思えない・・・というのが一般的な評(藤島先生は女性)であるが、我輩は女性作家では?・・・と最初思った。
理由は女性キャラをえろえろんに描いていないということ。
可愛く描けるが、あるラインを決して超えることができないのが女性作家なのである。そのラインは男性にしかない、微妙なリビドーである。そそり立つ股間につい右手を持っていきたくなるような、ある種の電波である。おなべであろうとも、おそらくこれは永遠に判りえないものであるかもしれない。んで、この漫画をみて、りんぐや店長は可愛いが、少しもその電波が出ていなかったので、女性・・・と感じ取ったのである。


何、力説してんだよ!


すまん。
少し疲れているんだ。
我輩に萌えを!
我輩に潤いを!
児ポ法には死を!



だーかーらー!


2002年10月21日(月) 会議はきらい

我輩は会議が嫌いだ。
というか苦手だ。
意外だと思われるかもしれないが、我輩は非常に人と会うことを苦痛に感じるところがある。ましては会議となると、それが長時間にでもなるとなれば、生命活動を司る脳中枢意外は機能が停止することが多い。多分潜在的に会議が苦手なので、ブレーカーが落ちるのであろう。

なもんだから、月曜日はこの意味だけに関しては憂鬱になる。
でもまあ、GAEは会議をすれば仕事が進みやすくなるし、時折面白いことがテーマとなれば、逆に何時間でも会議をしても平気に感じる。その点はご注意を。

でも以前居たゲーム会社は酷かったな。
あれは会議じゃなくって、文化大革命で吊るし上げを喰らっている気持ちにさせる嫌な儀式であった。C社に逃亡を図った“青山ラ○ストーリ”Mによるナチス裁判みたいなもんだった。というか、発表の度にアラを探すことに生きがいを感じ、部下を痛めつけることに無常の喜びを抱いていたヤツだったからなあ・・・。あのシケった岩ノリみたいなヒゲ、今度見かけたら引っぺがしてやる。

ああ、でも考えてみたら、こーゆートラウマが会議嫌いにしているのかもしれないなあ・・・なんだ。じゃ、このトラウマを癒す方法は簡単だ。

牧谷、蝶野と化している我輩に出会ったら、てめえの命日だと思え。


新企画、本当にそろそろエンジンかけないと・・・。


2002年10月20日(日) 完全熟睡

久しぶりに3年寝太郎。

帰宅して23:30頃に就寝。
起きたのは今日18:00。


合計19時間半!


長時間睡眠特有のだるさや頭痛は感じない。
身体が欲しがっていた睡眠だったんだな。

おかげで新企画に関しての仕様書作成とか全然していない。
うう…みんな…すまん!


2002年10月19日(土) ありあけ

有明のWindowsエキスポまで視察。
まあ、買い物が中心なんだけど、時々大手ではなく、中小ブースに面白いものが展示されていることが圧倒的に多いので、行く。

が。

何もナシ。

東京ゲームショー並に、あまり盛り上がっていないのは、何故かなあ…。
それに、中小展示も今回は非常に少なかったような気がする…。
がっかり。

まあ買い物でもしようかな?
と、思っていたら、開発支援室の菊池室長がルータとか買出しに来ていたのを偶然発見。
我輩も、少しバージョンの古いムービー編集ソフト3ソフト1パック3000円のモノを購入。
コジマ電気のは笑えた。
時間限定で、激安品を売るというものであったが、家電製品ばかりで、正直の感想、エキスポに何しに来たんだ、おめーら…と思ったりした。
ソニーのDVDプレーヤ1万円は確かに安いけど、ここにいる連中、リージョンのかかっているプレーヤを買うより、海外えろえろんウハウハDVDをPCのDVDドライバーで見てるので、なかなか売れない模様。プリンター3000円では一瞬のウチに捌けたが、ゼロックス社製なので、カートリッジは1個6000円以上…本体よりも高いことに気がつき、後で愕然とするであろうなあ…掃除機も980円というのに、安っぽいノートPCカバンが1000円と20円高く、どちらも買い手つかず。

