えびたま

2003年12月31日(水) 恒例、ろしあの年越し

大典なんとか回復。

しかし帰省の準備を全くしてなかったので
早起きして掃除洗濯準備ビデオ録画セット。

新幹線で盛岡へ。
そこからバスで大典の実家あしろへ。
ここ3年、そこで年越しをするのが恒例となってます。

大典のお母さんと温泉に行ったり
中華のおせちを食べたり
年賀状を書いたり。

ほんとは年越しソバを手打ちでつくる筈だったのですが
みんな年賀状に夢中で忘れてお流れ。

毎年、年越しの実感が薄くなると
お母さんは言ってましたが
この年末の安代行きは
たしかに年越しの風情がわたしの中で定着しつつあります。



2003年12月30日(火) またまた大典ぴんち

考えてみれば、昨年の年末も大典が熱を出し
帰省を一日日延べしたんでした。
何故いつもこの時期体調を崩すのだ。

きっと夕べ御大のうまい料理を食い過ぎたとこに
最近はやってるとゆうおなかにくる風邪が合併したのではないかと。

持ってる薬を飲ませるだけ飲まして様子見。




2003年12月29日(月) 東京から帰って来たよ忘年会

東京から帰省してきた方を囲んで
未来樹御大のうちで、大量の料理のお持て成しを受け忘年会。

御大手作りのお料理、消化器系すべてにいっぱい詰まる程食いました。
更に、全く申し合わせしなかったため
四人して持ち寄ってしまったケーキも。
シュールなアニメのDVDを観て、本いっぱい借りて
バカな話いっぱいして幸せな忘年会。

そんな中、「ラスト・サムライ」に付いて論争。
人によってやっぱ感想は違うものですこと。
しかし、あの映画の主旨をどう熱く語られても
その主旨をわたし自信感じてはいても
それに感情移入して楽しめたり熱くなれるのは別ということを
改めて実感。
コンセプトは好きでもその表現方法がこれかという風に
気に入らない場合はあります。
その逆も。
自分としての評価は後者のが上。
まあとにかく皆様、「ラスト・サムライ」を観て
感想を是非わたくしまでよろしく。



2003年12月28日(日) ブルガリアから帰って来たよ忘年会

青年海外協力隊でブルガリアに行ってた音響・まつもっちが帰国。
というわけで急遽忘年会。

直前に腹痛で欠席の仁美ちゃんにかわり
急遽未来樹・智絵ちゃん参加。

なんか懐かしい顔ぶれ。
最近はspecial thanksにも載らなくなった飯村君も参加だし。
しかし先行きは暗い無国籍。
来年公演できるのかしらあ。

結成してもう10年も経つのだけど
一歩も前に進んでいない気がするのはわたしだけかしら。
毎回同じことで悩むからか。
10年後も悩んでることが同じとは思わなかったなあの頃。
成長してえ。
大人ってもっと大人だと思ってたなあ。



2003年12月27日(土) 大典ぴんち

今朝は吐き気で目が醒めたという大典。

きのうきらくさんの忘年会だったから
おい憧れの二日酔いかよまじでと思ったのもつかの間
夕べほぼシラフで帰って来たことを思い出し。

じゃ、他の原因はというと
夕べ大典がつくってくれた夜食のそば
は、わたししか食べてないのですが
それにはいってたお花のかたちのニンジン。
お花型に切ったときに出た、余計な部分を生でかじったのだとか。

あのニンジン…
数日前処分したどろどろになったレタスから出た
腐れ汁の中にあった。
洗ったけど。
洗ったけど!!

わたしは火がとおったのを食べたから平気だったんでしょう。
単に丈夫な胃袋なのかもしれないけど。

一日お腹の不調を訴える大典。
薬剤師は全く役にたたない。
こういうときはお医者さんだったらよかったのにとか
思ったり。



2003年12月26日(金) 高田馬場の新之助に別れを告げて仙台へ

東西線高田馬場駅の通路に
新之助の海老蔵襲名ポスターが貼ってあったものですから
つい、安デジカメでぱしゃっと。
安ですから、その場で画像が見られない。
帰って来てパソコンに落としてみたら
顔白くてとんでるし。
画面ブレてるし。

成田屋さん、売り出して下さいこのポスター!!
買うから!!



