えびたま

2018年11月30日(金) パンを買って帰ると、夕飯がカフェに

土日に食べるパンを買って店を出ると
大典から電話があり、夕飯を作る気が無くなったので
こんばんは外食をしたいとな。

ミニ典に電話を代わり、近所のカフェがいい、と。
そして、今朝の星占いの結果をメールしたよ、と。
そいえば今朝、LINEで大典から
「かあちゃん12いだったよ」と来てたのは
ミニ典が打ったものだったらし。
その後には、「ああ〜かあちゃん12いか〜」と
猿芝居のミニ典の動画。
カフェの中で見せたら恥ずかしがっていた。

近所のカフェは、二階が模様替えされていた。
他に誰もお客さんがいなかったので、
貸切状態で大変のんびりしたけど
飾ってある売り物のアンティークを壊しやしないかと
ヒヤヒヤしちゃって早々に引き上げた。



2018年11月29日(木) ミニ典がお手紙書いた

こどもちゃれんじについてきたハガキを
あっという間に見つけて、安代ばあばに
お手紙を書いたミニ典。
かわいすぎる。
わたしが受け取ったら、鼻血と涙が一緒に吹き出す。

どうして安代ばあばに書いたの?と訊くと
「安代ばあばは一人で住んでるから」と。
そうね、それに軽米じいじやばあばには
こないだ会ったばかりだしね。

明日、早めにおうちを出て、近くの郵便局のポストに
投函することにしたらと提案したが、
早起きできるかしら。
最近夜更かししがちなのと、
あんまし関係ないけど、夜中に起き上がって
結構大きめの寝言を言うので、ちょっと心配ミニ典。



2018年11月28日(水) 子供はみんな気になるらし

うちのお向かいに歯医者さんがあって
通りからそこの待合室が見えるのだけど
いつもCGアニメをモニターで流している。
それを窓から覗いて確かめるのが、ミニ典の日課なのだけど
今日は帰り道が一緒になった知らない小学生の女の子が
すごくナチュラルに
同じ窓を覗き込んだ。

一足遅れて、ミニ典も覗き込み、
「スーパーマンの家族のやつだった」と報告した。

ひょっとして、他の子供たちも覗いているのだろか。
二人いるのだから、もっといるに違いない。



2018年11月27日(火) ボーナスが出ないとわかった日

わたしは今のカイシャで年俸制なので
ボーナスは無い。
けど、他の社員は月給制なのでボーナスはある。
そして、わたしの支払われていない残業代も
ボーナス時期にまとめて払うと言われている。シャチョーに。
しかしそれが、夏に続き、無いことがわかった。

それも、シャチョーが他の会社からヘルプに来ている人に
ボーナスは無いと漏らしたらしのだ。
当然その人は、他の人にも話し、
それが今日、わたしの耳にも入った。
無いのもびっくりだが、外部の人にそんな話するのも
びっくりだ。バカが。

それとは別に、ハケンの人が12月、
うちの店に来ることになった。
ので、ハケン会社の人と、話してほしとシャチョーから。
午後に電話が来て話したら、
既に別のハケン会社の人が来る日と重複していることが
わかった。
つまり、「この日は人が足りいている」とわたしが報告した日を
「足りない日」として、バカが発注したのだ。
その証拠に、「足りない日」が、綺麗に補充がない。

二人もハケンはいらないので、どちらかキャンセルしてほしと
シャチョーに電話すると、
付き合いもあるのでキャンセルできない、と。
キャンセル料払えばいいじゃないかと言うと、
キャンセル料はなく、断れない、と。
キャンセル料払えばキャンセルできると派遣会社からわたしは
聞いていたので、そう言うともごもごしてた。
が、最後には、お願いだから二人入れてくれ、と。
ボーナスも払えないのに?ボーナス無いそうですねと言うと、
無いよ、と。
社員に何の説明もなしですか、と言うと
ボーナスはあるとき払いなんだから、説明の必要はない、と。
必要ないわけないでしょ。
しかもわたしの残業代も払わねーし。
などと話していて、だんだん腹たってきて
もーそこで電話を切った。

いらねーハケンに払う金はあっても
社員にボーナス払う金は無いんだと。
バカが。覚えてろよ。



2018年11月26日(月) 残り物の折詰はほぼ消費できた

実家の町のあたりの、葬式の風習として
自発的な弔問客とは別に
「飛脚を出す」と言って、こちらから招待する弔問客がいる。
ままんちによれば、その招待には拒否権がないそだ。
とにかく誰か代表者を出さなければいけないらし。
招待されると、断れない上に、お香典が高額。
ほぼ身内に出すのだろけど、大変だよなと毎回思う。
招く方も、招かれる方も。

