Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

Suzanne Vega Live - 2008年01月24日(木)

今日は仕事の後、スザンヌ・ヴェガのライブを観て来ました。

彼女を初めて知ったのは確か中学生の頃、TBSの「ポッパーズMTV」に彼女がゲストで来てギターの弾き語りをしたんだよね。何を歌ったか、忘れたけど。
……今調べました。どうやら「ルカ」だったみたい。
それと前後して、どっちが先か忘れたけど、彼女の「レフト・オブ・センター」のPVをポッパーズで流したんです。この曲ですっかりファンになった。

その頃からずっとCDで聴いてましたがライブに行ったことはなかったんです。
「ルカ」がヒットした頃に来日ライブをやってその映像をテレビで観たんだけど、ライブではCDほど歌が上手くないような印象を受けて。ライブCDも聴いてないし……あまりライブで聴きたいと思ったことがなかった。
でも今回は、ニューアルバムの「ビューティ&クライム」がとてもいい出来だし、一度ぐらいライブ行っておきたいな、と思ってチケット取りました。

仕事を終え中央線で東京駅へ。
駅から外に出ると……風が強くてすごく寒かった。
駅から近いはずなのですが、道を間違えて遠回りしちゃうしね(T_T)
でっかいビルの谷間をとぼとぼ歩いてると心細くなった、さすがの私でも(笑)
でも無事に東京国際フォーラムに到着。なんかこの名前が嫌いだな。堅すぎて。もっと素敵な名前はなかったの?

今回はCホール、初めて入りました。いつもAだったんだよね。
Cは普通の大きさですね。その1階の最後列でした。もっと早くチケット取るんだった。しかもオペラグラスなんて持って来なかった。
まわりはほとんど男性で、オペラグラスを持っている。
男性ファンって多いんだね。スザンヌって女性から共感得るタイプと思ってたから意外です。そりゃキレイだけど、男に媚びないクールな感じだから(笑)

準備万端で着席して待つ。
暗転しいよいよ開演。ステージ中央にひとりの女性が。もちろんスザンヌです。遠いし暗いから誰だかわからなかった(笑)
そしてアカペラで歌い始めました……もちろん「トムズ・ダイナー」!
うわ〜生トムズ・ダイナーだよ。一緒に歌えるぐらい聴いてるからなー。感激ですよ。
彼女が歌ってる間にバンドのメンバーがひとりずつ登場。
ライブではあまり歌が上手くないんじゃないか、なんて言いましたが、そんなことありませんでした! 訂正します。失礼しました。
あれから20年ぐらいたってるワケだしね。彼女もベテラン。声はしっかりして厚みや深みがあり、表現力も豊か。予想以上に上手かった。

1曲終わって軽くMC。
MCではちょこっと日本語もしゃべってましたが、もちろんほとんど英語。
わかったとこもあったけど、ほとんど理解できなかったです。英文科卒なんだけどね(T_T)
なのでMCに関してはレポできません、残念ながら。
1曲目の後は、挨拶した後、今日は古い曲も新しい曲もやります、今からやるのは古い曲ですと言ってました。そのぐらいはわかります(笑)

んで始まったのは「マレーネの肖像」(T_T)
ファーストアルバムからですね。いやもう感動。あ、この時は多分アコギを持ってたね。曲によってアコギを持ったり置いたり結構忙しかったな。
古い曲は割とアコギ弾き語りで、新譜の曲はギター置いてステップ踏んだりして、あと帽子を被っていた。ジャケットにあるのと同じ感じのもの。
服装は、片方の肩がぐっと開いた黒いトレンチコート風ワンピース?
とにかく色が白くてきれい。昔から比べるとだいぶふくよかになられた気はしますが、それがまた女性らしさを感じさせました。
だけどギター抱えて歌ってる姿は、昔のままのようにも見えたけどね。

次が「ニューヨーク・イズ・ア・ウーマン」。新譜からです。
バンドはキーボード含めた4人の編成。キーボードは女性でした。
新譜も旧譜も、バンドでやった曲はかなり原曲に忠実だった。そこも良かったです。いろんな曲があったけどしっかりこなしていて、バンドにも満足でした。

続けて新譜から「ラドロウ・ストリート」。この曲が新譜では一番好き。
カッコイイ〜! ちょっとハードでね。
ほんと今回の新譜は、ライブ映えもする曲が揃ってたな。

次が旧譜からの「キャラメル」。
ぐっと渋くセクシーな雰囲気に。こういう曲もあるんだよねぇ。多彩なんですよ。彼女もいろいろと、変遷してきたからね。
こんなの聴いてると、ブルーノートなんかで聴けたら最高だろうな、と思ってしまった。ぜいたくだよね。そんな規模のライブもぜひやって欲しいなぁ。