いや、結構コジマ電器は利用しているけど、
餅は餅屋
という言葉を思ってみたりした。


会社に戻り、少し仕事をする。
テンキーさんからファックスを貰ったり、欧州ゲーム会社とメールしたり…。
帰宅する頃には雨。
明日はゆっくり寝たい気持ちだ。


2002年10月18日(金) 新宿ソフマップで・・・

「イノセントティアーズ・限定版」の予約が開始された模様。


…わ
…私は
…私は貝になりたい



「悪代官」発売日では、布団に包まってガタガタ震えていたけど、11月の発売日には、別の意味で布団に包まってガタガタ震えていたと思うので、よろしく。


そういえば昨晩夢の中で、絞首刑10年A級戦犯の一人、大下淳之介が出てきやがって、相変わらずブフーブフーと怪しい呼吸をしていたが、目の前に突然現れたので、渾身の力で顔面に10発、拳を叩きつけて、倒れた所を足で顔面を押さえつけた(その時の、ブヨンブヨンした感触は、妙に生々しかった…)後、携帯電話で会社の連中を全員呼び出した。…というものであった。

これはまあ、夢判断する必要がないな。
というか、ストレートすぎる夢を見たのは久しぶりだったし、感触もあったので、願わくば正夢になることを切に祈る。

傷害罪だろうが何だろうが、あの連中の責任の無さと、責任転嫁のワザには、どーしたって許すことができねえ。破れ傘刀舟じゃねえが…

てめえら、人間じゃねえ
たたっ斬ったる!



というわけで、もう本当にファイナル!
サルベージチームの皆さん、本当にお疲れ様でした!
あとは…(超核怒)


2002年10月17日(木) 仕事仕事

午前、欧州のゲーム会社とのやりとり。
脳みそ全面英語バージョン。
出かける前にBS放送を見てよかった。

午後、新企画に関して開発現場と打ち合わせ。
如何せん、例によって例のごとく時間がないので、当初考えていた仕様がドンドン削られていく。
でも我輩の煩悩企画は一歩たりとも譲らなかった。
あとはソニーとの調整だよなあ…。

夜、テンキーと色々。
いいな。
なんかいい。

深夜、イノティアとバタバタ。
もう泣く。泣いてやる。
冬コミ、同人誌だしてやる。


2002年10月16日(水) 半そでが珍しいのか

10月も中盤だが、まだ暑い。
我輩はまだ半そでだ。
この服装でちょうど良い。
なのに世間というのは、暑くてもカレンダーが10月となっていれば、それに相応しい格好でなければ、非国民扱いするようであるな。

暑かった今日、いつものように半そで姿で出勤していると、気のせいか周囲の人が我輩をジロジロ見る。気味悪いので、ジロジロ見ている連中を睨み付けると、コソコソと逃げてしまう。我輩の顔に巨大なハベリアがへばり付いているなら、そりゃ見られるのも仕方が無いが、駅トイレの鏡を見てもいつもの我輩がいる。ただ、暑いのに、他の人達は汗ダクダクになりながらコートを着ている姿は滑稽である。

昼食に出ると、やはりジロジロ見られる。その度に睨んでは、逃げられるのでバカらしくなってきたので、しばらく無視していたが、本屋であまりにもシゲシゲと見る青年がいたので、いつものようにドスを効かせて、

「なんじゃい?」

「いえ、なんでもないです…なんでもないです…」
と逃げていった。
道を歩くと、80歳過ぎた厚着婆さんまでもがジロジロ見てくる。もう飽きたが睨み返すと違う反応があった。
益々舐めるように見始めたよ。
さすが青春を戦争に取られた世代。根性があるのか、遠慮がないのか、それとも寿命尽きる前に、非国民をジローと見納めたいのか…。



