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2005年03月31日(木)
革命シリーズの新刊を読んだ【恋刃―Lancet R/EVOLUTION】




大変です、花粉であります。
年中冬眠しているわしの脳ミソが、さらに動きが鈍くなる季節です。

ちなみに脳が活性化するのはゲェムしてる時だけ!
(あとはコミケとかなー。最近行ってません)

そんな訳で、ゲェムしていない時はマッタリ読書してたり寝てたりするんですが
先日買っておいた五條瑛の新刊、読了しました。

プロローグで昏倒したのは前述の通りですが、中身もかなりのものでしたよ。
今回は中継ぎぽい話で、今までの話に比べると盛り上がりに欠けるかのぅ。
ようやく登場人物がそろった所で、ちょっと一息って感じでしょうか。

休憩ポイントにしては、激しい話でしたが。

事件としてはそれほど流血もないし、誰が主役という話でもありません。
ただ、サーシャのポジションが明確に書かれたのは初めてかな。
今までもソレを匂わせる部分は何度もあったけれど、この話ではそのものズバリ
男性でありながらサーシャ(の手管)によって狂わされていく人物が描かれています。

相変わらずサーシャがどういう人物であるか謎なだけに、彼によって《革命》に引きずり
込まれた人達の踊らされ具合が哀れであり、また楽しみなシリーズになっていますな。


今回ほとんど出番のなかった大川<シタン>先生の活躍は次回に期待です。
因縁めいた植村が再登場したので、恐らく大変な修羅場が展開されるでしょう。


一応このシリーズは10巻完結で想定されているらしいので、そろそろ中盤なのかな。
冒頭からのけぞること間違いなしの【恋刃】、お暇ならぜひ1巻から読み通すことを
オススメします。


その他雑感をブツ切りで。

ハチクロも新刊出てましたー。
相変わらず訳のわからんイキオイの話ですが、ハム先輩がちょこっと出てきていて
嬉しかった。
4月からアニメが始まるんですね。
忍先輩がうえだゆうじか。まぁ及第点かなぁ。
花本先生が藤原啓治なので、割と満足していたり。
この人はアベノ橋のパパンが非常に良かった。


巌窟王、終わっちゃいました。
最後はキレイにまとめてたので、DVDで最初の頃を見直します。
最終回だけオナゴの衣装デザインがアナスイで、世界観にマッチしていてよかった。
こういうコラボが増えていくと、見ている側としては嬉しいんだけどな。
次回のGONZOはキワモノぽい。血まみれの話なんだろうか。
ちょっと調べてみよう。

今夜は鉄拳が届くので、すごい楽しみ。
WA4は普通に良作だと思いました。
サクサク進むし、近頃ゲェムやってないなという人にはオススメです。

あとは咎狗を同居人にやらせています。(ちゃんと攻略表まで作ってあげました)
お前もクリアして黒くなれーと念じていますが、なかなか思うように進めてくれないので
見てるとイラだちますw
来月出る雑誌に載るというSSが気になるのぅ。


さて、午後から新人研修用の準備と夜は送別会ですよー。
面倒くさいことに、研修で2時間ほど話さねばならぬので資料を作らないといかんのです。
気合いれるためにお昼はカレーにしよう。









2005年03月25日(金)
WA4がトドイター



花粉です。頭痛です。眠いです。鬱です。

そんな訳で咎狗でヒャッホーした後は、ひたすら負のフォースに包まれていました。
今日あたり、やっと陽が射してきた感じ。
春先は精神状態が不安定ですのぅ。
仕事も忙しいしなー。
今日帰ったら咎狗サントラが届いているハズ。
あ、なんかちょっと元気になってきたカモ。(単純)


昨日はワイルド・アームズ4の発売日でした。
前作の「F」(「無印(PSの1作目)」のリメイク)が最低最悪な出来だったのでやや不安
でしたが、「WA4」はなかなかよく出来てるみたいです。
ヌルイのはこのシリーズの基本なのでとりあえず置いといて、パズルっぽい仕掛けや
謎解きが面白いですなぁ。
途中で制限時間つきのアクションぽい部分があったりするので、早解きしたい人や
アクション苦手な人は投げちゃう可能性があるかもしれません。
わしもセーブポイントまで、と思って進めてたら連続でジャンプアクションの仕掛けが
あったりして、眠いからますますうまくいかずに鬱になりました。
ヘタレなのがいかんのですが、マリオとか苦手なんだよ!
まぁ何度かやればクリアできる程度のものですけれど。

