緑さんから電話,大掃除,たまねぎや

O君なき(生きているであろうが)後私の心を最も占める人物、
ロンドン在住アーティスト西澤緑さんから電話。

来年の個展の日程のお知らせ。2月上旬来日決定。広報活動を依頼される。
合点だ。ガッテンガッテンガッテン!さあ、忙しくなるぞ。

HPは個展のご案内を残して閉鎖しようか、という案でまとまりかけたのだが
やはり活用できるものは全て利用しようということに。
長らく更新もせずにほっぽり放しでごめんね。

電話を切って早速HP更新作業。これからはMidoriumのチェックもよろしくお願いします。

日が暮れてから大掃除を始める。
8月入居からそんなに経っていないので汚れも酷くなくて楽。
が、ダイニングテーブルの脚の金具が外れて、ひん曲がってしまい直すのに一苦労。
22時ぐらいに終了。

カウントダウンは酒たまねぎやで、と思っていたが池袋への道で年が明ける。
1時近くに着く。ビンゴゲームも終わってしまった。ご主人は既にかなり酔っ払っている。
「もう1回ビンゴだ」と言い始め、3回も取って置き極上の酒を出してくれたが当たらず。

3時半頃店を出て江戸川橋駅。いつも神楽坂駅を利用していたが、江戸川橋の方が便利だ。
しかし住宅街をくねくね行くので一人では無理。
大晦日の終夜運転はタイミングが合わずかなり待った。

2001年、日記をお読み頂いた皆様、ありがとうございました。
お楽しみいただけましたか?私はすっごく面白かったです。2002年もどうぞよろしく。

2001年12月31日(月)

暇女,「やらぬ仲」感想

「大地を守る会」の最終宅配日。
空き箱を出しておくのを忘れて、
玄関が段ボールと発泡スチロールの箱でいっぱいになってしまう。

13時過ぎに起きてご飯を食べようとしたところへ電話。
酔っ払った檸檬屋の住枝さんが唸っている。「うー、そば食べんか」
「今起きたばかりですから」
「1時間で来い。化粧なんてせんでいいから!」
檸檬屋に2泊している男の子と飲んで待っているという。

先日後藤一喜さんに1週間に4回檸檬屋に来ている「暇女」と言われ、
こんなことではいけないと思ったのだが、2時半には檸檬屋。

住枝さんお薦めのそば屋、割烹はやっていなくて、寿司屋。
住枝さんは、昨日来て朝8時までいたという女性客にも電話をかけて「すぐ来い」。
しかし暇女は私だけのよう。

ご馳走になってしまい、両手を広げて抱擁を求める住枝さんを振りきって17時に帰る。
今日も大掃除できず。

大学のゼミ仲間N君からメール。
先日檸檬屋で会った男性が彼の元上司と判明し、久しぶりにメールを書いた。
その返信で「やらぬ仲」の丁寧な感想をくれた。感激。

> 「やらぬ仲」は正直、そこで桜井が何を書こうとしたのかが私には分かりません
> でした。「ファンタジー」を標榜するにしては、中身に仕掛けがなく、単に時系
> 列を追っているだけだし、プロットも相当雑だと感じました。また、削ったほう
> が文章が生きると思う部分も多々ありました。特に、いわゆる「気の利いた表
> 現」は不要なものが多いと思います。
>
> 光っていると思ったのは、宇佐美の血まみれのスーツを見る場面です。宇佐美が
> 取り出してきてから、「捨てられない」と言う部分まで、この、私の画面上では
> 9行は経験したものでないと書けない凄みを感じました。ただ実際は、小説の構
> 成上この9行が他の部分と特に関係ないように感じられるのが致命的だと思いま
> す。時系列を追って、ある意味淡々とエピソードを重ねていく、という手法はア
> リだと思っていますが、その世界に読者を引き込むためには文章にもっと繊細
> さ、滑らかさが必要でしょう。それが感じられないことが、私には「急いで書い
> た雑な文章」に見えてしまうところです。
>
> テクニック的にいくつか気づいた点があります。
> ■小説の書き出しはあれではつまらない。文化センターの自分史講座を受けたお
> ばさんが書いている文章の書き出しのようです。
> ■冒頭部分で「自分が過去を振り返っている」スタンスをとっているけれど、自
> 意識が強く出すぎている。それはエッセイでしか使えないと思う。もっと早く作
> 家の影を消したほうがいいのでは。
> ■タイトルについて、言葉の持つ「品のなさ」よりも、その言葉をタイトルにつ
> けて自らの価値観をにじませようという「品のなさ」を強く感じます。
>
> 否定的な感想がほとんどになってしまいましたが、持ち上げるよりは、きっとい
> いだろうと思って、あえて書きました。ただ、応援していることだけは間違いな
> いし、はっとする文章が書けない人だとも思っていません。個人的には小説より
> も、実生活での腹立ちものの方が面白いと感じています。

さすが、全てお見通しだ。有り難いアドバイス。
それにしてもゼミ仲間はみんないい人たちだ。
N君は今札幌で、酷く寒いだろうが私の心は温まった。
2001年12月30日(日)

年賀状,太古八

昼に起きて年賀状。住所録入力を終えて、太古八。
一人で行くのは寂しいかと思ったが、近くの席にやはり女性の一人客。
ご主人の羽賀さんと話していれば一人でも平気だった。
牡蠣フライ、むしかれい、美味しい。

一人で飲んでる女性も今年転職2回で大変だったらしい。
池袋のお薦めの飲み屋を教えてもらう。

太古八に私宛の電話が入る。誰かと思ったら先に帰った女性から。
「仕事探してるんでしょう?今人を捜してる人と一緒にいるからどうかと思って」
とのこと。

今出会ったばかりの人なので驚いた。
何かの入力の仕事らしいが1月2日から時給900円とか。
今日は酔っているので、明日また連絡することにした。しかし正月2日からで900円か。

太古八は今日で仕事納め。羽賀さんの飲み相手に手を挙げたが、軽くいなされて帰る。

朝7時過ぎまでかかって年賀状印刷。
2001年12月29日(土)

永六輔独演会,タカノフルーツパーラー,纏寿司

母が「永六輔の話が聞きたい」と言うので、一緒に紀伊国屋ホール。
開演前なのに永六輔がステージ前に立ってもう話が始まっていた。
日本橋三越の回転寿司に黒柳徹子と一緒に行って大騒ぎした事件。すごい光景だったろう。

「雪国」をいろんな人が書いたらどうなるのか、というパロディ。面白い。
つかこうへい版雪国は、倒れるんじゃないかと思うほど熱弁。笑った。
あとは医療と介護、福祉の話、もの作りの話など。間にCDを聞く。

16時に終了、タカノフルーツパーラーでお茶。
血糖値の高い母は不満顔でマスクメロンジュース。
「最近人と会って話をしていないから、なんだか圧倒されちゃって。すごい早口ね」
と独演会の感想。元気なときの母ならば、負けていないと思うが。
私はざくろのホットドリンク。甘過ぎる。