気候よりもカレンダーで服を決める者よ。
官僚制度を批判する資格はないぞ。


2002年10月15日(火) あまぞんどっとこむ

最近、欲しい資料があるともっぱらお世話になりっぱなしのアマゾン。
今日も注文した音楽CDが届いた。

 「ちょんまげ天国」
 「TV時代劇グレイティストヒッツ」

古今のテレビ時代的主題歌を纏めたCD。違うレコード会社なので、カブっているのは仕方が無い。でも買ってよかったよ〜…時代劇って、本当に時々思うけど、海外に出してもいいのではなーい?っと思う文化だよなあ。

でも藤田まことの「てなもんや三度笠」が両方に入っているのには、軽い眩暈を覚えてしまった。「だれかが風の中で」はかっこいいなあ…桜玉吉氏も中村敦夫のフィギュアを買うはずだよな…。


現実の仕事から少し逃避中。


2002年10月14日(月) 暑いな

なんか今日は暑い…暑すぎる。
一番皆が風邪をひく時期である。

なんか体育の日だったようだが、中途半端だよなあ。
「国民の祝日」とか言いながら、要するに国会議員が国民に選挙用おべっかとして金曜日か月曜日にまわしただけの中途半端な日。
そんな中途半端な日に対して、仕事に出てくるのは、ちょっとしたボイコット活動かもしれない。議員を`先生'と呼んだり、役人や役所を‘お役人様’と呼ぶのは、我輩はイヤだな。代わりに‘うそつきは泥棒のなれの果て’とか‘国賊’とか呼んでしまいそうなので、国主催のイベントには決して我輩を呼ばないように。というか、誰も呼ばないよな。ほっほっほ。


さて、以前日記においても書いたが、罪務省、おっと…財務省の国賊どもが、また民間の活力を殺ごうとしているな。タバコに対しての増税ならイザ知らず、発泡酒の税率を引き上げようとしている…ってな。

ロシアなら革命モンだぞ

我輩は発泡酒は正直、嫌いである。不味いし、飲むと節々が痛くなるからだ。
しかし発泡酒という商品を作ったメーカーの努力には、賛辞を惜しむつもりは毛頭ない。未だに戦時中のアルコール統制の亡霊に取り付かれている罪務省(財務省)に対しての、見事なカウンター攻撃であるが、それ以上に、ビールに近い味で値段が安く、気軽に酔える…そのためのメーカーの開発努力に、我輩は深い感動を覚える。将来、プロジェクトxに登場しても、我輩は驚かない。

ところがだ…
罪務省(もうこの表現に統一させて)のやることと言ったら、自分達の天下り先を確保することだけで、国民から絞れるだけ金を絞ろうとすることだけ。

「税制の平等は大切だ」

だからビールと同じにするってか?
はあ…そりゃ、あんたら、業者とかから接待を毎晩受けていれば、財布の心配をする必要もないわな!

ビール会社よ。
人類からアルコールを切り離すことはできない。
いっそビールを霞ヶ関にぶちまけるか、ビールや発泡酒を官僚に売りつけないボイコットくらいできんのか!

…できんだろうな…

はあ…やれやれ。
さすが日本だ。
えらいえらい。


2002年10月13日(日) 仕様書、できるかな…

新企画の変更Versionの仕様書作成のために、会社に出る。
明日も多分、出る。
自宅でやっても、なかなか効率よくないという性分…SOHOなんか一番我輩に向いていない仕事業態かもしれない。
ああ…しかし今月中までにできるかな…。
不安だああ…。


2002年10月12日(土) 韓国げーむしょー

てーはみんぐく(ちゃちゃっちゃちゃちゃ)


いきなりワケわからん始まり方ですまん。
12月に韓国まで行くかもしれない状況になった。
名前を忘れたが、韓国のゲームショーがソウルで開催され、招待状が来た。
トマク!
いや、そーじゃなくって…
えびあん!
いや、あのな、そーじゃないんだ…
しーど9


落ち着け



新しい企画に変更があって、来年末まで長期の休暇がないと書いていたが、ここは一つ、取締役として、新しいびじねーすを…ということで、自腹で行く事になったわけ。
んで、ショーを見た後、板門店に行って、会談テーブルの上に噛み猫とねここねこの人形を置いて、ともちゃんごっこをし、更に1メートルあるお父さんぬいぐるみを持って、「降臨」ごっこをして、北の兵士に斧で殴り殺されて、楽しい旅の思い出にしようと考えていたりする。


