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2003年12月31日(水) 留学日記:教会の鐘



日本では既に新年になっているが、こちらはまだ12月31日の正午である。

近くの教会の鐘が鳴っている。いつも思うことであるが、この教会の鐘は、日本の寺院の鐘の音にかなり似ている。カウントダウンの時もおそらく鳴らされるのであろう。まるで除夜の鐘を聴くような気分になるのかもしれない。

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2003年12月30日(火) フォトギャラリー更新



フォトギャラリーを更新。いささか疲れた。
まだまだ改善の余地あり。しかし、とりあえず満足。

グレンリヴェット(愛すべきシングルモルト)を嘗めながら、やりたい放題にデザインを変える。自分の裁量で、誰にも邪魔されずに何かを作りあげる、そんな作業が多分自分に一番向いている。それは改めて確認するまでもない。

年末をサイトの更新で過ごすというのは贅沢のきわみである。こんな機会はもう一生ないかもしれない。

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今日一日で、ウイスキーが、ボトル3分の1くらい減ってしまった。はは。

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BGM:Lullaby of Birdland, Clifford Brown






2003年12月29日(月) 留学日記:風邪再び/Flu Map


また風邪を引いてしまったようだ。熱はさほどではないが、頭痛が酷い。
ここ数日家から一歩も出ていない。

風邪・インフルエンザは相当蔓延しているようだ。
下記は全米のFluの流行状況を示したマップ。
Flu Map







2003年12月27日(土) サイト・リデザイン中


サイトの再構築を実行しています。
既に一部は修正が完了していますが、現在一部のコンテンツにはアクセスできない状態になっています。ご了承ください。

自分用手控え:
-既定の容量の上限を超える可能性に留意
-フォトギャラリー再構築・ページリデザイン(再構築中・一部見れません)
-掲示板関係CGI整理
-リンク集整理・画像修正
-過去日記インデックス・サムネイル画像の要否決定
-エンピツ関係デザイン変更
-投票フォーム修正(Bug check中)
-画像の重複をどう対処するか。
-一言コメントの採否
-aboutの整理及び全ページの匿名化

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2003年12月26日(金) 留学日記:クリスマスに外出してみる


こちらのクリスマスは、「教会に行くほかはみな外出せず家でのんびりと過ごす」との噂は本当だろうか、と思ってあえて外出してみる。


証拠写真その1:

Walnut St.(センターシティの最も人通りが多い目抜き通り)


証拠写真その2:

Broad St.(文字通りセンターシティ中心の幅広い通り)


結論:誰も居ない。


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商店は全て閉まり、スターバックスやいつものコーヒーショップも開いていない。

そして、ここぞとばかりに、乞食が私の姿を見つけて何人もにじり寄ってくる。
小銭入れの中のクォーターは全て無くなった。

それでも退屈なのは日本の正月と同じようで、レンタルビデオ屋だけは開いていた。
そこにこんな広告が。



・・・一体何をしたいのでしょうか。

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2003年12月25日(木) 留学日記:アトランティックシティ


先日、フィラデルフィアからもっとも近場のリゾートであるアトランティックシティ(Atlantic City)に足を伸ばした。3日ほど骨休め。以前行ったときは日帰りであったこともあり、あまりCasinoで遊んでいなかったが、今回は時間を掛けて堪能することができた。15年前のラスベガスの記憶と比較すると小粒のカシノ(注)であることは否めないが、それでも掛け金総額はラスベガスを抜いているらしい。

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Atlantic Cityといえば、世界選手権もあるモノポリーというゲームの元になった都市である。そういえば、モノポリーに出てくる鉄道の名称が、PennsylvaniaとかReadingなど、私の現在住んでいる地域に関連する名前であったということを思い出す。モノポリーの不動産物件は、各州の名前のついたAvenueで表されていたが、ここAtlantic Cityには実際にIllinois Av.やNew York Av.といった通りが存在する。

このゲームが作られた当時(1930年ころ)は、ここにはまだカシノはなく、NYから近い温泉療養地としてのリゾートに過ぎなかった。一時期は活況を呈していたようであるが、やがて他に魅力的なリゾートができてくると、温泉と美しい浜辺だけでは人が呼べなくなってきた。そこで、1970年代初頭に住民投票を行い、この地域においてギャンブルを行うことを決定した。

