2008年04月30日(水) |
続・パンダが死んだ日 |
「酒場の藝人たち」という矢野誠一の エッセイ集の中に 「圓生とパンダが死んだ日」というのがある。
1979年の9月3日 上野動物園のジャイアントパンダ「ランラン」が 死亡したのだけど 同じ日に落語家の三遊亭圓生が急死した。 パンダのニュースが大きく報じられたため 偉大な落語家の訃報が 隅に追いやられた形になってしまったという。 この逸話を嘆くと共に、圓生の死を悼むエッセイである。
夕べのこと、圓生の落語を初めて聴き ああこれは理想の落語家の声だなあとか 端正な落語でステキとか思い どんな人だったんだろとぐぐってみたりして 過去に読んだこのエッセイの中の「圓生」だったのだと 改めて認識したところであった。 そこに、今朝のパンダの訃報。
飽くまでわたし個人の中だけだけど パンダと圓生の縁は現在でも深い。
昼過ぎに家を出て10-BOXへ。 闘う女優・奈津子さんの芝居を観に。
客席には今日もコアな居酒屋店主・あべさん。 かわいい女優・吉田さんも最前列に。 吉田さんの隣が空いてるとは思わず あべさんの隣に座ってしまった。 いや別にあべさんの隣が嫌なわけではないけど。
芝居は女性3人の芝居。 流動的な時間、シチュエーション、人物に それぞれ変化していく女優3人。 本は少し前の作品だろか。 女優さん3人ともそれぞれ 安心してみられる実力だと思うのだけど アンサンブルとして何となく 大人しかったよな気がする。 ベースラインが出来上がってこれから広がりが というとこだったんじゃないだろか。 しかし、奈津子さんが動いて芝居してるところを 久しぶりに観られたので嬉しかった。 お疲れ様でした。
終演後、バス停まで吉田さんと歩く。 東口のバスは休日でもダイヤ表がアテにならず 結局3つくらい先のバス停まで歩いた。 なんとか吉田さんとお芝居がしたい!! 想いだけ伝えても、行動が伴わないと仕方ないのは わかっているのだけど。
吉田さんの乗ったバスを見送って 踊りのお稽古へ。 どんどこしごかれ、お惣菜とヨモギ餅を いただいて帰る。
仙石線で街中まで乗り付け久しぶりの 映画館セントラルへ。 「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」を観る。
全く無名のまま亡くなり 彼の残した1万5000ページにも及ぶ物語と 何百枚もの挿し絵が、死後に発表された 謎のアーティスト、ヘンリー・ダーガーの 一生を追った映画。 平行して彼の長篇小説「非現実の王国」の ストーリーも紹介されていく。
遂に日の目を見ることの無かった芸術家。 貧困の家に生まれ貧困のまま亡くなった一生。 晩年、救貧院に入った彼に、作品を見た彼の元隣人が 「素晴らしい作品だね」と褒めたら 「もう遅いよ」と応えたという。 神に挑みつつも信仰を忘れず ひたすら自分の世界に没頭して一生を過ごした彼にとって なにがこの世での幸せだったのだろと 観ていて切なくなった。
その後、買い物したドラッグストアのレジで 気付いたのだけど 財布を映画館に落として来ていた。 大慌てでセントラルに戻る。 閉まってたので電話して開けてもらい 客席のハネ上げのシートに挟まった財布発見。 お手数おかけしましたセントラルのお方。