寿司が食べたいという母の希望で四谷の纏寿司。
私たちが入った時は空いていたが、しばらくすると満席。
美味しい。ちゃんとした寿司は半年振りだ。前回、前々回も母とだった。
親と一緒でないと寿司が食べられないとは情けない。
2001年12月28日(金)

「チホー議会の闇の奥」刊行記念トークライブ,電脳キツネ目組忘年会

電脳キツネ目組組員で、大阪門真市会議員の戸田ひさよしさんが「チホー議会の闇の奥」
という本を出して、記念のトークライブが代々木八幡区民会館であった。
ゲストは宮崎学さんと元女子刑務所看守の藤木美奈子さん。

1時間以上遅刻。会費2,000円で本とビール、おつまみまで付いててびっくり。

ドメスティック・バイオレンスのサバイバーで「我慢するのはもう、イヤだ」
というエッセイを出している藤木美奈子さんと宮崎さんのバトルは面白かった。

「私は女に包丁突きつけられたり、車に乗ってて車で突っ込まれたり
ドメスティックバイオレンスの被害者です。
しかし何でそんなことされたのかというと全部私が悪いんです」と宮崎さん。
「で、結局何が言いたいネン」と藤木さん。

2次会は電脳キツネ目組忘年会も兼ねて檸檬屋。1週間に4回も檸檬屋に来てる。
作家後藤一喜さんに「暇女」と言われる。
昨夏には「お前の名前は『はらあせも』だ」と言われた。
しかし私が「もの書きになりたいんです」と言ったら親切にアドバイスを下さる。

Hさんに車で送ってもらって帰る。
2001年12月27日(木)

銀行押し入り,ちゅらさん,映画駆け込み

会社の銀行口座を作るには定款原本を持って来い、とのことで三井住友銀行。
走ってギリギリに着いたはずなのにシャッターが閉まっている。時計は丁度3:00。
非常扉から出てくる人を発見。
警備員が閉めようとするところを「すみません。もうダメですか」。
ドアが閉まらないように足で扉を押さえる。年末警戒中の警備員は思いきり怪訝顔。
「どういったご用件で?」
「口座を作るんですが」
必死の形相だったのだろう、「どうぞ」と入れてくれた。

定款はその場で作って無事入金。
しかしキャッシュカードの受け取りは1月7日以降また謄本原本を持って来い、とのこと。
3回も足を運ばなくちゃいけないなんて、会社を作るより面倒だ。

「ちゅらさん」総集編。夏の沖縄傷心旅行を思い出して泣く。
同時期えりぃもセンチメンタルジャーニーだったのに、
ドラマはハッピーエンド、こちらは修羅場。
ふん。主人公としては、負けずにドラマチックだったから◎さ。

20:45に放送が終わって、21:00からの文芸座「ミリオンダラー・ホテル」目指して走る。
ビル前に着いたのは21:02。席に着いたら丁度始まるところだった。

よくわからなかった。結局犯人はあの人?だとすると何のために?
多分そういう理由だとして最後は何でこうなるの?
そうするしかないようには思えないけど?

主人公の男の子と女の子は可愛かった。

今日こそは年賀状を書くぞ、と思っていたが寝てしまう。
2001年12月26日(水)

クリスマスプレゼント,檸檬屋

マニキュリストのIさんから詩のプレゼント。
先日の某人物の某舞台のときに久しぶりに会った。
以前私が、彼女の詩を読みたいと言っていたのを覚えていてくれた。

心にちくっとせつない詩で、今の気分にぴったり。
男と女のタタカイの中で
「私にこうしてほしいと思うなら、そうさせる言葉や態度ってものがあるだろうに」
と何度も思ったことを思い出した。
それがさっぱり通じ合わなくなったから別れたんだな、きっと。

檸檬屋の住枝さんから電話、「手伝いに来てくれんか」。
愛してくれる男の頼みでは行かねばなるまい。

アルバイトを紹介してくれると言ってたAさんから電話、
「先方がつかまらないから、また来年だね」
あらら。まあいいか、檸檬屋手伝うし。

パーティーの片付けは大方終わっていた。2日間の30周年パーティーの後で今日は暇そう。
ちょこっと洗物やら準備をした後は「桜井も座って飲め」とのことで牡蠣鍋。
お客様は5、6人。
帰りに「お手伝い割引して下さい」と言ったら「いらん」。ご馳走様でした。

イヴもクリスマスも檸檬屋とはなんとも…。
しかし今日もお土産(選べる香典返し)を頂いてしまったし、
Kさんから「(日記は怖いけど)実際会うとキュート」とか、
言葉のプレゼントももらって心暖まる。
2001年12月25日(火)

私を愛する男,オゴウチ家

お昼に、電話の音で目が覚める。
「俺だ、お前を愛している男だ」
??聞き覚えのある中年男性の声だけど??
「今、お前を愛している男は俺しかおらん」
「どちら様ですか?」
「住枝だよ!」
「ああ、そうかあ」
「お前、今から来い。Mさんも飲んでるから。Nも来るから」

昨日の檸檬屋30周年パーティー2夜目の後、泊まったMさんと飲み直しているらしい。
「私が着いたらみんな寝てたとか、無いでしょうね」
と少し不安だったが、出かける。

14時前に着いた檸檬屋には住枝さんと、Mさんと、電脳キツネ目組の男性2人。
パーティーは昨日午後3時から12時間続き、10時から再び飲んでいるらしい。

「お前、Nと一緒になれ」とか「檸檬屋の嫁に来んか」とか言ってた住枝さんは
やっぱり寝てしまう。時々「あれを入れてくれんか」と寝言のようにつぶやく。
「あれ」とはパーティーのために店の外に運び出され、山と積まれた家具、備品、
本、書類、ごみ…。どうやったら再び店内に納まるんだ?という量。
気になってしかたないようなので、4人で運び入れる作業をする。
パーティーで少しきれいになっていた檸檬屋は、再び倉庫のような店になる。

作業で疲れたのか、またみんな寝てしまう。
N君とお話。オゴウチ家のクリスマスディナーに誘う。

17時、店外に残っていた大きな家具も無理矢理運び込んでお開き。
住枝さんがオゴウチ家へのお土産の花と果物をくれる。
大きな花を抱えた男二人を両脇に、谷中の商店街を闊歩するのは気持ちいい。

オゴウチ家のクリスマスディナーは、
特製黒米入りローストチキンと手作りショートケーキ。美味しい。
N君も喜んでくれて良かった。

寂しいクリスマスを覚悟していたのに、楽しい気分だ。みんなに感謝。
2001年12月24日(月)

日記,テレビ

昼過ぎに起きて1時間入浴、洗濯。昨日の日記を書くのにえらく時間がかかる。

NHK「山口百恵 激写 篠山紀信」の再放送。実験的な番組で面白かった。
山口百恵の顔を編みこんだセーターを着て、一輪のバラを持った野坂昭如が
「これから日本は悪くなるので『70年代は良かった』と
山口百恵を通して思い出すようになるだろう」と言っていたが、当たった。

着ているものは時代を感じるが、メイクや表情は今見てもハッとさせられる。
歌もかっこいい。
2001年12月23日(日)