そ言うわけで、精進落としのお料理が、ものすごい。
昨日のお料理も豪華で、子供用もあったのだけど
ミニ典は当然食べきれるはずもなく、
70%は持ち帰った。その他に大人二人分の残り物折詰。
わたしも大典も、75%は食べたけど、かなり満腹だった。

今日は一日、その残り物の消費。
朝から寿司だった。
夜はウニやカニ、ほやも食べた。
何だか、豪華すぎて体に悪い気がする。
美味しかったけど。喉乾いた。



2018年11月25日(日) 伯母の着付けは結局美容室だった

今日は父方のじいちゃんの命日で
伯父が亡くなった日は、東京の大叔父の命日だったらし。

弔辞は伯父の大学の友人と、地元の幼なじみだった。
どちらも、病気になる前の、
将来を嘱望された伯父の姿を話していた。
わたしたちには、想像がつかない。

大典が、伯父が亡くなった知らせを聞いた日に
ぱぱんちがど言う気持ちなんだろと言っていたが、
兄弟が亡くなることがど言う心境なのか、気になっていたよだ。
ぱぱんちは病気の前と後の伯父、どちらも深く関わっているが
それについても、どう思っているのだろ。

うちの会社のこの後は、やはり従兄弟が継ぐことに
なったよだ。今後、大変だろなと思うと同時に
実家の町自体が、かなり寂れているのも気になる。
ネットで何でも買える時代だし、どこで暮らしてもある意味
同じなら、実家に帰るのもアリなんだよなとは
前よりも考えるよになった。



2018年11月24日(土) 中日は無為に過ぎていく

9年前、父方の祖母が亡くなった時
火葬と通夜の後、土日が挟まり、月曜が本葬になった。
この中日をのんびり過ごしたことを思い出していた。
おととの妻の智鶴ちゃんと。

あの時、せっかく岩手に来ているからと大典の実家に
行くことにしたのだけど、ついでに
智鶴ちゃんと当時1歳の甥っ子も一緒に。
話が決まり大典のお母さんに連絡を取る時ぱぱんちが
今葬式中だから、そ言う家の人が来ることを忌み嫌う人もいるからと
気にして、お母さんに了解を取っていた。らしい。
この話、わたしは覚えていなかった。

智鶴ちゃんがフシギに思ったのは
わたしの弟の嫁が行くことを気にするのはいいとして
わたしはいいのか、と言うこと。
この当時、考えてみれば入籍もしてなかったから
わたしもよそんちの娘であることに変わりなかったのだ。

まー、この時で既に付き合ってだいぶ経ってたし
事実婚で両家を行き来するよになってからも10年は経ってたから
ぱぱんちの中ではいいんだ、と言うことになってたのだろ。

今回の中日はどこへも行かずに過ぎた。
ミニ典に誘われて一瞬お散歩に出たくらい。
川に降りたいと言うが、認めるわけには行かず
土手の野原で枯れたタンポポを飛ばしたりして遊んだ。
その後、スーパーのある方に歩いていき、
「スーパーの中をぶらぶらしたい」と言うので
何も買いませんというと、そこからUターンして帰宅した。



2018年11月23日(金) なぜ除雪車は動かないのか

岩手が寒いと噂に聞き
恐ろしかったので、昨夜
大典に頼んで冬タイヤに履き替えてきてもらった。
やっといて良かった。

県境からちらほら吹雪いており
盛岡過ぎた後は、道路に普通に雪が積もっていた。
除雪されていない。

今日が火葬なわけだけど、町の美容室がお休みで
伯母の着付けをできる人がいないと言うことで
わたしがやることになった。
そのため、12時ごろまでには実家の町に着かないといけなくなった。
多分、大典の最短記録で行けたと思う。怖かった。

仏さんはまだ自宅にいて、
斎場に移す前に、お顔を拝めた。
入れ歯をしてたのを知らなかったので、それを外した状態で
すごくおじいちゃんに見えて驚いた。
酸素吸入のマスクの痕が鼻の上についていたのが痛々しかった。

実家の町はものすごく寒かった。
ダウンジャケットを持って行って良かった。



2018年11月22日(木) 忌引きで休めない会社など

カイシャに伯父が亡くなったことを伝え
休みを取れることが決まった。
昨日のうちにシャチョーには伝えており
代わりの人員を探すと返事をもらっていた。

しかし、今週の土曜日は絶対に休めないと
内心思っていた。ものすごく混む予想があるからだ。
そもそもこの日は、一日だけバイトさんが来る予定だが
まだ一度もうちで働いたことがない。
正直、棚の位置もわからない人で、大混雑で役に立つと思えない。
不安なので、普段は土曜は出ないパートさんに
出てもらうことにもしていた。