2003年12月25日(木) 十二月大歌舞伎へ

前の晩、東京の大典の部屋に着くなりゴキブリと遭遇。
大掃除開始。
朝寝坊。

11時の開演に間に合わなかった…
もう福助が踊ってた。
「舞妓の花の宴」(しらびょうしのはなのえん)
美しかったです。
ほわんといい気分になり、
休憩時間に売店ロビーへ。舞台写真がお目当て。
新之助の、です。写真の番号を書いて係りの人に持ってったら
「新之助セット」が既に用意されてました。

昼の部は3階席から観劇。でも一番前。
後ろのおじさんが爪切り始めびっくり。
開演しても切ってるし。ヤスリまでかけやがる。
こっちにとばさないで!!ていうか切らないでこんなとこで。

夜の部は1階席。前から2列目!!花道横!!
うまいぐあいに役者さんたちが立ち止まるあたり。
もー鼻血出そう。

夜の部の「絵本太功記」(えほんたいこうき)
武智光秀(=明智光秀)が團十郎さん
息子の十次郎を勘九郎さん。
勘九郎さんにもらい泣き。
とまではいきませんでしたが、すごい。近くで観られてよかった。
十次郎の思いが胸に迫ってくるうう。

「狐狸狐狸ばなし」(こりこりばなし)
夢のような舞台。大好きな人たちばかり。
上方からきた元女形の勘九郎さん
その妻の福助
福助に間男している破戒僧新之助。
「女房にしてほしけりゃ亭主を殺してきな」と新之助に言われ
ふぐの毒にあたったように見せて勘九郎さんを殺す福助。
生き返って来る勘九郎さん。
もう隅々までみてないともったいない。

福助がとにかく小狡くて、可愛くて、気が抜けない。
新之助を観ていたいのに、つい福助が気になるのです。
新之助もすごい。色男の破戒僧。
こんな役やってるのみたことなかったけど、すごくあってた。
地もやんちゃそうだし、お行儀のいい役より
滅茶苦茶やっちゃう不良の役のがあう気がする。
色悪とかもっと観てみたいなあ。

やっぱり多少暗転は多いけど、演出も本も文句なし
十二分に楽しめました。
メゲないコメディーという感じ。
クリスマスネタも満載。
今日がクリスマスだったことをこれで思い出しました。

この舞台のお蔭で幸せな後味。
もう一回観たい!!これ!!



2003年12月24日(水) クリスマスは花のお江戸で

明日は歌舞伎見物。
げへへへへ

なんたって新之助と勘九郎さんの共演ですもの。
席もいいとことれたし。

仕事を終えて大典と二人
仙台駅を走り回り
新幹線車内で食べるものを買い漁る。
お粥と喜久福とマーラーカオとマンゴープリンとお茶。

街はクリスマスカラーでいっぱいですが
わたし達の頭の中は黒・柿色・萌葱色の定式幕カラー。



2003年12月23日(火) 「死ぬまでにしたい10のこと」を観る

ずっと気になってた映画。
火曜日のレディースデーで、祝日で、日に二度だけの上映で
で、ほぼ満席でした。
予告編が始まってから入ったので一番前しか空いてなく。

余命2、3ヵ月を宣告された女の子。
夫と子供が二人。すぐ隣にお母さんが住んでいる。
誰にも話さず、したいことをノートに10個書き出す。

もう、観る前から泣くことが決まってる設定。
さあどうみせてくれるのだと挑む。

静かないつも通りの空気そのままを流し
映画評に「それからの生活をいきいきと過ごす」とあったけれど
それより、ひとつひとつを確かに生きた感じを受けました。
そうなってみて、いろんなことのエッヂがはっきり見えてきたんだなあ
というのがわかる。