某舞台,檸檬屋30周年パーティー

某人物の某舞台。
先日、本人から「次回は是非来て下さい」と言われたが、何年も先のことは約束できない。
その時彼が舞台に立つかどうかも、私がそれを見たいかどうかもわからない。
今回の舞台を見るというのは約束だった。もともと彼が「見に来て」と言ったのだ。

開演にぎりぎり間に合う。拍子木の音に合わせて、私の心臓もどっきんどっきん。
幕が上がってから最後まで目は釘付け。やっぱり素敵。見て良かった。

某人物の友人何人かに会う。終了後みんなは楽屋に向かったが、
私は「会いたくない」と言われてたので会場を後にする。

2時間ほど持て余して檸檬屋。本日、明日は檸檬屋30周年パーティー。
世界的なフォルクローレギター奏者のソンコ・マージュ氏の演奏あり。かっこいい。

私が初めて檸檬屋に行ったのは99年7月24日、
檸檬屋の地下ホールでソンコ・マージュさんのコンサートがあった日。

挨拶では99年2月と言ってしまったが、檸檬屋によく行くようになったのは2000年2月から。
「いつも優しくしてもらって、『癒し』とか『和み』とか嫌(な言葉)なんですけど、
そういう店です。住枝さん大好きです。」とお祝いの言葉。
他のお客さんも「檸檬屋と私」を順番にスピーチ。

日記読者のKさんに「何でいつも喧嘩してるの」と聞かれる。「日記のネタのためです」。
「怖いよね」
「怖い?私が『フリーラヴ宣言』してるのに誰とも何にも無いのは
怖がられるからですかね?『付き合ったら書かれる』ってびびるの?」
「違う、書かれるのが怖いとか人間が怖いんじゃなくて、日記が怖い。
エンタテインメントになってないというかね」
「そうですか。私としてはかなり抑えて書いているんですけど」

因果応報の一日。私が会いたくない人に出くわす。確かに怖いかも。
某人物も私と同じ様にこんなに不快なのだろうか。

送ってくれると言ってたYさんは檸檬屋で熟睡してしまい、
私は住枝さんにタクシー代をもらって帰る。
しかし、不思議な店だ。客を追い返したかと思うと、「タクシー代出すからいろ!」
で、「じゃあ飲むか」と思っていると「俺は寝る」。
30周年は奇跡だ。いや、だからこその30周年か?
2001年12月22日(土)

お岩,仕事無い,三井住友銀行,池袋スポーツセンター,開き直り

昨日はひどく泣いた上、カムジャタン(韓国風肉じゃが)を2〜3人前食べて
すぐ寝たもんだから浮腫んで目は腫れてすごい顔。うわあ。

登録している事務系人材派遣会社2社に電話してみる。両方とも「今は無いです」。
アルバイト派遣の方は携帯メールで募集がかかるのですぐに埋まってしまう。
別のマスコミ系派遣会社に電話しようかと思ったが気分が萎える。

夕方になって三井住友銀行から電話。
会社の口座開設には印鑑証明が必要だと言われる。
結局今日は口座開設できず。また法務局に行かなくちゃいけない。
法務局に電話。印鑑証明発行手数料は500円とのこと。

三井住友銀行池袋東口店に電話。
取次ぎにやたらに時間がかかる上、
「只今つながりません。またおかけ直し下さい」と言って切れてしまう。
交換手の経費削減なのだろうが、伝言も残せないし不快・不便だ。

2回目はつながった。
担当者に「なぜ印鑑証明が必要なの?500円かかるので、
定款のコピーではダメ?」と聞く。
「原本なら大丈夫です」とのこと。電話を切ってまた不安になる。
彼の言う「定款の原本」とは株式会社・有限会社の登記手続に必要な、
公証人役場で認証を受けた定款のことだろうか?
合資会社の場合、定款の認証は不要なのだ。
認証を受けていない会社保存用の定款では、またイチャモンつけられるかもしれない。
ああ面倒くさい。

5週間ぶりにプール。気持ちいい。霙の降る寒さで、3連休前夜だからか空いていた。
1時間泳いで帰ってから太古八に行こうと思ったが、
ラストオーダに間に合いそうもないのでやめる。太古八、恋しい。

携帯にAさんからメッセージ。「短期のバイトがあるんだけど」「やりますやります」

今日更新された宮崎さんのHPに「居直って迎えよ歳の瀬と新年」という記事。
失業率は実質10%を超えるんじゃないかという状況で、
どうすりゃいいかと言えば「開き直ればよい」とのこと。 

「就職しなくても仕事はできるし、飯は食えるのだ。
  ところが多くの人間は、定期収入がなくなることを極度に恐れている。賃金の奴隷に成り下がっているのだ。」
「見栄を捨てることや。失業したらしたで潔く失敗を認めて、次に備えるほうがよっぼど建設的やるが。仮に家を失ったとしても、ここでいったん清算してまた買えばいい。万が一それがかなわなかったとしても、持ち家やローンに縛られない人生の楽しさが得られることを俺が保証しよう。ビクビクしながら国や会社にしがみついて何になるか。しょせん、世の中なんてものは、開き直った者勝ちなのである。」

単純に励まされた。

私は世間を甘く見ていたから、なめていたから私もなめられる、当然だ。
最近そう思うようになっていた。
しかし「世の中厳しい、なめたらあかん」って考えても、状況は変わらない。
本当に「ビクビクしてなんになる」だな。
2001年12月21日(金)

マスコミ系人材派遣,おまた,税務署,三井住友銀行,キンカ堂

編集アシスタント希望でマスコミ系人材派遣会社に登録。
未経験の35歳では、かなり難しそう。
他にも何社か登録したほうがいいだろうか。どこも状況は一緒かな。

おまたでお昼。生姜焼き定食。メニューもいろいろあって、混んでいた。
落ち着いたところで小俣さんに近況報告。

豊島税務署に法人設立届出書、青色申告の承認申請書、
給与支払い事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
を提出。
「事業種目は『出版業』でいいのでしょうか?」と聞いたら、
女性は書類を全く見ずに「いいですよ」。
帳簿のつけ方もよくわからないので空欄にしておいたのだがチェックなし。
機械的に受付印を押して終了。

会社の口座を作りに三井住友銀行。こちらは簡単ではなかった。
登記簿謄本と、場合によっては定款のコピーが必要だと
マニュアル本には書いてあったのだがその場で口座は作れなかった。
今日中に電話が来て、口座の開設は明日以降になるとのこと。

家に帰ると電話は来たが、「資本金の払込はどちらにされていますか?」
と聞かれて「ん?」。
私「そのために口座を作るんです」
担当者「登記は済んでるんですよね」
私「済んでます」
担当者「折り返し電話します」
と言って電話なし。

多分三井住友銀行の担当者が言ってるのは株式会社・有限会社の設立手続に必要な
「銀行の出資金保管証明書」のことだろう。
これは銀行が資本金が払い込まれたことを証明するもので、
これがないと有限会社・株式会社は登記ができない。
しかし、合資会社にはこの手続が必要ない。
それをこの担当者は知らないのではないか。
お役所より時間がかかるとは、大手銀行は面倒くさい。三井住友銀行、やめようかな。

