僕と君とのつなぎ目。
目に見えるのはさよならばかり。
ソバにいるときは見えないのに、
どうして、どうして、離れていくと目立つのでしょう。

抱きしめれば、つなぎ目はふさがると
いつの間に信じたのでしょう?

壊れた器のつなぎ目から
ポロリポロリと涙がこぼれました。

二人きりの時間
黒板に書いた文字
グランドで聞こえる声
響いている。
言葉も交わさずに
ただ見つめ合ってた。
抱きしめたりもしないで
手をつないだ・・・。

そこに時間はあったのかな?
四六時中ソバにいたのに。
そこに未来はあったのかな？
白い雲が流れてゆく。

一人きりの時間
手のひらに書いた文字
思い出す　きみのこえ
木霊する。
言葉の意味を
一つずつ振り返る
胸の奥　締め付けるから
布団をかぶる

そこに時間はあったのかな?
揺れる動く気持ちに耐えられずに
そこに未来はあったのかな？
星が答え描いていた。

　生きていることに理由を求めてるうちは

　きっと見えるものも見えてこないよ

　すべてが、理由のあるものじゃないから

　あたしが、ここにいる理由なんてないから。

　

寂しさにおびえていた日々

ただ温もりだけが欲しくて

あなたにすがりついたの。

どうしても、どうしても

あの人じゃないとだめなことは

トウの昔に知っていたのに

ソバにいたいと、言ってくれた

あなたにすがりついたの。

こんなあたしなんて、もういやだと

去っていくならそれでいい。　それがいい。

ただ、あの人を思いながら

あなたの左手をつかむわ。

闇に映える　ともし火

母の優しさと　あの高い背丈を映し出した。

茜色の空　横切るカラス

少しずつ藍に沈んでゆく

涙を誘うくらいな青

リボンの結び目は

風になびいているよ。

君はきっと大きな声で

愛しい人の名前を呼ぶね。

オレンジ色の風船は

茜色の空へと消えた。

君はきっと大きな声で

愛しい人の名前を呼ぶね。



あたしのことなんか忘れてさ。

きっとあなたには届かない。

だから　メールは送らない。

あたし、一歩ずつ　進んでます。

あなたのコト忘れられるように

あたし、少しずつ　前を見ています。