今朝出勤して、事務さんたちに伝えると
絶対休んだ方がいい。もし出てしまうと、
親が死んだ時にも出ろと言われる。と。
そりゃそーだ。他の人も休みにくくなるし。
なので、ありがたくお休みいただくが
心配なのは土曜の人員。
まさか、初めまして今日だけ働きますの人と
来て1ヶ月しか経ってない新人さんの二人に任せるわけにいかないくらい
あのバカでもわかるよねと思っていたら
わからなかったらし。

土曜の代理人員について確認したら、「二人いるから」と。
バカが。
急遽、もう一人のベテランパートさんにお願いして
出てもらえるよにしてもらった。
なぜわたしが人員確保に気を回さなければいけないのか。
バカが。



2018年11月21日(水) ぱぱんちは2度電話を鳴らす

今日昼ごろ、伯父が亡くなった。
仕事が終わって家に戻るとぱぱんちから電話があり、
急変だったと伝えられた。
伯父は、ぱぱんちの兄だ。

伯父は、家族の中では、ちょっと厄介な人だった。
実家に帰って、本家に挨拶に行くと
変な議論をふっかけてくる。と言うか
持論を延々と展開させ、それが正しいのか正しくないのか
よくわからないのだけど、
聞いている方の意見は聞かず、
誰も認めないけど、それがこの世の真実であると
演説を打つ。
大体は、いもとの夫だの、大典だのに聞き役を押し付けて
わたしらは伯母やいとこと歓談するという感じ。

わたしが中3の時に亡くなったじいちゃんは
この伯父に、自分の興した会社を継がせるのではなく
次男であるぱぱんちに継がせると早い段階で
決めていたと聞いている。
それは伯父が、ものすごく頭が良かったから、何か研究職とか
店を継ぐよりも、もっとすごい仕事ができそだと期待して。
と、聞いている。
大学は理学部物理系に入学し
(ぱぱんちはじいちゃんの勧めで経済学部)
家に戻る予定はなかったはずが、学生運動に傾倒したことが
きっかけで、病気になってしまった。

結局伯父は、その病気のために実家の町に戻り、じいちゃんの死後
家業を継ぐことになった。
伯父の持病は良くなったり悪くなったりを繰り返しつつ
ぱぱんちとままんち、伯母の4人の共同経営のよな形で
店をやってきた。(という感じに子供のわたしは認識している)

伯父と、あまり言葉の通じる交流を持ったことがないなと思う。
何か意見を求めたり、訊ねる時の手土産以外の贈り物をしたり
そ言うことをしたことがない。
どちらかといえば、なるべく顔を合わせたくないなと思う。
でも、伯父の訃報を聞いて、それほどショックを受けない自分に
ちょっと引いた。

確か今、伯父のところには、3人のこどものうち
長女と長男が一緒に暮らしており、
離れて暮らしている末っ子の次女は、
偶然昨日面会に来ていたそだ。
イトコたちと伯父の親子関係は、わたしにとって実は未知で
彼らの悲しみも、想像がつかない。

葬儀は今週末、
今後の家業も含めて、どうなるかわからないが
できる限り、力になろうと思う。

夕方、ぱぱんちからまた電話があった。
今後の日程が決まったのかと思いきや
「昼ごろ兄貴が亡くなって…」と言われ、恐怖を抱く。
多分、あちこちに電話していて、わたしに電話が通じたことを
忘れたのだと思うけど、大丈夫か?



2018年11月20日(火) ミニ典は風呂場の王様

お風呂に入るなり、ミニ典は
目を瞑って口をむぐむぐ動かした。眠い時の仕草だ。
遊び疲れて、すでに眠くなってたらし。

早く寝たいと言うので、あったまるのもそこそこに
体を洗い始める。
いつもは立たせたまま洗うが、眠いので椅子に座ってしまった。
「王様だね。ミニ典はどこの王様だ?」と訊くと
「みやぎ」と答えた。



2018年11月19日(月) 久々に気の短さを思い出す

そもそも、わたしが頼んでこんな状態にしたのじゃない。
あのバカが自分で望んで今があるのだ。
そんで、バカが今の状態にアタフタしている。
直接の被害を被るのはわたしである。
なので当然わたしは何とかしろと言う。
何がどう決まったのか、この先どうするのか訊く。
そしたらバカがキレやがった。

いや、先にキレていたのはわたしかもしれない。
が、バカが逆ギレしたことで、わたしも激昂。
怒鳴り返してやった。
電話でやりとりしてたわけだけど
一度切って、再度バカに掛け直し、怒鳴られる覚えはないと
怒鳴ってやった。

と言う顛末をSNSで広める。

それでも一日ムカムカしてて、やはり腹に据えかね
メールで正式抗議。パワハラである。と。
1年ガマンしてたのだ。
この先はガマンしない。
今後あのバカの理屈は通さないし、甘い顔は見せん。
あのバカは許さん。



2018年11月18日(日) ミニ典、恐ろしい子…!