キンカ堂でMARNIのスカートにつけるラインストーン飾りを買う。
もう1種類、大きさが合うのが無いので東急ハンズも見るが、無かった。

このお気に入りのスカートで某人物の某舞台を見に行くことに決めた。
どうしても見たいから。見て自分がどう思うかを確認したい。
凹むかもしれないが見る。
某人物が嫌がるだろうことはわかっているが、これも男の道。
耐えていただきましょう。

3年B組金八先生スペシャル、「過剰な演技だなあ」と呆れながら泣く。目が腫れる。
2001年12月20日(木)

シミケントレーナー,ジャーナリズム実践講座,魚がし日本一

高橋玄監督から、清水健太郎トレーナーが届く。すごく大きくて、龍の絵、
後ろは名札。やばい感じが素敵。嬉しい。最近何やってんだろう、シミケン。

高橋監督はものすごくお金が無いらしいのに、宅急便代使わせてしまって、
大丈夫なのだろうか?
皆様、「銀の男」よろしくお願いします。男の子たち、健気で泣けますよ。

お世話になっているプロバイダのIさんにクリスマスプレゼントを届ける。

ジャーナリズム実践講座、本日のテーマは「パソコン編集の実技、学術書の編集」。
講師は組版オペレータの美杉司さん。

組版の世界はマックの普及でどんどん進化して仕事の仕方もまるで変わったらしい。

魚がし日本一で雑誌記事の打ち合わせ、ファイナンシャルプランナーのNさんとお話。

帰ってメール、日記で夜が明ける。
2001年12月19日(水)

二日酔い,揺れる心

昨日の日記で、ゼミの忘年会参加者一人忘れてた。ヴェリイなHMちゃん。
二日酔いで書いたので、ごめんなさい。
そしてFちゃん、実は店まで来ていたのに会えず!
私がケータイを家に忘れたため。残念。

今日は久しぶりに太古八に行こうと思ったが、二日酔いの頭痛で断念。

明日は雑誌記事の打ち合わせがあるのでデータ収集をしておこうと思ったが
それもできず。

某人物の某舞台、やっぱり見に行きたい。「会いたくない」のはわかった。
「会いに行く」のではない「見に行く」のだ、ってそれじゃ嫌がらせか?ストーカー?

郷ひろみが二谷さんに娘の発表会に来ないでって言われたのに行ってしまった、
なんかわかるなあ。

迷う。
2001年12月18日(火)

クビ,炭火BAR「集」

朝「私はやっと好きなこと、やりたいことができる状態になったなあ」
と改めて気づいて、頑張ろうと思った。

校正見習3日目。
同じフロアだが部屋替えがあって広くて緑の見える部屋へ。
「禁煙です」と小さな張り紙があるのに気づいて、「禁煙て書いてありますよ」
と言ってみたが「どの部屋にもあるんだよ」と一蹴される。

前回までは5時間勤務だったが、今日は朝からフルタイム。
午後にはタバコの煙で頭痛がしてくる。
「辛かったら上の部屋で作業してもいいよ」とAさんに言われていたので
移動して作業することにした。

暫くしてAさんが様子を見に来た。と思ったら
「やっぱり無理だね。校正の仕事はヘビースモーカーが多いし、
チームで仕事するからねえ」と言われてしまう。3日でクビとは大ショック。

「昨日宮崎学さんに『Aさんのところでお世話になっています』
ってメール書いてしまいました。ああ、かっこ悪い」と泣き笑い。
「また何かあったら声かけるから」とAさん。

6時まで作業をして「短い間でしたがお世話になりました」と挨拶。残念だが仕方ない。
仕事探さなくては。厳しい年の瀬だ。

大学ゼミの忘年会。Nさん、H君、S、O君、Aちゃん、Mちゃん、須佐美君。
後からK君。と思ったらNさんの教え子の男子学生だった。
「え?Kくんじゃないの?」とびっくりするほど似ていた。そして本物のK君登場。
もう一人学生。

須佐美君は風邪で辛そうだった。
このところまったく連絡がつかない状態だったので心配していた。
「なんか私のこと怒ってる?」と聞いたら「何も」とのことなので気にしない。

須佐美君とFちゃんタイ旅行疑惑があったが須佐美君本人は否定。
いいと思うけどなあ。

Nさんに「何をする会社なのか名刺の裏に書いて」と言われて定款どおりに書く。
会社の名刺も作らなくちゃ。

家に帰って携帯メールチェック。
私が食事に誘ったら「日記に書かないと約束するなら行く」と言いながら、
結局行かなかった某人物が某舞台に立つ。
「日時を教えて」と言ったら「ビデオを送る」とのこと。「会いたくない」らしい。

悲しい→楽しい→がっかりの一日だった。
2001年12月17日(月)

だらだら

掃除、プール、調べものなど、やらなければいけないことはいろいろあったが、
ちょこっと家事をして一日が終わる。

アジア元気食堂とか、「白菜があればすぐできる」クックドゥとかは、
たいてい一袋2人前以上。大体いっぺんに食べてしまうので食べ過ぎ。
最近運動してないし、太った。
2001年12月16日(日)

税務署書類作成,映画「本当に若い娘」「モード・イン・フランス」,ミリバール

税務署に提出する書類の記入。青色申告の承認申請書、
給与支払い事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例に関する申請書。
「事業種目」って「出版業」でいいのかしら?

そしてマニュアル本には載っていなかった「法人(設立時)の事業概況書」
というものがあった。
丸秘マークがあって「お願い」とあるから、これは任意に提出するものなのだろうか?

ワイヨリカのライヴは売切れなので、映画「本当に若い娘」。
女の子の顔は可愛いけれど、考えられないくらい汚い映画。
自分のゲロ臭さで目を覚まして、「日記を書きたくなった」とか言って
ゲロまみれのままペンを握る。
恐ろしく汚いトイレに裸足で入り、床の自分のオシッコ溜まりを足で伸ばしてみたり。
母娘が鶏を絞め殺して羽をむしって内臓を取り出して…。私は鳥が大っ嫌い。
大写しの鶏に目を閉じる。薄目開ける、まだ写ってる。まだかよ。う、まだだ。
もう、気持ち悪い!早く終わってほしいと願うばかり、今年一番嫌いな映画だった。

「モード・イン・フランス」は、なぜかつまらなかった。眠くて退屈だった。
80年代のパリモード界を、ウィリアム・クラインが描いて、音楽はゲンスブールで、
って興味津々のはずなのに。
モデルたちがぐちゃぐちゃ言ってることが、
どうでもいいようなつまらないことだったからか?
出てくる洋服が今ひとつだったからか?