ギャンブルの導入効果は非常に高く、再びAtlantic Cityに活気が戻ってきたのみならず、Atlantic Cityのあるニュージャージー州は、ギャンブル税を財源として消費税をなくし、州内における消費を促進することに成功した。また、この都市における雇用の創出にも成功した。いわゆる「カシノ効果」をもっとも効率的に取り入れた成功例といわれている。

この成功を見て、ニューオーリンズなど他の都市でもAtlantic Cityに続けとばかりにカシノ設置を推進したが、それほど成功してはいないようだ。日本でも石原都知事が湾岸地帯に公営カシノの設置を推進していたが、そのときモデルにしたのは、Atlantic Cityである。もちろんカシノには上記のような良い面だけではなく、勤労意欲の減退や、治安悪化などの懸念がある。日本では、賭博罪の構成要件が広く、特別法の立法を待たなければカシノは設置できない。(パチンコ、パチスロといったギャンブルは、たとえ別経営の団体が換金を行っていたとしても実態を見ればあれを合法とはできない。)石原都知事も同様の理由でいったんカシノ案の撤回を余儀なくされている。

リタイアされたと思しき老人たちを見ることが多かった。既に悠々自適の生活を送っている方々が火傷しない範囲で刺激を求めに来ているのだろう。不穏な人々を見ることはなかった。おそらく、ここまで来るためには、泊りがけで来るほかはなく、それなりにお金を持った人物でなければ入れないということや、ガードマンがいたるところに居て、目を光らせているところなどから、目つきの怪しい人物は入れないのだろう。

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そういえば、来学期に"Market & Speculation"という授業がある。この授業では、ドストエフスキーの「賭博者」がテキストとして指定されている。実に興味深いが、もちろん私は選択していない。友人が履修登録しているようなので、感想を今度聞いてみることにする。

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Jackpot!(でも安い)

ちなみに上の写真のゲームは、モノポリーを基にしたParty Trainというものである。Atlantic Cityを基にしたゲームであるモノポリーを基にしたゲームをAtlantic Cityでプレイするというなんとも面白い状況。

さて、肝心の戦果であるが、最終的にはややプラス。が、とりあえず宿泊費や食事代が出たというくらいである。まあ、無料であれだけ滞在して遊んだと思えば十分である。なお、たとえ勝っても、それを換金するためには係員にチップを渡さなければならない仕組みになっており(注)、勝ち分の10%くらいはチップに消える。飲み物は無料だが、チップで1ドルほど渡さなければならない。当然であるが、儲かるようにはできていない。



私は日本ではパチンコ、パチスロも公営ギャンブルもやらない人間である。念のため。

(注1)Casinoはカジノではなくカシノまたはカシーノと発音する。
(注2)最近はスロットなどでは係員を介さず払い戻しができるシステム(EZ Redemption)の導入を進めているようだ。






2003年12月20日(土) 留学日記:旅行日程確定/当て逃げを喰らう。


Lancaster Av.

旅行の日程をようやく確定。ほぼ予定通り。メキシコは初めてである。
今回は日程的に無理だったが、友人の居るブラジルにも行くつもりである。

日本に帰れば、これほど余裕のある日程は組むことはできない。
これほど恵まれたチャンスはもう二度とないだろう。
この業界に身を置いたのも、留学が重要な目的だったことを思い出す。
限りある時間を味わいながら過ごそう。

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タイトルにもあるが、生まれて初めて当て逃げを喰らってしまった。これは比喩ではない。

現場はアパートの駐車場を出てすぐのところである。右折の車線で信号待ちをしていたら、突然、前の車がバックを始めた。どうやら路肩に駐車したかったようなのだが、こちらはそんなことを予期しているわけもない。あわててクラクションを鳴らしたが間に合わず。前の車の後部が、こちらのバンパーにぶつかった。衝撃はほとんどなかったが、がりっと嫌な音がした。さすがにこれは問題だろう。文句を付けようとエンジンを停めて車を降りようとしたら、前の車は急発進して消えてしまった。

