MIKI.PRUNEの方丈日記
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2003年10月29日(水) 暑き秋の日

 今日は、秋だというのにとても暑い1日でした。東京は夏日で、
日中はYシャツでも汗ばむくらいでした。
 そんな中、M銀行に行く。仕事の関係で1週間に1度は訪れるが
窓口にNさんという素敵な応対をみせる女性がいる。
勿論、銀行の窓口の方は、みんな素敵な応対をみせてくれるが
彼女は気配りと親切な応対をこころ掛けてくれるのです。
同じ仕事をこなすのであっても、対応の仕方次第でこちらも
気が楽になることがある。
お金を扱う仕事で窓口に行くと、事務的で、金額や書類の不備が
ないか、間違っていないか心配です。だからこそ、ちょっとした
気配りをしてもらえるとうれしいものなのです。
 サービス業の総務部に所属するわたしも、Nさんのように
気配りと親切な対応をしなくてはいけないと思う。


 今日の一首

  やさしさを いつの時も 持ち合わせ 人にやさしさ 分け合いたい

  



2003年10月27日(月) ダイエー優勝

 今年の日本シリーズは、熱戦の末、ダイエーホークスが優勝した。
 星野阪神は、惜しくも敗れてしまいましたが、歴史に刻まれるで
あろう熱戦の各試合でした。星野監督も悲願の日本一はなりません
でしたが、きっと「よくやった。」と選手を褒めていることでしょう。

 さて、ダイエーを率いるのは王監督ついてですが、かつて巨人軍の
ONと騒がれていた時代、わたしは王選手の方が好きでした。
勿論、長嶋選手の華麗でダイナミックなプレーも好きですが、
何故か王選手に魅力を感じていたのです。
 だから小学生の時代、バッティングホームを写した写真では
一本足打法がアルバムに残されている。
 王監督、「日本一、おめでとうございます。」

 今日の一首

  アルバムに 刻む思い出 懐かしく 時の移りを いろ濃く残す

  白黒の 写真の中に 残されし 昔なつかし 選手の顔が


2003年10月26日(日) 国分弘子さん、ミニライブ

 今日は、NHK・FM 22:00より国分弘子さんが出演して
スタジオ・ミニライブが放送される。
 国分さんの15周年記念のアルバム Piano Anniversaryから
Fiesta、Sing For Love、Lifeline、Starlandが演奏される。
 また、今年の最新アルバムよりSuccess  Moon Danceが
演奏された。
 国分さんのピアノは美しく流れるような弾き方が好きですし、
曲も素敵なサウンドばかりで、大好きなアーティストです。

 今日の一首

  流れてく 優しい音色 舞い降りて 私のこころ 包み込むよ

  夜空に 降り注ぐよに 美しき ピアノの調べ きらめくように   


2003年10月25日(土) 突然、親戚が来る

 今日は突然、親戚の方が来られてビックリ。
 何年振りかの我が家への来訪に驚いたが、久しぶりに会えたので
 お互いうれしかった。
 夕食をともに、近況報告したり、懐かしい昔はなしは尽きない。
 時のたつのも忘れて話してしまった。
 
  今日の一首

   突然に 訪ねる人と はなしする 時間の壁も すぐに崩れる

   なつかしき 昔はなしに 花がさき 時のたつのも しばし忘れる

     

 

 
 


2003年10月24日(金) 電話応対研修会

 今日は、普段の仕事を離れて電話応対研修会に参加する。
 コーディネーターは、電話応対術のベテラン先生。研修を受ける人も
 毎日、電話応対を業務にしているホテルのインフォメーション係で
 あったり、コールセンターに勤務する方が大半でした。
 わたしは総務部の一員です。

 研修の内容は、基本である声の出し方、口の開き方、尊敬語、謙譲語の
 正しい使い方を午前中に教わる。
 午後は、注文したものと違う商品が届いたというクレームの事例の受け方
 また、ダイレクトメール送付後のフォロー電話のかけ方を実践モードで
 練習しました。
 難しかったけれど、社外研修もいいものだと思った。


  今日の一首

   耳元に いつまでも残る 美しい 声に魅せられ また電話する

   
 
 
 


2003年10月21日(火) ヤンキー母校に生きる

 今日、「ヤンキー母校に生きる」義家弘介著を読み終わる。
 この本は、前に読んだ「不良少年の夢」の姉妹編ともいうべき本です。
 母校に生きるでは、先生となって北星学園余市高等学校に赴任してきて
 から、どのように生徒たちと歩んで来たかを描いている。
 生徒たちと正面からぶつかる義家先生に、最初は反発したり、戸惑って
 いた周りも、この先生が本当に生徒のことを考えてくれるとわかると
 次第に心を開いて行く。
 このような先生に出会えた生徒は幸せだと思う。
 