したいことの一つが「誰かを自分に夢中にさせる」とあり
つまりは浮気しちゃうのです
でもそのわりは、夫を心から愛してるのがはっきり描かれてて。
浮気相手を最後に抱き締めるところは
自分の人生を抱き締めてる感じがしました。

そのへんまあ、
ムシのいい話だったりもします。

大きな捻りもないお話ですが
ひとつひとつが愛らしく、
「抱き締めたくなる作品」という評が頷ける映画でした。

エンドロールが始まるとみんな一斉に洟かんでた。





2003年12月22日(月) 日向のおじいちゃん化大典

最近は相方・大典に自分の読んだ本を勧める日々。
まあ、いろいろ勧めてますが
いまのとこ主に時代小説…

こないだ勧めた本を、彼は今読んでくれてるわけですが
今日は電車の中でぼろぼろ泣いたらしい。
泣けて恥ずかしいけど、面白くて読むのをやめられなかった。
と彼は言う。

涙腺は歳とともに緩くなるという。

風呂のセンをしないで15分間お湯ダダ流し。
やかんをコンロにかけて火をつけずに待つこと約10分。
朝出掛ける時、台所の電気だけ消し忘れること3回。

このくらいならサザエさんレベルかしら。
孫を愛でるにはまだ早い。



2003年12月21日(日) 御歳暮、届いたらしい。

今日紅茶が届いたよと大典のお母さんからお電話が。
恐縮です。

しかし、わたしんとこにまだ代金の請求がきてない。
どういうことなのだまさか各々に請求がいっちゃったんでは
と心配になり、実家に電話で確認。
別に普通に届いててそんなことはなく。
そのうち来るんでしょう。心配しすぎじゃと母。

で、母、妹にかわるね、と。
え、なんで。

この日記を読んだんですと。
うちのHPにリンク張っていただいてる現代時報の方にきいたんですと。
「お先にー」に他意はないのよーと。
カンに触ったんならごめんねと。
誰だお前は!!
いつからそんな殊勝な言葉を吐けるようになった!?
大人になりやがって。
ふんだ。つまんねーの。



2003年12月20日(土) Loftっていろいろな物売ってるのね

どう考えても他の店と人口密度が違う。
まあ、オープンしたばっかだし
クリスマスシーズンだし。

なんだかお買い物がしたくなり
仕事が終わった後仙台駅へ。
昨日ローン組んじゃったのが
なんか気を狂わせたっぽいです。

いろいろ目を付ける癖に三歩歩くと忘れちゃうので
結局他の店に入ってる100均とか行っちゃって
それらの品々はほとんど買いませんでした。

いけない。
これからの生活に怖じ気付いているに違い無い。

ジュンク堂できいた電話。
「百人一首の本はあるけどね、百人一首のカルタが見付からないのよ。
…じゃあ、カルタさがして、警察スティックさがして帰りまーす」
警棒のことかしら。



2003年12月19日(金) 今日に限って仕事が早く終わるから

いつもの着物屋さんに行ってしまったじゃないのさ。
何故と言って、大安売りをなさるから。
7割り引きですってよ7割り引き!!

そんなに安いんなら早く行かなきゃ!!
今日からのセールだから、今日行かなきゃ。
明日は土曜だから、皆お休みだから
いいものがなくなってしまう。
わたしが仕事終わってから行ってみたってスカばかりじゃ!!
だから今日行かなきゃならぬのじゃ!!
と、鼻息の荒いわたくし。

だからって閉店間際に行くことはない。
閉店時間を大幅にオーバーしても、
売り子さんたちはいろいろ見立てて下さいました。

お蔭様で生まれて初めてローンを組みました。
あそこは魔境だ。



2003年12月18日(木) トラの野郎と同じだったとは

「トリック」と「マンハッタン・ラブストーリー」の
最終回を観て一日が終わってしまった日。

寝る前にみてたスポーツニュースで
1975年生まれを取り上げてました。
巨人の上原とか
柔道の谷(旧姓・田村)亮子とか
ベッカムとか
テニスの杉山愛とか。

わたしも1975年=昭和50年生まれ。
スポーツ選手だと、もう脂がのってのって
下手すりゃそろそろ引退する人たちの年齢になってしまった。

タイガー・ウッズも。
この人年収85億円なんでしょ!?
なにそれ。
どっか外国の宝くじでも当たんなきゃもらえない金額でしょ!?
同い年!?
と、すこし熱くなりました。