昨日から泊まりに来ていた盛岡の友人家族と
仙台文学館の「ガラスの仮面展」へ。
美内すずえ先生の原画展。

顔出し看板に顔を突っ込んで写真を撮りまくるわたしたち。
演出やってるので、わたしは
やっぱり月影先生のパネルに嵌めるよね。
他のもやったけど。

子供の頃から読んで、少なからず
今お芝居をやっていることに影響を与えている作品だし
どのページもすぐ何のシーンかわかる。
あー、この扉絵好きだった、とか
このページ、カラーだったのか…!!とか
眼の中の星をホワイトで描いているのを生原稿ならわかるんだ、とか
小学生くらいの自分に戻った気分だ。読み返したくなるね。

客層を見渡してみて、ちょっと下の30代くらいから
60代くらいが多いよに見えた。
やっぱ10代、20代はあまりいないよね。
一緒に見た友人と話したけど、今の若い子たちは
何を見て演劇を志すのだろ。
人それぞれ理由はあると思うけど
わたしの頃は、遊民社とか、ナイロンとか
憧れるカリスマ的な対象があった。(ナイロンは今もあるけど)
そして、直接演劇に触れられるわけじゃないけど
興味を持つ入り口に「ガラスの仮面」があったと思う。
アレに変わる漫画や作品があるとは思えない。
若い子たちは、わたしの知らない周辺文化、動機で
演劇を始めているのかもしれない。
若い子たちのことを、もっと知りたいと言っていた
照明家の友人。
ガラスの仮面展は楽しかったけど、
そんなことを考えた。

顔出し看板は、家族全員で挑戦。
ミニ典の破壊力には、誰も敵わない。
恐ろしい子…。



2018年11月17日(土) 東北劇の陣観てきた

飯川くんのラーメンワークショップに参加したかったが
仕事と、東北劇王を観るのとで断念した。
代わりに大典とミニ典が参加。
後で写真を見せてもらう。ミニ典が撮ったらし。

東北劇の陣
「二兎宝物伝」
山寺の庭先で飼われている二羽の兎が宝探しをするお話。
高校の先輩が、親娘で出演する。
息がぴったりで二羽の兎が双子に見える。
娘さんの身体のキレがすごい。
スピード感はあるが、二人ともセリフが流暢すぎて入ってこなかった。
兎が似すぎているのが、却ってマイナスに働いてしまった気がする。
でも舞台美術や世界観は一番良かったと思う。

「樹海とコックローチ」
妹が自殺すると勘違いした、兄と幼馴染がドタバタする。
家族関係だから、まー、そーいう家族がいると言われれば
それまでなんだけど、妹が何かになりたいというのに
兄の許しを得なければいけない意味がわからない。
というか、そーいう関係性であることに説得力がなかった。
ゴキブリがストーリーにチラチラと出てくるのだけど
最終的に妹離れをする兄が、妹のメタファーとして扱う。
それはちょっとどーなのと思ってしまう。

「前夜」
津波で亡くなった姉の婚約者と結婚する妹。という話。
震災から7年経つわけで、
それだけの距離感の描き方を、個人的には期待してしまう。
震災を扱う物語の意義に、疑問を感じる作品だった。

「向日葵の空音」
SNSで知り合った女の子と会う男の子。
女の子が実は男の子だとわかり…。
トランスジェンダーを扱った話としては
ステレオタイプの域を出なくて、残念。

「こころ、ころろ」
お地蔵様を建立しようとするサムライと
お地蔵様にされる石との対話。
設定が演劇的だけど、空間的な広がりに乏しいのが残念。
石が動かないので、サムライが動くのだけど
あんまし必然性がない。
音響が人の声を使ったSEだったのが印象的。
他の作品は、割と心理描写に曲を入れてて
シーンの印象をそれに頼っているところが多かった。

「海月と花火」
「前夜」と同じ作家の作品で、やはり震災のその後が
設定にあるのだけど、今度は震災が薄すぎて
設定に入れる意義があまり見当たらなかった。
そして、「キャリアはあるが、未婚で家族がいない」女性と
「既婚で家族はいるが、キャリアはない」女性の
友人関係という設定は、ありふれすぎていると思う。
こういう二人を合わせれば、「当然」面白いことが起きるだろと
ニヤついてる感じがして不快だ。

