MOVE愛の日記...なべ☆

 

 

FRF02 - 2002年07月31日(水)

フジロック行って来た。
やっぱりいい、フジロック。
愛してる、フジロック。
自然と、音楽と、そこに集まる人々と。
フジロックをやってくれてありがとう。

今回感じたのは日本のバンドのレベルの高さ。
世界の音楽を消化吸収して、そこに日本人としての色を加味しつつ。
最近オーストラリアやカナダから良質なバンドが多く世界にでてきているので
日本もそれに続くことができればいいな。
音楽としてのレベルは全然世界レベルだと思うから
あとは言語の問題と世界を意識してやっていけるかということだと思う。

渋さ知らズがグランストンベリーに出たらしいけど
イギリスのオーディエンスはびっくりしただろうな。
演奏レベルの高さと前衛芸術をエンターテイメントに昇華させていく手法と。
渋さ知らズのライブはまた是非観たい。

ゆら帝とかも世界に行って欲しいな。
ものすごく「東京」を感じるバンドだな、と思って
それが世界に対して個性としてアピールできるんじゃないかと。

そしていろんな日本のバンドが世界で認められて
イギリスのバンドのようにどんどん世界に出ていける環境ができればいいな。

ゲットアップとかジーバスとか向こうの若手バンドなんかより
日本のバンドのライブの方が全然おもしろかった。
ジーバスに至っては、せっかくクーラ・シェイカーを解散させて
新しいバンドを始めたのに、クーラの代表曲を3曲もやって、
その3曲が新曲より全然いいし、もりあがるという始末。
いったい何をやりたいのかわからなかったな。

イベントとしてのフジロックは、もう結構成熟してきてるのかな、という感じで
苗場をきれいに、という意識も高いし
客同士の助け合いというのもすごくあったし。
でも、ロックのイベントなんだからもう少し毒みたいなものも
あっていいかな、と僕は思う。
ものすごーくイイコチャンな感じがしてしまうんだな。
それはそれですごくいいコトだけどさ。なんかね。
これはゼイタクを言ってるのかな?

まあ、モラル的にレベルが高いと言っても
人の目を気にして感は否めない。
レッチリが終わってたくさーんの人が一気に出口へ向かって移動を始めた時
人が多すぎて人の頭しか見えない状態になったとき
やたら足下のゴミが気になり出したり。
人間ってそんなもんよね。
でも、主催者側の働きかけでモラルの高さを作っている部分もあると思うので
それは主催者がすばらしいなと思う。

僕が今回一番良かったライブはアレック・エンパイア。
アレックはオーディエンスとセックスをする。
オーディエンスと一体になりたい、なろう、という気持ちがすごく伝わってきた。
アレックはにこりともしなかったけど、ものすごく愛を感じたな。
癒し系ハードコア。

てな感じで他にもいろーんなことを思ったけど、今日はこのぐらいにしとこ。
来年もフジロックに行くぞー、と。


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