KIYOの日記
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今年の京都紅葉写真撮影の最大の狙いは、圓徳院の紅葉撮影。 夏の終わりに買った雑誌に庭園の美しい紅葉写真が掲載されていた。 圓徳院は、京都東山の高台寺の塔頭。 豊臣秀吉の正室・ねねが、晩年を過ごした寺院として有名だ。 この庭を訪れた時、10人程度の観光客がいた。 しばらく待ったが、人が途切れることはなかった。遠景での写真撮 影を狙っていたが、観光客が入り、どうにも撮れない。 その時、寺院の係の人が、「皆さん、少し下がって、庭と紅葉を見 てください」と言われた。 観光客全員が、後方に移動したので、この写真を撮影することがで きた。とても、幸運だった。
北野天満宮と言えば、梅の名所。 何度か、紅梅・白梅の季節に訪れたことがある。 梅の木々には、メジロがさえずり、春を感じることができる場所。 今年は、この地に紅葉見物。 入場料を支払い、境内西側の「御土居」に行くと、250本の紅葉を見る ことができる。赤・黄・緑と、色とりどりの紅葉。 庭園散策の途中、お茶と茶菓子の接待コーナーもあり、秋の紅葉見物を 満喫できた。 紙屋川の両岸に美しい紅葉を見ることができ、水面に紅葉が映った光景 も格別。
いつか紅葉の雑誌で見た青蓮院の紅葉ライトアップ。 青蓮院は、天台宗の最澄開祖の寺院。 今年は、残念ながら、日中の紅葉見物だったので、ライトアップは見る ことはできなかった。 でも、青蓮院の庭の紅葉は、美しい。 紅葉の葉が、庭園を流れる川に落ちて、美しい光景を見せていた。 その光景を見ていると、何だか落ち着いた気分になった。
京都・東山の知恩院は、浄土宗・法然開祖の大寺院。 広大な境内の中、美しい紅葉を見ることができるが、大方丈・小方丈の 庭園は美しい。 三門横にある友禅苑は、特に紅葉の美しい庭園。 池には、紅葉の赤、黄葉の黄、木々の緑、そして青空が映っていた。 マクロレンズを装填し、30枚ほど撮影した。 池に浮かんだモミジの葉が、まるで、天の川のように見えた。
毎年恒例のように、ここ十年ほどは、京都の紅葉見物に出かけている。 11月20日頃〜11月30日あたりが狙い目。。 今年は、一泊二日で、5つの寺院を撮影した。 西本願寺〜知恩院〜青蓮院〜圓徳院〜北野天満宮。。 西本願寺には、大きな銀杏の木があり、この日、訪れた時も、その威容 を見ることができた。 紺碧の青空の下、西本願寺・御影堂の前の銀杏の美しさは、格別だった。
今年も、西山公園の紅葉の季節となった。 昨年も、早朝に西山公園の展望台に行き、御来光と紅葉の写真撮影に チャレンジしたけど、今年も、その日を待っていた。 前日の天気予報では、翌朝は晴れ。たぶん、鯖江市内を、雲海が覆う 光景を見ることができるかも知れない、、、と思った。 11月は気温も低下し、雲海を見ることができる季節。 朝5:00に起きて、西山公園に向かった。まだ夜明け前の暗い道を、少 しづつ登った。 やはり、眼下の鯖江市内は、雲海の下だった。 遠くに奥越の山々、違う方向には冠雪の白山も見えている。 西山公園の紅葉も、この日は、ほぼピーク。美しい光景に、シャッタ ーを押し続けた。
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