そいえば10年くらい前、 「フィフス エレメント」を観た時にも 似たよな感じに財布を落としたことがある。 あのときも死ぬかと思った。
2008年04月28日(月) |
色めき立つ益岡礼智の生活 |
座付作家・益岡礼智に仕事が来た。 いつもお腹が痛そな全志さんから 電話があって、何年ぶりだよと 思ったらお仕事の紹介であった。
現在 ひきもこり中の益岡兄弟はもちろん 次の公演の新作を書かなければいけないのだけど お外からお仕事がもらえたのは ものすごく久しぶりのことなので あっという間に上昇し 「やらせて下さい!!」と即答。
だいじょぶだいじょぶ 短い作品だし、新作書いてるイキオイで書けるよと 益岡礼智。 〆切りは少し先だけれど 遅筆な彼等にその辺の信用はない。 くれぐれもご迷惑をおかけしないよに 祈るのみ。
2008年04月27日(日) |
ニ槽式の洗濯機の利点難点 |
コクーン歌舞伎のチケ取り失敗。 何としてでも観たい…
ぐだぐだ洗濯しつつ 心の姉・いそのさんと連絡を取る。 実は芝居を観に来仙しているのだ。 ぐだぐだしすぎたため途中で 付け置き!!と言い訳して洗濯をほっぽり出し 10-BOXへ。
T-timeくまがいさんの一人芝居を観る。 会場ではコアな居酒屋あべひげ店主あべさんと いそのさんが並んで座っていた。 うっれしそうなあべさん。 おそらくほぼ1年ぶりのいそのさんは 前に会った時より大分長くのびた髪に ゆるやかなパーマをかけて とても似合っていた。初めて見るスカート姿だし。 素直に「きれいですね」言えず 「お化粧してるんですか!?」と何とも不躾なわたし。 「独身ですから!!」と力強く応えるいそのさん。
お芝居は、19世紀アジアのどこかの国の お金持ちの家に生まれた女の人の一生の話。 内側に想いをたぎらせつつも その想い自体に苦悩したまま死んで行く主人公。 そのままくまがいさんが芝居に悩みもがく姿に 重ねられる気がした。 いそのさんが「自分の情念に彼女自身が 焼き尽くされてしまいそうでねえ」と 言っていたのが印象的。
洗濯の続きを片付けていそいそと コアな居酒屋・あべひげへ。 この日を夢見ていた!! 3年ぶりくらいの、いそのさんとのひげ飲み!! 途中からふらりと現れたJR職員さんと くまがいさんも参加。
会えなかった時間に比例した話題数だったと思うけど あっちこっちいってしまいすぎ どの話も帰結を迎えず。 しかし無上に楽しかった。
芝居の打ち上げをするしないという話であべさんが 次の日から現実が待ってるんだから 夢の世界の区切りに打ち上げはやれ!!と 言ってたのだけど 芝居の打ち上げじゃなくても 明日からの現実に戻りたくない夢の時間であったよ。
2008年04月26日(土) |
月一無国籍inサイゼ |
月一と言っても、次の企画は 小屋もまだ決まらぬ状態なのじゃと みなに伝えるだけの会。
どいうわけか、次回の月一は 合宿とだけ決まった。
帰りに世話女房・なっちゃんと 同じビルに入っている中古屋さんで DVDなど物色。 「バーバー吉野」を見つけてしまい即買い。
2008年04月25日(金) |
風呂からあがったら丁度 |
和也が死ぬとこだった。 映画「タッチ」 あれ和也が死んでからが長いのに 話の中盤まで生きてていいのか?
