クチグセ
るう



 夏の日

久々に触れたクチビルが
冷たくて
切なくなった

アナタと過ごした
二度目の夏
忘れてはいけなかった

追いこしてしまった
トクベツナヒ
アツイアツイ夏の盛り








2002年08月31日(土)



 サヨナラに向かって

黄色い太陽
沈む前に

ゆっくり歩こう
サヨナラまで

出逢った時から
ゆっくり進もう

サヨナラの時まで

アナタに出逢えて

ヨカッタ。








2002年08月30日(金)



 アナタとアタシのアイダ

背骨にそって
優しくキスして
クチビルに辿り着いたら
痺れるまでアイシテ

ミズタマモヨウ
染みの真ん中
アシタの洋服
優しくのばして








2002年08月29日(木)



 フメイ

ココとチカク

アイのイキル場所

説明のナイデンワ

ヒトツづつ

アナタにアゲル








2002年08月23日(金)



 ふたり

手を繋いで 歩こう

坂道も 川辺も ベットも

愛した道
愛したヒト

悔いなく 歩こう

明日も 夜も ソノサキも

愛した足跡
愛したヒト








2002年08月22日(木)



 星は巡る

星は、巡る。

毎夜、毎夜。

その位置を少しづつ変えながら。

地上にいる、

アナタに光を届ける為に。









2002年08月20日(火)



 月でさえ、手にはいるのに

目に見えないものなんて、いらない。

甘くないコトバなら、欲しくない。

見えない愛なら、シズメテシマオウ。









2002年08月19日(月)



 

もっとずっと 甘やかして
もっとずっと 優しくして

とろとろと 流れ出るほど
ゆらゆらと 彷徨うほど

そしたらきっと
優しくなれるから

たとえアタシが間違っていようとも
責めてばかりいないで

もっとずっと 甘やかして
もっとずっと 優しくして

とろとろと 流れ出るほど
ゆらゆらと 彷徨うほど









2002年08月18日(日)



 思い出した日

駆け足で 通り過ぎた日
瞬きなんてしてる間なかった
約束だよって囁いた
そのクチビルが罪を背負って
どこか遠くへ行けばイイのに
サヨナラって言えなかった
あの夕陽の日
気付いたら 夜のまん中









2002年08月16日(金)



 赤と藍

アイシテル
アイシテル
アイシテル

コトバだけじゃ
何も見えない

彷徨いゆく
キョウノホシ

アナタに会えた
それだけで良かった








2002年08月15日(木)



 一人の夜

チリチリと

歩みよる

不安と

隣り合わせで

眠った日








2002年08月13日(火)



 世界中のみんながたった一人のヒト。

世界に

たった一人のヒト。

アタシの世界に

たった一人のアナタ。

2002年08月12日(月)



 コトバ

ヒトコト

素直に言えたら

スコシダケ

距離が近付くのにね

2002年08月06日(火)



 辿り着くなら

アカイトビラ
彷徨い歩く日
最後の天国
僕の道

力強く
導いてくれる
この手だけで
ジュウブン

2002年08月04日(日)
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