斎藤ネコカルテット Live - 2002年07月23日(火) ネコかるです。今年もう5回目のライブ!ミスブッキングで、普通は1ヶ月おきのところが3月から毎月ライブがあったのです。 今日も仕事がありましたが、内容が楽だったのでさっさとあげて外苑前の南青山マンダラへ急ぎました。ちょうど7時半頃到着。お友達が席を取っててくれて、いつもの席で観ることが出来た。もっと混んでるかなと思いましたが、そうでもなかったですね。。。火曜日ってのもあったかな? ライブ開始。今日のパジャマは熱帯魚いっぱいのトロピカルなパジャマ。 1曲目から「ゲゲゲの鬼太郎」でした。夏にピッタリ。 そしてお次が「MUSHI」。これもタイムリーな曲。虫のはずが、なんかお化けっぽくなってくるんだよなぁ・・・ 全部アドリブで弾いてるように見えて、ちゃんと譜面はあるらしく時々ネコさんが合図を出している。そして終わりはいつも訳分からない、今度ちゃんと譜面通りに終わってみてほしいです(笑) ここでMCだったかな? 藤森さんは特になし、山田さんは子育ての話、適当に手を抜いてるそうです。 栄田さんもなかったかな・・・すっかりできあがって顔が真赤。いつもか。 そしてネコさんは何だっけ。ネコさんが面倒見てるその名も「のらねこ合奏団」のライブのお知らせだったかな。9月15日、吉祥寺マンダラ2。ネコかるのようなことを、もっと多い人数の学生さんたちがやられるそうです。 あ、前回は進行表があったのですが、メンバーにいたく不評だったそうです(^ ^; 表があるとその通りに全曲弾くことになり、とても時間がかかるから、ということで。それで今回は進行表なしの行き当たりバッタリだったようです。 3曲目は「収容所」、清水一登さんの曲。これも立派な現代音楽・・・? 不思議な曲でした。 お次は前回もやったけど、ネコさんの仕事で、j-popアーティストの曲を弦カル用にアレンジってのがあったそうで、それを弾きました。Hというアーティストの「イ◯セ×ト」。分かる人は分かるでしょう(笑)別に伏せなくてもいいのかな。 それが弾いてるうちになぜかチューリップの「心の旅」になり、「カノン」やら「G線上のアリア」やら「夏の思い出」などいろんなメロディがアドリブで登場・・・これぞネコかるですなあ(笑) 5曲目は佐藤充彦さん作曲の「モスボール」。とんでもなく難しそうな曲です。 これまでライブで何度か演奏(練習?)していますが、やっぱりだんだんうまくなっている(笑)でもちゃんと弾けてもこの曲は良く分からなそうです(^ ^; 1部最後は、前回好評だったルパン3世。何度聴いてもカッコいいです。 ん?これが最後じゃなかったかな?間違えてたらスイマセン。 とりあえずこれで1部終了。 第2部、いよいよ滝本晃司さん登場!久し振りに見るGさん。 なんと、茶髪で色黒になってました!ヒゲはなかったけど・・・あらあら。 全身黒でかためてなんだかワイルドGさんでした。最近はこうなのね。 最初はネコさんと2人で。Gさんピアノも弾くかなと思ったらギターだけ。 演奏前はちょっと緊張気味のようにも見えましたが・・・妙に低姿勢なネコさん、メンバーもちょっとGさんを怖がっていたようですね(笑) 1曲目は「おひる」。歌い出したらもう、すぐに滝本ワールドです。 とても存在感あるんだよな。空気が変わります。静かだけどちょっとアブない。 独特な世界。 2曲目は曲名が分かりません・・・今回、すでに出ているCDからは1曲もやりませんでした。多分、ソロライブではある程度披露しているんだと思います。 「逃げ水」は名前だけ知ってたし、「窓辺に生まれる」は聴いたことあった。 それから「楽しい楽しい時間」、「雨の生き物」という曲をやりました。 一番良かったのは「窓辺に生まれる」。感動してしまった。弦のアレンジ素晴らしかった。