以前、もり劇王を何度か観ているのだけど
それに比べると、作品のバラエティが乏しい気がした。
同じ作家の作品が2つ入っているから、仕方ないのかもしれないけど。

先輩の作品が決勝に残らなかったのが残念。
舞台の完成度的に、行けたと思ったんだけどなー。



2018年11月16日(金) 金曜はミニ典と映画を観る日

別に仕事が忙しかったわけではないけど
無駄に疲労感があったので、憂さ晴らしに
本を数冊買った。
パンも買って帰った。
宇江佐真理が亡くなったのが改めて悲し。

「ハリーポッター」シリーズの映画は
ミニ典がまだ赤ちゃんに毛が生えた程度の頃に
粗方全部観たことになっているが、本人が覚えているかどうか。
今日の「死の秘宝」、始まるとはまり込んで
怖がりつつも最後まで観た。
わたしは映画館でも観てて、テレビでも観てて
これが3回目くらいだけど、未だに
あー、こういうことだったんだーと気づくことが多い。
キャラが多くてエピソードが複雑だもんで。
原作も読んでた方がやはり理解度が高いのだろ。
でももう今更読まない。



2018年11月15日(木) ブラックホールに吸い込まれたんじゃなかった

去年失くした針箱が、ひょっこり戻ってきた。

卸町アートマルシェに参加した、うちの劇団の
一人芝居の楽屋に持って行って、その後行方不明になってた。
パンチングボールを使って
終了後大典の職場に寄付したのだけど
それと同じ袋に針箱を入れてた気がしたので
最初に職場を探してもらったけど、見つからなかったのだ。
袋の中身を取り出した誰かが、勘違いして
会社の備品と一緒になっちゃってたらし。

同じよな時期にハサミを失くしたのだけど
うちのリビングのソファ近辺で失くしており
針箱もよくその辺りに置いてたことから
あそこらにはブラックホールがあるに違いないと
半ば信じていた。



2018年11月14日(水) 書道教室にエプロンはいらなかった

夕方、ミニ典の保育園に保育参加。
過去、保育参加といえば、エプロン持参で
保育士さんたちのお仕事のお手伝いをしつつ
園児たちの日常を見る、という行事だったので
例に倣ってエプロンを持って出かけたのだけど
今日は単に、書道教室の見学だった。

ミニ典らは、お行儀よく小さな椅子に座り
テーブルには黒いフェルトが引いてあり
お手本と半紙を並べて置いて、傍らには墨の入ったコップ。
お手本の字は「よ」だった。

お手本を半紙の下においてなぞるもよし、
横に置いてみて書くもよし。
迷わず重ねてなぞるミニ典。
書き終わると、形に納得がいかないのか、
上の線を伸ばしていた。

2枚目も書いていいよということで
半紙を取りに行く子供たち。
また「よ」を書いてもいいし、好きな文字を書いてもいいけど
「まっくろくろすけにしないでね」とひとみ先生。
お洋服や床を汚しちゃうからだって。
配慮!!
そういや、墨で服が汚れて帰ってきたことないもんね。

ミニ典はまた重ねて「よ」を書いた周りに
ハートや星を書き始めた。
隣のテーブルの女の子は、
ニコニコしながら「まっくろくろすけ」をやっていた。



2018年11月13日(火) 研修会のお隣の席は院生さんだった

前のカイシャの上司が講師を務める研修会に参加。
久しぶりに薬学的な計算をやった。
そういやわたし薬物動態学のゼミにいたんだった。
近くの席の人と、ちょっと相談してごらんという時間があり
お隣の人と一緒に考えたのだけど、
まだ働く前の大学院生の女の子で、勉強のために
市の薬剤師会に自分で入ったんだって。えらい。

前の上司の「各店舗で」という言い回しが
何となく懐かしかった。
今は亡き前のカイシャの研修会に出てる気分。

お家帰ってきたらミニ典にテストをねだられた。
最近YouTubeでドラえもんを観るのが好きで
のび太が0点取るのを見てるうちに自分も
テストを受けたいと言い出したのだ。
昨日あたりから、大典がその辺の紙に算数の問題を書いて
ミニ典がたどたどしい数字で答えを書く。
ひらがなもそだけど、数字がたまに鏡文字になる。
95点だったのは、5が鏡になってた。

昨日は足し算やってたので、試しに引き算を出した。
数をどう理解しているのかが、いまひとつ掴めないけど
見込みで出す答えは、惜しい。
考え方を教えよとすると、自分で考える!!と拒否。
そんで考えれば正しい答えが出てくる。
寝る間際までテストごっこをやっていた。
勉強が楽しと思える子になるといい。



2018年11月12日(月) 体がガタピシ言う週初め

ベニーランドに行ったおかげで
全身がよくわかんないけどだるい。けどまあ
楽しかったから、幸福感だけはほんのりあった。

なのに職場で、思わぬ人のちゃぶ台返しに遭う。
いや、何となく不安はあった。
でも理由が「旦那に言われて」と言うのが
腹に据えかねる。
会ったことないけど、バカ夫だと確信している。
その人も、正式に残念な人として認定した。