いつも割引料金で見ているから、正規料金で見たのに2本ともつまらなくって、
がっかり度は割増。
ライヴを見られなかったことが吹っ飛ぶぐらい面白いものが見たかった。

久しぶりにミリバール。清野さんに会社設立と働き始めた事を報告。
途中「15人なんですけど入れますか」というお客さんが来る。
断っていたがどうやらワイヨリカ打上組。
ライブは次回行くにしても、今夜は会わないでよかった。
2001年12月15日(土)

酒たまねぎや

朝、やはりカーテンがあると暖かい。薄明かりに渦巻き模様が浮かび上がって、可愛い。
でもテーブルの下から覗くとつんつるてん。やっぱり変だ。

15日ワイヨリカのライヴは当日券発売は無いらしい。残念。
ずっと前から楽しみにしていたのに。

昨日は極寒の中だったので今日は完全防備で出勤。しかし今日は風も弱く暖かい。
地下鉄の中は暑いぐらい。オフィスも日が暮れるまでは暑かった。
一瞬突風が吹いて回転式窓が全開になってしまう。
「閉めましょうか」と言う人がいたが
「閉めたら私は息苦しくて死んでしまいます」。

凍える体で酒たまねぎや。オフィスが近いのでちょくちょく寄る事になりそう。
しめ鯖焼き,刺身。日本酒は美丈夫うすにごり、松の司など。
隣のお客さんがワインを一杯くれる。

大量の野菜が届いているので「食べなければ」という意識があったようで
帰ってフライパン一杯の回鍋肉を完食。酔っ払って料理は危険だ。
2001年12月14日(金)

法務局,都税事務所,初出勤,カーテン大ショック

法務局に「資本金1万円で会社を作る法」の本を持って行く。
担当者はまだぶつぶつ言っていたが、本を見て苦笑い。
「じゃあ、ここはこれで受理します」とのこと。良かった。
後は印鑑届の印影が不鮮明ということでやり直し。

登記簿謄本を2通取る。1枚1,000円、高いのね。それを持って都税事務所へ。
係りの女性が届出書の書き方を教えてくれる。
「謄本は原本でいいの?」と聞かれ「あら、コピーで良かったんですか?」
「費用がかかるものね」。

届出の電子化と効率化が進んでいるので、
書式が変わったりマニュアル本通りでないことがままある。
そうかと思えば細部にこだわったりして、お役所は不思議。

税務署に行って提出書類一式をもらう。提出は後日。
さて、経理事務の勉強もしなくては。一人でできるだろうか?

ということで私の肩書きは、「失業中」から
晴れて「合資会社マリバールの無限責任社員」ってことでよろしくお願いします。
名刺には「社長」って書いてもいいらしいけれど「無限責任社員」でいきます。
嬉しい。創立記念パーティーしたい。しかし予算が無いので、
今後の忘年会・新年会を勝手に「合資会社マリバール創立記念パーティー」
としてしまおう。誰も誘ってくれなくなるか。


13時、もう一つの肩書き?「校正見習」の初仕事。
仕事量に波があるらしくいきなり「今日は何も無いので、違う仕事してもらいます」。
来週何日出勤すればいいのかも明日にならないとわからないらしい。

窓際に席を作ってもらったが、窓を開けても煙くて辛い。雨が降って寒いし拷問のよう。
帰る頃には頭痛、気持ち悪くなってきた。この状況ではとても続かないだろう。
来週にはオフィスが変わるらしいので、とりあえず様子を見る。

帰って、お待ちかねのカーテンが届く。
スイス製の唐草模様風、サービスでもらったレースのカーテンもすっごく素敵。
レースから下げてみる。ありゃ、つんつるてんだよ、どうなってんの?
ちゃんと採寸して、お直ししてもらったのに。
おいおい、勘弁してよと思ってハッと気づく。

もう一回採寸。げげげげげ、私だよ、私が間違えた!
なぜか10cm目盛りを読み間違えたのだ。ああショック。悲しい。
長過ぎたのならまだしも、下10cm浮いてるなんて、かっこ悪い!寒い!

窓際いっぱいにテーブルがあるのでカーテンの裾はほとんど見えない。
両方とも吊るして見ると、本当に可愛い柄。お部屋にぴったり、大のお気に入り。
ロンドン時代の友人Mだったら「真理ちゃん、って感じだね」とか言いそう。
なのにああ、寸足らず…。がっくり。テーブルの下を覗く度、大きな溜息が出る。
2001年12月13日(木)

PC復活,植木鉢戻る,お仕事ゲット,檸檬屋,法務局対策

PCがおかしかった理由がわかった。NECのHPでQ&Aコーナーを見たら、
「ウィルススキャンをアップデートするとエラーになる」という項があった。
結局PCのプレインストールされたマカフィーウィルススキャンの
サポート期限が切れていたために起こる不具合。

しかし、前にHPでチェックしたらサポート期限は今年末と出ていた。
それが実は7月いっぱいで切れていたらしいのだ。
ユーザー登録しているのに、何の連絡もなく??
ソースネクストからの宣伝メールは3日とおかずに来るけど、そんなこと書いてない。

てことは8月に35,000円だかかかってディスク交換修理したのも、
マカフィーのせいじゃん!!
アップデートしてんのにウィルス感染、ばら撒いちゃって、まったく頭に来る。
ネットワークアソシエイツ!連絡は来ない、電話はつながらない、
HPには書いてない(NECのHPには載ってたけど)。
バージョンアップ購入のときに文句言おう。

で、朝までかかって復活。

大家さんが、預けていた植木鉢3個をドアの前まで持ってきてくれる。お帰り。
まもなく工事も終わるらしい。やはりバルコニーに緑があると心和む。

登録した事務系人材派遣の会社からは何の連絡もないので、
マスコミ系の派遣会社に登録しようと、友人に紹介された数社に電話。
時期的なことと業界経験がないことで反応は今ひとつ。
「とりあえず登録してみます?」とか。

ええい、こうなったら全社登録だ、と思っていたら
ロフトプラスワンで「仕事紹介するよ」と言ってくれた人から電話。出かける。
条件はいい。校正の見習ということで勉強になりそうだし。

早速オフィスに連れて行ってくれる。不安だったが案の定禁煙ではない。
タバコ地獄は絶対御免。雰囲気は良さそうだが、続くかはわからない。

一人就職祝いということで檸檬屋。檸檬屋も近く30周年祝いをやるらしい。
牡蠣鍋、奄美大島の黒糖焼酎「せとのなだ」。
11時前に住枝さんが「寝る」と言うので帰る。

悩む法務局の件で「資本金1万円で会社を作る法」の著者日向咲嗣氏に相談、
すぐに返事が来た。
「税務署によって対応が違います。『出版物の執筆』は『出版物の企画・制作』に
含まれるということで削除してもいいのでは」とのこと。

司法書士の友人にも相談。いろいろと知恵を貸してくれる。
聞けば聞くほど「そんなのどうでもいいじゃん」と思う。いちゃもんとしか思えん。

しかし専門家の助言は有難い。お二人に感謝。明日は何とかなるだろう。
2001年12月12日(水)

悩む法務局,「銀の男」六本木伝説・青森純情篇,とんこつらーめん

昨日「合資会社マリバールの登記について確認したい」
と留守電が入っていたので東京法務局豊島出張所に電話。

担当者Hさんが「定款の会社の目的にある『出版物の執筆』には営利性がない」
とおっしゃる。
「執筆業は個人として課税される」「執筆は社員(個人)が行うこと」
「事例集に載っていない」とのこと。

