ある島国において彼は法律であり先生であり外交であり力であった。彼の名は藤田。
藤田が40歳でだった時、桐原少年は10歳だった。即ち桐原は小学4年生だった。どこにでも居る男の子だ。 ただ、桐原だけは他の人とは違っていた。彼だけが藤田を疑っていたのである。
・いつから疑ったか? ・なぜ疑い始めたのか? ・なぜ桐原だけが疑ったのか? いくつかの未確定要素が挙げらる。
まず、ひとつめについてだが、いつからという明確な境はない。ただふと、ある歳になり、周りと自分を思い返してみると、自分は藤田を疑っていることに気づいたのだった。 その瞬間、桐原は胃の中に違和感を覚えた。隣の家のオバさんの秘密を知りたくもないのに知った。というものに似ていた。
しかし、彼は誰にもそれを打ち明けなかった。意図的にというかどう伝えてもいいのか解らないからというだけであったのだが。
彼は、学校が終わった後の夕暮れ前の薄暗い自分の部屋で、ただ悶々と先ほど自分が感じたことを振り返っていた。 けれども夕食が始まるとそんなことは一切忘れていた。なぜなら夕食を食べ終えた人からデザートのケーキを選べたからだ。
小学4年生の悩みの多くは基本的には一瞬で消えるものばかりだ。
保育園では園児一人一人にマークをつける
娘のマークは前の保育園では「いちご」で、今の保育園では「りんご」だ 保育園にある物には全てそのシールが貼ってあって自分の物が解るようになってる だから、りんごは自分のものであるという意識が強い
食卓に上がっても、絵本に登場しても「きょうちゃんのだ!」となるのだ
今日、銀座に行って中央通りを歩いてたら、 「あっ、きょうちゃんのだ!」と娘が指さして言った 指の先にはアップルストア銀座
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