何となくべたべたな感じで疲れるので 他のチャンネルに変えてしまった。 実家に全巻ある。 途中までは、ぱぱんちがオトナ買いして揃えた。 当時まだ連載中だったので、その先は 新刊が出る度わたしが買った。 大分前の話である。20年近く前。 「ラフ」とか「H2」と、頭の中で 話が大半混ざっちゃってるなあ。
2008年04月24日(木) |
えねえちけえだったのかしら |
仕事が午前中で終わりだったので 踊りのお稽古を日中にしてもらおとしたら お師匠さまの都合が悪かったらしく 夜にして、と。 仕方ないので、時間まで部屋で過ごす。
雨のしとしと降る日に 寝転んで本なんか読んでると テキメンに眠くなる。 が 2度のチャイムで起こされた。 のぞき窓の外には 手にハンディ的なキカイを持ったおじさん。 国営放送の方かしら。 シカトしてしまった。
昼ご飯を食べたかふぇで お隣テーブルのOLさんが着信した携帯に出て曰く 「もしでーす」 「あ、おつでーす」
2008年04月23日(水) |
自分の考えを述べる時人は |
回りくどいのがキライなわたしは 何かを人に言いいたいとき 「〜って何だと思う?」などという 切り口で入って来るやつが 大嫌いだ。
そいうのにはわざと ファールボールを打つことにしている。
しかしそれを 大袈裟に取り上げられると 余計腹が立つ。
そしてまた お気に入りには 何もそこまでというくらい同調を示し 気に入らないものは 極くささいな相違点でも上げつらねる。
こいう 器のちっちゃいやつがやはり嫌いだ。
2008年04月22日(火) |
思わずまたパンフを買うとこだった |
せっかく映画のサービスデーなので 今週で最後の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を 観に行く。2度目。
出だしのところ あまりに時間経過が目まぐるしくて 最初観た時入り込むのに 少し時間がかかったけれど 2回目みたら、わかってる分 ムダ無くすっきりに観れた。 でもやっぱ2回目だからだよなあ。
かなり好きだこの映画。 ノラ・ジョーンズとジュード・ロウの カフェでのシーンがいい。 ただただ悲しみに身を任せてるレイチェル・ワイズもいい。 強がりつつ飯を食うナタリ−・ポートマンも ノラ・ジョーンズとの関係性もいい。 悲しみに寄り添う映画。
観終わるとやはり 甘いものが食いたくなっていた。
職場のTVから 「おーい、お茶」と 海老さまの声で聴こえて来た気がした。 果たして気のせいだったのか? 新CM始まったの?
伊藤園HPみたけど 特に何とも出てなかったのよね。
関係ないけど 今朝通りかかった上野駅向いの「聚楽台」 今日が閉店だったのね。 かかってた垂れ幕で知って、びっくり。
2008年04月20日(日) |
二丁目でほもカップルに睨まれ |
一足先に帰るステキ女優・菊田さんを 見送り、雑踏を人波に翻弄され彷徨う。 吉祥寺の知ってるお店に行きたいようと だだをこね移動。
時間までのほのほとかふぇなどで 茶をシバいて過ごす。
ルコックで一緒だった今春早稲田卒業おめ・ノティが 出演するパフォーマンスを観る。 「紫ベビードール Wonderful World TV1」 Bar非常口にて。
ショーパブのダンスみたいな感じだった。 最後はみんな乳首にフサ付きシール一丁になって フサを振り回す。 ゲストのマキ凛花さんのキャラがかわいかった。 ノティは黒ビキニ一丁で雄叫びまくり。 いろいろ楽しかった。 できれば客席が欲しかったけど。
明日が早いので、終演後すぐに会場を 去ってしまったわたしたちに わざわざお礼の電話をくれたノティ。 また会おう。
2008年04月19日(土) |
喜久福30円も値上げとは |
半日の仕事を終え ずだずだと急いで東京へ。 コクーンの入り口のカフェで 見張ってたけど見逃した 流山児修行僧・清正くんに 電車が止まって遅刻ギリギリの大典と ステキ女優・菊田さんと4人並びの席で 「どん底」を観る!!
