天大門日記
S.Tendaimon

ミスマッチ

地元で車内にテレビが二台も装備された走行中のベンツを発見。
こんな田園風景に似合わない車もないな〜と(笑)。
だけど、なんでテレビ二台も必要なんでしょうかね。


2006年09月28日(木)

めっきり

秋らしくなってきました。
二週間くらい前に気温34度あったのが嘘のようです。
涼しくなってきたし、そろそろ私も原稿か…という日常です。
友達の本の表紙とか挿絵とかなのですが、ふと、BLってどういう風に描けばいいのかな?と思ってみたり。
ヤオイとは何か違うような気がします。

2006年09月25日(月)

今度は

曽我部 和恭さんが亡くなったと聞いてショック!
曽我部さんといえば、ポリマーとかサガとかバンコランとか!!
あああ…、ご冥福をお祈り申し上げます。

2006年09月20日(水)

GX感想・祝☆お目覚め

眠り姫ならぬ眠りオッサンがついに覚醒しました!

記念にちょっと描いてみました。
爽やかな変態みたいだな…ハハハ。
っていうか、本当はここに長い感想を書いていたのですけど、書き上がったかというところでプログラムが強制終了しやがったのです。
もう同じものは書けん、というわけで絵でごまかしてみました。
文秀2年ぶりのオハヨウさん、おめでとう。



2006年09月19日(火)

進化すると

突然ですが、「腐女子」の進化系は「貴腐人」ですよね。
更に進化すると「汚超腐人」(オチョウフジン)になると某所で知りました。
「汚超腐人」!(笑)
なにもそこまで貶めんでもいいだろう(苦笑)。
よりによって華麗なる有名キャラ「お蝶夫人」と同じ音っていうのが最大の皮肉。
そういえば、以前eggだったかのギャル系雑誌で友達のことを「汚友達」と書いてありました。
発想がギャルと一緒です(笑)。



2006年09月18日(月)



先週のインパクトが強くて暫くぼんやりしてました。
お陰で昨夜はサムライ7を休止と勘違いして見損なっちゃったし。
時間ずれて放映なんて気が付かなかったよ〜。

サムライといえば先日、一刀流の伊藤家の末裔の方にお話を伺ったのですけど、本物のサムライとはこういうものかと感銘いたしました。
伊藤一刀流の極意は「二太刀で殺せ」ということだそうで。
あっち斬り、こっち斬りで、血だらけで死に物狂いで向かってくる敵など、見るに耐えない。
美しく斬って、美しく殺せということらしいです。
つまり、敵といえどいたずらに命を弄んではいかんということですな。
そこには命に対する敬意が窺えます。
その方のお父様の言葉でうろ覚えですが「簡単に人を斬ったりはしません。だけど、斬らねばならぬときは迷わず斬ります。しかし、それは、不幸なことですな」という言葉が残っています(明治生まれの方なので)。
その覚悟と悲哀に哲学のようなものを感じます。
単に敵だからブチ殺すというのとは違うわけですね。
本物のサムライは凄かったです。
こういう日本が生み出した骨太な高い精神性は、今どこへ行ってしまったんだろうと思います。

2006年09月16日(土)

感激2

昨日は、朝日新聞社の手塚治虫文化賞10周年記念イベント「マンガ未来世紀」というのに行ってきました。
マリオンの朝日ホールで13時00分〜17時50分くらいまでの長い間凄い贅沢な時間を過ごさせていただきました。
内容構成はこんな感じ。

第1部『極私的マンガ事情2006』荒俣宏×いしかわじゅん

第2部『画力対決七番勝負 〜二人とも、ほんとに美大出身なんですか?』 しりあがり寿×西原理恵子

第3部、『手塚治虫から続く道 21世紀のマンガ家たち』萩尾望都×浦沢直樹×夏目房之介


私は幸運にも席が1階の最前列だったので、もう10歩と離れていない場所に諸先生方が!マイクなしでも声聞こえる!って感じで初っ端からミーハー魂全開になりました(笑)。
内容的にも凄く濃くてレアで面白かったです。