野田さんと勘九郎さんが、「同い年」という理由で
知り合う前から、お互いを意識し合ってたという。
意識するものね。
そして焦るものね。



2003年12月17日(水) 遊眠社の中毒だった10年前

DVD-BOXが出たのですよ。
何って、今は無き「夢の遊眠社」のが。
予約して買っちゃって、今日届きました。
もう、意味もなく興奮してます。

10年前、高校生だったわたし。
丁度解散前後だった遊眠社と野田秀樹に夢中で
セリフとか覚えて、芝居仲間とよくごっこやってました。
今思うと恥ずかしい高校生。

今はもう見返すこともほとんどなくなってしまったし
昔程野田さんに興奮もしなくなってしまったんですが
こうやってずらっとそろったパッケージを見てしまうと
あのころの感覚を思い出してしまうものであることよ。

野田さんの写真集「たかが、僕」とかみて
昂って眠れなくなったりしてたし。

今観たらどう感じるんだろう。
最近NODA MAPも、普通の他の芝居と
自分の中での位置がかわらなくなってしまった。
ゆっくり観直してみるつもり。




2003年12月16日(火) 「ラスト・サムライ」を観る

踊りを一緒に習ってる友だちと。
謙様は大好きなんだけど、トム・クルーズが微妙なので
観に行くの迷ってると言ったら
なんかひょいひょいと一緒に観に行く段取りに。

期待程ではなかった。

うーん。謙様はやっぱり素敵なんですけどね。
もうちょっと歴史に根ざした話にしてほしかった。
なんというか、謙様率いる軍勢が
何で闘ってるのかというのが
底が浅めというか、空論じみてるというか。
これが武士道じゃ。と言われてしまえばそれまでですが。
だとしてももっと賢くあってほしい。
謙様演じる「勝元」という役、位置的には西郷隆盛みたいな人。
うーん、でもきっとこれで西郷にしちゃったら
日本の歴史ファンが怒り狂うんだろうなあ。
まあ、面白くないわけでもないんですが説得力が無かった。
それだけに観てて熱くなれなかった。

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」みたいな話かしらん
という期待だけは裏切られなかった気がします。

そんな中ぐっときたのは、
斬られ役で有名な福本清三さん演ずる「寡黙なサムライ」
この人が死んじゃうところ。
「ああ、この人観客に惜しまれながら死ぬ役もしかして初めてなんじゃ?」
と思ってしまい
よかったねえみたいな勝手な同情をしちゃって。

あ、あと、七之助、
教科書でみた明治天皇にちゃんと似てて感心もしたけど
芝居がやっぱり大物。
高校生とは思えない貫禄と気品があり。

「おすぎはいくら」で2000円くらいだっけ?
わたしはレディースデイの1000円で観て丁度良かった。



2003年12月15日(月) 暮れの元気な御挨拶を考える

しゃかいじんになってしばらく経つのだから
そろそろお世話になってる方々に御歳暮を。
とりあえず、今年は家族から…

先日、大典のお母さんから既にチーズケーキが。
というわけで、プラス大典のお母さんにも。

実家に帰るたび
親からは何かしら食い物を要求されるので
まあ、全般食い物系が良いのでしょう。

こうやって新しい年の瀬感を模索してみるつもり。
年賀状も今年は今年中にかこう。
やったことないけど。そんなこと。



2003年12月14日(日) 忠臣蔵はいづこへ

子供の頃、
年末はもっと年末らしかった気がするのですが。
テレビではとにかく忠臣蔵関係のものばっかやってて。
どういうわけかベートベンの第九も混ざってしまい
小学生くらいのころはこれが忠臣蔵のテーマだと思ってました。

今日は討ち入りの日。
因に父方のじいちゃんの誕生日でもあり
そのせいかじいちゃんは大の忠臣蔵好きでした。

スカパーの歌舞伎チャンネルでは
さすがに特集のようにいっぱいやってたけど
地上波では何もやってないっすね。
特別好きなわけじゃないから別にいいんだけど
ただ
もっと年末らしさを実感したい!!