こんなところでカーチェイスも何なので、諦めて降りてみる。少しバンパーが歪んでいる。塗装も一部剥げかけている。天を仰ぐと、そこには曇天の空。

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怪我がなかったのがなによりだが、ナンバーも見えなかったので、特定はできないで終わってしまうだろう。被害の程度も心配したほどではない。自力で直せるかどうか微妙なところ。






2003年12月19日(金) 留学日記:年末のディナー/RIAA訴訟の帰趨



今日はSteveとテーブルテニスの約束。以前から暇ができたらやろうと言っていたのだが勉強が忙しくなってしまって今までできなかったのだ。I-Houseの地下でしばらくウオームアップ。その後、居合わせた別の見知らぬ二人の学生とダブルスで戦う。みな上手い。実力は伯仲。3ゲームの接戦の末、見事こちらのチームの勝利。

各自が旅行に出てしまう前に一度集まろうということで、夕刻、仲の良い連中でディナーをする。これもSteveの企画。雪が降ってきた。

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RIAAのDMCA Subpoena(注)の法的有効性についてVerisonが争っている件が、控訴審で覆されたようだ。この間の論文は、この点については早くもobsoleteとなってしまう。



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しばらく髭を伸ばしていたが、そろそろ止め時かと思案中。

注:デジタルミレニアム著作権法Section 512(h)で認められる召喚状。手続きが簡易であるにも関わらず、ISP等に対してSubscriberの基本情報を開示することを求めることができる。RIAAはこれを利用して1500通もの召喚状により違法ファイル共有ユーザの情報を取得し、相当数の個人に対し損害賠償を請求している。






2003年12月18日(木) 留学日記:Winter Recess



公式に冬休みに入る。

昨日のSofTestのトラブルは一応解決。FDドライブとリムーバブルディスクのドライブとをSofTestが誤認識したのが原因と判明。事務局で解決を待っている間にも、数名の学生が同じ問題でLaptopを持ち込んでいた。おそらく仕様なのだろうが、共通の問題と思われる。これを他大学のみならず、NY Barでも使っているというから恐れ入る。

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冬休みの予定を遅まきながら立て始める。とりあえず2日ほどAtlantic Cityに行き、骨休めをすることは決めた。後はカンクン(注)に6日ほど滞在する予定(仮)。海には眼もくれず、チチェン・イツァ(注)などのユカタンの遺跡巡りをすることを検討中。海を好む人間と山を好む人間とがいるが、私は明らかに後者に属する。



(注)もはや説明の必要はないほど有名なメキシコのリゾート地。アメリカ、カナダからの避寒地として、クリスマスから新年明けに掛けて混み合う。ダイビングのメッカでもある。
(注)世界遺産リストはこちら。






2003年12月17日(水) 留学日記:試験中PCトラブル発生?

懸念されていたPCの自動シャットダウンは、試験中には発生せず、試験は何とか終了。時間が足りなかったという印象だが、少なくとも単位は来るだろう・・・と思いつつ試験官の指示に従ってSofTest(注)を終了させ、フロッピーディスクを取り出して提出。

やれやれ終わった、と開放感に浸りつつ今日で試験終了の友人と色々談笑して帰宅すると、大学の事務局からメールが入っている。いやな予感がしてメールを開けると"Please return to Law School Registrar Office with your laptop, your exam answers did not save to the disk it saved to your hard drive. So now we need to retrieve it from your hard drive."とあって愕然。というより脱力。

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大学のオフィスはもう終わっている時間帯なので、明日行くほかない。それまでPCがクラッシュしたりしないことを祈るだけだ。その可能性があながち否定できないところが恐ろしい。ここ数日はこのPCは持ちこたえていたが、家に帰ってからは、PCも気が抜けたのか、既に数回HDDストップがかかり自動的に再起動する現象が再現している。やれやれ。

追記:
(注)SofTestについては、過去日記参照。
(注)FD提出前に保存は確認できない仕様になっている。なぜそうなっているのか不明。








2003年12月16日(火) 留学日記:友人帰国/試験当日



View from I-House

同じ事務所の同期がWhartonでの短期交換留学を終え帰国するので、LawSchool近くのレストランで昼食をともにする。彼は4月には事務所に復帰する。私より1年半ほど早く研修を終えることになる。昼食後、彼の住む寮からの眺めを見せてもらう。