2018年11月11日(日) 朝ごはんはのろのろでもベニーランド

昨日いもとから連絡があり、ミニ典に
おようふくを買ってくれる、と。
すぐ送ってくれたみたいで、今朝届いた。
いもとの見立ての可愛い服を着せて八木山ベニーランドへ。
わたしも大典も小学校6年の修学旅行以来だ。

フリーパスを買うか、その都度払うか
ちょっと悩んだが、フリーパスを購入。3人とも。
入場してまずミニ典が選んだのは、定番のメリーゴーラウンドだった。
続いてコーヒーカップ。
観覧車に、意外と高くまで登る回転系の乗り物、
ちゃっちゃか園内を走り回り、東北最古のジェットコースターにも。
3つあるジェットコースターのうち、
ミニ典が乗れるのはこれだけだけど、
わたしと大典が1回ずつ付き合って、2回も乗った。

はしゃぎまわり動き回り
割と広い園の端から端までの移動も全く厭わない。
こんなに体力あったんだーミニ典。

パイラットだけは、最初はノリノリだったが、気づくと
硬直して「こわい!!こわい!!」と涙目になってた。
前向きに落ちるとき、Gがかかって気持ち悪いが
その時に大声を出すと良い。と小6の時に知った。
声を出すといいよと教えたのだけど
「わー」と出せたのは、もう振りも小さくなった頃だった。
もう2度と乗らないって。

小6の時、まだパイラットは出来立てのアトラクションで
大人気だった。乗るのにも並んだし、
もっと大きい気がしていたけど、
何十年かぶりに見たら、意外と小さかった。

ゴーカートは大典と2回乗り、
その手前にある無人の輪投げスペースに何故かどハマりし
延々とフラフープのよな輪を投げ続けた。

最終的に、ミニ典はのべ21個の乗り物に乗った。
110cmの身長制限があったものとホラーハウス以外は制覇。
3人で乗ったものもあれば、2人で乗ったものもあり
わたしも大典も多分フリーパスのモトは取れた。
(9個以上乗ればモトが取れるらし)

16時半の閉園までいて、もう帰るとなったらミニ典は
園の中からおんぶをねだり、駐車場に着くまえに眠った。
八木山を降りる道路は大渋滞だった。
あの山は何があるんだ。



2018年11月10日(土) 誕生日にダメな父母

半日の仕事を終えて帰ってくるとミニ典は
まだパジャマ姿だった。
昨日の段階では、まだ元気だった大典と
アンパンマンミュージアムで売っていると言う
レインボーアイスを買いに行くと計画していた。
「母ちゃんも食べたい〜」と言うと
「写真送ってあげる」と言われた。

大典は昨夜からなにがしかを発症しているし
仕事中、LINEも何も来ないから
ダメだったのかな…と心配してたが
わたしの帰宅時、これから買いに行く、と。

時計を見ると近所の内科がまだ開いている時間だったので
わたしがアンパンマンミュージアムにミニ典を連れて行き
その間大典は受診することに。

アイスを買うためだけにミュージアムへ。
何となく可哀想だったので、
ねだられた900円弱もするボールペンを買ってやる。

夕方、踊りのお稽古へ。
お師匠様から誕生日プレゼントをいただき
踊りも必要以上に褒められ、ご機嫌のミニ典。

帰りもミニ典希望の回転寿司へ。
ホイホイ浮かれているミニ典に、ついイライラしてしまう。
ああ、誕生日なのにな。

帰宅して、昨日届いていたキャラデコを食べることに。
開いてびっくり
去年の仮面ライダーのケーキを頼んでしまっていた。
ミニ典はケーキについてくる、
新ライダーの小物を楽しみにしてたのに!!
やっちまったと落ち込むわたしに
「気にしないで母ちゃん」と。
ミニ典!!

明日は遊園地に連れて行く約束をしているため
遅くまで洗濯やら掃除やら家事を片付けるわたし。
(大典は薬飲んで就寝)
絵本を読んでいたと思ったら
「明日起きなかったらこれを鳴らしてね」と大典にもらった
仮面ライダー(新)の音の出るオモチャを見せて
昨日寝た部屋に一人で戻っていったミニ典。
ミニ典!!!