素晴らちい!! まさにどん底!! そかこの世界をケラの不条理で掬うと ドンピシャなわけだ。 いやはや至極納得。 最後までドキドキした。
関係ないけど 休憩中ロビーに出たら渡辺えり(子)がいた。 「あ、渡辺えり子」つってる間に見失う。
清正くんはバイトのため終演後すぐにお別れ。 また今度、ゆっくりねえ。
大慌てで大典の部屋に帰り閉店間近の銭湯へ。 菊田さんとハダカの付き合い。 はずかちくて、そそくさとあがる。 大典に喜久福を買っていて下さった菊田さん。 いきなり90円→120円はないよな。
2008年04月18日(金) |
閉まるドアに挟まれふげと鳴く |
帰りの電車でドアに挟まれた。 思わず呻き声をあげてしまったが あいうのは「泣く」より「鳴く」だなと思う。
お年寄りの患者さんにお薬を出しに 待ち合い室のベンチまで行ったら わたしが隣に座るんだと思ったその患者さんは 腰を浮かして場所を開けた。途端 屁をこいた。
半分喋り始めていたわたしは その瞬間吹いてしまったのだけど 少し離れたカウンターの人たちからしたら どっちが屁をこいたかわかんなかったのでは ないだろか。と不安になり 調剤室に戻ってからパートさんに 「あの患者さん、腰を浮かした瞬間屁をこいて びっくりして吹いちゃいましたー」 と話そと思ったのに 「腰を浮かした瞬間」まで話したところで来客。 その後は続きを話すのを忘れてしまい ギワク晴らせず。 無念じゃ。
昨夜未明に地震があり うっかり床で寝ていたので 初期微動で目を醒ました。 ああびっくりした。
仕事の帰り、駅からの道を ちょっとだけ変えたら 民家の庭で咲き誇っている桜を見かける。 満開。 しかもライトアップされてた。 毛虫とかすごいときくけど 春のほんの一時期だけ愉しむために 庭に一本見事な桜を植える心意気は天晴 と思う。
2008年04月16日(水) |
そろそろ襟足が跳ねる |
何だか今日はあったかかったよなことを ニュースで言ってたが嘘だ。 着る服を一枚減らして出掛けたが 普通に寒いやんけ。
夕べ大量に食わされた コアな居酒屋・あべひげの夕飯が まだ胃にもたれてちょっと苦しい。 春だというのに 秋みたいな寂しい夜長であることよ。
2008年04月15日(火) |
竹熊のサインがある店 |
「ジャーマン+雨」を観る。
横長スクリーンじゃなく 映像もデジカメか何かっぽい。 自主制作か?と思うよな不思議な画面。 ぶすが主人公とミもフタもない。
かっこいいドイツ人目当てで植木職人見習いで 歌手志望のよし子。 美人で普通の高校生で妊娠経験もあるマキ。 よし子を先生と仰ぐ小学生男子3人。
ドイツ人との恋がうまくいって ぶすがちょっとずつかわいくなってとか そんなあまっちょろい映画ではなかった。 ぶすは飽くまでぶすのまま。 自分にもがき苦しむ十代の話であった。 観ていてとても辛く、痛い。 しかし生命感あふれている。 悪くない後味。
職場から直行して映画を観たので 終演後、腹減ってることに気付き ふらふらとコアな居酒屋・あべひげへ。 のんびりして行けとのあべさんの言葉に甘え ぐだぐだと話し、ぐだぐだとTVを観る。
と 明日、何かの会が営まれるらしく そのためのお酒が運び込まれる。 「ダダカンさん」という方を囲む会らし。 米寿!!の全裸アーティスト!!何なんだろう。
ダダカンさんのことが書かれた本だとあべさんが 文庫本を取り出す。 大正9年生まれのそのアーティストのことが 本の1/4ほどの厚さのページを占めて書かれていた。 仙台在住。 父方のじいちゃんとかわらない世代の方である。 ぜんじろじいちゃんと同世代の人が うんこの瓶詰めみたいなアートを…
呆然としながらぱらぱら本をめくってたら 著者のサイン発見。 「あべひげさん江 竹熊健太郎」 たけくま!? あの「サルまん」の!?