まだ秋くらいな気がする。
ここのところ毎年だけど。
年々季節感が鈍っていくう。



2003年12月13日(土) 笑顔を見たくば歌舞伎をくれ

自分の単純さに感動。

職場でイライラして帰って来て
頭痛までしてきてたのに
歌舞伎のチケットが取れた途端一気にすっきり。

芝居の稽古期間、ナーバスになった日
大典と歌舞伎の話をしながら帰って来たら
やはりすっきり落ち着いていた。

いなくなったら歌舞伎座近辺を探して下さい。
だれか。お願い。



2003年12月12日(金) 買い物欲どろどろ

これまた昨日のことですが。

ネットで狙っていた帯が
誰かに買われてしまいました。
ちょっとだけ様子みてたら!!
だってボーナス出るか不安だったんだもん!!
前の日まではあったんだもん!!
支給の告知と支給日が一緒だったんだもん!!
もっと早く教えろ!!
そんでもう買う気まんまんで見てみたら売れてたっつーの

買いたかった感だけが残り
悔しかったので、いつものリサイクルの着物屋さんで
安いけど、染めがちょっとズレてるけど
かわいい帯を衝動買い。
いいんだもの。いまおかねもちだもの。

たまってたお誕生日プレゼントも買いました。
四人分。
歯ブラシも。
あ、洗顔料買い忘れた。
ソフランも。
だめだ。もう生活じみた方に近付いてる。





2003年12月11日(木) 「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」を観る!!

これもセコいことにモーニングショーねらい。
お休みの日に早起きして映画って
なんだか微妙に健康的。

ドラマをリアルタイムで観てたやつで
「何故こんなに面白いドラマの視聴率があがらない!?」
と壁を毎回殴ってました。
これで氣志團の存在も知ったし。
DVDになってから人気出て、映画日本シリーズ。
なんか嬉しいような悔しいような。

相変わらずバカで嬉しかった。
こまかく1回表から9回裏、延長戦まであるし。
ドラマを知らない人は辛いという話もありますが…
余命半年の主人公の設定は話を重くするものだけど
それとバカな部分が恐ろしくバランスとれてるのがすごい。
これでもか!!という程くだらなく話をひっぱって
1秒たりとも飽きさせない。
ブラボー。大好き!!

やっぱ買おうかなあドラマのDVD。
「マンハッタン・ラブストーリー」も
「僕の魔法使い」もほしい!!



2003年12月10日(水) 小津安二郎「彼岸花」を観る

なんか今BSでやってますね。
「東京物語」くらいしか観たことないので
ちょっとはお勉強しようと思い立ち。
というか、他に面白いテレビやってなかった。

何日か前にやった「生まれてはみたものの」を観た時にも
思ったのですが、
あの映像の中の日本の延長線上に今がある
というのが信じられない。
まるきし別世界をみてるみたい。外国とか。
江戸の時代劇と感覚近いな。
価値観もそうですが
世界、風景がまるで違う。
こんな日本があったんだなあ。

ストーリーは、熟年のお父さんが
友人の娘の同棲問題に立ち回り、他の友人の娘の相談相手となり
自分の娘の結婚に反対し反撥され
ああ、子供っていつの間にか親離れしてくんだなみたいな話。
おおざっぱだなすごく。
あれ、なんで彼岸花なんだろう。

主人公のお父さん・佐分利信て役者さん
この映画で初めて観たけど、他でどういうのを演じてる人なんでしょう。
あまりに動じない芝居で
まああれが小津風なんでしょうが面白かった。
でもしっかり表情が眼に現れていて伝わって来る。
微妙な気持ちの流れとか変化とか僅かだけど確かに。
映画全体もそんな感じでした。
面白いなあ。

