l i t t l e W o r l d |
2006年11月26日(日) HYPNOTIC POISON。 |
君の言葉はね私の世界を少しずつ壊していくんだ どんなに抗っても捕らえられてしまう まるで毒みたいにじわじわと… 君なしじゃいられなくなるの これは恋なんて可愛いものじゃない、支配だ。 −− タイトルはDiorの香水より。 甘い毒の香りがするのです。 |
2006年11月09日(木) 短いお話。 |
紫煙を溜息の代わりに吐き出す。 …この気持ちを悟られないように。 「体に悪いよ?」 「そうだね、でも止められないんだ」 気遣う君の声がひどく心地良い。 そんな事を口にしたら君は怒るんだろうけど。 想像したらおかしくて口元が緩んだ。 「あ、笑ってる」 変なの、と言いながら彼女は笑う。 (…僕の好きな笑顔。) 暖かいものが心にじわりと広がっていく。 でも、それと同時に胸が苦しくなるんだ。 あ ぁ 、息 が 出 来 な い 。 (どうせなら煙草なんかじゃなくて恋で死ねたらいいのに) …そんな乙女的思考をする自分が気持ち悪くて思わず苦笑した。 −− タイトル全然浮かびませんでした; 本当はこの彼、もっと歪んでいたのだけど…。 |
2006年11月01日(水) ソラ。 |
この空との距離はまるで僕と君みたいだと思った。 手を伸ばしても触れられなくて、 ただただ見つめるだけ。 諦められれば楽になるのに。 この手は君を求めてやまない。 視界に広がるのは雲一つない青空。 眩しくて、泣きたくなった。 (……どうすれば君に届くんだろう) |
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