ステージから落ちて失敗しても、すぐ直前からやり直せるのはいいな。
カメラワークはお世辞にも良いとはいえない。
強制的にサイドビューに切り替わって奥行きがわからんとか、視点を回せないとか
細かいことで色々不満はあります。

戦闘方法がちょっと変わっているので、最初はオナゴが連続死したりして鬱ですが
慣れてくればトドメボーナスゲッツするようにうまく流れを決められるようになります。

全体的な雰囲気や設定にゼノ系の匂いを感じますね。

キャラはフルボイスではないものの、ちょっとしたアクションで細かくセリフがあったりして
楽しいです。
高い所から飛び降りたら「足イテー!」って叫んでました。
ちょうどコナン(未来少年の方ですたい)見てたから、なんだか笑ってしまった。
(一応補足すると、コナンが有り得ない高さから飛び降りて着地した時にシビシビになるという
有名な描写を思い出したため。もちろんケガしません。シビレるだけ。丈夫だよなー)

今回の主人公PTは10代のお子様ばかりですが、ちゃんと敵役に怪しげ軍服美形サマやら
生き別れの兄さんやらお約束な展開になっております。オッサンもOK。
お色気姐さんもロリもいます。(ショタは主人公が担当。何せ半ズボンだ)

話としてはよくあるパターンだし、文章もたまに理解しづらい部分も見受けられます。
しかしこのシリーズ共通して言えることは、とても丁寧に作られているということかな。
手抜きな部分がないので、プレイしていて楽しいです。

音楽も相変わらずカコイイ。
OPアニメはややショボ。前作までのクォリティはどこへ行ったのか・・・

個人的に一番好きなのは「無印」なんだけど、雰囲気はそれに近い感じかなぁ。
何しろまだ手をつけたばかりでよくわからないのですが。

ロード早いし、対話の時のカットインも面白いので満足してます。
「ミンストレルソング」予約してないので、これでしばらく遊びそう。
(ミンスト、果てしなく地雷の香りが・・・)


来週は鉄拳なのでそれもまた楽しみ。李使いです。養子サイコー
あーあと、五條瑛の新刊(革命シリーズ続刊)も買ってあります。
プロローグ読んだだけで参りました。体力がある時に一気に読もうと思います。

鬱なのにヴァナではアクティブ。
それがいかんのかしら。リアルで凹む。

もう3年も経過してるのになぁ(遠い目)










2005年03月03日(木)
たとえorzであったとしても(咎狗)


さすがに1週間たったので解禁のような気がしますが、一応またしつこく書きます。
「咎狗の血」ネタばれ含む内容なので、知りたくない人は読まないようにお願いします。




まわりで誰もやってないので、一人で悶々としている日々だったのですが、
実は2ちゃんにボブゲ板というのがあるのに今更気づきました。
しかも「Chiral避難所」というネタばれおkな板まで・・・。
シキアキスキーの怨嗟に満ち溢れてましたが、読んでいてなるほどと思う意見もあって
なかなか面白いですな。

以前は2ちゃんのような閉鎖的なコミュニティは好きではなかったはずなのに、
渦中に飛び込んでしまえば、ぬるま湯な快適空間。
リアル生活に影響でないように(言葉遣いとか、やっぱり気になります)抑えるのが大変。
とかいいながら、「w」とか「orz」は便利なので使いまくり。
知らない人にはなんだかわからんだろうなぁ。


さて、シキアキです。
とってつけたようなルートで、発売前の露出を考えるとシキルートは有り得ない内容だと
いうのが一般的な意見みたいです。
まぁ確かにあの虚ろENDはショックな人多かろう。
でも、わしはゲェムとしてはあのEND3種類はよくできていると思いました。
ただしどれも途中が抜けてるから唖然とするような終わり方であるのも事実ですね。

個人的にはFDとかムックで「あのENDにいたるまでの話」なんかが公開されたら
すごく嬉しい。
けれど、きっとChiralの人たちが何を書いても、皆が望むような内容になるとは思えない
気もするのですよねー。

ああいった「ハァ?」なENDであるからこそ、妄想が生きてくる訳で、きっと皆さん必死に
隙間を埋めるべく補完のための二次創作物を産み出してくださるでしょう。

与えられたENDがユーザーにとって最上のものじゃなくても、あれこれ考えられるという
素敵なプレゼントだと思えば・・・ムリがありすぎかw


シキアキでラブラブハッピーなものを望んでいた人が多かったんでしょうなぁ。
シキ様、変な行動ばかりだし、アキラともうちょっと意思が通じるエピソードが欲しかった。
「超えてやる」あたりはよかったんだけど、nの真相ルートの充実っぷりに比べると
あまりに寂しい・・・。