…たのむ。
だれかこの言葉の暴走を止めてくれ。

でもまあ、板門店に行くなら、竜山とかを駆けずり回っていた方がいいかもしれない。

数年前に竜山電気街で、「といろぼフォース」が売られていたのには笑ったけどな。


2002年10月11日(金) 少し落ち着く

ほんの少しだけ、運気好転。
いろんな所に、ありがとうを伝えたい。
センキュー


そろそろ「イノセント…」と「マエストロ…」のホームページを刷新しなければなあ。
前者は反省しきり。
後者は…まあ、暫くお待ちを。
SCEIから面白いことが発表されますんで。


新企画の打ち合わせで、アノ人が!


…?
…気になる?
…気になるでしょ?
でも教えなーい。

いずれ、本人から、そう遠くない時期に公表されるでありましょ。

ぬふ。


2002年10月10日(木) 被害甚大

レイアウト変更作業などが続き、大切なお客様である長尾さん(アニメ番組の演出家)との打ち合わせ、すっかり忘れてしまいました。
この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。
長尾さん
すまん!


筋肉。
痛い。
もう歳だな…。
ああ。
風邪は終息段階に入っているが、両腕だらーん。
じおおお
さらに、海外の某ゲーム会社とのやりとり失敗。
立て!立て!立つんだ!
さらに、「イノセントティアーズで」…ああ、もうMS社は!!!
じおおおおおおおお!


立ちたくねーやい!
ったく。
机を移して、少し運気が狂ったんかい、全く…。

んなわけで、今日も23時過ぎまでお仕事よーん。
ああ、なんか一週間経つのが早すぎるんですがああ?


2002年10月09日(水) レイアウト変更の跡(?)

社員が急に増えてしまった為、会社のレイアウトを変更しなければならない事態に陥った。
んで先週から今週にかけてその作業を続けてきたが、レイアウト変更って、必要以上に脳みそを使うもんなんだねえ・・・。

まず机のサイズと敷地の面積。これは当たり前。でも重要なのは、椅子を入れて、実際に仕事をする際に必要な範囲。前回の移転の時も、前々回の移転の時も、色々調べに調べたよなあ・・・。後ろが直ぐに壁の場合、最低でも80センチ。背面同士の場合は100センチ以上、人が一人通れる通路スペースの最低幅は45センチ・・・。

ちょっとした総務なら、お任せ・・・って、ところだな。

ところが最大の見落としがあった。
広報宣伝兼ネットエンタテインメント担当の本間嬢曰く、

「会社の火気取り扱い責任者は、誰です?」






何?
何、その目線は?
なぜ目線を我輩に集中させる?


で?
結局、我輩が出席するんですか?


脳みそがいくつあっても足りません。
ひーん…。


2002年10月08日(火) これで今年〜来年の休み消滅決定…

ええ…本日、仕事に関しての調整があった。
無論、公式にこの日記で呈示はできないが、一つだけ決定したこと。

本日から来年一杯にかけて、長期休暇の一切が消滅



ソウル…行きたいよお…
台北…行きたいよお…
高麗人参の残りが少なくなってきたよお…
光華商場や夜市で暴れたいよお…


テンキー様から色々届く。
メガミマガジンのバックナンバーを読んでいて、急に眩暈が…
2002年期待のゲーム「イノセントティーアーズ」

もうすぐです。
もうすぐ、発表です。



…もう泣きそう。


2002年10月07日(月) やなニュースだな

熊本で一家6人無理心中。
この中で小学生の男の子が、前日に熊本のニュース番組で家族に感謝する作文を朗読していたことが判明。
ニュースでその朗読を聞く。

やなニュースだ。
貧しさでの心中がイヤなニュースではない。
我輩はどうしたって、この“心中”という言葉が許せない。

とりわけ親が、
『遺された子供がかわいそうなので…』ということで
無理心中するというケース。
心中という言葉を使うのは止せ。これは
殺人なんだぞ!

