泉谷展覧会・60X60 - 2008年10月04日(土) 泉谷しげる、60歳で60曲を歌うオールナイトライブ、に行って参りました。 結局昼寝も出来ず、18時半頃出かけた。 場所はお台場のZepp Tokyo。 いろんな人からの花が飾られ、泉谷さんの文字らしきものも。これも不良っぽい演出? ![]() 開場は20時でしたが、20時半でまだ開場してませんでした。 席まで行けたのは21時頃だったのかな。リハが押してたんだろうな。 ロビーや廊下では、泉谷さんのゆかりの品が並べられてたり、年表もありましたね。子供の頃に好きだった人のフルネーム出てて大丈夫か?と思った(笑) あと泉谷さんって次男だったんだね。なんと5人きょうだい! ビックリ。 絵も飾られてた。黄金町から回収したんだな。あと先日の武田双雲とのイベントで双雲さんが書いた書も、つるされていましたね。 小学生時代の文集や写真、これは泉谷さん自身のは火事で消失したらしく、友人に借りたとか言ってたような。 吉田拓郎のために書いたけどボツになった歌詞、ざっと読んだけどなかなか良かった。どれもきちんとした字で書いてある。やっぱり意外と几帳面?(笑) 物販があり、グッズがいっぱい出来てたんだけど、60X60が入ったものには手を出さなかった……ひとつぐらい買えば良かったかな(^ ^; ロードオブライブのTシャツとストラップを買いました。あとDVD「ロードオブライブ」。 中に入れて席に着いてみると、まあ想像通りな感じ。Zeppってこんなにデカかったっけ、とちょっと思った。 椅子は想像よりは少し良かったかな(笑) それでもやっぱり隣の人と近いよね。私は片側の人が来なかったので少しラクでしたけど。前後の間隔は広めで助かった。 開演の22時になり長丁場なためか割とすぐに泉谷さんが登場。 オールナイトニッポンのテーマ曲に乗せて。オールナイトだからね〜。 メンバーはいつもの、藤沼伸一、中西康晴、大島治彦、人時に加え、サックスの小林香織さんが参戦! レコーディングにも参加してますからね。 1曲目は「業火」。あの、60曲あるんで全曲については書きません(笑) あっちこっちにセットリストあるので知りたい人は自分で検索してね。 私も自分でメモっていたんですけどね。知らない曲はなかったな。 今夜は3部構成で、20曲終わるごとに35分の休憩が入った。 予想以上に休憩長かったですが、そりゃそうか。さすがの泉谷さんでもね。 1部は最初の6曲がニューアルバムから。ここまでサックス参加。 7曲目から古い曲をバンドで。「地球がとっても青いから」、「ヒマ人クラブ」、「巨人はゆりかごで眠る」などあまり普段のライブでやらないような曲も。ファン大喜び。 トーク挟んで、腰かけて定番の「野良犬」「街角」、珍しい「行きずりのブルース」「少年A」、あと「流血のならわし」! これ嬉しかった。 そして早くも「春夏秋冬」をやり、「終りをつげる」で1部が終了。ここまでで20曲。 休憩時間には、スクリーンで「ロードオブライブ」の予告編が流された。 「すべて時代のせいにして」のPVが何パターンも流れ。ちょっとうるさかったかも(笑) 35分後、再開。第2部、泉谷さんひとりで現れ、「紅の翼」から! しばらくフォークコーナー。スクリーンに昔の写真を写しながら泉谷さんが解説。そして初期の歌をたくさん歌ってくれた。「砂時計」や「告白のブルース」、「帰り道」、「白雪姫の毒りんご」、「ねどこのせれなあで」、「ひとりあるき」、「哀願情歌」などなど。 次に中西さんを呼び出し、「鏡の前のつぶやき」、「陽が沈むころに」。 でバンドが戻って、「流れゆく君へ」! これ、原曲に忠実なバージョンでした。いやあバンドがんばった、今回。 そして「海をにぎりしめる少年」、これも好き! 同じアルバムから「レイコ」も。 だいぶ新しくなってきて「FACES」、「あいまいな夜」、「クレイジーラブ」。 第2部最後はサックス小林さんが入り、新曲「生と死の間に」、「回想」でしんみりと締めた。ここまでで40曲。 2回目の休憩時間では、なんと泉谷さんがステージでサイン会を! 歌ってなければ休憩になるんだから、なんて言って。とんでもない人だ(笑) サービス精神過剰です! でもおかげでCDはすごい売り上げだったんじゃないかな。行列になってました。