2018年11月09日(金) 大典が突然発症

夕食を食べてお茶を淹れよと大典が
電気ポットにスイッチを入れた直後に
「寒気がする!!」と騒ぎ出した。
急激に何かを発症したよだ。
葛根湯を飲むと
そのまま倒れこむよに布団に入る。
お茶を飲みには一瞬起きたのだけど、全部は飲めずに
布団に戻った。

回線電話に安代の大典母から電話が来たのだけど
お母さんも風邪声だった。
治りかけのよだが、数日前から声が出なかったらし。
起き上がれないので、携帯からかけ直すと大典。
風邪っぴきの親子が電話で話している。

うつるとヤなので、ミニ典と二人で別な部屋で寝た。



2018年11月08日(木) 踏み台を使わないわけ

ミニ典の背が伸びてきており急激に
手が届かなかったところに届くよになっている。
それは認める。
玄関のカギとか、冷蔵庫の上の段とか。

洗面台の水道だけは、
ジャンプして胸を台に強打しつつ開けていた。
流石にそれは、踏み台を使ったらいいのにと思う。

そのうち右の脇腹近くに痣ができるのではないかと
怯えている。
虐待と疑われませんよに。



2018年11月07日(水) お散歩ごっこの醍醐味

ミニ典の水曜日のお迎えはわたしの当番。
帰りの時間がよく一緒になる仲の良い女の子がいるのだけど
最近よくその子が帰り道、お散歩ごっこをして歩く。
その子が先生役で、後ろ向きになって、
子供役のミニ典を先導して歩く。

横断歩道で一度立ち止まり、「手をあげてください」
歩道は「早歩き!」
渡りきると「手を下ろしてください」と。
あとは「ピッピッ」と笛の真似をして歩く。

たまにミニ典が
「くつがぬげました!!」と叫ぶ。
すると先生役が「止まってください」と列を止め
ミニ典が靴を履き直す仕草をして
「くつをはきました。止まってくれてありがとう」と言う。

これが数十メートル毎に出てくる。
そんなにしょっちゅう靴が脱げるのか?

でも確かに、外を歩いてる時、靴が脱げて履き直す子供が
いた風景は何となく思い出す。
大人としては、それを模写する感じはすごく面白いのだけど
子供としては、別にウケようと思ってるわけでもなく
散歩中必ず起こることとして冷静に描写している気がする。



2018年11月06日(火) 世の中と繋がるテレビとネット

今日職場に来た人が、旧優生保護法の
国を相手取っての訴訟の原告団の一人だったよだ。
断片的に話す言葉の端々からわかったが
あの、強制不妊手術の被害者なのだ。
最近ニュースで取り上げられるよになったが
その活動自体は20年前から続けてこられたという。
おそらく優生保護法から母体保護法に
改正されたあたりからだ。

国が法の誤りを認めて改正したのだから
身体と人権を傷つけられた人たちに賠償するのは
当たり前だ。
20年の訴えが実ることを信じたい。

家に帰ってテレビをつけると、ローカルニュースで紙芝居を
やっている人を紹介していた。
あ。
芝居仲間の弟さんだ!!
直接の面識はないが、最近どうしてるんだろとは思ってた。
うちの近所の公園なんかでもやってたらし。
なんだー。知ってたらミニ典連れて観にいくのに。



2018年11月05日(月) 気づけば今週末誕生日だ

ミニ典が5歳になる。
丁度シーズンなのだけど、
七五三てどうすりゃいいんだろ。
神社に予約かなんかしてお祓いしてもらうのか?
コスプレして写真…。
とりあえず、お誕生日ケーキは
仮面ライダーのキャラデコを頼んである。



2018年11月04日(日) 「教誨師」と「華氏119」を観る日曜夜

そろそろ白髪がかなり目立ってきたので
昼頃に思い立ち、ヘナ染め開始。
その間、ミニ典の小さくなった服をあげよと連絡を
取っていた芝居仲間が、今日はどう?ということで
急遽うちに来てもらうことに。
昨日今日と、ミニ典の古い服や下着が一気に片付いた。
もし万が一二人目ができたときの服が
何もなくなっちゃったのだけど
そうなったらそうなったで、また誰かから貰えばいい!!
親戚にも友達にも赤ちゃん子供がいっぱいだ!!

夕方家を出て、仙台フォーラムへ。
「教誨師」
大杉漣さんの初プロデュースで出演もされてて
「柿喰う客」の玉置玲央くんが出演していて
もうダメかと何度も思ったが、上演延長で今日やっと観られた。
各々の死刑囚が、どんな罪を犯したのか、わかる人もいれば
わからない人もいるのだけど
教誨師の視点から描かれる彼らはどの人も嫌いになれない。
静かで激しいいい映画だった。

予告で見たドキュメンタリーにも
大杉漣さんはナレーションで出演されていて
公開は来年1月。
亡くなって、一年経っても出演作品が封切られるってすごい。

「華氏119」は
ドキュメンタリーだけれど
監督の、人類に対する警告。
世界的な民主主義の危機。
日本では報道されない、アメリカの大事件がこんなにあったなんて。
銃規制を求める高校生たちの報道はまだ少しはあったけれど
汚染水のことや軍の市街地演習、
バーニー・サンダース候補を下ろしたのが、民主党そのもので
あったことなど、どれも知らないことばかりだった。
トランプをヒトラーになぞらえての警告は
同じことが日本、安倍にも言える。
怖すぎる。怖くて、何をすればいいのかわからない。
行動するしかない、とマイケル・ムーアは言っていた。

