MIKI.PRUNEの方丈日記
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今日は娘と二人で散歩に出掛ける。 家から天神様までの真っ直ぐな1本道です。
天神様の近くからは、紅白の梅の木が たくさん咲いている。 佐野の梅は香りがあり、風が運んでくる 梅の香りはほのかに甘い感じがする。
参道で私が香りを嗅ごうと鼻を近づけると 娘に香りは手で嗅ぐ方がよいと言われる。 「少し口うるさくなったなー」と思う。
今日で1日長い2月も終わる。
今日の一首
散歩道 梅の香りを 運んでくる 風は春色 親娘にやさし
今日で今の車が納車されて丸5年が経ち、 車と私の関係も熟してたような気がする。
先日、車検に出したがこれと言って悪いところも なく、よく走ってくれている。 今ではいつもそばにいると言った感じで、愛着が 出てきた。この車を大事に乗りつづけて 行きたいと思う。
今日の一首
ソワソワと 君の来るのを 待っていた 5年前の 春浅い日に
今では 私のそばに 居てくれる 愛しい君よ これからもずっと
今日の天気は気温も高く、春の日差しいっぱいです。 こんな日にぴったりの曲はなんといっても The Shadowsの「春がいっぱい」だと思う。 エレキ・ギターをつまびきながらのゆったりと流れる メロディは、今日のような日に似合う。 この曲がヒットしたのが、1966年春。 今から38年も前になるが、いい曲は時代を超えて 受け継がれている。 今日、私が聴いているレコードもまだまだいい音色を 醸し出している。 レコードは、なぜか音楽に温かみがあるように思えるのは 私だけだろうか?
ついでに、ロバート・マックスウェル楽団の「ひき潮」を 聴いているが、ハープの音色が潮の満ち引きをうまく表現 している曲で、今日のような日に聴くのがいい。
今日の一首
窓ガラス 明るい日差しが さし込んで 春をいっぱい 運んでくるよ
ゆったりと 流れるメロディ 温かく こころいっぱい 広がってゆく
今日は春のかすみか? はっきりとしない1日。 空は白く霞んで、ぼんやりとしています。
子供は学校、家人もそれぞれ出掛けていて 1人留守番です。 本を静かに読んでいる休日。
今日の一首
ぼんやりと 空にうかぶ 春かすみ めくるページの 音だけ響く
静かなる 空間にひとり 佇めば 時を刻む 1秒の音
この日記を書き始めて、1年が経ちました。 早かったような、長かったような気もしますが、 その時々、感じるままに書き溜めてきました。
これからも、そのスタンスで書きつづけて 行きたいと思います。
読んでくださっている方々には、感謝申し上げます。 「ありがとうございます。」
今日の一首
書き綴る 自分と向き合う 行として 言の葉ひとつ 命ふきこむ
庵より さまざまな思い 書き綴り 今を生きてる 証としてる
わが街は、古い家並みが残っていて散歩をしていても 楽しみな風情を醸し出している。 TVで明治時代の医院を思わせる建物、お屋敷の門構え 昔ながらの商店は右から商店名が書いてあります。 そんな街並みがある一方で、新地になってしまった所も 多く見られるようになった。 昔からあった家や商店がなくなってしまうのは、 寂しい気がします。 今日、散歩道に白梅が咲いていました。各地の梅の里も そろそろ梅祭りが開催されるシーズンですね。
今日の一首 住みなれし 古き街並みに 新地増え 心にも穴が ぽっかりあいて
散歩道 白く可憐な 梅の花 素敵な華に 愛しさ募る
古い門をくぐると、左手に昨年暮れにできたギャラリー酒蔵楽が さらに中庭を歩いて行くと今日のメイン会場の酒蔵が見えてくる。
ここは、江戸時代延宝元年(1673年)創業の佐野市田島町に ある「開華」の醸造元・第一酒造で、昔ながらの建物に、 歴史を感じさせてくれるたたずまいです。 今日・明日は、年に1度の酒蔵見学会がおこなわれているので、 足を運ぶ。 お米を精米し、洗米したお米を水に浸し、また、水きりをしたり、 お米を蒸したり冷やしたり、いろいろな工程を経て、お酒が出来る までを案内してくださる催しです。 ここのお酒は、水のおいしい土地柄の井戸水と昔ながらの手作りで 作られています。 丹精こめて作られたお酒は、とてもおいしいと評判です。
今日のもう1つの目的は、昨年できた蔵を改築したギャラリーを 見ることです。木の温もりを感じさせるその空間は、それほど 大きくはありません。ちょっとした絵画や陶芸、写真などを展示 するのに丁度よい広さです。 ミニコンサートも開催予定だそうで、どんな演奏会になるか楽しみ。 地元の情報発信とコミュニケ−ションの場所を提供して行こうという 第一酒造さんの思いやりが感じる空間でした。
今日の一首
温もりの 昔を伝える 空間は 新しきものの 出ずる場所となり
お酒の ほのか香る 蔵に入る かくれんぼした 思い出蘇える
今日は立春。 本格的な春はまだ先だが、気持はすこしウキウキ してくる。
いろいろな花も咲きはじめ、わたしたちの目を 楽しませてくれる季節。 また、冬の寒さから解放され、街の中も華やいでくる 感じがする季節。 この季節、わたしは春を待ち焦がれる感じが好きだ。
今日の一首
春を呼ぶ 暖かな陽よ 降り注ぎ 立春の日 和らぐ日和
鳥たちも 花達までも ウキウキと 春の訪れ 歓んでいる
節分は、季節の移り変わる時のことで、 立春・立夏・立秋・立冬の前日のことなのですね。 恥ずかしながら知りませんでした。
特に、立春の前日が有名で豆まきをする習慣からか 節分というと今日をイメージしてしまったのだと思う。
私の家では、豆まきをしませんでした。 豆は食べたのですが・・・。 子供が大きくなると、豆まきもしたがらない。 だんだん風習が薄らいでしまう。
今日の一首
昔なら 窓をあけて 大声で 福は内と 叫んだものの
今日、みかも山をハイキングする。 冬の山は、まだ眠っている装いでした。 しかし、眠っていても静かに息づく微かな 音が感じられるようです。 木に近づき、耳を近づけると感じられました。
遠くの畑では、野焼きの煙りが立ち昇り のんびりとした冬の休日です。
今日の一首
木立より 微かな鼓動 聞こえてる 春を迎える 息吹感じる
立ち昇る 一筋の煙り 舞い上がる 彼方の人も 見えるだろうか
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