The reverse side of a flier
Yu



 ヤマハ音楽教室 幼児科体験談(1年目)

うちは「個人レッスンできるほど練習させる自信が無い」という
理由でヤマハに通い始めた、熱意度は底辺に近い状態でした。
なんとか、1年終了しようとしているので、感想を書いてみました。

アンサンブルは?
うちの子はまだ、そこまで至らない感じ。
教室でみんなで弾くときのインテンポに付いて行けずじたばた。

聴音は?
得意ではないと思う。ドレミ唱は口が回ってないし、和音の聴音も間違える。
でも、ミツバチマーチの中間部(間奏)はCDから音をとって勝手に
弾いているので、びっくりした。

移調は?
うちの子でも、片手ならハ長調→ト長調の移調奏はちょっと練習すればできる。
出来る子は即弾けるし、両手で行ける子もいるでしょう。(まだほかの調はでてきていない)

譜読みは?
ト音記号はドレミファソまでは読めていたが、ソラシドレが加わってから混乱し
ドレミファソまであやしくなった。ヘ音記号は知ってる和音は読めるようだ。
ドレミファソの曲なら、楽譜を読んで(間違えつつ)弾こうとできるレベル。

お友達効果は?
圧倒的にうちがしっぽなので、お友達効果はあまり感じません。
ただ、ミツバチマーチ、自分だけテンポを遅くしてもらった時には
めずらしく火がついて、一週間メトロノームで頑張って、次の週には
インテンポで弾けるようになった。
小さい子?が見学に来た時には、いつものグニャグニャが完全に姿を消し、
失敗しても泣いたりせず途中からうまく入ったりできてびっくり。

演奏レベルは?
私が教えていた上の子の”はじめて1年後”の方が難しい曲が弾けていたと
言えるかもしれない。でも、曲の完成度は下の子の方が上。
両手ですらすら弾けるようになっても、みんなでテンポを合わせて
弾くと間違えたり、ちょっとした精神的なことで全然弾けなくなったり、
いつでも決められたテンポにのって間違えずに弾くのは案外難しそうだ。

エレクトーンを使うこと
音色を変えるとイメージつかみやすいし、飽きっぽい幼児を引きつける効果が
あるけれど、正直なところ、キーボードでもいいじゃんって思ったり。
ピアノ教室はグループでは出来ない。あくまでも幼児科は「音楽教室」
その一環として、ちょこっとピアノも見てもらっていると思えばちょうど良い。
弾き方などは前にあるピアノで指導されているし、主に弾くのは家にあるピアノ。
それに、後にピアノを習い始めた時に、苦労するレベルにうちは達しないだろう。

親の同伴
予想通りですが、うちの場合はむしろデメリットが多いかもしれません。
親がいると甘える子なので、せめて後ろで見ている程度の方が甘えが出ず、
ちゃんとする気がします。子どもは嬉しそうだけど。

グループでよかったこと
親に適度な緊張がつづくこと。家で練習させるのはやっぱり大変。
個人だったら、頑張らせすぎたか、あきらめたかだろうと思う。
カリキュラムがあることはうちにはメリット。出来てなくても進んでいただいて
構いません。グループのペースについていくのを目標に頑張っています。

グループで悪かったこと
周囲の迷惑を気にしすぎて、親の胃がいたくなること。
グループのレベルは中位だと思うが、うち以外はほぼ均質で、おとなしい。
うちだけ演奏技術も全般的な成長も一歩遅れた感じで、申し訳ない。
うちの子の良いところは、先生の質問に真っ先に答える、弾ける人〜と
いわれたら真っ先に手を挙げるところくらい。ムードメーカー?

その他
グループだから、と言われればそうなのですが、振替が出来ないのがきついです。
発表会が平日なのが、ものすごく大変。クラスコンサートはクラス内で弾くだけなので
曲の仕上げの時に弾く時と区別がほとんどつかない。
クラスコンサートとグループ発表会の中間くらいの規模の個人発表の機会が欲しい。
幼児科終了発表会があるところもあるらしいのであったらいいなあ、と思っている。

今後の予定
幼児科終了までは頑張れたらいいな。その後はピアノを始めたい。
本人が続けたければ、グループ+個人でもいい。個人は上の子の先生を希望。
幼児科生をみているくらいなので、理解もあるし、とてもいい先生なので。



2012年10月02日(火)



 親がピアノを教えていた上の子のその後

上の子のその後についてです。先日発表会に出たことは書きました。

発表会では、習い始めて半年未満、はじめての発表会なので
「やや難しい曲」ではなく、「譜読みに苦労しない曲」でしたが、
完成度を上げて弾く難しさを実感したと思います。テンポも強弱も
音の出し方もイメージも。
2曲が全く違ったタイプの曲で、それぞれの良さを出せたと思いました。
弾き終えた後の満足そうな顔がすべてを物語っているかな?
後半の親子連弾はただただ楽しんで弾けて(私は緊張した)
結構うけたのでこれまた満足でした。

発表会の後、本人のテンションがあがったこともあり、やや加速気味で
一度に4−5曲、うち新曲2−3曲って感じでがんがん進んでいます。

教本、発表会のころは止まっていたので、これをはやく終わらせたいと
おっしゃってました。どんどん新しい曲をするので譜読みの訓練にもなるし
やや気になる指の形を修正しつつ進んでいる感じです。
ワークも、遅れているので、すすむといいなあ。

まだ、一人で練習し始めることは少なく、声かけは必要ですし、
完全自立はまだまだですが、つきっきりの必要はなくなっています。
(そもそも母不在の日が半数)

ほかに気が取られていると、雑な通し引き中心になりがちで、
夢中になっているときは終わりにしたら〜と言った後も、
前にやった曲や、適当な曲集の曲を弾き続け、
一日に二回練習することもあります。

とても楽しそうなので、私も弾きたくなって、
ついつい大人げなくピアノを奪って、弾いたりすることも。
「弾いてみたい曲」も順調に増えていて、
リクエストされることも増えました。

この子は軌道に乗った、という感じがします。


2012年10月01日(月)
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