節分に「おくりびと」 - 2009年02月03日(火) 9時起床。 今朝はなんだか起きれなかった……いつもより目覚ましを早い時間にかけたのがかえって悪かったのか。んー。 今日は火曜日、映画館のレディースデイってことで映画を観てきた。 「おくりびと」です。アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされたりしたためか、リバイバル上映されることに。そうか、MOVIXは松竹系だったな。 いつもならガラガラの客席が、埋まってました! まあ小さめな部屋なんだけどね。もちろん女性が多かったです。 「おくりびと」……あまり興味なかったんだけど、ほぼ日でも取り上げてて、糸井さんや中沢さんがイイと言ってるなら、という感じで。そこで読んだ、ちょっとの予備知識で観たんですが。 良かったですよ。後半はとにかく泣きっぱなし。でも私が好きなのは前半です。予想以上にユーモラスで、結構笑えた。と同時にこの納棺師という仕事の素晴らしさと厳しさを見せられるんですけどね。 こんな仕事があったとは。そしてこんなことをしてるとは……納棺の前に、遺体の体を拭いたり服を着せたり化粧をしたりするんですけどね。 その所作がとっても美しくて。モックンが完璧にやってましたけど。 しかもこういう仕事が出来たのが40年前ぐらいらしく。 もっと古い伝統でもあるのかと思ったら違うんですね。 亡くなった人に対して敬う気持ちを表現してくれてるというか……あの丁寧で厳かな所作が。 モックンもうまかったけどやっぱり山崎努さんですよ。 他の人が考えられないもんな〜。そのぐらい役にハマってます。 笹野高史さんも良かったし、小柳友貴美さん……欽ドンで悪いOLをやっていた人。オバちゃん演技がリアルでした。まだ女優やってるんだな〜。 久石譲の音楽も良かったです。モックンの役が元チェリストなんだけど、ソロを実際に弾いてたのは古川展生さんだそうです。モックン、チェロを弾く見た目もちょっと古川さんに似てた。 ほんと後半は泣きっぱなしで顔が腫れちゃって。マスクあって良かった。 いつもならゲーセン入るんですけどそんな気分になれなかったです。 ミウイをぶらっとした後、歩いて帰った。 今日は節分ですね。 恵方巻きを食べました。黙々と。 そして豆もまいた。自分の部屋だけ自分でまきました。福が来ますように。 もっとなんかさー、でっかい鬼の的に豆をつぶける、とかいう行事になればいいのにね。スッキリしそうじゃないですか?(笑) 今日が節分で、明日が立春か。まだまだ寒いのにね。 -
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