O.N.アベックホームラン 6 『BOX』 - 2011年07月17日(日) 8時半起床。 今日は、下北沢スズナリにて、「O.N.アベックホームラン 6 『BOX』」というお芝居を観に行きました。 そして同じ日に「下北沢サブカルチャー祭り」というのをやっていて、成徳高校のホールで泉谷しげると彼が呼びかけたミュージシャンによるライブがあるとのことだったので、お芝居のあとにちょっと覗いてみようかな、と思っていた。 しかし、体調は思わしくない……出かけて大丈夫かな、と思ったけど、とりあえず出てしまえ、と思って出かけた。 町田で小田急線に乗り換えて下北沢へ。 少し早めに着いてしまい、スズナリのまわりをちょっとうろうろ。 小さい店がいっぱいあっておもしろいよね〜。 時間が近づいたのでスズナリに入る。 今日の席は前から5列目ぐらい、前すぎなくて観やすい、よかった。 あ、「O.N.アベックホームラン」についてですが。 大堀こういちと温水洋一の二人芝居、というか内容はコントですね。 今回のチラシには、「不条理コントのホームラン王!!」とあります(笑) 作・演出が細川徹。細川さんと大堀さんといえば、「男子はだまってなさいよ」シリーズ。私はそちらをよく観に行ってて、大堀さんおもしろいなーと思っていたので、ONも観てみようかな、と思ったんです。 前回の5、想像以上のおもしろさで、今回も観ることに。 狭い会場にお客さんがぎっしり。 そして開演。 ネタバレは避けますが、いや〜、今回も笑いました。 前回はセットがかなり凝ってたんですが、今回はセットはシンプル、キーになる小道具も小さな箱二つだけ。いや、細かい小道具はいっぱいあるけどね。 いくつものオムニバスコントが、ある設定によってつながっている、というのは前と一緒だったかな。そういうとこも、よくできてる。そしてほんと、くだらない(笑) そういう、おかしな状況に大堀さんと温水さんがいる……それだけでも笑えますけどね。温水さんのあのキャラ、風貌はもうおなじみだと思いますが、それが最大限に生かされまくっているのはもちろんのこと(笑)、大堀さんも引けをとらないぐらいおもしろいんです。あの大堀さんのおもしろさは、なんなんだろうなー、いまだによくわかりません(笑) 一見、普通なんですけど。しかしどこか普通じゃない。謎です。 1時間半、ほぼ出ずっぱりで、汗だくの二人でした。 終了後、このシリーズを、いつまでやれるかわかりません、と温水さんが言ってました(笑) いや、ずーっとやってもらいたいな。今ほど動けないかも知れないけど。 私もできる限り観たい。何が出てくるか、ほんと楽しみだし、この二人にしかできない世界だと思うから。 4時前にスズナリを出ましたが、まだまだ日差しが暑かった。 そこから、踏み切りを渡りまっすぐ歩くと、下北沢成徳高校です。 体調はまあまあだったので、ちらっと覗くつもりでホールに入ってみた。 フライング・キッズの浜崎貴司さんが弾き語りしていました。 うぉー、いきなり豪華だな。私は生で浜崎さんの歌を聴くのは初めて。 フライング・キッズ、好きでした。バリバリ、ファンクだったころが好きで。 今でも、いい声してます。ソウルフル。 何曲かやったあと、大将こと泉谷さんと藤沼さんが呼ばれて、一緒に「マタサブロウ」。これカッコイイよね。 お次は、漫画家の浦沢直樹さん登場。 泉谷さんたちと一緒に「イメージの詩」をやったり、なんとTレックスの「20センチュリー・ボーイ」を藤沼さんとやったりね。泉谷さんはドラム叩いてたっけ……? 初めて観たな、ドラム叩くとこ(笑) 浦沢さんの歌も初めて聴いたけど、ギターがうまいな。歌はうまいわけじゃないけど味がある。メッセージ性の強いフォークシンガー、って感じ。 トリは泉谷バンド! やっぱこれを聴かないと帰れないってことで(笑) 久々だな〜、なんか。このバンドで聴くのがすごい久々。 「業火」でスタート。おお〜、大迫力!! 小さいホールで、音がダイレクトにくる感じ、たまりません。いいねぇ、やっぱり。 「地下室のヒーロー」にはシビれた。すごいカッコよかったっす。 「Y染色体のうた」は、みんな踊れすぎ(笑) なんで? 打ち合わせした?(笑) なんかしばらく泉谷のライブに行ってないから、ついていけてない私(笑) 「すべて時代のせいにして」、そして「春夏秋冬」。 大震災後、また違って聞こえてきますね。 最後は自らアンコールしての「野性のバラッド」、メンバー全員参加で。 嘉門達夫さんいたんだ。それと、翌日のゲスト、斉藤和義さんが来ていて、飛び入り参加! 後半はジャンプジャンプで。泉谷さんがステージから降りて客席を駆けまわる、相変わらず元気だ(笑) 私も結局、最後までいてしまいました。泉谷さんのパワーをもらった。 ついでのつもりが……楽しかったです。 -
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