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こちらは試験当日の朝である。昨日一日図書館に詰めて、帰宅後数時間仮眠をとり、それからずっと起きて準備をしている。何とかなるだろうという感触はあるが、JDと同等の成績を取るのは難しいだろう。これから2時間ほど仮眠をとって試験に向かうことにする。








2003年12月14日(日) 留学日記:CyberReview終了/スノーストーム


Corporationsの教授によるCyber Reviewは終了。
教授が二時間学生からのメールの質問に答えるというものであるが、これで本番の試験まで質問は打ち切りとなる。別に"Cyber"と強調するほどのものでもない。

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朝起きるとスノーストームだった。厚手のセーターに着替えて、今日もスターバックスで勉強。午後になりふと気が付くと雪は雨に変わっていた。

あと少し。






2003年12月12日(金) 留学日記:おすすめのジャズ:Lyambiko/Les Nubiens


South Street

Corporations(会社法)の試験まであと実質2日。とりあえず全範囲をカバーしておかねば。明日の夜はCyberspaceで教授が学生の質問に答えるというセッション(Cyber Review)が設けられている。相当ご高齢の教授がしきりに"Cyberspace"を強調するところが面白い。

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ジャズの話を少し。

アルバム"Jazz a Saint Germain"に入っている"Autour de Nuit"(*注)がお気に入りだ。これを歌っているのは、姉妹デュオのLes Nubiens。彼女らの母親はカメルーン出身、父親はフランス人である。ジャンルとしては、多分フレンチポップになるのだろう。

勉強の合間の気晴らしに、iTunes経由で彼女らの曲を検索してみたところ、いくつかの曲が入手可能であった。ためしに"Tabou"をDLしてみる。まあ悪くない。甘すぎないのがいい。それでもAutour de Nuitのあの凄さはない。

(*注:英語では"Round midnight"となる。Miles Davisの"Round About Midnight"に収められた演奏がよく知られている。)

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最近ではLyambikoが一押し。正統派ジャズ・ヴォーカルだ。何しろファーストアルバムがこの4月に出たばかりでまだ無名に近いが、今後間違いなく伸びる(と期待している)。彼女の声はいつも何かを思い出させる。

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追記:Lyambikoの公式サイトは、現在アクセスがしにくい状態になっているようだ。2週間ほど前にアクセスしたときは、TopPageから彼女の歌声を試聴することもできた。

個人的にはアルバムShades of Delightから特にMoondanceとI've Got My Love To Keep Me Warmがお勧め。







2003年12月10日(水) 留学日記:サウスストリートへ/Blog


South Street

ここ1週間の間、完全に引きこもっていた。不精髭も伸びたが、なにより食料が尽きたので、サウスストリートのマーケットまで買出しに出かけることにする。

また一週間はこもらなければならない。膨大な範囲のCorporations(会社法)のテストが気がかりだ。

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この日記はエンピツというサービスを利用しているが、この度、日記の編集がよりやりやすくなった。

というのは、編集画面に各種タグの挿入ができるボタンを備えるようになったのだ。このボタンは、HTMLの知識があれば、すぐにカスタマイズできる仕組みになっている。早速img srcタグを自分の画像ディレクトリまで入れてカスタマイズする。今まで手打ちだったことを考えると相当便利になった。

エンピツのサービスには満足しているが、やりたいことがあったため、MovableTypeに移行しようか迷っていたところであった。Blogは全盛を極め、はてなダイアリーをはじめとして日本でもいくつかのサービスが立ち上がっている。はてなダイアリーは面白いが、私のような自己完結型の日記には向かない。

参考:
Blogger元祖Blogサイト
fotolog.net写真をアップロードできるフォトログ。






2003年12月08日(月) 留学日記:一歩ずつ先へ

論文はなんとか終了。薬で熱を抑えながら、最後は二日ほど半徹夜して書いたのだが、クリアカットな視点が出せず出来は今ひとつ。

P2Pファイル共有ソフトユーザの特定に関する法律問題の日米比較という内容である。直前に日本で逮捕者が出たり、RIAAの訴訟の進展があったりと鮮度は間違いなく高い。提出日と同日付の記事のcitationも行っている。が、それだけに陳腐化も早いだろう。課題としての提出という目的以外には使用できない。

