2005年08月31日(水) |
夏の終わりの午後 |
着岸した船に乗り込む 僕らを見送る手は 緩やかに揺れていた やがてすべてが消えて 僕の体が透明になっても この感情は残る気がする 守りたい と願う 夏の終わりの午後 来年の夏もその先も 手をつなぎたい と願う |
2005年08月30日(火) |
僕の敵 |
なにはともあれ 君を悲しませるものであれば すべて僕の敵になる 空手チョップで撃ち落として 今日も君の笑顔を守る もう 迷いなんて なにひとつ ない |
2005年08月29日(月) |
同時発生 |
悲しみが生まれたら 同時に 未来の幸せも生まれていると 思おう 希望と期待と 何もないところには 未来だって生まれやしないから |
2005年08月28日(日) |
未練 |
行き先を失った言葉は ゆらゆらと僕の心を彷徨い 少しだけ めまいがした 未練とは こんなにも切ないものなのか こんなにも 心締め付けるものなのか |
2005年08月27日(土) |
むだなもの |
遠回りすることを 嫌う人がいます 時間に追われていて 何がなんだかわからぬまま 午前0時を迎えています 無駄なものを 削ぎ落としていった先には どんな未来が在りますか? 僕は考えました プレゼントを包んでいた紙が 捨てられてしまうように 本当に大切なものは 無駄なものに包まれている そう思うのはどうでしょうか? ほら 今日 あなたが削ぎ落とした 無駄なものの中にも もしかしたら なんて 思いませんか? |
2005年08月26日(金) |
空の下 地球の上 |
僕らの関係に 終わりなんてない 出会った瞬間から始まり 誰にも終わりは規定できない 貴方が遠くに行っても 僕がどこにいようとも 空の下 地球の上 同じ場所に僕らはいるんだ とにかく おめでとうを貴方に それしか僕にはできないけれど 僕が貴方にできなかったことを もっと優しい誰かが叶えてくれる そして 悩んだら 迷ったら つながっていることを 思い出してくれたらいい わずかばかりでも チカラになりたいと思うから もう一度 とにかく おめでとうを貴方に +++++ 大切な友達が婚約しました。 おめでとうとしか言えないけれど 幸せになってくれることを祈ってます。 |
2005年08月25日(木) |
世界の体温 |
このうえなく大切な2、3秒を 不覚にも僕は聞き逃した そこにあったものは 僕を迷いの渦へと誘うけれど そのまた向こう側に 意味を持たない何かが隠れていることを 本当はわかっていた すすんでも とまっても 世界の僕に対する体温はおんなじだ 悩んだ先に何があるかなんて 冷静に判断できるほど 僕はまだ大人じゃない |
2005年08月24日(水) |
5cmの感謝 |
温もりはたしかにそこにあり ただ自分の体温の上昇で 気がつかなくなっただけだった そんなことにも気付かないなんて 温めてくれてありがとう 気付かせてくれてありがとう と、ありがとうばかり降り積もり たぶんもう5センチくらい積もってる 感謝することが僕らしさなら 僕はもう少し自分を変えなくちゃいけない |
2005年08月23日(火) |
弱いところ |
弱い部分があるとしたら それは全部 君に関係するものだ でも 君に弱い そのことを ちょっとだけ 誇りに思ってたりも する |
2005年08月22日(月) |
運命の歯車 |
あなたの言葉は まるで妖精の囁きのようでした 僕はうっとりと聞き惚れ 否定する術すら知らなかった 運命とは皮肉なものだ 天使に見えた人も 瞬く間に悪魔に変えてしまう 運命とは皮肉なものだ ほんの一瞬で 愛を憎しみに変えてしまう すべては 歯車の噛み合うままに ギシギシと軋む音に 僕は思わず耳をふさぐ |
2005年08月21日(日) |
乱心の波 |
近づけば近づくほど 離れることが怖くなる 怖くなれば心乱れる 不安を呼び起こす すべての要素を排除する その方法を探しています 果てしなくつきまとう 乱心の波に苛まれて それでも行く その理由を探しています |
2005年08月20日(土) |
鼓動 |
ぴったりとくっつくと 鼓動が聞こえた そして気付く 安心感って こういうことなんだ |
2005年08月19日(金) |
立ち入れぬ場所 |
行こうと思えば 何処へでも行ける時代だ 銃弾の飛び交う戦地で 真実を伝えようと戦う人もいる 人間が生きていけない環境に わざわざ足を踏み入れる人もいる そんな人たちに なろうと思えば なれる ひとつ 踏み込めない場所があるとすれば 心の中 大切な人ほど 踏み荒らしてしまわぬよう 何処へでもいける自由な足を 差し出すことを躊躇うんだ |
2005年08月18日(木) |
アリと僕ら |
アリと僕らは 意思疎通ができない セミと僕らは 意思疎通ができない 当たり前だと、思う イヌと僕らは 意思疎通がなんとかできる ヒトと僕らは 意思疎通がなんとかできる 似ているけれど違う 違うけれど似ている そんな境界で漂っている だから 伝えることが楽しいと思える 伝わることが幸せだと思える |
2005年08月17日(水) |
離れて初めて |
離れていたほうが 気持ちは育つって あまり信じていなかった けれど今 なんとなくわかることがある 会いたい 会いたい そう思うたびに たしかに気持ちが 成長していく |
2005年08月16日(火) |
性ナマケモノ説 |
