2000年11月27日(月) |
ハーグ・レジデンティ管弦楽団 |
今日、ハーグ・レジデンティ管弦楽団ヤープ・スヴェーデン指揮を聴きに行って来ました。曲目は、オルタウス作曲「カプリッチョ」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(小山実稚恵)、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。 東京オペラシティだったのですが、新宿からバスで行こうという予定。しかし・・・なかなかバスが来ず。(^_^;)結局遅れてしまったのでした。残念!!ということで、カプリッチョは聴けませんでした。ラフマニノフは正直イマイチ・・・。でもって運命もつまらず・・・・。がっかりしていたところ、アンコール。
アンコールを演奏しだした瞬間、え〜っ?!今までの演奏は一体なんだったの?というくらい生き生きしてるじゃないですかっ。人数が増えて音に厚みが出てきただけが原因ではない。勢いが今までと全然違うんです。ブラームスのハンガリー舞曲1番。
そして、その後2曲のアンコールがありましたが、そのどちらもすっごい勢い!アンコールだけ聴きに来た、といった感じ。(^_^;)残りの2曲はハンガリー舞曲集5番。シュトラウスの雷鳴と稲妻。どちらも最高に楽しめました。この勢いで運命を聴きたかったなぁ〜〜。
来年はどんな演奏会へ行こうかな。たくさんもらってきたチラシを、自宅でじっくり選別する中嶋なのでありました。
今日はTEMPERASのライブへいってきました。ピアノとサックス、ヴァイオリンのアンサンブル!!ネットで知り合ったyuiさんがとても情熱的なピアノを聴かせてくれました。 一緒に行った人たちは、みんなお酒を楽しみ、私は飲めないのでウーロン茶。おつまみをちょこちょこ食べながら、とても気楽な気分で楽しめました。とにかく音楽を一緒に楽しもう!という主旨のライブ。ヴァイオリニスト金関氏の個性的な「演技」には、思いっきり笑わせてもらいました。でもね、yuiさんにしても、サックスの大川氏にしても、このヴァイオリンの金関氏にしても、これだけひょうきんな演技をしつつ、すっごいテクニックなんですよ。表現力もテクニックも圧倒されるほどのものです。だからこそあのひょうきんで面白い演技やMCが受けるんですよね。
2部の始めに、ウイグル民謡の曲がヴァイオリンと太鼓で演奏されました。ウイグルではこういった曲に合わせてみんな踊るとのことでした。演奏後ウイグルから留学してきたという2人の女性が紹介され、話しているうちにその2人が踊れるというので、飛び入りで舞台へあがって踊ってくれたんです。ウイグルでは音楽が生活に根付いていて、誰もが踊れるとのこと。とても魅力的な踊りで、感動してしまいました。
2部は特に充実していて、ピアソラのキンテートのためのコンツェルトなんて最高でした。気楽に楽しんで、なぁんて言われても・・・・こんなにすばらしい演奏を聴きながらおしゃべりなんてできないっ(>_<)もう釘付!!他にも何曲かピアソラがあったのですが、もう1度TEMPERASのピアソラが聴きたい!そう思わされるような演奏でした。また行きたいな。普段行くホールでの演奏会とは全く違った、新しい楽しみ方を提供してもらった。そんな感じです。 音楽を楽しむ原点って、こういう感じなんだろうなぁ。
あ、この日記を読んで興味が湧いた方、当HPの「リンクの小部屋」から、ここのメンバーであるピアニスト鷲尾唯子さんのサイト「yui’s homepage」へ行くことができます。是非1度ご覧あれ♪
今日恵比寿にある日仏会館でフランス音楽詩集という演奏会があり、行ってきました。クラヴサンとバロックダンスというプログラム。ずっとバロックダンスを見てみたいと思っていた私は、この演奏会を知って飛びついたのでした。 以前からメヌエット・ガヴォット・サラバンド・・・・一体どんな踊りなんだろうと思いながらピアノを弾いていた私。想像しても民俗的な踊りばかりが浮かんできてしまい、宮廷舞踏が思い浮かばない・・・。ネットで「舞踏」というキーワードを使い検索しても、宮廷舞踏についてあるサイトに辿りつかず・・・・。民俗舞踏はたくさんあるんですけどね。でも、なんとか資料として本を一冊見つけることができたんです。結局それだけで、一度見てみたいという私の願いは頓挫していたのでした。
そんなとき、雑誌にバロックダンスのビデオ発売の文字が!!もちろん早速購入しましたよ!この時代の宮廷舞踏をバロックダンスというのだなんてことすら知らなかった・・・・。(このビデオについては、資料館にアップする予定でいます。)そして、ビデオが手に入るぞっと嬉々としていた矢先に、この演奏会へのお誘いが!!もう行くしかないでしょぉ〜〜〜
日仏会館のホールはとても狭く、クラブサンの演奏を聴くには調度よい広さでした。以前聴いたのは、トン・コープマンの協奏曲で、しかも大きなホールだったので、今回は音そのものを堪能することができました。それにしても・・きっとチェンバロも発達しているんですね。 トン・コープマンのときも今回のチェンバロも、とても大きかった。昔はもっと小さくて、これほど音は響かなかったのだろうなぁ、などと想像しながら聴いたのでした。
ダンスで面白かったのが、スペインのフォリア(ダングルベール作曲)です。両手にカスタネットを持って、タンタカタカタカタカと複雑なリズムを叩きながらの踊りです。こんなに激しい踊りが宮廷舞踏にあったのだなぁと驚きました。ビデオを見ても思ったけれど、宮廷舞踏って、舞踏教師なる職業があったほどに難しいですよ。ステップなど複雑で・・・。
今回の演奏会は、ほとんどがチェンバロの演奏。ダンスがほんの数曲・・・・もっともっと見たかったっ。またこういう機会を見つけて行こうと思ったのでした。
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