しかしマニュアル本「資本金1万円で会社を作る法」には見本としてあげられている。
著者の日向咲嗣氏が実際に作った会社の定款にあるはず。
そう言ったら「ファックスを送れ」とおっしゃる。
本なのでコピーを取らなければならないから「補正日に本を持っていきます」と言って電話を切る。

暫くしてまた電話がかかってきた。「じゃあ、なんて書き直せばいいんですか?」
「削除した方がいいんですか?」と聞いても要領を得ない。

「原稿を書くだけでは営利性はないが、頼まれて書けば仕事だから営利でしょう?
個人として請け負うのではなく会社として請け負うのです。
報酬も個人の口座ではなく会社宛てに振り込んでもらえばいいんですよね?」
と聞いてみたが明確に指導してくれない。数分間沈黙したりして、結局保留。

もう!おかげで高橋玄監督が電脳キツネ目組員を招待してくれたマスコミ試写に遅刻。

来年1月19日(土)俳優座トーキーナイトにて公開の「銀の男」六本木伝説・青森純情篇。
六本木の実在するホストクラブを舞台にした、2作で1本の青春映画。

岡山の男性は「桜井さんの映画評は、映画を見る気にならない」と言うが
私は評論してるつもりはなくて、「好き」「嫌い」「面白い」の単なる感想。

だけど「銀の男」は宣伝期間もなくて大変らしいので「ぜひ見てね!」と言いたい。
ということは見る気にさせるように書かなくちゃいけない。

私が見た高橋玄監督の作品の中では一番好き。こんなホストクラブなら行ってみたい。
「ビューネ君」のCMのような、女の人に優しい映画。男の子が可愛くて泣ける。
青森純情篇は、大好きだったドラマ「昨日、悲別で」を思い出した。

高橋玄監督は「ウォーターボーイズ」を評価していなかったようだから
こんな事言ったら怒るかもしれないが、私は「夜のウォーターボーイズ」だと思う。
男の子達が頑張ってて、ホストクラブ(シンクロ)ってこうなんだ、で、笑えて泣ける。
「ウォーターボーイズ」は全く毒がなくて明るいけれど。

って、これでは見る気にならないか?面白いよー。

休憩時間に監督と話す。
「突破者太陽傳」撮影のときに監督が「あげる」と言った、
ある物を送ってくださるとのこと。
「嬉しい!覚えててくれたんですね!」と抱き着く。最近抱き癖がついている。

近所のラーメン屋で夕食。太麺、ギトギトスープ。帰ってポテトチップ一袋。
こんな調子なので、ちょっと太った。

深夜、ほぼ2週間ぶりに掃除。
気がついたときにクイックルワイパーだけでもしておくとそれほど汚れない。
2001年12月11日(火)

MARNI自分でお直し,パワーポイント講習会,ロフトプラスワン

昨日書き忘れたが、掃除をしようと思ってたのに出来なかったのは
裁縫に時間を取られていたからだった。

大阪にMARNIのスパンコールとラインストーンがいっぱい付いているスカートで
行ったのだが、帰ってきたらスパンコールもラインストーンも
何個所も取れてる&今にも取れそう。で、一つ一つチェックして補強。
前にも書いたけれど、MARNIは高額なのに縫製が酷い。

この素敵なスカートは買うときに既に取れていたスパンコールを直させて
あらかじめ「この飾りの在庫はもうないので気を付けてください」と言われたので
怒らない。お気に入りだから部品を買ってきて直す。

新宿の人材派遣会社でパワーポイントの個人レッスン、無料。
2時間の予定が1時間ちょっとで一通り終わってしまう。だいたいわかった。
ワードの応用機能なども教えてもらう。

短期のアルバイト派遣の仕事はバンバンメールが入る。
しかし場所が平塚、交通費無しとか、23-7時で時給1,000円とか。

新宿で4時間ほど暇つぶし。映画は見たいもの無い。
15日ワイヨリカのチケット探し、売り切れ。紀伊国屋書店で立ち読み。
並盛250円キャンペーン中の吉野屋で牛丼。全然混んでない。

やっと時間になって宮崎さんが出演するロフトプラスワン。
なんと、宮崎さんインフルエンザで欠席。がっかり。

キツネ目組の人たちもいるし、もう一人の出演者Mさんが直接誘ってくれたので
話を聞く。

Mさんは近く仕事を紹介してくれるとのことで、有り難い。
2001年12月10日(月)

寝て曜日、「任侠事始め」

帰ってきて焼き肉臭いまま、10時から14時ぐらいまで寝る。
明太子納豆スパゲティを食べて、18時から22時まで寝る。
豚肉と野菜炒めを食べて6時まで「任侠事始め」を読む。

今年初めの関西突破塾で講師だった四代目工藤會会総裁溝下秀男氏と
宮崎さんの対談本。面白い。
小倉での関西突破塾は、大雪で漸く着いたら2次会終わり間際だった。
あれは本当に惜しいことをした。

今日こそは掃除しなくちゃと思ったけど、動けず。埃だらけの部屋でまた寝る。
2001年12月09日(日)

失敗続き,関西突破塾忘年怪,カメリアスクエア?,トップランク,とんべえ

また塗料臭で目が覚める。窓を開けられないので掃除断念。
ラリラリだからか、注意散漫。

新幹線チケットがあるのにioカードを使ってしまう。
切符は入札する前だったら取り消しが出来る。
切符購入の手間が無いioカードは便利だが、「おっと間違った」が通用しない。

新幹線の時刻表を確認しないで出掛けてしまった。
東京駅で30分近く待つ。

新横浜で「隣空いていますか?」と子供連れの女性に尋ねられる。
「一つしか空いてないけど、良いんですか?」などと聞いてしまう。
そんなの見りゃわかるし、子供は膝に乗せるんだろうから、
意地悪な返事をしてしまった。
隣を空けて別の席に移ろうかと思って見回すと既に満席。気まずい。

バスで12時間前に着たら何しよう?とか言ってたのに、結局15分ほど遅刻。
関西突破塾の忘年怪は「こんなときだからこそ」の鶴橋、焼肉「大倉」。
狂牛病騒ぎの影響か1,2階はがらがら、3階は既に煙モウモウ。
牛肉は食べているけれど、焼肉は8月以来。煙が目に染みたが美味しかった。

順番に今年の3大ニュース発表。
宮崎さんの選挙出馬、アメリカ同時多発テロをあげる人が多かった。
私は「10年付き合った男性との別れ話で、宮崎さんに恋愛相談しました。
突破塾のとき、キツネ目組の人たちに慰謝料について相談し、満額ゲットしました。
突破塾では多くの殿方ともお話できて、寂しさを紛らわすことが出来ました。
宮崎さんのイベントにもっと参加したいというのも理由の一つで会社を辞めました。
バブル入社で、会社に入る前は『社長になる』等と言っていたけれど、
今年本当に会社を作りました」と話す。

みんなが「よ、社長!」と拍手してくれた。「ところで何の会社?」と聞かれて困る。

ビンゴゲームで宮崎さんの著書「任侠事始め」を当てた人に「いいなあ」と
言ったら譲ってくれた。抱きつく。宮崎さんのサインを頂く。嬉しい!