むしろnの最後のシーンあたりが、シキアキスキーが望んでいたラストに近いのかもなと
思いました。


なんにせよ、板の勢いとか見てるとかなり支持は高いようなので、公式から何かフォローは
あるのではないかと期待してしまいます。
サントラも今月出ることになったようです。

とりあえず、公式HPの壁紙に全キャラ追加をお願いしたい。
あとは特典書き下ろしイラスト含むムック出して欲しいなぁ。
いまさら虎のテレカにクラクラしてしまった。いかんいかん。


とまぁ、最近あまり萌えなことがなかったわしですが、久々に(*´д`*)な気分で
ネットを徘徊している日々なのでありました。

そういや「ガイザード」届いたけど、まだ開けてないや。
帰りにWaqWaq買わなくちゃ。


中央線が止まらないことを祈りつつ。








2005年03月01日(火)
今日もどこかでグリーンリバー:「咎狗の血」(注:ネタばれしまくりです)



しつこく書いておきます。

今日の文はNitro+ChiralのPCゲェム「咎狗の血」を扱っていますが
「ネタばれ」「アレな表現」を大量に含みます。
そういうのが嫌いな人は読まないように!



2005/2/25発売
「咎狗の血」Nitro+Chiral

BLゲェムというジャンルでNitro+(の別ブランド)が出した入魂の一作。
そういうのはちょっと・・・という男性諸氏にもお薦めしたいのですが、やっぱりダメ?w

ボリュームはそれほどでもないのですが、全体的に非常に丁寧に作られていると感じました。
相変わらずハイクォリティな背景、シナリオの使いまわしもうまい。
何より全編を彩る音楽が素晴らしいです。(サントラ出たら買うじぇ)
OPのかっちょよさとエンディングの渋さは、さすがNitro+。
オナゴだけで独占してよかですか?と思うぐらいの充実ぶりです。
ただ、やっぱりちょっと敷居が高かったのか、発売直前に「BADENDに行きにくくなるパッチ」と
いうのが公式にupされました。
笑っちゃったけど、実に親切な会社ですな。

ストーリーはかなりのトンデモ設定。(Nitro+っぽいと言うべきかw)
最初から最後まで血まみれなので、そういうのに抵抗がある人はダメかもしれん。
「鬼哭街」や「ヴェドゴニア」が好きならお薦め。わしはダイスキーヽ(`д´)ノ


初回は多分あっさりした印象を抱くでしょう。
2番目のキャラ攻略から次第に世界が見えてきます。
最後までたどり着くと全てがわかる、という流れが大変素敵です。
(オマケ絵がかわいいのでぜひ見てほしい)
CGコンプも普通にやってれば埋まるはずなので苦労しません。
ちなみにわしはパッチなしでクリアできました。
さほど難しい選択肢はないので、パッチは個人のお好みで。


主な登場人物
アキラ:主人公。ニャンコである。
ケイスケ:アキラとは孤児院から一緒の幼馴染。
リン:二重人格ぽい言動でアキラを惑わせる。唯一の受キャラ。
源泉:おっさん。余裕かましてたが結局玉砕。
シキ:グリーンリバー。日本刀がイカス。
アルビトロ:変態仮面。
キリヲ:処刑人。ミツコサン。変態仮面の部下
グンジ:処刑人。イレズミ。変態仮面の部下
狗(イヌ):変態仮面が自分好みに人体改造した少年の成れの果て
猛:青い髪の青年。妹大好き
エマ:軍人。唯一の女性。
グレン:エマの同僚。
n:謎の人(笑)


それぞれのルート(クリアした順に書いてあります)
途中の選択肢を選ぶことでENDが変わりますが、その詳細については既に攻略サイトが
ちらほら見受けられますので探してみてくだされ。

・ケイスケ×アキラ
途中で2種類のBADENDの他、アルビトロ×アキラのBADENDあり。

すったもんだした挙句、幼馴染と生き延びるという王道ルート。
適当に進んでるとケイスケBADの「腸にスリスリ」ENDになります。
マジで引っ張り出してますよ?w
いきなりこれに当たったら引くだろうなぁ。ニトロでは割とよくあるけど。
アルビトロENDはわしとしては好きな終わり方でして、
このまま調教路線まっしぐらな感じであります。
狗とつがいになるのか・・・(*´Д`*)ムハー、タマラン