 これは、不登校の生徒や引きこもりをした生徒などを集めた学校の
 先生であるため、このように生徒ひとり1人のことを目にかける教育を
 しよう、そして、自分の経験や自分を育ててくれた恩師と同じように
 1人の生徒を育て上げることに生きがいを感じる先生になったのだろう。

 このような先生が全国にたくさんいるであろうし、また、たくさん
 出てきてほしい。
 私は、子供のために親らしく親ばかで生きて行きたい。

  今日の一首

  親ばかと 自負する親に なりたいと 自分を磨く 今日も明日も

  熱血感 みなぎらせて 説くわれに そんな事言う 資格ある無し
 


2003年10月19日(日) ドライブ

 今日は、娘にせがまれドライブに出掛ける。
 「どこへ行きたい?」
 「どこでもいいけど、いろいろなところへ行きたい。」

 かくして、わたしの向かった先は三国橋方面。ここは、少し
走る間に、栃木県と埼玉県と群馬県、そして、橋を越えると
茨城県古河市とさまざまな県にまたがる地域です。
 旧谷中村があったところは、渡良瀬遊水地となり、サイクリング
ロードやバード・ウォッチング、ボートセーリングをする場所に
なっています。今日も家族でサイクリングしたり、散歩したり、
湖を気持ち良さそうにボートを走らせるのどかな風景がありました。
 群馬県板倉町では、コスモスがたくさん咲いていて、とても
きれいなので車を止めて眺めていました。
また、稲の刈り取りと田を燃やす光景をあちこちで見ることができ、
秋ももうすぐ終わると感じました。
 休日。たまには気のむくままドライブもいいものだと思った。


 今日の一首

  稲刈りの 済んだ田んぼに 煙立つ 秋の終わりと 実りを感じる

   
 


2003年10月17日(金) 不良少年の夢

 これは、北星学園余市高等学校教諭義家弘介(よしいえひろゆき)さんの
自伝記です。本人は、中学の時から不良と呼ばれるようになり、高校から
退学処分を受け、家族からも絶縁、里親に出されてしまう。
 過疎化に悩み、学校の存続のため全国から中退者を受け入れる北星学園
余市高等学校に進学。そこでも、いろいろな出来事を起こすが、素晴らしい
先生に出会い、やがて、自分の生きる道を見つける。
 大学で、弁護士を目指すが交通事故を起こし、生死をさまよっている時に
かつての恩師がやって来てくれて、「あなたはわたしの夢だから。だから
死なないで。」という言葉で自分も教師になろうと決意する。
そして、念願の夢をかなえて、今、母校で教師をしている人の物語です。

人はあきらめてはいけない。夢を持ちつづければきっと道はひらかれる。
いろいろな挫折が人生にはつきもの。成功ばかりではないが、夢だけは
持ち続けようとするわたしにとって、いい本に出会った。
続けて「ヤンキー母校に生きる」を読もう。

 今日の一首

  さまざまな 生き方がある 人生も  夢を持つこと 忘れてならん 


2003年10月15日(水) 精霊流し

 今日、さだまさしさんが書いた精霊流しを読み終わる。これは、さださんの
自伝記と思う。だいぶアレンジはしてあるものの、さだまさしさんの人となり
がよくわかる作品です。
 わたしは、NHK、夜のドラマでこの「精霊流し」を見ましたが、今度は
映画にもなるそうです。本、ドラマ、映画とメディアの力は凄いですね。
何故かというと、1つの作品をいくつもの形にして人に訴えるからです。
 わたしは、本という媒体が一番好きです。好きな時に何回も読み直すことが
できるから・・・。
 この本に出てくる、節子おばさんとおばさんの経営する「椎の実」という
JAZZの店が今でもあるなら一度訪れたいと思うが、節子おばさんは
亡くなられた方なので、お話を聴くことが出来ない。(合掌)
せめて店だけでもあればいいなと思う。

 今日の一首

  亡き人の 想い出とともに 流す船 人の涙も 一緒にながす


2003年10月13日(月) 休日最後

 今日で3連休も終わる。今日は桐生の大川美術館へ足を運ぶ。
 この美術館を訪れるのも3回目だが、不思議と落ち着く美術館
 なのです。最初に明治時代の画家からはじまるが、浅井忠、
 藤島武二、青木繁などの作品を見ているとほっとするので、
 一番気に入っている空間です。
 また、この美術館のティールームには、150年くらい前の
 大きなオルゴールが、いまも美しい音色を醸し出している。
 ゆっくり珈琲や紅茶を飲みながら、耳を傾けるのも良し、
 庭や桐生市街を見るのもとてもいい場所です。
 日頃の疲れを癒すわたしの隠れ家的、美術館です。


  今日の一首

   高台に 静かに建つ 美術館 わたしを癒す 美の空間よ

     