2次会は何とラブホテル「カメリア・スクエア(だっけ?)」。
真ん中に大きな柱があってミラーボールが回る広いスペースの奥に、
2つのベッドルームが並ぶ。壁が鏡張りかと思ったらガラスだった。
しかも上が開いている。スワッピング部屋?

で、ミラーボールの光の中男女20人ぐらいで飲む。
この空間に宮崎さんがいるのが可笑しい。

慶應病院で同室だった、石垣島のYさんのご主人が大阪にいるとのことで
今回会うことになっていた。
キツネ目組のMさんにも「お友達呼んでいいですか」と確認。
しかし、こんな場所に来てもらっていいのだろうか?
ゆっくりお話するのはほとんど初めてなのに。
「カメリア・スクエアというホテルの802号室です」って、怪しすぎる。

間もなくYさん登場。すぐにわかったよう。
相変わらずとても60歳には見えない。かっこよくてオシャレ。
キツネ目組のMさん、I君もびっくり。
しかし焼き肉後の私たち、相当臭かったに違いない。

Yさんは仕事で大阪にいるのではなく、
お友達の家を転々としながら遊んでいるらしい。面白い人だ。

石垣島のYさんから電話が入る。
「なんかへんなところにお呼びしてしまって。でもみんなでいるので大丈夫です」
「いいのよいいのよ」
って言ってたけど、心配させてしまったか?

みんなでホテルを出て、8人ぐらいでMさん行きつけの店「トップランク」。
4時に追い出される。
飲み過ぎで気持ち悪いのに、お好み焼屋「とんべえ」。
出てくるとけっこう食べられてしまうのが怖い。

何席か、高齢の女性が一人でお好み焼きを食べていて不思議。

眠くてたまらず、5時半に店を出て新幹線始発で帰る。
格安チケットは大阪の方が安いと思って片道しか買わずに来たが、
時間がなくて結局正規チケット。これも失敗。
2001年12月08日(土)

登記,「池袋増田屋」,ウィルス感染

午前中に登記に行こうと思ったが、朝風呂、ゆっくり朝食。

豊島区役所に寄って、朱肉を借りてみる。あまり変わらない。
家で書類を綴じて押印して、歩いて東京法務局豊島出張所へ。
ホチキスものりも、朱肉、クリップ、すべて揃って使えるようになっていた。

収入印紙6万円を申請用紙につけた白紙に貼って、提出。
補正(書類の不備などあれば直す)は13日。

とりあえず一仕事終わったので、久しぶりの外食ランチ。
近所の蕎麦屋「池袋増田屋」、磯きりそば550円。つゆが今一つのような気がする。
うどんも自信あるみたいなので、また来よう。

カード会社、ザ・ギンザなど住所変更したのに未だに旧住所でDMが来るので怒りの電話。
カード会社は「お客様の○○の番号をお願いします。…お待ちください」が続くので
「折り返し電話して」と言ったら、また「お待ちください」。むかむかむか。

結局折り返しの電話で、セゾンカードと西武のクラブオンカードは
同じグループだが住変は別個に受け付けている、ということが判明。
セゾンカードは私の住変を受け付けておらず、
HPから住変手続きをしたはずのクラブオンカードのキャンペーンDMは
セゾン名義で旧住所宛てに来たというわけ。怒り調子を謝る。でも複雑よね。

さて、掃除してプール行ってなんて思ってたら、ウィルス感染してるよと電話、メール。
ああもう!修理から戻ってきたPCか?緊急用に使っていた方か?
マカフィーのアップデイトをしていたらまたしてもウィンドウズが立ち上がらなくなる。
うんざり。しかしウィルスメールを送り付けてしまった私が悪い。
古いIEとOEを「ちょっとの間だから」と使ってたのが悪い。
しかし不信なメールは即削除したはずなのになあ。
プレビューしただけでも感染するってきいてたし。
いずれにしましても、皆様ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
2001年12月07日(金)

登記書類作成,新座泊

会社の定款、出資金領収書控、設立登記申請書、OCR申請用紙、印鑑届書を作る。
これだけだから簡単。
だけどOCR申請用紙の見本には株式会社と有限会社しかなくて、
合資会社はどうすんの?マニュアル本も手書きの見本なのでちと不安。

印鑑届の「印は鮮明に」とあるが何回練習してもうまくいかない。
朱肉が悪いのか?2番目に安い印鑑にしたのがいけないのか?
とりあえず押印は後にして、プリントアウトした書類を持って母の印をもらいに新座。

西武池袋駅で大阪までの高速バスをキャンセル。やっぱり朝6時着はつらい。
キャンセル料200円。そんなものだろうとは思うが一言言わずにいられない性格。
「キャンセルについてどこにも書いてない」
「聞いてくれれば教えた」
「営業所も予約センターも電話つながらなかった」
「繁忙期なので」
係の女性はぶーたれた表情ながらも謝って「ありがとうございました」。

小学校からの親友Hちゃんが昔西武バスの予約センターでバイトしてた。
「変わった名前のお客さん」ノートを作って、
休憩時間にみんなで見て笑うのだと言ってた。
私も「むかつく客ノート」に書かれてるかも。

母は夕飯を終えていて、私はとりあえず書類を先に、と思ったら
実家にはホチキスがない。書類を綴じれないので割印が出来ない。印鑑を預かる。
こんなふうに野村サッチーも会社を作って、何も知らない人を役員にしたのか?
「私も早くサッチーのように節税に悩みたい」
「収入が無くちゃねえ」と呆れ顔の母。

突然訪ねたので「何も無いわよ」とのことだったが、二人で軽く飲む。
母は相変わらず元気ない。散歩以外出かけないらしい。
2001年12月06日(木)

(た)ちゃん来る,FAX購入,PC戻る

外出が続いたので今日はおとなしくしていようかと思ったら(た)ちゃんから電話。
我が家に遊びに来る。クリスマスの飾りをくれた。

一緒に(た)ちゃんのHP、(た)ちゃんのHPを作っているT君のHP、そして私の日記を見る。
(た)ちゃんが読むのは初めて。どんな風に書かれているかかなり心配していたようだが
「面白い面白い」とのことで良かった。
ただ、(た)ちゃんが薦めてくれた本の題名とかは書かないでほしいとのこと。
「プライバシーだから」って、よくわからない。
例えば中原中也とか映画「タイタニック」もダメなのか??
まあ、これからの話なので気を付けよう。

(た)ちゃんは我が家の家具が部屋に比べて大きいので、笑っていた。
ぎゅうぎゅうの家具屋の倉庫みたいだからな。統一感ないし。

(た)ちゃんを駅まで送って、ビックカメラで念願のFAX購入。
今までの電話は充電池が15分ぐらいしか持たなかった。長電話も可能になって嬉しい。

修理から帰ってきたPCのセッティング。
エラーの消去はしてくれたが、再セットアップの必要があるらしい。

重要ファイルをCD-ROMにコピーして、PCの別ドライブにもコピーして、
さて再インストール。と思ったらバックアップ失敗。全てのデータが消えてしまった。
CD-ROMの方も読み取り不可能。あらららら。ショック。



2001年12月05日(水)

有限責任社員から出資,アルバイト派遣会社登録,美味追求サークル

やはり二日酔い。母との約束があるので頑張って起きる。でも遅刻。
出資してくれる有限責任社員を待たせちゃいけない。

区役所で新しく作った印鑑の登録、印鑑証明を1通取る。
マニュアル本には2通取れとあるが、うち1通を何に使うのかわからない。
今週中に登記できるだろうか。

短期専門の派遣会社に登録。昨日の2時間半の研修と同じ内容を1時間で。
派遣の仕事を得るのと、会社を作るのとどちらが早いかな?

