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■ しつこいですが、呼び名の話
TRと関係ないことばかり連続してごめんなさい
呼びかけとアイデンティティーの話です
夫は先日踊りを習い始めた私が「旧姓さん」と呼ばれるものとして話をする。 私が、「新姓さん」って呼ばれるのよ、誰も私の旧姓をしらないのだから、と 言うと、「新姓さん」が、踊るなんて変、といった。
それでわかった。彼にとって「新姓さん」は、彼であって私ではないのだ。 (彼は私のことを「新姓さん」と呼んだことがないのだから)
私は彼が「新姓 さん」で呼ばれるのを余り見ていないから 呼び捨てやクン付けだと、彼だとおもうけど、さん付けだと 自分でもあり彼でもある感じがするけど。
ところで、私は「クン」付けが耳に触る珍しい人なのである。
特に小説中にでてくるのだけれど、花子クンってやつは最悪。 だったらいっそのことどちらも下の名前で、太郎くん、花子ちゃんに すればいいんだ。それが、馬鹿にしているように思えるなら、 花子クン、も同じこと、と知ってやめて欲しいものです。
話がそれたが、うちの職場ではそう呼ばれたことはないが、どうも 世の中では「クン」で呼ぶことが珍しくないようだ。
しかし、自分がなんでクン付けが嫌いか、上記パターンをのぞき、 理由を説明するのは難しいのだが、今回のことと関係が有るかも、と思った。
私の疑問は、ずっと「さん」なのに就職したとたんなぜ「クン」なの? 男女を同じに扱うためなら、なぜ、子供の頃は違うの?ということ。 そんなふうに呼び分けになれてしまっているから、 「旧姓 クン」では、私は私の男兄弟を呼んでいるようにしか 思えないし、「新姓 クン」では夫の事としか思えない。
たぶん、私にとって、アイデンティティーは、「旧姓○○」「旧姓」では なくて、「旧姓さん」「旧姓ちゃん」「○○ちゃん」なのだ。 それに現在は「新姓さん」もくわわっているが、ともかく、 呼びかけまで含めてひとつのものになっているので、 かってに違うモノにされるのがいやなのかもしれない。 (そういえば、私は苗字の呼び捨てはともかく、名前の呼び捨ても嫌いだ)
というか、そもそも、なんでわざわざ「クン」なの? いいじゃん。「さん」で。
こだわる事なんかじゃないのだけど、どちらも小さいときは 「ちゃん」、「くん」で、大人になったらどちらも「さん」で いいと思うんだけどな。 と、よけいなことを考えたりしたのでした。まとまらないのだけど、一応。
(うちの職場は、私自身は後輩全員を「さん」で呼ぶし、 他のひとも、そういう人の方が多い。何の問題もない。)
2002年02月27日(水)
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