第1部では賞の審査の話が主でしたね。
2003年に新生賞を受賞した『ヒカ碁』は審査員の中に「俺の息子が好きだから!」と力技で押し切った人がいて受賞したとか(笑)、2001年大賞の『陰陽師』はマンガというよりもマンガという形で発表した研究発表のようなもので恐れ入ったとか(原作者自身が「これは俺が原作なの!?」と言ったほどの研究成果だったらしい)とか、色々過去に受賞した人たちのどこが凄かったかとか受賞の経緯とか聞けました。

第2部は気楽に楽しく。
手塚賞なので手塚作品にちなんだキャラを二人の先生方に即興で描いてもらいましょう企画。
ただただギャグ。
面白かったです。

第3部は、ここら辺が真打。…凄かったです。
手塚賞なので手塚作品にちなんだ話とか結構古めの時代のマンガ話が多かったのですが、先生方の過去の話もあったりなんかして。
「俺描けるよ」といきなり浦沢先生が009の島村ジョーを描き出したりなんてこともありました!
それがメチャクチャ似てる!
描いてる手元がスクリーンに映し出されたりして!
凄いです!009を描いてる浦沢先生を生で見れるなんて、なんてレアで贅沢なのかしら!
鼻血出そうですよ。
浦沢先生は結構おかしな方で、「大友(克洋)の魅力はねー」とまたいきなり立ってる男の後姿とかガーッと描き出して「こうすると大友になるんだよ♪」とか楽しそうに言いながら、「こういう背中の背筋とか肩甲骨で〜」とか分かるんだか分からないんだかな図解説明をしてくれたり、手塚作品のあるコマに一つの完成系を見たというから、どの辺かと思ったら(ロングのフカンなのに)「この鎖骨感っていうか、この鎖骨がこうきっちり入ってるこれが!」とかもうやたらフェチっぽくこだわってました。
それと、手塚作品に対する並々ならぬ情熱というか、よく喋る方でしたね。
浦沢先生ってもっと堅い方かと思ってましたが、意外にユニークで面白い方で、良い意味で認識新たにしましたね〜。
そして、萩尾先生も横山光輝風横顔とか水野英子風とか描かれたりしてましたが、萩尾先生の場合は「私、妄想系で、このコマで(手塚作品の1コマ)高校生の頃何日もこの二人はこんなこと言ってたんじゃないか、あんなこと言っていたんじゃないかと妄想していて〜」とか何度か妄想系と仰っていて可愛らしかったです。
そして、そんな萩尾先生を見て夏目先生が「そういう妄想の暴走形態がいわゆるBLとかヤオイなんでしょうね」と。
その通りかも…。
さすが「夏目の目」(笑)。
あ、この夏目先生この後、散々浦沢先生や萩尾先生が描き散らしたスケッチブックお持ち帰りすることにしてました。
う、羨ましい!
帰りにエレベーターですれ違ったので、勇気を振り絞って見せてもらえばよかったかしら!?(無理)

こんな感じで、その他笑える話、深い話、書ききれないほどいっぱい聞かせていただきました。
なんて濃い一日だったのでしょう。
いや、土曜日のも合わせると、近年稀に見る凄い週末でした。ふはーっ!
しばらく腑抜けになりそー…。
そういうわけにもいかないけど(笑)。








2006年09月11日(月)

感激

「竹宮恵子 原画´(ダッシュ)展」に行ってきました。

私は十代の頃に彼女の作品にはまってまして、時代がズレていたこともあって、手に入らない作品群をそれはもうしつこく古本屋に通い詰めて徹底的に収集していた事がありました。
いうなれば、私の青春時代のスターの一人って感じかな?(今も青春ですけど!)
そんな作家さんの展覧会を、しかも県内の、わりに家から近いところで、おまけにご本人もいらっしゃるというので、これを行かずにどこへ行くのか!とばかりに出かけていきました。