2003年10月12日(日) LP!いまやCD

 今日は、東儀秀樹さんの誕生日。これは、昨夜のコンサートで
ご自身が言っていた。(1959年10月12日生まれ)
 わたしと3歳違い。
 コンサートでCDのことをLPと言い間違えて、「古い人間なのです。」
と言っていたが、ほぼ同世代の自分は判る・判ると頷いていた。
 CDはLPと比べ、音質など格段の向上があるが、LPの柔らかな感じも
捨てがたい。その時の気分でいろいろな音楽を楽しんで行きたい。

  今日の一首

   針落とし レコードに残る 想い出と パチッととぶ 痛い傷あと

   

   
  


2003年10月11日(土) PICTURES

  今日は、東儀秀樹コンサート2003「PICTURES」を
 越谷コニュミティホールで聴く。
 東儀秀樹さんのコンサートは、去年に引き続き2回目です。
 今年のプログラムは
  第1部 越天楽幻想曲
      夢を運ぶ風
      静かな光
      Silent Emotion
      I am with you
      光り降る音

  第2部 旅立ち
      Natural Moment
      Focus Point
      三ツ星
      New ASIA
      聖家族

  アンコール
      Iam with you(オリジナルヴァージョン)
      生きてきたぼくたちへ
      ふるさと

  越天楽幻想曲で始まるコンサートは、笙、龍笛、篳篥(ひちりき)という
 楽器を使う日本の雅楽の世界に誘うプロロ−グ。1000年以上も
 たってもなお、受け継がれている曲をそのまま活かし編曲したもの。
  今年もバンド編成で、エレキギター、キーボード、ドラム、ベースなど
 を加え、古典音楽と現代音楽の融合にチャレンジしている。
 Silent Emotion、Natural Moment、I am with youは、ピアノや
 篳篥(ひちりき)などの優雅さを引き出すゆったりしたスローバラードで
 気に入りました。また、Focus Pointはジャズ調に構成し、各バージョンの
 持ち味を観客に示すにくい演出で、ご機嫌なサウンドです。
  アンコールの「生きてきたぼくたちへ」は、東儀さん自身エレキギターを
 持ち、歌を歌う。東儀さんの歌を聞くのは初めてなのでビックリした。
 美声の持ち主で、うらやましい限り・・・。
  ふるさとは篳篥(ひちりき)のみで演奏してくれましたが、越谷は市民
 コーラスが盛んなところなので、自然にふるさとの曲を口ずさんで一緒に
 音楽を楽しんでいた。演奏していた東儀さんもビックリした様子でしたが、
 とても喜んでいました。
  めぐみ共々、素敵なコンサートの余韻に浸りながら帰路についた。

  今日の一首

   静かなる 音と光に 包まれて 満ちゆく心 天をさまよう

    

  
  

 

 

 


2003年10月05日(日) 国際交流フェスティバル

 今日は国際交流フェスティバルに行ってきた。
 これは、佐野市に住んでいる海外の人達と私たちの交流の場です。
 インドやベトナム、ブラジル、フィリピン、韓国、中国、
 そして、姉妹都市ランカスタのコーナーなどがあり、文化・料理
 音楽や踊りなどの紹介がなされていた。
 日本の紹介では、お茶席や着物の着付体験などができるように
 なっていて、特に着付のコーナーでは海外の人達が着物をきて
 喜んでいらっしゃた。
 
 会場周辺は駐車場が満車状態だったので、娘が通っていたN中の
 グランドに車を止めた。
 娘もなつかしいグランドの感触を楽しんでいたし、テニス部が
 活動中で顧問のM先生にもお会いし、お話した。
 帰りには、卒業記念にクラスで描いた絵を見てきた。これは、
 学校のブロック塀に、子供達が中学校生活の思い出を描いた作品で
 娘のクラスは運動会やかえで祭、修学旅行の様子が描いてあった。
 親子でゆっくりと見るのは初めてで、中学校時代を思い出した。

 他の国の人達と話したり、懐かしい思い出に出会えて
 楽しい1日だった。


  今日の一首

   いろいろな 人達との 語らいに 和が生まれし 秋の1日

   思い出に めぐり会えたよ 学校の 土の感触と 卒業壁画

   懐かしい 昔、聴いた 音楽の 流れる店で 珈琲を飲む

   

   

    


2003年10月04日(土) 芸術祭美術展

 今日は栃木県立美術館で開催されている県芸術祭美術展を
 見てくる。
 昨年に続きこの美術展を訪れたが、1つの展覧会で
 いろいろなジャンルの作品を見ることができてうれしい。
 自分の世界の絵や彫刻、陶芸・工芸を作品にして出展し
 入選したものが一同に並べられているのをみると
 栃木県の人達もみんながんばっているなと思う。
 印象に残ったのは、「鉄橋」と「縄目連段挿し花篭」
 でした。また、「郷に帰る道」は自分の住んでいる所に
 近い風景を描いてあり、親近感を覚えた。

  今日の一首

   実りある 秋の田園 走り抜け 夕日を浴びて 家路に向かう

   黄金色 穂をたれし稲 起こしては コンバインの音 山あいに響く  


 
 


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