|
|
■■■
■■
■ きもの作成1(反物到着〜水通し)
反物が届きました。うきうきです。
今回利用するのは生成り系。一見結構地味です。もう少しほんのり ピンクっぽい色だと嬉しいのですが。 ところが、まとってみると全体に白っぽく、明るい印象になります。
さらに、濃いピンク系の生地をのせると、一気にかわいく、青系をのせると、 ぐっとひきしまり、とても同じ着物とは思えなくなり、着こなしが広そうです。
ピンク系の生地も結構色が濃いので、私の年齢でもなんとかいけそうな 気がして迷いが生じます。うん、でも、これで女の子の着物にしたら ちょっぴり田舎風というか暖かみのあるかわいい着物になりそうです。 それに、帯にするほうが、広がる、と思う。
青系は帯決定なのですが、生成り系とピンク系はもう半分以上心が決まって 入るにも関わらず、時々まとってどちらを着物にしてどちらを帯にするか 迷っています。
いずれにしても、湯通しが必要なので、少しずつはじめてみました。
残り湯に半日以上つけて、浴室に干して生がわきにして、アイロンをかけます。
ピンク系からスタート。最初は巻いたまま投入。ある程度たったら ほどいておよがせます。さほど色はでませんでした。 なんだかお湯がにごって汚い感じだったので、洗濯機で 脱水だけでなくすすぎもすることにしました。
ドライモードなので、脱水後もかなり湿った感じです。 長いので折り畳んで干すのも一苦労。
青系は、色も出た感じですが、やっぱりにごってる…
どうも、このにごりは糊がとけでたためのようです。 こうして糊をとることで、風合いがよくなるそうです。
生乾きでアイロンしましたが、ちょうど「生乾き」だと楽なのですが、 乾き過ぎるとアイロンが効かず、濡れているとなかなか乾かず アイロンの温度がどんどんさがってしまい、大変でした。
乾き過ぎてしまって、仕方ないのでちょっと水をかけたら、今度は ぬれ過ぎてしまったり、なかなかちょうど良い状態の時に アイロンがかけられず、深夜2時頃、せっせこかけました。 よけいな労力かけながら、1つで1時間ペースでした。
さて、こおうして湯通し(水通し)は完了しましたが、どのくらい 縮んだかはかり忘れてしまいました。 幅は1センチ縮んだかどうか、ですが、長さはどうなんだろう。 はからずに巻いちゃったので、現在の長さすらわからないのです。
まあ、いいや。帯にするなら有り余るのだから。 きものにする分ははかった方が良いだろうなあ。 たりなかったら足し布かわなきゃいけないもんなあ。
あ、そもそも、用尺すら不明だ。かんがえなきゃ。 私、意外と腰紐の位置が低いので(ウエストより腰が好き) 身丈は短めでいいんだよね。でも、いつも、長めのものを着ているので、 お端折がやたら長いのに慣れていて、あまり短いと落ち着かない。 (本当は変なので、短いのになれるべきですが)
もともとが11m。10%程度縮むらしいので、えっと…たりないじゃん。
ええええ、どーしよう。たりない。追加で布買わなきゃ。 しょうがないので足し布買いました。はかる前に。
かわかして、巻いておいておくと、すごーく不思議なのですが、生成り系、 なんだか赤みを帯びて見える。つまり、若干桜色っぽく見えるのです。 なんでだろう…
さて、着物だけでなく、羽織やらなんやらの見積もりもしてみましたが、 羽織ってすごく生地を使うんですね。羽尺って、半反かとおもったら、 ちがうとは、しらなかった。うーん。しかも、最近は長いのがはやってるのよね。 子どもの分は、袖無しにしたり、四つ身やめて一つ身にしたりでなんとかなった。 私の分は、のこりで帯を作るのを諦めるのがいいかもしれない。 どうせなら、長羽織もいいなあ、などと、はじめる前から、作る予定のものが 増えていってしまった。
つぎに、帯なんですが、最初考えた「手とたれのみ接着芯、あとは芯なし」は やめて帯芯を入れることにしました。帯芯は、近くでは入手できず、ちょっと 苦労したけど、よかった〜今作り帯にしているものの帯芯とぜんぜんちがう。 これならしっかりしそうです。
縫い方は、ミシンで、芯付けのみ手縫いの予定です。 問題は、長さ…引き抜きも普通のものできるようにしたい、でも、できたら 二重太鼓でなくて、お太鼓がいいな。検討中です。
2006年10月30日(月)
|
|
|