LOVE ME

2007年04月08日(日)  逆さ言葉


命の灯が消えるとき
そっと寄り添えるようなひとと一緒にいたい。
ただそばにいるだけで
しあわせを感じられるようなひとと一緒にいたい。

ベッドの中で彼の名前を呼んでみた。
声は天井に吸い込まれていった。

…涙がこぼれた。

感傷にひたっているだけなのかもしれない。
現実から逃げようとしているだけなのかもしれない。

でも。

あなたはわたしをキライだと言った。
それはきっとアイシテルの意味だった。

それくらい、わかってる。



2007年04月01日(日)  境界線


どこまでがほんとうで
どこからが冗談なのか
わからないのはいつものこと。

「キライだ」

うそだということくらいわかる。

「…エイプリルフール?」
「…うん」

そういう子どもっぽいところは相変わらず。
わたしもつられて無邪気に笑う。

「ねぇ、結婚、する?」

…。

その言葉はどこまでがほんとうなの?


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