特筆すべきは途中からのケイスケの変貌振り。いい味だしてます。
雨の中での「アキラの匂いがさぁ・・・」ってあたりはウヒョーでした。
最初のウザさはこの演出のためかぁ!と思わず画面に突っ込んでしまいました。


・アキラ×リン
BADはないが、クリアするとシキルートが出現

唯一の受けキャラです。
最初は強気な言動だったので攻のまま行くのかと思ったら違いました。
イヤな子っぽさを漂わせつつ、健気なところもチラリズム。
膝出してるし、太股に包帯巻くしでショタ心も満たされました。
脱出後数年たってからの再会ENDにはときめきます。
この後、下克上に違いない!間違いない!


・源泉×アキラ
意外に源泉も乙女なことがわかるENDでした。BADなし

オッサンこと源泉ルートですが、過去に色々あったのねー的展開はお約束として
最初は余裕こいてアキラをガキ扱い(しかも亡くした自分の息子と重ねて)してた癖に
途中からニャンコの魅力にヘロヘロになります。
CVの一条和矢はおじゃる丸でアオベエやってるのに、偽名使わないのはすごいと思った。
この手のゲームでは「包容力ある大人役」がいまいちな事が多いのですが、この人は上手かった。
安心して見てられるルートです。だいぶ謎も解き明かされてきました。


・シキ×アキラ
リンクリアからルート出現
シキ虚ろEND、総統END、小悪魔ENDと気合いの入った3種類ENDあり

さて、グリーンリバーライト登場。
なんていうかもう、この人の声には勝てない…。声の力の凄さを感じるシナリオです。
話自体はよくあるパターンですが、声が加わることで破壊力満点に。
日本刀持ってフラフラしてる危ない兄さんなのに、シキ様とお呼びするしかありません。
CGも気合い入ってるように見えました。素敵です。(腕の太さとか足のラインとか)
シャワーノズル持ってご機嫌な顔のシーンがお気に入り。
総統ENDでは膝叩いて大喜びしましたが、実はこのゲェムで一番好きなのは小悪魔ENDデス。
古きよきJUNEっぽさを感じるENDとでも言いましょうか。
やっぱりジルベールタイプは必要だろう、うむ。


・n×アキラ

いよいよ大詰め。n以外のキャラを全クリアすることで出現するルートです。
アキラの失われた過去の記憶、ずっと持っているナイフのこと。
全てが明らかになっていきます。それとともにnにも変化の兆しが…。
nには特に思い入れなかったのですが、脱出してからの雰囲気が良いですなぁ。
もうちょっと過去編(軍隊のあたり)を見てみたかった気がします。


・その他
グンジ×アキラ、キリヲ×アキラ

途中で猛から逃げると左右どちらに逃げても処刑人に捕まってBADENDです。
痛そうなシチュでの処刑人の狂いっぷりが見事です。
グンジは窪塚(IWGPのキング)っぽい喋り方でちょっとどうかと思っていたのですが
このシーンは上手いなと思いました。

エマとnは過去にナニかあったようですが、話だけしかでてきません。
グエンは添え物ですなぁ。最初と最後にしか出番なし。気の毒な人。
猛は一番普通の人でしたが、悲惨なパターンでお亡くなりになります。



全部終わるとオマケCGがギャラリー追加されるのは前述ですが、
絡みのシーンだけを再生できるモードもあります。
痒いところに手が届くシステムですな!


短いけれど、Nitro+の本気を見せ付けられたゲェムでした。
アンジェの亜流のようなBLゲェム群とは比べ物にならない完成度の高さです。
今後の動向はこのゲェムの売れ行きと評判にかかっていると思われますが、少なくともわしは
値段相応というより、それ以上の満足を得られました。
ぜひ、このブランドを潰さないで続けていって欲しい。

それにしてもグリーンリバー…。
どんなエロゲでも決して偽名を使わない潔さ。(仕事選ばないとも言う)
未だに数年前に初めて聞いたBLエロCDの盛大な喘ぎ声が忘れられん。
最近は子安だけでなくグリーンリバーからも逃れられないですね。
しかし奴のチカラは偉大だ。シキ様、素敵すぎます。


「咎狗の血」、迷っていたらぜひプレイしてみてください。
久々の大当たりな予感です。続編(あるいは更に新作)、サントラを超希望。