星一つの輝きをちっぽけだという人もいる
宝石一つぶの輝きを誇張する人もいる
それぞれの輝きは胸のなかにあって コトバのなかに答えは隠れてた
立ち止まる事無く進む人たちに
問い苅テけたコトバは夢模様
ピーターパンになれたのか？それともただのピノキオか。
答えは悲しい目をした大人たち 子供にこっそり教えただけだ
愛ひとかけら欲しいという人もいる
夢ひとしずく追い苅テけた人もいる
それぞれの思いは胸のなかにあって コトバのなかに隠してた

青空を仰ぐ一輪の花
コトバになれずの歌を歌う
淋しい嘘だけ偶然の罠
コトバになれずの気持ちを塞ぐ
白くもに揺れ
この風にのれ
太陽を追いかけて盲目の花
コトバは要らず温もり求め
悲しいときだけ瞬間の花
コトバは無情に響くだけ
みずしぶき濡れ
水面に浮かべ
あの風と花は同化し消えた
こがねの花びら波に揺られた。

大きな雨が降る　小さく葉が揺れる
寝癖のままの　独り言
タオルを引っ掛け　またボソリ。

静かな音はない　煩くなる携帯
寝起きのままの　空返事
会話を断ち切り　またスヤリ。

今日はながれてく　昨日は終わったみたい
まくらの中の　綺麗ごと
顔をうずめて　すがりついた。

　簡単なことはあきらめること

　難しいのは　忘れること

　進み進みをしながらも、
　幾度となく後ろを振り返る。

　簡単なことは気にしないこと

　難しいのは　注意を払うこと

　チラ見チラ見しならがも、
　知らない振りして通り過ぎていく。