ところで、「原画´(ダッシュ)展」ってなんぞやということなんですが。
原画と比べても見分けのつかない程、精巧に作られた複製の展覧会です。
間近で拝見しましたが、本当に分からない。
本当は半分くらい原画なんじゃないの?と思われるくらい。
だって、ホワイトの痕とかテープの痕とかも忠実に再現されているんですよ。
「複製だよ」って言われなきゃ全然分かりません。
展覧会などによる原画の褪せやその他損傷を回避するため、竹宮先生が印刷方法を考案されたそうですが、凄いです。
ジルベールの髪にホワイトが〜とか原画じゃないんだけど原画じゃないとわからないものが見れて、思わずジーッと見てしまいました。

3時から座談会&サイン会で先生登場。
先生の事は写真で何度も拝見していましたけど、実物は何倍も若々しく綺麗な方でした。
会場がアットホームというか田舎で和やかな雰囲気だったので座談会では気軽に質問もさせていただきました。嬉しや〜。
あ、そういいば、今、読んでる漫画はWJのムフョだっていうのは意外性あってよかったですよ。
そして、サイン会ではこっそり忍ばせていった『地球へ…』のコミックスにサインしていただきました。
一番好きな作品なのですよ。
スタッフの方に「懐かしいものが…」と言われてしまいました(*^^*)
そして、最後に黄金の右腕と握手させていただき終了。

今頃になってこういう機会に恵まれてとても不思議な感じです。
今現在萌え燃えしている漫画家さんではないけれど、いつのまにか静かに深く心に根を張っていた方だったのだなぁと思いました。
当時集めた単行本その他は処分せずに大事にとってありますし。

私が漫画家としての姿勢みたいなことを伺ったときに、「私は消えてしまってもいいの、作品が残れば」と仰ったのが印象的でした。
そう、作品っていつまでも人の心に残るんですよね。






2006年09月09日(土)

ビックリ

大分体調も回復してきました。
ふと見渡せば、あっちにもこっちにも風邪ひいたり体調おかしくしている人がいたりして、皆そういう時期なのかと思うのでした。

ところで、小畑センセイの逮捕のニュースはビックリしましたね。
今年は映画になったりアニメになったり画集出たりなのに。
良い事と悪い事が一緒に来る人なんですね〜。
最初、銃刀法違反なんていうから、作画でリアルさを追求するために本物の日本刀かなにか所持してたのかと思いました。
骨格標本持ってる方ですからね(笑)。
で、実際は刃渡り8.6cmのナイフ。
って結構小さいですよね。
あんなんでも登録とかしてないといけないんでしょうか。
思わず、家にもその程度ならあるんじゃないかと焦りました。
ありませんでしたが(^^;)
だけど、普通、車のヘッドライトが切れていたくらいで職務質問されるかしら?
石神井署の署員は働き者かもしれない。
いや、センセイの風体がやばかったのかも…。
未だに自画像のままだとすると十分やばいですものね。
仕事柄警察とは関わりがあったりしますが、風体はとっても大事ですよ。
いや〜、小畑センセイ、今後に影響ないといいのですけど。
次回作とか楽しみにしていたのに。
心配です。




2006年09月07日(木)

お久しぶりです

そろそろ何か書かないと死んだと思われたりしてるんじゃないかなと。
いや、そこまで思わないか。
ちょっとばかり隊長…じゃなかった体調を崩してまして、面倒臭いから日記は放置してました。
疲れとか風邪とかからきてると思うんですけど、あっちこっち少しずつ調子悪くて。
この間なんか朝起きたら、眼球腫れててデロ〜ンと白目垂れてて思わず鏡見てムンクの叫びでした。
人前に出れない!(すぐ治りましたけど・笑)。
そういうわけで、生きてますんで。





2006年09月04日(月)

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