快楽に身を任せ、小刻みな振動が、夢とうつつの岸を結ぶ渡し舟のように私を運ぶ。突然のヌルリとした体液の感触に、覚醒する。

って、電車で眠るの気持ちいいよね、ってヨダレ垂らして恥ずかしいんだけど＜＝おい！

それはともかく、今日の新聞の見出しとＴＶニュースのヘッドラインなんだけど

５月の失業率、４．６％＝００年８月水準に改善−有効求人、１１年ぶり０．８倍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040629-00000806-jij-pol
{yahoo！news（時事新報社）}

ってどうよ？
確かに最終集計は間違っていないんだけど、無茶苦茶恣意的かつ、問題を内包している数字を無視している。
総務省統計局から発表されている数字の中で、特に問題なのはこの二つだ。
一つは、自営業者の長期的減少にまったく歯止めがかかっていない事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　前年増減
　　　　　　　　　　　　　　　　５月　　　４月
就業者総数　　　　　　 　 6389　　+29　　　　+48
雇用者　　　　　　　　 　　 5406　　+55　　　　+57　　　
自営業主・家族従業者 　 960　　-26　　　　-11

つまり、個人事業主さんがやってる仕事は平均家族従業員は1.2人だから、どんなに少なく見積もっても10万件以上潰れちゃってるって事なんだよね。

全体は統計局のサイトhttp://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
を見てもらうと解りやすいんだけど、純然と増えているのはサービス業だけで、卸小売業と製造業を併せると、去年から64万人も就業者が減っているんだよね。それで改善？

しかもへんてこなのは、この第二の数字で、1999年同月の就業者は6632万人いて完全失業者は342万人いた訳で合計は、6974万人だよね、今年５月は6389+305万人で6658万人で、いつの間に就業人口が316万人も減ってるんだけど、いったいどこにいったんだ？

人口の総数は言うまでも無く、1億600万から1億900万に、労働人口も高齢化したとは言っても、6787万から約6670万（推計値）に約120万減っただけなんだよね。200万近い人は何処行ったの？

これ
http://www.stat.go.jp/data/nenkan/16j.htm
を全部読むのはちょっと辛いんだけど、繰り返し言われているように、実際の「失業」のイメージと、日本の完全失業率の計算方法は、元々乖離している。その上に今回の数字の不整合はどこから出ているのか言うと、ちょっと長いけど貼り付けちゃうと

労働力人口　15歳以上人口のうち，就業者と完全失業者を合わせたもの
就業者　従業者と休業者を合わせたもの
従業者　調査週間中収入を伴う仕事に1時間以上従事した者（家族従業者の場合は，
　　　　無給であっても仕事 をしたこととした）
休業者　仕事を持ちながらその仕事を休んでいる者（自営業主の場合は休み始めて
　　　　から30日にならない者， 雇用者の場合は給料・賃金の支払いを受けている
　　　　か受けることになっている者）
完全失業者　仕事がなく少しも仕事をしなかった者のうち，就業が可能でこれを希
　　　　　　望し，かつ求職活動（結果を待っている者を含む）をした者
非労働力人口　15歳以上人口で上記以外の者

この定義の中の
従業者の「収入を伴う仕事に1時間以上従事した者」と、
完全失業者の「かつ求職活動（結果を待っている者を含む）をした者」

って、いくらなんでも、タラコより明太が好きでも、どうなっとるんじゃ、こりゃぁ？

って、時々新聞も書いたり、ニュースでも報道されたりすることはあるんだけれど、今月の発表後の新聞もニュースも、忘れてるって言うか、なんで一言も触れないんだろ？

で、参議院選挙は始まると・・・・。

なんか、脱力しちゃったから、またね！

じゃ。

国の借金７００兆円突破＝１人当たり５５０万円に−財務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000232-jij-pol

って事なんだけど、今更何言ってんだろ、まったく。
前にも書いたんだけど、歳出が歳入を明らかに上回っているんだから、毎年国の借金は増える。しかも、今回残高が爆発的に増えた大きな要因は、ＦＢ（政府短期証券）の増加で、しかもその中でも外国為替資金証券を大量発行して、それが償還できなかったからなんだよね。

ざっぱに言うと、現在対ドルレート107円で取引されている円は、去年は120円前後だった訳で、誰も頼みもしないのに、「急速な円高は好ましくない」なんて、殆どの優良企業が105-113の間で為替を予測して経営計画を立てる中、ポリシーも市場予測も曖昧なまま、円売り大量介入を行った上に、「すぐに円を買うと、売り介入の効果を損なう」なんて、二重に間抜けな事をやって、高いドルを掴んでしまい、償還したくても出来なくなって、抱え込んでしまっている。ってバカ？っつうか、個人や企業なら、そこだけで破産している。