誰かが言ってた 人はみんな 生まれつきナマケモノだ って 慣れてしまえば手を抜いて うまくいくと思ったら休憩して のらりくらりと生きていたい だから 誰かを愛する行為さえ ナマケモノな僕らには 手を抜く対象なのかもしれない 物足りないくらいが 一番いいのかもしれない 指をくわえて何かを欲して 満足と不満を繰り返して進む |
2005年08月15日(月) |
暖かい空気 |
君と僕のつながりとは 手と手だけでなく 近くにいても 近くにいなくても 見えない何かで 結ばれている状態 雨は降っていたけれど なんとなく暖かい空気が 僕らを包んでいたね それをうまく表現する言葉を 僕は知らないけれど |
2005年08月14日(日) |
自発的変化 |
ドキドキすることを いつも追い求めていたい 変わらない願い 僕が僕らしくあるために もっともっと 僕が変わらなくっちゃ 周りが変わることを期待してちゃ いつまでも 何にも変わらないままだ |
2005年08月13日(土) |
答えのない問題 |
後ろめたさを気付かれないように 笑顔を作っていた 僕が悪いわけではないし 誰かが悪いわけでもないのに なんていうのかな どこにも答えのない とても簡単な問題みたいだ |
2005年08月12日(金) |
足し算引き算 |
僕と君の間にあるもの 空気とか 会話とか 視線とか 笑顔とか 繋いだ手とか 交わした約束とか 湿った夏の風とか ときどき見える影とか たぶん消せない溝とか 切り出せない不安とか 全部足し算引き算して やっぱり大好きなんだと思う 君だから 好きなんだと思う |
2005年08月11日(木) |
書きたくない言葉 |
形あるもの いつかは壊れて それが元の戻ることはないと 昔から言われるように 人と人の関係も 常に壊れようとしている だから僕らは 二人の間にいつも 新しいものを 求めなくちゃいけないんだ うかうかしてたら 消えてしまうよ 壊れてしまう前に ほら 動き出さないと なんて 本当はこんな言葉 綴りたくなんかないのに |
2005年08月10日(水) |
不安 |
ちょっとしたことで 不安に襲われるのは 僕の性格であって 治すべき一面なのか 誰もが持つ共通の感情なのか わからない部分を 補い合える二人でいたいと思う けれど うまく伝わっていない気がする 気がするだけなら まだマシだと思う |
2005年08月09日(火) |
次 笑うための一日 |
僕との時間が 楽しいことばかりなら 文句はない かもしれないけれど 楽しいことばかりなのが 幸せかどうかはわからない 全部さらけ出した境地で 二人で笑うことの幸せを 本当の幸せと考えたい 笑えない日があっても それは次に笑う日のための 大切な一日だと 思えばいい |
2005年08月08日(月) |
ゴー |
箱庭を行く 時間との戦い方を 学びながら 海原を行く 委ねられた想いに 耐えながら 進むためにも 戻るためにも エネルギーは必要だ だから進めばいい 魂が不滅だとしたら その気持ちをまた誰かが 受け継いでくれるから |
2005年08月07日(日) |
タイミング |
たとえば 欲しい言葉を 欲しいタイミングでもらえたり 会いたいって思ったときに 同じように会いたいって 思ってもらえることが 幸せな二人の条件 なのかなって思ってみた どんなに気の利いた言葉でも タイミングを間違えれば 意味のない言葉に変わるから そんなことを思っているよ 君を幸せにするために 君を笑顔にするために |
2005年08月06日(土) |
本当の強さ |
道草してたら 僕らの道は消えてしまうから 道草さえ 考慮に入れた道を考えておこう ひたすらに走っても いつか疲れてしまうから ね 走り続けることが 本当の強さじゃないって気付いて |
2005年08月05日(金) |
自分のために自分のことを |
自分以外 誰にも治せない 病があるとしたら それは生まれてから今までに 築きあげられた性格かもしれない 人が嫌がる性格を 自分も嫌いになってみる 自己嫌悪と戦っていれば いつか治ると 信じているんだ |
2005年08月04日(木) |
自滅行為 |
最後には 空気みたいな存在になって 僕はいなくなってしまうのか 途切れることなく続く 思考の波に飲み込まれて 僕の居場所は少しずつ 侵食される あるいは 僕自身がその過程において 自らの居場所を 削り取っている |
2005年08月03日(水) |
君の時計 |
それでも 君の時計は 都合の良いタイミングで 止まりたがる 過去を振り切れないのはそのせい 未来へ踏み出せないのはそのせい なのに 誰かのせいにして 自分を正当化して 自分の心の時計の存在を 笑って否定する |
2005年08月02日(火) |
君の魅力 |
君には言って おかなくちゃならない 僕の意識が遠く海の底へ堕ちる前に 君を好きだった 好きだったというのは過去形で 今の君には 魅力の欠片も感じないけれど 大雨が降った日の夜 君の髪が濡れたままで 乾かないことを知ったから 僕の好きは影を潜めた 右も 左も 何もない世界で 今は君の魅力だけが浮かんでいる 誰にも触れられることなく ただ 浮かんでいる |
2005年08月01日(月) |
瞬発力 |
なんだかうまく行っている そんなときには落とし穴 気をつけなきゃねって笑う 心の中じゃ何にも 心配してないくせにね 用心が大切だってことは 机上の空論とまではいかない けれど 用心だけしてちゃ 楽しくないことくらい見えている 一番目は楽しさだ その次が幸福だ 何か起こったら咄嗟に対処しよう その瞬発力を鍛えていこう |
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