仲代達矢主演の映画の予告編に
その若い頃の役で山本太郎が出演していた。
行動している人だ。
この映画は2013年に公開されたものだけど
ちょっと胸が熱くなった。



2018年11月03日(土) ミニ典はクルマから降りるとき寝たふりをする

午前中、大典はミニ典を公園に連れてって遊ばせた。
自由にできる時間はそこしかないから。
昼前に出発して多賀城へ。
市の文化祭のステージで踊るのだ。
あんまり事前に今日が本番であると言ってなかったので
キョトンとしたよな状態で、あっという間に本番。

楽屋は知らない大人たちばかりで落ち着かないらしく
待ち時間外に出ミニ典だが、
いたずらで押した自販機からコーンスープが出てきた。
誰かがお釣りを取り忘れたままだったらし。

人前に立って踊るのは、これでもう6回目くらいか。
もうすっかり慣れてきてる気がするミニ典。
毎回ご褒美でおやつなどもらえることにも
味をしめてきている。
舞台で緊張しない子になっちゃうんだろか。

一緒に踊った子達と、後片付けをほっぽって遊びに行ってしまったので
わたしも慌てて荷物をまとめて辞去。

そのままの足で、ミニ典の赤ちゃん時代の服を届けに
最近出産した芝居仲間のおうちへ。
生まれたて〜と思ったけど、既に5ヶ月でしかも
ミニ典が赤ちゃんの頃よりも筋肉質でしまっていた。
女の子だったのだけど、ひょっとしてミニ典は
女の子並みに柔らかい子だったのではないだろか。
多分個人差が大きいだけだとは思うけど。

おうちに戻り、お茶を飲んだら仙台駅へ。
つい先日、仙台駅を通過するついでに飲む人を募集してた
芝居仲間の呼びかけに反応してた。
もう一人の仙台の芝居仲間と、わたしら家族とで
東口の居酒屋へ。
ほぼ同年代の人たちなのだけど、
極めてナチュラルに政治の話題が入ってきてた。
お互いおじさんおばさんになって、
バカのまんまじゃいられなくなったということなのか。
終始楽しい飲み会だった。
ミニ典が一緒だから、普段喫煙者の人もいたのだけど
最後まで吸わずにいてくれた。
途中トイレに立ったけど、ミニ典が慕って付いてっちゃったし
一服するタイミングなかったろな。

ミニ典を引っ張り回した一日だけど
楽しそだったので、ちょっとホッとした。



2018年11月02日(金) 祝日にパカパカ予定を入れてしまった

土曜が休みの大典は、明日が祝日ということにも
気づいていなかったけど、土曜は基本出勤のわたしは
単純にありがたく
案の定夜更かしをしている。

土曜日は3件くらい予定が詰まっているが
日曜は、土曜次第みたいなところがあって
あわよくばやってやろということがいくつかある。

とりあえず、大典にもおすそ分けしてみよと思い
今晩テレビでジブリをやるから
ミニ典と観てる間に、レイトショーでも観てきたらと
オススメしたのだけど
「心の準備ができていない」と衝撃の告白をされた。
昨日わたしはなんの準備もないまま映画を観に行きましたけどねと
観た内容を話していたら
ドラえもんを見ていたミニ典にうるさいと注意された。



2018年11月01日(木) 何の用意もせずに映画に行く

仕事帰りの電車の中で、ムビチケでチケット購入してた
映画が、今日で終わりということに気づいた。
この電車で駅まで行けばギリギリ間に合う。

そのまま初めてTOHOシネマズへ。
「音量上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねえんだよ!!」
三木聡が大好きなので、観たかったのだ。
三木聡の映画に出ているふせえりがとても好き。
いろんなところで、脇役で出ている人だけど
一番面白いのはこの人の映画に出ている時だと思う。
田中哲司も好きなんだけど
ものすごいヅラをつけていてそれがすごく似合ってて
椅子から落ちそになった。

1日で映画が安い日だからか
お客さんが結構入っていたけど、多分
ほとんどが吉岡里帆目当てではないかと思うよな
若い人たちだった。
付いてきてる?と勝手に心配になりつつ。

前半は話が目まぐるしくてわくわくしたけど
後半、こんな話になるの?という展開に。
割としんみりするラストになることが多い監督だと思うけど
今回のは少し驚いた。

おうちに帰ったらあらぬところに食器が出ていて
「あれ、これは何?」と聞いたら
何も答えずにミニ典が、そそくさと片付けた。


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