「サルまん」と言えば「サルでも描けるまんが教室」 相原コージと竹熊健太郎の、教室とは名ばかりの 日本まんがの分析本である。 ものすごく面白かった。 今でも大典の愛蔵本なはず。
何度目かわからんけど、やはり あなどれないあべひげ。 日付けをみたら2008.1.2となっていた。 今年の正月やないか!! あなどれないあべひげ。
2008年04月14日(月) |
草餅ときなこといちご |
と、ブロッコリーとてんぷら。 今日お稽古に行ってお師匠様から いただいた食べ物。例によって。
狂言がもとの「末広狩り」をやっている。 主人である女大名に「すえひろがり」(扇)を買って来い と言われ、傘を買って来てしまう太郎冠者。 お詫びになのかごまかしなのか 都で憶えた踊りを踊ってああ華やかねという演目。 何だかいい加減ですが。
お稽古仲間の磯崎さんが女大名で わたしは太郎冠者。 太郎冠者というと、勘三郎さんのイメージ。 できるなら 勘三郎さんのよに幸せそに踊りたい。
お師匠さまの娘さん、あやさんに お稽古をつけていただく。 ひとつひとつの動きがびしっと決まっててステキ。 思わずみとれてしまって、フリが憶えられない。
帰りに誰もいない駅のホームで おさらいしよと思ったのだけど お掃除に余念が無い駅員さんがずっといたので断念。
2008年04月13日(日) |
雨の予報に引きもこり |
久々に電話でチケットを取る。 5月のゴールデンウィークに東京へ行くので そのときの、毎年恒例團菊祭観劇のため。 歌舞伎座も海老さま観劇も久しぶり。 うひひひひ。
今日あたり桜が見ごろで 花見客とかたくさんいたんだろな。 通勤時、さくら並木を自転車で通る。 さくらの香りってあまり気にしたことなかったけど 風きってすすむうちにほんのりとするので 嬉しく思うこの頃。 キモノでお散歩とかすれば良かったかしら。
2008年04月12日(土) |
うたた寝の誘惑に負けたい |
土曜日の仕事帰り 東口のカフェ・コクトーでランチ食べるのを 流行りにしている。
フォーラム会員の更新手続きをして ついでに今日封切りの「フィクサー」の チケットも買って、お昼ご飯。 穀物サンドイッチセットにした。うまい。
さて「フィクサー」 とても心地良く満腹で 更に封切り日だったせいか満員で ほどよくあったかな客席でものすご眠い。 普段映画や芝居を観ている時は絶対眠らないのだけど 何度も落ちかけた。 うーん。 展開がたるかったのかなあ。 ジョージ・クルーニーの役自体が 大もとの事件に直接かかわってるわけじゃなく まわりでぶんぶん言ってる感じで 思ったより切れ者なわけでもなくて 作品全体どこかピンぼけな印象。 眠かったからこう思うのか もともと眠くなるよな作品なのか。
おうち帰ってひたすら眠る。 スマステ観て、きらきらアフロ観てまた ひたすら眠る。 やはり眠かったんだろか。
2008年04月11日(金) |
もらった休みは有意義に使ったつもり |
急遽、午後から仕事が休みに。 へろへろと映画館へ。
「モンゴル」を観る。
浅野忠信がとにかく恰好いい!! テムジンの好敵手ジャムカ役の スン・ホンレイも良かった。 話自体は、壮大なチンギス・ハーンの人生の 第1章、2章、5章、7章みたいな感じで とびとびな上にダイジェストだから アカデミー賞逃したのは何となくうなずけたけど スケールはでかいし、映像もリアルだし 去年の「蒼き狼」観てないけど 日本ではこうは撮れないだろなと思った。
何となく暇をつぶしたあとエルパークへ。 三角フラスコの「チヨコレイト」を観る。
休みの日に部屋に引きこもり 母の昔の日記を読む女がタキちゃん 母の若い恋人らし男にトノさん。 母の日記の世界の表現者とでも言うのか アコーディオンを弾くyumboの渋谷さん。