お次は新譜から「フランク・アンド・エヴァ」。
なかなか楽しく手拍子が起こる。
でもまあ、日本人はおとなしいですよね。割と静かに聴いてました。

ここでバンドがさがり、ベースだけ残ったんだっけな。それともひとりでやったか……忘れた。「ジプシー」をやりました。
これも素晴らしい曲。

次にそのままベースと「(アイル・ネヴァー・ビー)ユア・マギー・メイ」。
「ソングス・イン・レッド・アンド・グレイ」というアルバムからです。
曲ごとにちゃんと説明をしてました。結構たくさんしゃべってくれた。
良くわかんないんだけどね。でもしゃべる声がまた低めで素敵なの(笑)
ちょっとジョディ・フォスターの声に似てると思った。

そしてなんとなんと、「レフト・オブ・センター」もやってくれた〜(T_T)
とても嬉しかったのですが、できればフルバンドで聴きたかったかも。
きっとこれもいつもやってる定番曲なんでしょうね。

そしてなんとなんとなんと!「ブラッド・メイクス・ノイズ」まで!!
これもベースのみ。こっちはベースのみで正解な気がしますね。
いやもう興奮しましたわ。これをやってくれるとはねぇ。彼女の曲の中ではかなり過激な(笑) ラップ調と言ってもいいような歌です。アルバム「微熱」から。とってもセクシーでした。

さて、旧譜シリーズがひと段落し、バンドが全員戻って新譜から「エンジェルのドアの前」、「ポルノグラファーの夢」、「アンバウンド」。
アンバウンドもノリが良くて好きだけど、ポルノグラファーの夢はライブで聴いてさらに好きになったな。こういう絶妙な、切ないメロディの歌を、よく量産できるよな〜と思う。

そして「微熱」からもう1曲、「イン・リヴァプール」。
「微熱」の中では暗めで、最近はほとんど聴いてなかった。久し振りに聴いたら……感動!(T_T) こんなにいい曲だったっけコレ。そういう発見があるよね、ライブって。
この曲、タイトルがリヴァプールってせいなのか、後半のギターの音がどうしてもUKロックっぽく聞こえてしょうがない。そういう妙な懐かしさを感じて涙が出そうだった。彼女はアメリカのアーチストなんですが、イギリスの人と間違えそうなぐらい、イギリスっぽいんだよね私の中では。アメリカの乾いた感じや明るく開放的な感じが、全然ないの(笑) だから好きなんですけどね。

さらに超有名、大ヒット曲「ルカ」。
これが幼児虐待の歌だって知ってる人はどのぐらいいるんだろうか……
そう思えない爽やかな歌だからねぇ。
ルカは……嫌いじゃないけど、ポップ過ぎる。彼女の曲の中でもね。
そういう意味で彼女にしたら異色な曲だと思う。唯一の売れ線と言っていいかも。事実売れたしね。

次がこれまたなんとなんと。「トムズ・ダイナー」。最初にやったのとは別バージョン、つまりDNAって人たちがカバーというかRemixしたそのバージョンを披露!!
これには驚いた。すごいサービス精神(笑) これも、ちゃんとスザンヌのベストに収められてはいますが。名義もDNA feat Suzanne Vegaだから、他人のものと言えば他人のもの。それを本家がライブでやっちゃうとはねぇ。
しかもこっちのバージョンは、間奏部分もスキャットっぽくなっていて、ずーっと歌ってるんですよ。息がつらそうでした(^ ^; そこまでして、やるなんてエライです。彼女の、ファンを喜ばせようという思いが伝わってきました。

ここでとりあえず本編終了。
ここからアンコール。まずは「ゼファーと私」。新譜の1曲目。楽しい曲です。
そしてベースだけ残し、「女王と兵士」!!
こちらもファースト「街角の詩」より。名曲です。詩が物語風で悲しい結末なんだよね。聴き入ってしまいました。

いったん下がって2回目のアンコール。
新譜の「バウンド」。これもなかなかハードな曲。
これを感情を込めて結構激しく歌い上げていました。とても良かった。
そしてまたベースと二人になり、「ローズマリー」。
この曲……ベストに入ってますが、他のオリジナルアルバムには入ってないのかな? 見当たらない。私はベストで聴いてました。

これで全て終了。
1時間半ちょっとだったかな。短めではありましたが内容が濃かったので大満足です。
他にも聴きたい曲はたくさんあるけどね。でも主なところは外さずやってくれたし。
彼女の声の魅力、歌の魅力を堪能することができた。ああ幸せ。
スザンヌはとてもセクシーでカッコイイ女性でした。前から好きだけどますます惚れ直した! 絶対またライブに行きます。すでに今から楽しみです。今度はもっといい席をとるぞ。

帰りもホントに寒かった。でも充実したライブの余韻で心はあったかかったです。星が良く見えた。今年初めてオリオン座を見ました。


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