私は持ってたからいいや、ってことでサイン会を眺めたり、寝てたりして。さすがに、眠かったですよ。体は思ったほど痛くならなかったけどね。 サインが終わり切らず、中断して第3部へ。 コスプレがあるって言ってて何のことだと思ったら、ダイナマイトポップスの再現だったんですね! 私、よく知らないんですけども、泉谷さんがヘルメットかぶりサングラスをして、拡声器みたいなもので歌ってるというのを写真でちょっと見たことはあった。 今回も男性のバンドメンバー全員が着替えて。傑作でございました(笑) 泉谷さんはやはりヘルメットにサングラス、服はなんていうんでしょう、土木作業員のような(笑) もう、パッと見が誰だかわかりません。 でも藤沼さんのもひどかったな。上半身裸に近かったような。そこにたすきかけてたんだけど、羞恥心って書いてあったようで(笑) それと中西さんが、仮面つけてたり。20世紀少年かと思った(笑) 大島さん人時さんは派手なスーツみたいの着てたような。 そのカッコで、「黄昏のオレンジロード」、「火曜の朝君とツイスト」、「決定!ホンキー・ふりかけ・トンク」、「テストドライバー」、「電光石火に銀の靴」までをたたみかけました。良かったなーこれも。 で、バンド下がって泉谷さんだけその格好で「黒いカバン」を。なんとパート2もやってくれた、というほどのものじゃないけどね(笑) 数秒で終わるんで。 その間にバンドが着替え完了、「Dのロック」に突入し泉谷さんがストロボの中で生着替え。私、この間にトイレに走りました(笑) 水飲み過ぎた。 結構着替えに時間かかってたんだよね。トイレが近い場所にいたのでありがたかった(笑) このへんから会場はオールスタンディング。時間は4時頃でしたけど(笑) 次の「翼なき野郎ども」から仲井戸麗市登場!! 声援がすごい。人気あるねぇ。 サックス小林さんもこのあたりから入ったのかな。次の「デトロイト・ポーカー」もカッコよかったっすよ〜。 「揺らぐ街」、「俺の女」、「責任者を探せ」、「FRONT」と続き、「褐色のセールスマン」からは定番シリーズ! 「火の鳥」「眠れない夜」「国旗はためく下に」「旅から帰る男たち」「長い友との始まりに」と来て、ラスト、60曲目はなんと「土曜の夜君と帰る」!! これには泣けたねぇ〜。ジーンときた。 この曲もライブで聴きたかった歌ですけどね。素晴らしかった。 ここで5時。やはりアンコールの拍手が起こり、メンバー再登場。 文句を言いながらも、「時よ止まれ君は美しい!」と「野性のバラッド」をやってくれました! 「野性のバラッド」ではなんと、下山淳さんまでが登場!! チャボさんと並んで、ルーザーの再現のようでしたね。観に来てたのかな。いつもほど、引っ張りませんでしたがジャンプもあり。ていうかもう終盤は客席も歌いっぱなし。飛んだら足がちょっと痛かった(笑) さすがに疲れてたらしい。 5時半で全てが終了。結局62曲でした。いやー。 しかもライブ後、泉谷さんはサイン会の続きをやってました。外でね。 どんだけタフなんですか。こっちはへろへろです(笑) ![]() ![]() ということで。60曲やりきったこともスゴイけど、予想以上にいい内容だったな。全体に出来が良かったことが驚きです。Zeppってことで音も良かったですね。 泉谷さんの声も、最後ちょっと枯れてたけど、出なくなるなんてこともなく。 そりゃあ疲れてたんだろうし疲れた、と言ってたけど、見た感じは全然、元気。倒れるかも、って心配はなんだったんだ(笑) 誰よりも元気だったよ(笑) バンドもよくがんばったし。初挑戦の曲がかなりあったと思いますがしっかりこなしていた。 選曲が結構マニアックでしたね。これは長年のファンは嬉しいですよ。 もちろん私も楽しかった。最後の方は朦朧としちゃってあまり記憶がないけど(笑) スゴイもん見せてもらいました。スゴイ人のファンになったもんだ、と思わせられた。こんなにスゴイ人だったのね、って。 帰りの電車で、爆睡。 8時近くに帰宅。歩きながら寝そうだったもん(笑) でもいい天気でね。 気持ちよかったんだけど、眠かった。 最後にお台場の朝日です。泉谷さん、お疲れ様。盛りだくさんなライブをありがとう!! ![]() -
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