アフタートークで鳥王のペリカンさんが言う通り 生田恵ワールドであった。 最初、渋谷さんがキャストに入ってるのをみて てっきり芝居するのかと思っていたら 演奏するときいて、納得したものの それはそれで驚いた。 生田さん曰く、ちゃんと出演者として 渋谷さんにもテキストがある、と。 面白い舞台空間をつくるものだなあ。
しかし、毎回思うのだけど 観ていてもっとわかりたかった。 わたしたちはやっぱり即物的な人間なのだと 今日の舞台のことを話しながら 大典と二人意見が一致。
だからこそねえ、生田さんの本を演出してみたいのですよ。 それはそれで面白いんじゃないかと勝手に思っている。 よろしく頼むよtripod森くん。
2008年04月10日(木) |
手数料が惜しく、人を |
会場で、ルコックで一緒だった ナトリウムサナトリウムの代表・中井くんに 会ったので、丁度良かったと 同じくナトリウムサナトリウムのワシさんに 払わなければいけないお金を渡す。
仕事帰り、満塁鳥王一座「エレクトラ」を観た。
ただでさえ緻密な脚本を 三次元四次元と拡げた演出。 すごい構成だと思う。 面白かった。
明日は三角フラスコだ。
会場を出よと思ったら、出口近くの席に ワシさんがいた。
わたしは高所恐怖症。 ベストハウスSPを観てたら やたら高いとこが出て来て 食ってるサラダ吐きそになった。
2008年04月08日(火) |
風の強い日はすごすごと |
映画でも観に行こかと 思っていたけど 職場から駅までの道程、自転車が 暴風に弄ばれるので断念。
團菊祭のチケット取ろか悩む今日この頃。
器のちっちゃいヤツがいる。 「うわっ、お猪口!!」 と思わずにいられぬ瞬間が何度もある。 多分無自覚。 わたしがそ思ってることも知らぬであろ。
日中からなんとなく人恋しく 布モノ作家・イトウちゃんをメールで 誘ってみたりしたけど ご予約済みで残念。
風呂掃除などした後街に出て 「うた魂!」を観る。 ゴリほかどうみても20代以上のにーちゃんらが熱唱する 「15の夜」を予告でみてから気になっていた。
普通にストレートに青春映画であった。
困ったあげく彫りかけの熊を投げてしまう 間寛平のおじいちゃん役がいい。 薬師丸ひろ子の美声にもトリハダが立った。 夏帆ちゃんは「天然コケッコー」の方が よかったなあ。
帰り本屋に寄り、例によってバカ買い。 が、レジにて 本への愛情が全く感じられない袋詰めをされ ぷんすかと帰宅。 割と好きな本屋さんなのに。
2008年04月05日(土) |
「迷子の警察音楽隊」を観る |
シティーボーイズの昔のコントに 「鼓笛隊、迷う」というのがあり どしてもそれを連想してしまうタイトルが 気になっていた。
エジプトの警察音楽隊が イスラエルの文科施設の落成式に喚ばれたのに 目的地の街に辿り着けず ホテルもない街で一泊することになってしまう。
シチュエーション的にすごくコメディなのに 何となく悲壮感が漂う雰囲気。 悲しげな音楽のせいかしら。 でもやっぱりかわいらしコメディ。 異国でなす術なく困りはててるおっさんたち。
シニアデーか何かだったのか 年輩のお客さんが多かったけど 皆よく笑ってて 後味がふわりとあたたかい映画であった。
なんとなく復帰。 去年よりは早いはず。 随時、過去分付け足して行くつもり。
BSで黒澤明の映画を毎週やって行くそで その宣伝番組を観た。 もうもう細切れにシーンを観るだけで 興奮してしまう。 「まあだだよ」の先生と生徒たちの掛け合いのとこや 「七人の侍」の勘兵衛が抜刀して走るとこなんて 涙ぐんでしまう。 土曜日が楽しみになった。
別居婚中のおとと 29歳の誕生日。 おめでどん。
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