今朝、目黒消防署の仮庁舎移転式典が行われました。 老朽化のため本日より二年半、下目黒から目黒本町2丁目の住宅街に仮移転します。
9時より所長、消防団長他、各団体の方々よりご挨拶の後、毎日行われる出動訓練が公開されました。 消防、救急の隊員が実際の装備を身につけ、車を発進させる訓練は朝夕の2回。装備の点検では、火災現場で一定の場所にとどまると大きな音を発する隊員の安全を図る機器の説明や、免許証所持の確認などもありました。また、庁舎内の見学で興味を引いたのは仮眠施設。ベッドの数が宿直職員の多さを語ります。 夜間も街が見守られ、いざというときでも確実に冷静に仕事をするためには日頃の訓練が重要なことを再認識し、その姿に感銘を受けました。
住宅街に出来た仮庁舎は深夜のサイレンなどで近隣に多少の騒音もあると思います。しかし近くに消防署があることはおおきな安心感があります。しばらくの間、近隣のみなさんにはどうかご辛抱願いたいと思います。
新消防署が完成するのは平成20年夏。それまでにこの仮庁舎で大きな災害が無いことを祈ります。
年末にお知らせ致しましたホームページですが、ご覧のように本日リニューアルされました。細かいところの手直しを行う箇所もあると思いますが、順次修正をしてまいります。
週のはじめの2日間、所属の再開発街づくり調査特別委員会で高槻市、神戸市の視察に参りました。 高槻市では20数年かけた駅前第一種市街地再開発事業(権利変換方式)が昨年終わり、新しい住居とショッピングモールが完成しました。これまでにキーテナントの出店が2回キャンセルになり試行錯誤の連続だったようですが、順調に進まない再開発事業は単に成功した例より参考となるノウハウが蓄積されていると思います。
神戸では長田区内の震災で痛んだ街の再生について第二種市街地再開発事業(用地買収方式)の視察を行いました。区域内では83%が全半壊、焼失の被害があり、高層化し住宅密集の解消、防災公園の整備が行われてました。また、ソフト面では中心市街地活性化法にもとづいたTMO計画により、そばめしとぼっかけを使った食の街づくり、各イベントや月一回のニュース発行、コンサート、寄席などの事業が行われており、新に3層で整備された商店街とともにとても活気がある印象を受けました。
両方の再開発を視察し、住民にとっては快適な、そして権利比率が高い再開発が、商店にとっては今まで道の両脇にあった商店を立体化するわけですから、キーテナントの確保と人の回遊性をいかに高めるかが重要です。
|