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9月も終わり。刑事裁判修習もはやターニングポイントである。 後期修習の日程表が配布され、実務修習も最終局面に至ったことが実感される。
少し解説しておくと、実務修習とは、裁判の実務を弁護士、検察官、裁判官の法曹三者の立場から学ぶもので、現行の制度では、弁護修習4ヶ月、検察修習4ヶ月、裁判修習8ヶ月(うち民事4ヶ月、刑事4ヶ月)という期間になっている。
これが、1999年度からは短縮されて、それぞれ3ヶ月ずつになるようである。
法曹三者のそれぞれの立場から、裁判の実務を現場において体験するというのは、非常に役に立つ。司法修習生はいわば国営のロー・スクールの学生と同じであると言っても間違いはないので、修習のカリキュラムの作成は国に任されているわけだが、個人的には、この期間は余り縮減してほしくない。現行の4ヶ月でさえ短いと思うときがしばしばだ。
もっとも、研修所の任務は、あくまで法曹としての最低限の知識と経験を積むための基礎を修得させることにあり、卒業後は、オン・ザ・ジョブ・トレーニングを各自の責任において行うことが予定されているのだから、現行でも十分というのが最高裁の考えなのであろう。
分離修習論(任官志望、任検志望をそれ以外の志望の者と分離して各自の将来の所属庁によって修習させるというもの)もいずれ現実化する可能性もある。
1998年09月14日(月) |
「ビジネス法律英語辞典(長谷川俊明他著・日経文庫)」 |
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同じく日経文庫から。 「ビジネス法律英語辞典(長谷川俊明他著・日経文庫)」。 これは特に渉外に進む者にとっては必須かも知れない。 法律用語は、余り馴染みのない場合が多いが、これである程度の補充をはかるつもりである。 おすすめ度★★★★★
1998年09月13日(日) |
「入門・英文会計(小島義輝・日経文庫)」 |
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「入門・英文会計(小島義輝・日経文庫)」(830yen)。 これから一応のことを勉強しようと考えている簿記、会計についての英語。 これは、渉外事務所に入ってから、「デュー・デリジェンス」と呼ばれる適正評価手続きを最初のうち扱うと聞いたので、そのために最低限の予備知識を入れようとしているもの。 買ったばかりで、まだほとんど読んでいない。 おすすめ度 不明。
1998年09月12日(土) |
「TOEFL英単語3800(旺文社)」 |
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「TOEFL英単語3800(旺文社)」(1,500yen)。 これは悪くない。特にRANK4はおすすめ。 単語をひたすら入れるだけだが、結局単語さえ分かれば何とかなってしまう場合もあるので、単語は大切である。 あと少しで終わる(予定)。 おすすめ度★★★★
1998年09月11日(金) |
「NHK BUSINESS ENGLISH Vol.2応用編(杉田敏著・NHK出版)」 |
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「NHK BUSINESS ENGLISH Vol.2応用編(杉田敏著・NHK出版)」(1,942yen)。 これは、渉外に進む修習生の間で人気が高いと言われるNHKのビジネス英語講座の以前やっていたものを本にしたもの。 難易度も適切で、勉強になる。 現在、買ったばかりで、合間を見ては読み進めているところ。 おすすめ度★★★★
1998年09月10日(木) |
「英会話基本表現ハンドブック(Paul Westlake著・講談社)」 |
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「英会話基本表現ハンドブック(Paul Westlake著・講談社)」(1,600yen)。 シチュエーションごとに、同じ意味の表現をいくつも形を変えて記載してあり、これは便利と思って買ったのだが、思ったより使用せず。 表紙の手触りは良かったのに(笑)。 合掌。 おすすめ度★★
1998年09月09日(水) |
「大学入試英語頻出問題総演習(桐原書店)」 |
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「大学入試英語頻出問題総演習(桐原書店)」(1,260yen)。 これは、懐かしい方も大勢いることと思う、かの大学受験の定番、「桐原の英頻」である。 大学受験の時の英語の頭を取り戻すべく購入したが、当時5回ほど繰り返し、パーフェクトに覚えたはずだのに、さっぱり分からないものがあったりする。 落胆し、本棚行き。(成仏せず) おすすめ度★★
1998年09月08日(火) |
「最新TOEFL攻略マニュアル(Roger Bruce著・松柏社)」 |
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「最新TOEFL攻略マニュアル(Roger Bruce著・松柏社)」(本体2,700yen、カセット全2巻3,000yen)。 またまたマニュアル本かと思われるが、これは本格的かつ良心的。とある本での評価では100点満点を獲得していた。 大分分厚く、手強いので、まだ進行途上にある。早く終わらせなければ。 おすすめ度★★★★★