娘の彼役は、中井貴一の父・佐田啓二。
この映画でこの人も初めて観たのですが
単純に貴一と似てて感心。当たり前だけど。
最近親子の類似だとか、家族の系譜みたいのに弱いから。



2003年12月09日(火) ハーブのお風呂に粋に入ろうぜ粋によ

数日前、久しぶりに動かした昔のパソコンの下から発見された
入浴剤。

一年くらい前、智絵ちゃんとあだちさんから
アロマ教室で作ったもののお裾分けで戴いたもの。
ピンクのと赤の包みいっこずつ。
香りを楽しんで
ちょっと薄くなってきてから
お風呂にいれたらよろしくてよと。

どうせいれるのなら特別な日の前の日にしたくて
香りを楽しみすぎて
そのうちなくして
すっかり香りは無くなり
今日お風呂に入れたら
ただのハーブのカス風呂に。

ごめんなさい
無駄にしちゃってごめんなさい
ちゃんともういっこも使います。
もう一度カス風呂に入るから
お友達でいて。



2003年12月08日(月) そろそろ歯ブラシを買い替えなければ

また毛先が削れてきましたので。
せめてひろがってくれればわかりやすいのに。
うっかりいつまでも使ってしまうじゃないの。

今日は混むに決まってる月曜日に
病院に押し寄せる患者たち全員に殺意を覚える。
今回ばかしはドクターに罪はない。総出で診察してたから。
学習しろ!!
そして混んで待たされたからってキレるな。
自分も混ませてる原因のくせに!!!
いや、別に誰かにキレられたわけではありませんが
誰もが一触即発の顔してた。

全然関係ありませんが

この間、ある人に香取慎吾に似てるといわれる。
いやいや語弊があります。
その人の中でわたしのイメージが慎吾ちゃんと重なるんですって。
びっくり。
わたしは子供のころからいつか
「泉ピン子に似てる」と言われるのじゃないかという
不安に捕われ続けている人間。
ちょっと嬉しかったでごわす。

「新撰組!」が楽しみ。



2003年12月07日(日) 武蔵はやっと最終回よ

この12ヶ月辛かったです。
いろいろな意味で。
でも最後の方は、よりひどかった舞台のせいもあり
テレビの武蔵がちょっとよく見えて来てた。
しかし、11月の舞台版を観て実感したのは
一年前より新之助が好きじゃなくなってる自分でごわした。
ほんとに辛かったのよう。

それはさておき
今日はお昼にぎりぎり起き出して
横浜から来た劇団のお芝居を観に行きました。
前に直接プロモーションされた劇★派ユニットさん。
なんというか、思った通りの舞台でした。
あのとき、わたしに理解不能なのではないかと心配し
詳しく説明して下さった劇★派の方。
いや、やっぱりわかってました。
観たことあります。こんな感じの。むしろいっぱい。
そして申し訳ありませんが
わたしの好みには合いませんでした。

でも、他所の土地にやってきて
公演をするというエネルギー、努力はやっぱり尊敬します。
お疲れ様でした。



2003年12月06日(土) ピーター何?

ふと、数学者で大道芸とかもやる
外国人タレントの名前がわからなくなり
「ああ、ここまで出てるのに!!」という状態に。

ピーター。ピーターまではあってる。
フランクル?
あれはなんかやたらと日本語流暢な人でしょう。
日本の血も混じってそうなルックスの。
あとピーターって。ピーターって。
ベントンじゃない。フォークじゃない。
確かアメリカじゃなかった。
東欧かどっか。

