オミズの花道
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『 そんな休日 』
2004年03月29日(月)


最近、休日には携帯の電源を落としている。
こうするととても楽だ。

休日の方が電話攻撃が多くて困るから、こういうホステスさんは多いと思う。


朝、適当に起きて適当に珈琲を入れ、洗濯機を回す。
お掃除の後、洗濯機が止まるまでと、もう一度朝寝。

ここで結構寝過ごすから、故にお腹が空いて目が覚める。
休みの日の朝はお粥と決めているので、お粥と残り物で済ます。

ここで朝風呂。水上は一日三回お風呂に入る。
帰宅時、朝風呂、出がけ、の三回。
お風呂とご飯は私にとって趣味と言っていいくらいだ。


物件を見に行ってきた。
う〜ん、申し分ないのに、何故か気乗りがしない。
何故だろう。

値段も見合ってるし、悪くないように思うのだが・・・・。
うん、でももう少し考えてみよう。

そんな休日。







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『 着物のススメ 』
2004年03月23日(火)


最近は着物が多く、自分で着付けるようになった水上である。
モノグサ者が必要に迫られた時は結構な底力を見せるもので、何とか帯をお太鼓に結べるようにはなった。
別に私が器用なのではなく、この業界に居れば着付け教室に通わなくても、お太鼓くらいは結べるようになるかも知れない。ちょっとおかしければお姉様方がちょちょいっと直してくれるしね。

とはいえまだまだ未熟者。悪戦苦闘しながらやっと仕上がる次第である。
着物というのは帯結びもさることながら、胸元をいかにきちっとまとめるか、襟の抜きはどうかという、いわゆる結ぶ前の段階のほうが重要だったりする。
帯を何回結びなおしても中が着崩れないように着れたら合格ラインらしい(お姉様談)。

帯は最初は柔らかいものが結びやすかったりするのだが、馴れてくるときっちりとした堅いものが結びやすかったりする。何しろまだ芯のかっちりとした堅い帯は、お太鼓にするとピシッと四角が作りやすく、仕上がりに差が出るのだ。

時間が無い時は仕方が無いので『付け帯(別称・軽装帯、仕立て帯)』に頼る事もあったりする。付け帯というのはもうお太鼓の形が出来上がっていて、差し込んだり帯締めで締めるだけで良かったりするもので、馴れてない頃は非常に助かるアイテムなのだ。

出来上がりの仕立て帯と言っても馬鹿にしてはならぬ、これがまあ中々に便利で仕上がりも美しいのだ。そりゃ袋帯をキッチリと着付けた時の美しさには及ばないが、付け帯でも結んだように見せる技があって、使いこなせばそれなりに便利だ。
ただ難点は一枚の帯に比べると、やはり着ている重厚感が薄く、また途中の直しも利かなかったりする点がある。見る人が見れば解かってしまうしね。この業界、オネエチャンチェックがお客様よりも厳しかったりするから。

基本的に昔は水商売も訪問着や附け下げが主流だったのだが、最近はそうでもなく遊び心に溢れた物でもある程度は許されている。大島も着て良いし、小紋や名古屋帯もオッケー。洋服もラフになって来たから、着物も別にいい、という理屈だろうか?

いずれにせよ色んな着物が楽しめるのは嬉しいことだ。
着物というのは帯を変えたりすると表情がガラッと変わるのでバリエーションが意外と利くし、洋服やドレスよりもインパクトがあってお客様ウケもいい。


そして何より、口説かれる時の逃げ道になる。
着物を脱がしてみたい、という男の人は多いが、後のことを思うと・・・・というパターンらしい。
馴染みのお客様に『おっ今日はお断りモードだね』とも言われたりしたり。

勿論、自分で着れるの〜なんて普段からお客様には申してませんからこそ使える手段なのですけれども。



最近集めた着物を見て、ふと思います。
私はきっとこの商売を上がっても、この着物は着ちゃうんだろうな・・・・って。
その時にサッと着れたら、さぞかし気分がイイだろうな、と。

どんな職業でも、何かを楽しみ、学び、モノにして行くのはやはり自己の財産ですね。
いつまでも好奇心旺盛で在ろう、と思う水上なのでした。






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『 支えられている 』
2004年03月19日(金)


最近は忙しい中にも幸せを感じる。
何と言うのだろう、私のような無器用者がよくもこれだけの人に支えられ、応援して頂けるのはどういう事なのか。

本業では少し大きな仕事が入ってきたり、夜のほうではドタバタしつつも固まって来たり。その中で色んな人に手を貸してもらえて、支えてもらえる。
悪意をもって事に当たるのは何も産まないのだし先に進まないのだと知ってはいた。私は出来るだけそうありたいとは思っていたし、理想をもってやってきたつもりだ。だが、私を支えてくれた人々のその献身さを見ていると、自分はまだまだ至らないのだなと思ってしまう。

今回の忙しさの中で、沢山の失いたくない人々を得た私は、やはり幸せなのだろう。

忙殺されてパニックになっている私に、真田さんがメールである曲を贈ってくれた。回線を変えた時期だったので少しの日数気がつかなかったのだが、昨日やっと聞いて涙が流れた。私の心を読んだように贈られたその歌は、恐らくこれから先の生涯を送る間も、忘れられないものになるだろう。

・・・・殺伐とした物を書かねばならないとき、物書きに向かない私は時として精神を極端に磨耗し、疲れると言うより寿命が縮むように何かを削る時がある。
その作業は孤独感を感じて仕方が無いのだが、こうした瞬間にふと癒されるのだ。

ありがとう。
私には貴方達が必要なんです。







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『 忙しい 』
2004年03月08日(月)


生きてます。
心配してくれた方たち、ありがとうございます。

うえ〜ん。
眠る間も無いよう・・・・。
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