ぽあろの音楽旅日記
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2003年11月07日(金) |
第88回 サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール |
どちらかというと吹奏楽ファンにおなじみの曲、でしょうか。私の場合、吹奏楽版ではじめて聞いてから、オケ版を聞くまでに10年くらいかかっています。酒の神バッカスの名からきているように、酒池肉林豪華絢爛な曲です。冒頭のソロのオーボエが印象的、独特なリズムも印象的、終盤のティンパニ&ホルンがまた印象的。派手派手なんだけどなんとも「粋」なのは、やはり「おフランス」の音楽だからでしょうか。 久しぶりにCD&テープを引っ張り出して聴いてみましたが、いいですね。はじめて聞いた(はずの)妻もお気に入りでした。おすすめの曲です。
☆シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団
まあ、こういう曲はこの人たちですね、というかこの曲の録音自体が決して多くないのでココに落ち着く感じです。管楽器・打楽器が目立ちがちなこの曲の中で、豊麗な弦の響きがすばらしい演奏です。・・・ナンデN響に来ちゃったんだろう、デュトワさんは・・・。
☆森本和哉指揮 岩国高等学校吹奏楽部
はい、また自分らの演奏です(苦笑)。新人演奏会での演奏なんですが、今にして思うと、一番の会心の演奏だったんじゃないかな、僕の8年間では。オーボエソロが素敵だった同学年のSさんはその後、後輩のY君と結婚なさったそうですが、それはここではどうでもいい話ですね(笑)。しっかし、あの二人、いつの間に・・・(くどい) 演奏はというと、当時の岩国高校の「お家芸」、勢いマカセのノリが最大限に出ていて説得力充分。ききごたえばっちりですよ。
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