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2005年04月30日(土) かすみゆく日々:日記をアップ


一気に2ヶ月分の日記をアップ。

書き溜めていても、写真の整理や編集やらが間に合わない。やれやれ。
この後、フィラデルフィアからの客人と入れ違いにブラジルからGustavoが来たりしたので、書くことはかなりあるが、まだ編集が追いつかない。

後日、まとめてアップ予定。






2005年04月29日(金) かすみゆく日々:L'Atelier de Joel Robuchon


美食家の友人が某地方から上京するとのことで、六本木ヒルズのL'Atelier de Joel Robuchonに行く。



ここはカウンター席のみ。前から行ってみたかったのだが、なかなか機会を持つことが出来なかった。予約してくださったY女史のおかげで、ほぼ真ん中の理想的な席で食事することができた。店員の愛想とサービスにはやや疑問符が付くものの、味の方はなかなかに美味である。また、飾り付けの美しさはそれだけで十分鑑賞に値するものになっている。



フィラデルフィアの思い出話や法曹界の内輪話に花が咲く。気がつけば、我々が最後の客となっていた。



夜は更けゆく。






2005年04月28日(木) かすみゆく日々:仙台出張の成果


仙台は久しぶりである。実に懐かしい。
仕事の方は、ぼちぼち。夜には、八仙の餃子を食したり。相変わらず水餃子が美味。



滞在先のホテルから程近い居酒屋が非常に良かった。みんな気に入ってしまい、二日連続で通う。帰りはさすがに疲れが出た。

(注:この日記は、後日記憶を元に書いたものです。)






2005年04月26日(火) かすみゆく日々:札幌を去る


毎食ラーメンという悲願を達成して意気揚々と札幌を後にする。仕事でもそれなりの成果はあった。ラーメンでは、「呑ん器」という店の塩ラーメンがとりわけ印象に残った。ここは山頭火が新しい味を模索して作った店である。

千歳空港から飛行機。次の出張先へ向かう。仙台へ。

(注:この日記は後日書いたものです。)






2005年04月24日(日) かすみゆく日々:札幌出張


札幌へ。この職場での初めての出張。

滞在予定の3日間、全食ラーメンで通すという無謀な計画を立案。まずは、駅前のラーメン共和国へ。「ゆすら」で定番のしょうゆを食す。



その後、友人のお薦めにしたがい、北大キャンパスへ。まだ、雪がそこかしこに山を作っている。



夜になって、他のチームメンバー2名と合流。早速こんどは「欅」へ繰り出す。日曜の夜とあって、さすがに並んでいない。直ぐに入店できて、ビールまで飲むことができた。評判の店のはずなのだが、なぜかいまいちである。明日からは厳しい仕事が待っている。気合を入れなおす。

(注:この日記は後日記憶をもとに書いたものです。)






2005年04月17日(日) かすみゆく日々:谷中・千駄木・根津


友人に日本の古い街並みを見せたくて谷中方面へ。午後遅く、日暮里で待ち合わせして、まずは羽二重団子を購入。その後、駅の歩道橋を戻って谷中墓地に。一昨日の大風のせいで桜は既に散りかけている。それもまた悪くない。

団子を食べながら散策。一橋慶喜の墓のあるあたりで猫に出会う。角を曲がるとまた数匹。若い男性が剣道の素振りをしていた。質素な墓は行き止まりにあった。迷いそうになりながら来た道を戻る。春の光は徐々に褪せてきて、古い家並みの片面に翳が出来てくる。その界隈を抜け、銭湯を改造して作ったギャラリーに向かう。が、あいにく日曜日とあって休み。いまは使われることのない銭湯の煙突を撮る。その後、ボサ・ノヴァ専門の喫茶店で和む。私達も含め、なぜか日本語を喋っている客の方が少ない。チーズケーキと珈琲をいただく。



喫茶店を出て根津神社方面へ向かう。根津界隈を散策。風情のある細い道をいくつも通り過ぎる。そんな路地のひとつにアメリカ人の日本絵師のアトリエがある。閉まっている。中の様子を眺めると、製作中の屏風絵が見える。隣の雑貨屋の看板が実に風情がある。かつてあったはずの幸せとはなんであったのか、なぜかそんなことを思う。



猫の店を通り過ぎる。ここでは、猫も店員であるとの由の貼り紙がある。靴を脱いで上がる。猫にまつわるグッズの数々。数匹の猫に挨拶。

日、暮れかける。空は日没が迫っているような色合いだが、今日の夕闇は奇妙に長い。いつまでも夕焼けが続くような気がする、そんな日もあるものだ。



根津神社に着いた。間に合った。木々の翳がやや青みがかっている。千本鳥居をくぐりながら、ちょうどNYCを発つころ、セントラルパークで展示されていたクリストの作品、Gatesとこの種の鳥居との類似点について、前から考えていたことなど話す。鳥居の道を抜けると縁日の出店だ。何だか別の世界に迷い込んでしまったような奇妙な感じである。しばらく一緒に歩く。根津神社を抜け、へび道を探して濃密な夕闇のなかを迷い歩く。やがて辿りついたへび道はたしかにへびのように曲がりくねっている。そのまま歩き続けているうちに、何かが見つかるかもしれないが、それはもはや探していたものとは違うものであろう、という奇妙な諦めの感覚が湧き起こる。やがて、我々は千駄木の駅から帰宅することに決める。






2005年04月15日(金) かすみゆく日々:六本木ヒルズ/森美術館


来日中の友人と森美術館に。展示は東アジアの現代芸術とストーリー性のある現代芸術。有名どころではスゥ・ドーホーとウィリアム・ケントリッジなど。実体験型のインスタレーションが多く、結構楽しめた。



その後、夜景を見にオブザーバトリーへ。360度見渡せる展望台は圧巻であるが、その建築が非常に良い。MoMAの谷口吉生を想起させるミニマリズム建築であるが、Sunset Cafe、Museum Cafeなどと命名されたコーヒーショップが素晴らしい出来である。


Sunset Cafe

深夜の閉店後の雰囲気が、このうえなく好きだ。
Milkywayのような光の集まる道路が見えるソファで長く話し込む。「名前を捨てる」ことなど。夜は深まる。






2005年04月08日(金) かすみゆく日々:友人、フィラデルフィアより来る


友人、フィラデルフィアより来る。仕事が終わった後、とりあえず夜桜を見に、千鳥が淵に連れて行く。混んでいる。色々相談に乗ったり。

疲労感はまだ抜けない。しかし、何かが底を打ったような感じはある。久しぶりに英語で会話して逆に元気が出るというのも不思議な話だ。

***

メモリアルデー。元気にしているだろうか。







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