だーれーだーと結局ネットで検索。
フランクル。

じゃ、あの流暢な人誰!?
あ、バラカンだ。バラカン。

こういう「ここまで出てるのに!!」ってのをほっとくと
ボケやすくなるっていうから…

ああ、すっきりした。



2003年12月05日(金) 焼肉の会開催

にくにくにくにく
くいまくり。

久々に「クルサ・ドッグ」の公演参加者が集まり
忘年会代わりのような焼肉の会。
皆様楽しゅうございました。
また何かで飲もうね。

しかし帰りに今年最大にショックな事実を確認。
しばらく立ち直れない。

呪い方募集中。



2003年12月04日(木) できちゃった婚の親子

夕べのことですが
妹が結婚すると連絡をよこしました。
できちゃったんだそうで。

まあいいんじゃないの。
うちの親だってそうだし。

妹からのメールに「お先にー」とあって
何!?と思う。
いや、先をこされたことが悔しいのではなく
やつがこれで勝ったと思ってるらしいのがカンにさわる。
大典と付き合い始めて10年。
結婚はしてるも同然だから、こだわりません。
苗字かわるのいやだし。
しかしこどもはどうしたものかなあ。

妹よ、幸せにおなりー



2003年12月03日(水) がんばれパフォーマ

人から預かったMOの画像データを
プリントアウトしなければいけなくなったのですが
ノートにしてからMOは使えない。

仕方ないので前に使っていたデスクトップに
1年ぶりくらいに電源を。

たいして大きなエラーが起きてたわけじゃないので
ちゃんと動いたし、ちゃんとプリントできましたが
ものすごく時間がかかった。
ものすごく。

便利さに慣れるって簡単だわ。
前はこの速度が当たり前だったなんて信じられない。
でもちゃんと仕事をした古いパソコンに
ちょっと感動したのでした。



2003年12月02日(火) マーラーカオは偉大

最近よくこの日記のネット解析をしてみてるのですが
舞台「欲望という名の〜」関係を
検索していらっしゃる方が多いみたいです。
なんか申し訳ない。
これについて大した情報ないのに。

ここしばらく、
日に5、6件分くらいこれでカウンターが増えてます。
そんな中今日は「マーラーカオ」で来た方が!!
少しなごんだ。
でもすみません、御満足いただけなかったのでは?
作り方もありませんし。
ただ、粥餐庁のマーラーカオはほんとにうまいです!!ちっちゃいけど。
カボチャとさつまいもがあります。
どっちもうまいです。
粥餐庁は東京中心にお店がありますが
東北だと仙台駅地下にありますよー!!





2003年12月01日(月) 「アンダーグラウンド」を観る

昨日のことですが。
早急にビデオテープの空きがほしくて
だいぶ前にとっててみてなかったので。

ボーッと観てたので最初どこの国の話なのかわからなかった
ロシア語っぽいけど雰囲気は妙に明るいし(サントラが可愛かった)
あれベオグラードってどこの首都だ!?とか。
ユーゴスラヴィアの話でした。

第二次大戦中に地下に潜った人々と
彼等を潜らせ地上で地位を築いていった人の話。
潜らせた人たちにはずっと武器を作らせ
それを売り捌く地上の人。
地下の人々には戦争はまだ続いていると思い込ませている。

ちょっと前に市内の劇団がこれの日本版パロディ(だろうか?)
をテント芝居でやったのを観ました。
でもそれだと日本でやる意味はあんまし無いように思え
武器をつくらせている側が何かしたいんだかよくわかんなかった。
この映画が元ってきいてたから
この映画もこんなんなの?って思ってしまった。

でも納得。ユーゴなら。
戦後もずっと対ソ連なり内戦なり続いてたし。
ティトー政権に関わって出世する地上の人。
死んだ人として伝説に祭り上げられている地下のリーダー。
この二人は無二の親友。
やがてバラバラになってしまう二人。
地上から消えるユーゴスラヴィア。

末路はものすごく悲しいのですが
エンディングはどこか明るく幸せそう。
エンドロールの前に「この物語は終わらない」と出る。

なんか、じんわりショックな映画だった。
自分の生まれ育った場所に対する愛着を
愛国心と表現するのは嫌。
この言葉は好きじゃなく、これを持ってる気もしないし。
愛国心よりは、家族やその土地への愛着を描いた映画に見えました。









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