そもそも、今年度の税収予測は４１兆７４７０億円しかないわけで、収入の17倍の借金を抱えているなんて、私が約1億の借金をしているのより、ひどい状況になってるわけだ。これってどうよ？

国の借金一人当たりって、「あぁ550万かぁ、年収と微妙だなぁ」って私と同世代な人だと思っちゃうかも知れないけど、この一人当たりは「国民一人で、もし御夫婦とお子様２人の４人家族なら、２２００万って事なんだよね。

そんなにいっぱい、政府の間抜けで背負わされた借金の、そのまた金利のために税金を払わされ、そしてまた社会保障費や年金の掛け金を値上げされるっていったい何よ？国債関係の総支払い金利と政府がその他払っている金利総額って残念なが公表されていないんだけど、なぜ、公表しないんだよ、おい！そして、特別会計の詳細も公表されていないって、そこに何故突っ込まないんだろう、各報道機関の皆さんってば。

まぁ、それ以前に本来は国会で、まず、その辺りからきっちり詰めた議論が行われて、初めて立法府として、あるいは国会議員としての歳費が受け取れるんだと思うんだけど、実際にやっているの、漫才？あるいは、筋書きの下手くそな田舎芝居以下。

ってことで、またね！

台風一過の太陽は、すでに夏の装いで、買ったばかりの新しい帽子をおろしてみる。朝なのに影は短く、夏至が過ぎたばかりだと気づく。駅に向かう道には、もう色の褪せた紫陽花が並んでいて、その足元からは向日葵が伸びていた。打ち水の後のアスファルトの道からは、かすかに去年の暑かった日の香りがして、今はいない貴方の面影がよぎる。もう一年が過ぎた・・・。

なっちゃって。

あまり暑いんで、思わずポエマーになっちゃいましたよ、旦那ぁ！

それはともかく、ティファニー、偽物大量競売でイーベイを提訴って事なんだけど、米ネット競売最大手イーベイに対して、模造品の氾濫で商標権が侵害され、またそれによって、商標への信頼が犯されているってのが訴状の主旨なんだよね。勿論、偽ブランド品をオークションで売ることは悪いことだし、その場を提供していた事で起った訴訟はこれだけではない。でもなんか違う気がすっるんだよね。

イーベイの日本法人は1999年設立されて、yahoo！オークションとほぼ同時にスタートしたんだよね。そして2002年２月28日出品を停止し、同年3月31日にサイトを閉じて会社も清算した。

現在の総合オンラインオークションはyahoo！オークション、楽天、そして楽天の傘下に入ったeasyseek、そしてポータルやプロパイダと提携を進めるビッダーズにほぼ集約されてきている。

初期からオークションを利用していた方ならご存知だと思うけど、イーベイは大手の中では初期から偽ブランド商品には、一番対応が厳しかった印象がある。少なくても今のヤフオクや楽天フリマで定型句になっている
「正規店購入品ではありませんので、御理解あるかただけの入札をお願いします」
「スタートの金額で判断願います」
「品物にご理解頂けクレームの無い方だけお願いします」
のような、明らかに、偽ブランド品であることを前提にした出品は、早期から対応していたのは間違い無いし、その事が営業的にはマイナスになっていた印象がある。
偽ブランド品を作ること、そして販売すること自体が商標法違反なのは明らかで、5月7日の政府知的財産戦略本部では、販売目的でない個人使用に限り、現在認められている偽ブランド品の国内持ち込みを禁止する提言までされている。まだ立法はされていないけど。

ちょっと話が飛ぶんだけど、民主党の間抜け議員の一部は、法案が成立しても未だにCDの逆輸入のありもしない可能性をあげつらっては、反対を続けている。だいたい、音楽産業なんて、自民党に大した献金はしていないわけで、今回の東南アジアからCD逆輸入禁止は、中国を含んだ知的所有権後進国に対して、所得比率で購入可能な価格設定にした、正規音楽ソフトや書籍を浸透させるために行われている、合意事項に基づく処置なんだよね。それなのにディテールだけの重箱の隅を突っついて、不安を煽るようなことばかりやっている。勿論、本当にEUやアメリカからの輸入を禁止したら問題だけど、その時初めて説得力を持つことばっかりなんだよね。

話を戻すと、元々東南アジアは偽ブランド品製造販売の温床で、知的所有権＆著作権関係の物も、コピーやり放題って背景がある。数年前までは中国でさえ、「どらえもん」や「あんぱんまん」の中国語訳の海賊版が、堂々と売られていた。その日本流入は、少しずつ規制効果が表われていたわけなんだけど、ネットオークションの拡大で、第二次黄金期を迎えちゃってるわけなんだよね。