十数年前、アメリカに駐在していた一家があって、そこの奥さんがヒステリーに陥って、無理心中しようと子供二人を殺して、自殺を図ったが死にきれず、その奥さんは第一級殺人罪に問われる事件があった。
日本のニュースでは心中として報道されたが、当地では殺人として報道された。

日本の文化かもしれないが、我輩はこの無理心中という言葉に、親の身勝手極まりない行動に、悪魔的な感情があるのではないかと感じることがある。
『遺された子供』というが、単にてめえらだけ死ぬのが怖いだけなので、一人でも多くの道連れをという感情があるような気がしてならない。
というか、親は子供の命を奪う一切権利はない

このニュース報道で、取材に行っていたキャスターが、法廷に入る被告となった奥さんに対して、

「がんばってください」

…と声をかけたシーンに、怒りを通り越して、呆れた。


日本人の代表としての言葉だったのか?
心中という言葉に対しての、一般的な考えを表しての掛け声だったのか?
いいかげんにしろ。


しかし差別用語がどーのこーのと、ビクビクしている態度が許せないな。
ゲームを作っていても、時々クレームがある。
会社の立場から致し方が無いかもしれないが、個人としての我輩の感情を言うならば、そーゆー差別用語を『作り出している』心根こそ、差別したがっている感情の表れではないかと思うぞ。

あーあと。
暴走族という名称を止めて、珍走団と言いなさい。
援助交際という名称は止めて、物欲のための売春と言い換えなさい。


こーゆー表現のボーダーって、なんだろな?
意外と他にすることがないので、クレームを言うことに心血を注ぎ、真面目に仕事をしている人の邪魔になりやすいのか、なりにくいのか…で、ボーダーが決まっていたりしてな。


2002年10月06日(日) おがわまち

隠居所から八高線に乗って帰宅。
実はあまりこの八高線は好きではない。
電車そのものではないが、時折謎の人間が乗ってきて、苛つかせる。

例1)
高崎から寄居町まで乗っていた時、昼間なのに顔をアルコールで真っ赤にした40代位の男性が乗ってきて、あたり構わず絡んできた。
まあ、我輩のところにきたら、いつもの通りに蹴りを入れて、鼻にヘッドバットを10回くらいカマソウと考えていたところ、とうとうソイツが来た。
「さあ・・・絡めよ」
と、体勢は普通にしていたが、心の中で戦闘モードに入った。が・・・なんかおかしい。
その男、我輩の前で、急にストップモーションになってしまった。石のようにカチーンと・・・目だけがギョロと我輩を見据えている。本来なら無視するのがいいかもしれないが、売ったけんかくらい、いくらでも買ったやろうや。
「おっさん・・・やるんかい、コラ」
と、我輩がドスを効かせて言い放った瞬間、

ジョボボボボ

男性、大失禁。
同じ車両にあった便所に蝶のように男性は舞い去っていった・・・小便の跡を便所まで続く無限軌道のごとく滴らせて・・・。
結局、我輩は途中の折原で降りたが、その男性は出てこなかった。
どうでもいいが、この臭いをなんとかしてくれ。

すえとるぞ


例2)
高麗川から八王子へ向かう八高線の中で、多動性症候群と思われる子供がいた。最近やっと日本でも認められるようになったものであるが、この子供の場合、行動よりも言動がすごかった。あまり思い出したくないが、記憶を辿りつつ再現すると

「(中略)ピーマンのピカチューがじえーたいのトンカチを持って、バンバンとじーじのなかに、ぴろりまんとなってくおーくおー!でもでもでも!ぼくぼくぼく!ぼくなのぼくなの!ねーねー!あいすあいす!うどんの中にあいす、入れて食べれるのー!食べたいのー!ねーねー!お城があって、くろいのね!それでガイアがポカーと光って、ばーばーとまーまー、ここここ、ここに入っているの(後略)」