1998年09月07日(月) |
「よく使う順英会話フレーズ745」(ジェームズ・M・バーダマン他・中経出版) |
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「よく使う順英会話フレーズ745」(ジェームズ・M・バーダマン他・中経出版)。 これは、正直言って使える。 英会話で語彙の貧しさを実感することは多く、しかも今このような表現は使われるのだろうかという疑問を持ちながら使わねばならないのはストレスフルである。 そこで、私はこの本の巻末にある目次をコピーし、トイレに張り付けている。 そしてトイレに入る度に、この目次とにらめっこして、耳慣れない表現があったらすかさず意味を想像してみて、チェックする。 例文も、そこそこ面白いものが多い。 現在攻略進行中。 おすすめ度★★★★
1998年09月06日(日) |
「TOEFL test 620点 実戦型文法完全制覇マニュアル」(長本吉斉著・明日香出版社) |
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「TOEFL test 620点 実戦型文法完全制覇マニュアル」(長本吉斉著・明日香出版社)(1,800yen) TOEFL、TOEICに関しては星の数ほどの「マニュアル本」が出ており、そのいずれも、「これ一冊やりさえすれば、たちまちスコアが620点!!」とかの宣伝文句を掲げているが、私もそれに一度はつられてしまったクチなのである。 大学受験の時はあれほど無敵だと思っていた文法をもう一度手っ取り早くやり直すために選んだのが本書であった。 演習中心であるが、いかんせん、問題数が限られており、基本は分かるが、本当にこれで620点? 一応全部やり通し、司法試験を経て、いかに自分が馬鹿になっていたかを改めて知る羽目になった。 おすすめ度★★
1998年09月05日(土) |
「英語類語使い分け辞典」 |
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「英語類語使い分け辞典」(創拓社)(1,748yen)。 これについては、まず手触りがよい(笑)。さらに、内容も、似た意味の言葉を、どのように微妙なニュアンスで使い分けているかを懇切丁寧に解説しており、読み物としてもよい出来である。 例えば、get, obtain, acquire, gain, earnの微妙なニュアンスの使い分けが十分に出来る自信はあるだろうか? しかし、結局読み通すことはなく、今も時折拾い読みをする程度。(成仏せず) おすすめ度★★★
1998年09月04日(金) |
「FENニュースフラッシュ」 |
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次。「FENニュースフラッシュ」(CD版)(1,460yen)。 これも、リスニング教材。 一時期はこれをオートリピートにして就寝することにしていた。 私には若干早すぎて聞き取れないこともしばしばあるが、英語の独特のリズムをつかむのによい。 これに慣れた後では、「ENGLISH JOURNAL」のCDは遅く聞こえる。 おすすめ度★★★★
1998年09月03日(木) |
月刊「ENGLISH JOURNAL」 |
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第二弾。月刊「ENGLISH JOURNAL」(アルク刊)(本体690yen,CD1,890yen)。 これは、常に別売りのCDとともに毎月購入し、リスニング力の強化に利用している。
発音は聞き取りやすく、スピードもそれほど速くないので、集中して聴いていれば大体分かる程度。
毎号購入。大体、フルに活用している。以前からの私のリスニングについてのメイン教材の王座を防衛し続けている。 おすすめ度★★★★★
1998年09月02日(水) |
「ビジネス法律英語入門(長谷川俊明著)」 |
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まず第一弾は、「ビジネス法律英語入門(長谷川俊明著)」日経文庫(830yen)。 これは、非常に役に立った。 英語を勉強していてもあまり馴染みのない法律英語の基礎の基礎についてわかりやすく教えてくれるばかりか、英米の民事法の基礎的な部分についても平明に解説してくれる。 これは3日ほどで完読して、見事に成仏させた。 おすすめ度★★★★★(最高は5段階)
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最近英語教材を買い込む癖がついてしまった。昼休みになると暇に任せて近くの本屋に立ち寄り、何か目に付く教材はないかと物色行為を始めるのだ。
新しい教材が入荷していようものならもうたまらない。やにわに本棚から取り出し、まず手触りを確かめる。でも、この手触りというのは意外に重要なのだ。 何故なら、ただでさえ英語の羅列を見ると眩暈がするのであるから、手触りが悪いなどの事情があれば、すぐさま、本棚行きが決定してしまうからだ。そして大抵の場合、一度本棚送りにされた英語の教材が復活を遂げることはまず、ない。
そこで、本棚送りにした教材たちの供養も兼ねて、これから何日かに分けて、教材とその評価、そして渉外事務所に内定している者がどの程度の英語力を必要としているのか知って貰うために、連載形式で書いていきたいと思う。
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