Yhoo!も楽天も、いまや堂々たる上場企業なんだけど、偽ブランド品の売買を知っていながらオークションのシステムを提供している事は間違いないわけだし、それで集めたアクセス数を背景に広告で収入を得、そんな会社に融資をする銀行も、そんな会社の株を売り買いする人達から上前はねてる證券会社も、みんな同じ穴のむじななんだよね。警察も裁判所も偽ブランド品を売った元相撲取りにかっまてる場合じゃないだろ、まったく。

この両社が明日からまじめに、偽ブランド品のチェックをするだけで、日本の偽ブランド品流通は間違いなく激減する。でも絶対しないよね。アクセス数と手数料、手放さないよね、絶対。

ってことで、またね！！

って事で、2ケ月のご無沙汰でした。台風と共に現れる、賢くてカワイイ女の子♀つきなみ♀です！皮だけじゃ無くて、肉だってなかなかいいんだよね、って痩せなきゃ。

それはともかく、参議員選挙が実質的にスタートした訳なんだけど、小泉VS岡田の舌戦てどうよ？

そもそも、民主党の岡田さんの第一声が、「正直で愚直な政治」って、開いた股なら突っ込みたい、じゃなかった、開いた口が塞がらないよね。

民主党の問題点は挙げれば、10京ページくらいは書ける気がするけど、第一の問題は統一され、且つ継続的な思想や信念が欠けていて、当然それに基づいた政策を立案する能力が皆無である点だと思う。

ざっぱに言えば、現政権政党である自民党の政策に対して対案を出すわけでは無く、重箱の隅を突付くような問題ばかりあげつらい、週刊誌が飛びつきそうな下世話で判りやすい、或る意味、どうでもいい問題ばかりをセンセーショナルに騒ぎ立てる事ばかりやっている。そしてその問題が、必ず自分の党に、跳ね返ってきているなんて、冗談にもなっていない。

今回の岡田代表の国家公務員法違反隠ぺい工作事件なんて、隠蔽した時点で思いきり悪質なわけで、それに対して謝罪会見をしたから、「正直」だって開き直るような政治家に、政権渡してよかですか？っつうか、そんなことやっておきながら、いけしゃぁしゃぁと、「正直で愚直な政治」なんて、まともな感情があれば、絶対口にできないと思う。口が裂けても。

単にＣＭのモデルとして契約しただけの、江角ちゃんの未払いから始まった、間抜けな年金未払い祭でも、青筋たてて国会喚問を主張して、自分だって未納だった菅直人もそうだけど、パフォーマンスだけの政治家集団の色が、ますます濃くなっている気がするんだよね。

その象徴が、森ゆう子参議員議員の国井委員長解任決議案提案理由の3時間1分雑談演説。まったく内容のない事を延々としゃべるだけで、どうせしゃべるなら、きちんとした事をしゃべれよ。たかが、2-3時間の演説が組み立てられないような知識と知能しかなくて、よく立法府の議員として歳費を受け取れるもんだ、まったく。このおばはんは、去年の７月にも参院外交防衛委員会で採決に反対した際にも、机の上へ土足で乗って太腿見せて騒いだ姿が全世界に映像配信されて、日本の国会がいかに素晴らしいかアピールしてくれた人物なんだけどね。ってそんな人物をあの役に就けた時点で、民主党は終わっている。他に人材は居なかったのかよまったく？それとも民主党執行部は、おばさんの太腿をもう一度見たかったのか？

しかも翌日の年金改革法案成立の際のドサクサなんだけど、倉田議長の不信任案を提出し、民主党出身の本岡副議長を議長席につけて散会を宣言するという間抜けな戦術を取るんだよね。これが前日から民主党議員達が言っていた秘策だと言うんだから、臍がお茶を沸かすどころじゃなくて、もう税金なんて払いたくなくなる。

これは明らかに参議院規則第八十五条「議長が散会、延会又は休憩を宣告した後は、何人も、議事について発言することができない。」って項を見つけたお調子物が、それだけ読んで、議決を先伸ばしにし、その間にまた間抜けなマスコミ向けパフォーマンスをやろうよ思っていた訳なんだけど、参議院規則第八十ニ条には「議事が終わっていないときは散会出来ない」って書いてあるわけで、自民党は居なくなった間抜けな民主党と社民党議員抜きで、粛々と法案を成立させた訳なんだよね。って民主党、事務方含め人材居なさ杉。

そんな民主党が、年金法について知識が足らないなんて小泉首相に喧嘩売っても、まったく説得力が無いよね。

長くなったので、今日はこのくらいにするけど、岡田代表、もう一言すげー間抜けな発言をしている。小泉首相に対して世襲議員について婉曲な批判をしているんだけれど、前回の衆議院選挙の時に、まったく政治に関係も無く、それについて学んだ経験さえない菅直人の息子を推薦したのはいったい誰なんだよ？当時の幹事長さまの、岡田さん、ってば。

ってことで、またね。

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