2017年05月17日(水)
「ガーディアンズオブザギャラクシー vol.2」
ヒットした作品の2本目だというのに、攻めと守りのバランスが良くとれてて心から楽しんだ。作ってる側が、観てる人たちがこのシリーズのどこが好きなのかを的確に把握しているのだと思う。 マーヴェル作品を乗りかかった船というノリで見続けてきて思うのは、「アイアンマン」も「キャプテンアメリカ」も「マイティソー」も、これまでのどの「スパイダーマン」も、1作目が結局1番面白い。取りまとめた「アヴェンジャーズ」ですら1作目の方が面白かった。ヒーローものは出オチ感が否めない。ヒーローである限りは敵が現れて倒す、もっと強めな敵が現れて倒す、この繰り返しにしかならない。ヒーローの苦悩はクリストファー・ノーランが「ダークナイト」のシリーズでやったので、マーヴェルの「シヴィルウォー」は正直薄っぺらかった。 正攻法のヒーローと敵というところから外れるから「アントマン」や「デッドプール」が好きだし、今回の「ガーディアンズ」も宇宙を救ってはいるものの、個々にさほどの正義感や責任感はないから楽しい。VIDEO
そうやってよくよく考えると、ヒーローが見たいわけじゃない自分のような人間も楽しめるシリーズをすでに3つ打ち出している、これこそがマーヴェルの凄さな気がしてきた。
甥っ子りょうた、ドイツにて本日誕生。そうたの弟にあたります。ほぼひと月早く生まれたんですが、母子ともに健康だそうで一安心。会えるのはほぼ半年後。10月の終わりから1週間ドイツに行く予定でいます。
2017年05月06日(土)
zazen boys@日比谷野音
the matsuri sessionという名の向井祭。ベース吉田一郎のソロ〜zazenboys 〜バンドのleo今井〜再びの一郎〜kimonos〜向井アコエレ〜全員でkimochi熱唱フィナーレという大充実のひととき。24時間テレビも真っ青の至福のエンターテイメントを初夏のいい空気の中、日比谷野音で。 一郎は1人でもzazenboysだったし、バンドのleo今井は個人の印象よりもグッとzazenboysに寄った音楽だと感じた。祭りというか向井秀徳一門会の様相だった。そこから本人出ずっぱりの向井アワー。kimonosもとても良かったけど、アコエレが最後という意外さも含めて、今日のこの時この場所にしかないアコエレで本当に素晴らしかった。一門会の最後に家元が出て来て新作も古典もやって弟子どもを唸らせる、というドラマチックな展開だった。VIDEO
日比谷野音で特別不思議な響きを放ったこちらの曲。