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さて、次へ。

ロースクールでの試験は、Multi(選択式)を除き、ExamSoftというソフトをPCに入れ、PCを持ち込んで行う。このソフトを使うとPCの機能が一時的に制限され、純粋に答案を書くこと以外にはPCを使えなくなる。手書きの者とExamSoft使用者とは試験を受ける部屋も分かれている。問題は、このためにわざわざ外付けフロッピーディスクドライブを購入しなければならないことである。オンラインで提出すれば済む事なのにFDDでの提出というのは、時代遅れで馬鹿げているが、おそらく答案作成者の同一性を確保する手段がないと判断したのであろう。

公開鍵の技術を導入すれば簡単に済む話なのに。とPKI関連の仕事を日本でして来た者は思うのである。

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そういえば、もうひとつ問題があった。今使っているPC(Let's Note CF-T1)は最近HDDが不調で前触れなく再起動がかかってしまうことがあるのだ。今回の論文提出間際にも、突然再起動がかかって酷い目にあった(Crip DriveというUSBストレージで逐一保存しながら進めているので問題はなかったが)。試験の最中に再起動がかかったらどうしよう。






2003年12月06日(土) 留学日記:タイレノール


サイバー犯罪のゼミ論文はいよいよ大詰め。率直に言えばまだまだ情報が不足しているが、現時点で判っていることに絞り込むことにする。日本にいたとき書いた文章を参照しようとしたら、なぜか見つからない。諦めて再度整理して書くことにする。

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どうやら風邪を引いてしまったようだ。何とかは風邪を引かないとの経験則通り、私はあまり風邪を引かないのだが、よりによってこの時期に38度5分の熱を出してしまった。買い置きのタイレノール(Tylenol)を飲んで、キーボードを叩く。

Tylenolは登録商標であって、アセトアミノフェン(acetaminophen)というのが主要な成分である。通常使用の場合、イブプロフェンよりも副作用が少ない鎮痛解熱薬といわれ、こちらでは最も一般的な市販薬である。

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昨日は、雪の中、チャイニーズ・ティーハウスに行って午後一杯論文を書いていた。ここはフィラデルフィアには珍しく、本格的な台湾式の喫茶である。今日は起き上がって喫茶店でペーパーを書く余力はないので、ここで買ってきたプーアル茶を繰り返し飲んでいる。






2003年12月05日(金) 留学日記:秋学期授業終了/初雪



窓枠が風で震える音で目が覚める。外を見ると吹雪である。
これで春までは、陰鬱な東海岸の冬を過ごすことになる。

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秋学期(fall semester)の授業は昨日のcorporationsで終わり。これから本格的なexam weekに入る。ロースクールの図書館も24時間openし、万全の体制となっている。

今書いている論文の題材は、最近報道されているファイル交換ソフト利用者の逮捕にも関連するので、慌てて日本の記事をチェック。しかし、肝心の「どのようにfile swapperの情報を取得したのか」ということは公表されていないようで、記事を読んでも情報に乏しくほとんど判らない。テーマが新規技術を中心にしたものだとこういう場合に困る。調査した中でも、2002年くらいに書かれたLaw Reviewの記事で、後にガセネタと判明した事実が、事実として書かれていたのがあった。どうしたものか。






2003年12月01日(月) 留学日誌:現実逃避/リデザイン



サイバークライムの論文は相変わらず一向に進まない。典型的な現実逃避行動と判っていながら、冬休みに楽しみながらやろうと思っていたこのサイトのリデザインに手を染めてしまう。Pat Methenyを聴きながら、喫茶店でDreamweaver MX2004を立ち上げ、HTMLを書く。罪の味は実に甘美である。あと締め切りまで6日。

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リデザインは、Text関連の整理と異なるデザインのテンプレートの作成、それに過去の日記などのIndex作りが主眼である。まだ、いくつかのコンテンツへのリンクはデッドになっているので、予めご了解いただきたく。







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