すげ

多動性症候群を治療する前に、これらの子供達から発せられる言動でゲームを作ったら、どうなるのかな・・・とフト思ったりしてみる。



少し長くなったけど、まあ八高線ではこのように日本にいながらにして、クーロン黒沢氏が紹介するバンコックにも似た光景が見られたりして、決して「関東甲信越・小さな旅」のような旅情あふれるものを期待することができない。

まあ、でも今日も乗ったんだわ。
小川町の駅前には、学校がある。
多分高校だと思う。
平日だと、結構学生の乗り降りがあるんだろうなあ・・・と思っていたところ、多分ここの高校の女子高生が乗ってきた・・・


靴を履かず、ルーズソックスを松の廊下のようにズルズルと引きずり、視線が空中を浮かんで・・・


この女子高生が乗ってきた瞬間、乗客一斉注目!
いったい何?
靴はどうした?
というか、ルーズソックスをそんなに伸ばして履くものか?
状況がわからないまま、その女子高生は隣の車両へと移った・・・。


皆さんに申し上げる。
八高線において、旅情は求めないように。

いや、マブで。


2002年10月05日(土) よりいまち

痴呆が進んだものの、何を考えたのか、愚父がノートパソコンを買った。まあ買ったのは別に構いはしないけどな、以前

「おい、ヤフーはどこで買うんだ?

という凄まじい質問をしてきた時に、適当な証券会社に行けば買えるよ、と正答したら、例の痴呆魍魎怒りが爆発してな・・・。
しかし痴呆の人を見ると、別の意味で面白い人間観察ができる。若い姉ちゃんとかが近づいてくると、急にシャンとして、『今度の撮影は〜』と言い出したり(おめえ、電通を半ばクビにされたんじゃないのか?)、ハローワークの兄さんにケンカを売って意気揚々と帰ってきたり、クビになった後(本人は「定年退職」と言っているけど、まだ数年残ってるんだけどな、その言葉を使うの)知り合いに対して、

「今度ベトナムで事業を起こすんだ

とまあ、鴨志田穣著「アジアぱあ伝」の在タイ日本人の一部のようなことを言ってかっこつけるわ・・・。というか、ウソばかりついていたり、ウソがばれると人のせいにしたりしたから、クビになったんじゃないのか?・・・と思う。あ、痴呆が進んでいても進んでいなくても、同じか。


まあ、関係ない話になったが、愚父の隠居所がある埼玉県寄居町までフラッと行く。理由は特にナシ。たまには顔を見に行くというのもアリだ。

いつもギャグのネタに使っている寄居町であるが、空気はそこそこキレイなので、まあ悪くない。しかし半年ぶりに来たんだが、

サビれてきたな・・・

賑わいがあるのは、パチンコ屋だけというのも、如何なものか・・・。元々養蚕業中心の地域だったようだけど、産業も何もない現在、このままなくなるんじゃないのかなあ・・・と思ってしまうよ、来るたびに。

隠居所に着く。母が迎えに来る。部屋に行き、荷物を解いて風呂に入り、飯を食う。

母「なんかアンタに色々質問したがっているみたいだよ?」
我「あ?質問一回につき、指一本ね

今年の正月における、愚父の言動に対し、制裁中。
我輩の性格的特長は、裏切り等に対して、生涯許さないことにある。
たとえ、痴呆から生じた言動であれ、だ。

そのまま就寝。
鈴虫がうるせえ。


2002年10月04日(金) わきばーら

昨日の朝、強烈なクシャミとともに、左わき腹に激痛が走り、湿布を貼ってそのままにしたけど、今朝になっても治っていないので、以前足を診て貰った病院に行く。
名札は日本人だけど、日本語の話し方が不思議(どう聞いても、中国人の話す日本語にそっくり)な若い医者が診察し、レントゲンを撮る。

医者「肺は本当にキレいね」
我輩「月に一本、葉巻したフカしませんので」
医者「心臓も綺麗な形ネ」
我輩「シルエットだが、こんな形だったんですね」
医者「あばら骨も・・・異常ないネ」
我輩「ああ、よかった」
医者「デも、軟骨にヒビが入ったかもしれないネ」
我輩「ああ・・レントゲンでは写りませんね、それでは」
医者「骨粗鬆の恐れアリかもだけど、最近日光に当たってマス?」


ナシ


会社が地下に移ったもんな・・・完全日照不足だねえ・・・。

簡単なサポータを付けて、様子をみることにする。
大したことではなかった模様で、一安心。


2002年10月03日(木) わーい!5巻目!