大阪までの高速バスチケット購入。
しかし6時に着いて18時まで何をしてればいいの?
暇つぶしにお金を使うなら新幹線で行った方が良いような気がしてきた。

美味追求サークルの顔合わせ。
待ち合わせの五反田駅一つ手前の駅で電車運転見合わせ。20分ほど遅刻。

暫く待ち合わせの場所に立っていたが誰も話し掛けてくれず、
電話番号も、行くお店の名前も知らされていなかったのでかなり不安になる。

4,5人の男女が近くにいたので「Mさんですか」と聞いてみると「そうです」。よかった。

フランス料理「Ohara's」。コースは7,000円と10,000円。私はアラカルト。
かなり濃厚。肉で包んだカキとか。魚の付け合わせに大量の白子とか。
デザートのりんごのタルトにバニラアイスと苦いアイスとか。
メニューには書いて無いものがお皿にのってくると、好き嫌いの多い私は困る。
もっと詳しく聞くべきだった。
勘定はかなり細かく計算してくれて、13,600円。久しぶりの贅沢な食事だった。
2001年12月04日(火)

人材派遣会社研修,法務局,金澤栄ライブ,頑固親爺

新宿で人材派遣会社の研修。第一印象が大事よ、という話。

九段下の法務局。会社の登記に必要な書類
1.登記用紙と同一の用紙
2.印鑑届書
3.印鑑紙
を入手しに行く。30円の印鑑紙は必要なくなったとのこと。なるほど。

似たような会社名が無いかチェックするための閲覧を申請。
棚には文京区とか千代田区しかないので「??」と思ったら
カウンターの男性に大きな声で呼ばれる。
「会社の住所は?」
「豊島区です」
「豊島区はここにはありません。豊島出張所に行ってください」。
あら、そうなの。法務局のHPで管轄をチェックしてきたつもりだったのに。
「登記も池袋で出来るんですか?」
「できます」
なんだ。ますます簡単じゃない。

大塚のライブハウス「WELCOMEBACK」で津軽三味線奏者金澤栄さんのライブ。
39年のキャリアでライブハウスは初めてだそう。
「昔流行った民謡酒場みたいなもんですね」と金澤さん。

小林よしのり似の金澤さんのことは、今は無き「地酒屋」という飲み屋で知り、
昨年は江戸東京博物館のホールでやったコンサートに行った。
津軽三味線の特徴は「即興にあり」とのこと。かっこいい。

全然関係無いけど、全く興味無いけどWELCOMEBACKのスケジュールには
元X JAPANのTOSHIの名が。辞めた会社の仕事を思い出す。

金澤さんは池袋「おまた」の常連でもある。
同じく地酒屋で知り合ったおまたの常連Iさん、Iさんの飲み友達Uさんが
駒込の「頑固親爺」という店に連れていってくれる。
ものすごい日本酒が、大量にある。ずらーり冷蔵庫。確かに東京で一番かも。

Uさんは酒各種、歴史、骨董品にも造詣が深く、親爺さんとマニアックな会話。

終電で帰ろうと思ったが、Iさんが送ってくれるというのでもう1杯。また飲み過ぎだ。
2001年12月03日(月)

シネマサンシャイン一件落着,ミリバール5周年パーティー

昨日書き忘れた重要なこと。シネマサンシャインの責任者から電話があった。
まず、28日に苦情対応した従業員には厳重注意したとのこと。

ギャガと劇場担当者で現状確認、プリントに100%欠陥が無いとはいえない、と判断した。
その後スピーカーメーカーが点検、デジタル信号を正確に読み取れていなかったと判明。
取り替え修理をしたので音は改善された。私には招待券を送ってくれるとのこと。
「先日は私も憤っていましたが、きちんと対応して頂いて有難うございました。
これからも良い映画を良い状態で上映して頂けるよう、頑張って下さい」
と言って電話を切る。

オゴウチ君から電話。本日ミリバールの開店5周年パーティーとのこと。
最近行ってなかったから知らなかった。
辞めた会社で後輩だったMさんを誘って白金台プラチナ通りの「Terang Bulan」。

電気関係の会社員Sさんが「HP見ましたよ」と言って下さる。

歌舞伎役者のT君に久しぶりに会う。昨年の中村座「法界坊」以来かな?
MさんはT君のこと「女の人かと思った」。次回舞台を見に行くことを約束。

Mさんはテレビドラマの企画書を書いているという話をしたら、
T君が「ニューハーフ殺人事件とかどうかしら?
ニューハーフの探偵がぎゃあぎゃあ騒いで犯人を捕まえるとか」。面白そう。

パーティーは2時までだが、終電で帰る。小腹が空いたような気がしたが我慢。
2001年12月02日(日)

メール送信出来ず,海外天,M・T来る

昨日の午後、インターネット接続が出来なくなる。
プロバイダのIさんの工事の関係か?
接続の電話番号を変えたら受信は出来たが送信が駄目。
緊急用にホットメールのアドレスを使う。

ロンドン時代の友人M、Tと久しぶりに会う。海外天。上海蟹豆腐美味しい。
酷い二日酔いでビールが全く美味しくないが紹興酒で復活。

雅子さんの出産、マイケル・ジョーダンと日本のアスリートについて等。

外装工事中の我が家へご案内。そういえば酷い二日酔いは工事の塗料臭のせいかも。
Mは「コージイな部屋」と誉めてくれたが、
壁と窓とテーブルと植木鉢に挟まれた拷問のように狭いコーナーに座る。

静岡のたがたさんから丁度今日届いた釜揚げしらすを食べる。
釘で頑丈に封じられた木箱をTがマイナスのドライバーでこじ開ける。
箱にびっしり、大量でびっくり。2人のお土産にする。
Tはあさり酒蒸しも作ってくれる。

2人とも仕事が大変忙しいらしいのに、そんな人を前に
「私はこのまま、楽しいまま死んでしまいたいと思う」
などと腑抜けたことを言ってしまう。甘えているんだな。

大阪にはバスで行った方が安いとか、唇ガサガサには液体チョコラBBが効くとか
知恵を授けてくれる。有り難い。
いつまでもおしゃべりしていたく、駅まで送る。楽しかった。
2001年12月01日(土)

抱茎亭日乗 / エムサク

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