「エン女医!あきら先生」の5巻発売日。
先に本屋まで行き、速攻買い!その後昼食でグダグダ・・・。

やはりいい。
ギャグが面白いというのではないけど、何かホッとする内容が何ともいえず好きである。
同人サークルの釣りキチ同盟も、この漫画のえろえろ同人誌を出したというのを知っているけど、買いたいな・・・うう。

さて、そんなのんびりさ加減はさておき、会社ではとんでもクライシス発生(このゲームも好き!)・・・電源許容量を突破してしまい、開発室全体の電気がストップ!
おう!ジーザス!なんてこった!
一番の原因はPS2用開発機材らしい。
何せこの機材一台で、PC3台分の電気を食うらしい。
今の事務所は長い間多くのゲーム会社が使用しており、電源関係に関しては問題はないと思っていたけど、それはあまり電気を食わないPS1開発機材やSFCの開発機材、あるいはPCゲーム専門の会社だったりしたから良かったのであるが、PS2開発機材がワンサカあるとなると、当然ヒューズも飛ぶわなあ・・。ああ、もう頭が混乱する・・・。

電源工事をすべきか、あるいは新しい分室を借りるべきか・・・悩むの・・・。


2002年10月02日(水) いろいろ

やらなければならないことがあるのだが、今ひとつ調子が出ない。
疲労かもしれないが、慢性的なモノであるのかわからない。
うーん・・・新しい企画書を作成しなければならないのだが、画像の準備もまだ完全ではないし・・・うーん。

というわけで、今日は一日中スランプに苦しみながら仕事を続けた。
日記になるようなことも特になし。

うーん・・・昨日とのギャップが激しいよー・・・


2002年10月01日(火) 何をかくそう

尻をかくそう

(もういい歳なんだから、前史時代から脈々つづくこのフレーズはやめなければならないと思う…)


本日我輩は背広姿である。
背広を着るのは、3年ぶりである。
台風が近づいている中、何故このようが格好をしているのか?
実は今日、池袋サンシャインシティ内で開催された「英国ビジネスセミナー」で30分講演をした…テーマは"日本と英国におけるゲームビジネス"について30分間…。
ご来場の方々の名簿を見ると、まあそーそーたるものがありまして…。


いいのか?
本当にいいのか?
ショボイぞ、うち?
それに我輩、エロゲーとギャルゲーなら3日間貫徹で色々言えるけど、日本と英国のビジネスに関してのビジョンに関して、
何か言う資格があるのであらうか…

人前でプレゼンとか、プロモーションするのは、得意ではないけど、嫌いではない。でもそれはゲームに関しての事だけ。
“国際びじねーす”での講演?
う!
し…心臓が!
苦しい!




とかなんとか言いながら、無事に終わりました。

英国市場協議会内田常任理事様、北野様、三菱商事株式会社相談役諸橋様、駐日英国大使館商務部の皆様、JETROの皆様、
株式会社光和創芸の山田社長様 今度、蓼科まで遊びに参ります
英国村ブリティッシュヒルズ名誉館長川田様 次回の会合、是非参加致します
英国北東イングランド経済開発公社代表補佐五十木様 

(…お名前をこうして書いているうちに…『これは普段の我輩ではない!家に帰って、こないだ買ったエロンゲームをプレイしまくるんだあ!』…と強く感じてしまうんだけど…ビジネスにおける太宰治の気持ちって、こんなのか?いや、微妙に違うと思うけどな…)


ご静聴いただきました皆様


本当にありがとうございました!






今度、「話し方教室」に入ろうかな…


ANDY 山本 |HomePage

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