このままレコーディングして欲しいくらい。 Gさんの歌、生で久々に聴いて、やっぱ声がイイ、と思った。思ってた以上に声が強いな、と。でその声に乗って発せられる言葉が、すごくよく聴き取れるのです。 歌詞をじっくりと味わうことが出来る。不思議な歌詞なのですが・・・ 聴いたことのない曲を聴いたから余計そう思ったのかも知れない。 今日はGさんの歌の世界に思わず入り込んでしまいました。 心配していたトークですが(笑)Gさんよくしゃべっていました。 ファンは良く知ってることですが、Gさんはとても無口なんです。昔から。 ステージでもボソボソとしかしゃべりませんが、それが不思議と面白い(笑) オチがないと本人もおっしゃってましたが、その気まずい間がイイんです。 たまのメンバーについては、知久さんは酒豪、石川さんは麻雀が悪魔のように強い、と言ってましたね。それからGさんが社長だという話とか。普段はお子さんたちと散歩したり遊んだりしてるとか。ファンにとったらいつものライブでは聞けないトーク、そしていつもは見れない表情で、オイシかったのでは? という中身の濃いゲストコーナー、当然アンコールがあり、Gさんリクエストでなんとネコかるの「MUSHI」を、Gさんは最近ハマっているという口琴を使って共演することに!これまたレアだねー。ライブでも口琴使うのかな?しょぼたまあたりで。知久さんが使ってるのは見たことありますけどね。教わったのかな。 なんかこう、虫の中にカエル、って感じだったね(笑) でもちゃんとセッションになってたよ。 その「MUSHI」がなかなか終わらず。Gさん口琴鳴らしながら自らしゃべりだした、「終わり方が分かりません」・・・Gさんおもろい。 やっとなんとか終わってGさんは去って行きました。あー、素晴らしい競演でした!もっともっと聴きたい。昔の曲も聴きたかったなぁ。それが少し残念だけど。 ぜひまたゲストで来て欲しい・・・ってGさんソロライブも行けばいいんだけど(^ ^; なかなか・・・たまにも行ってないなあ。そろそろ行こうかな。 ネコかるアンコールは「いつか王子様が」。藤森さんソロが良かったです。 てわけで今日は内容濃かったけど時間は早めに終了。11時頃だったかな。 楽しかったです。ぜひぜひまた共演して頂きたいですね。 ライブ中にGさんがCD持ってきてると言ったので、てっきり今回演奏した曲が入った新作なのかな、と思って、終演後に売ってもらおうと声かけたら、「100の月」だったんです。。。持ってるよぉ。新作はまだまだなんだそうです。勘違いしてしまいました、Gさんごめんなさい。私は買いませんでしたが友達が買いました。「100の月」もいいですけど、その前の「空の下」が素晴らしいんですよ〜!!Gさんソロに興味ある方はぜひ。まぁどちらも買って損はありません。 ただねぇ。聴きに来てた友人たちに聞いたら、滝本さんについて意見がまっぷたつに分かれたのです。「嫌いじゃないけど眠くてしょうがなかった〜」という人と、「あんまり好きじゃない。歌がうまくないから」という人と、「すごくよかった、トークも面白かった!」という人と。 どれも分かるなぁ〜って感じ(笑) Gさんの歌は頭がボーっとしてくるんですね(笑)真っ白になっちゃうんですよ。ふわーっと。催眠効果? あと歌がうまくないっていうのも確かにそうだし。うまくないんだけど、それも含めて私は好きなんです。それが味というか。昔から聴いてるんで慣れもあるかな・・・ 好き嫌いが分かれる歌手なんだな、ということが今日わかりました。 こんな感じで・・・夢のようなライブは終わってしまいました。 でもほんと嬉しいもんです。10年以上前から好きで聴いてきたたまの滝本さんと、今大好きなネコかるの共演ですよぉ・・・ ほとらぴからっといい、私は昔からネコかるに出会う運命だったのかも・・・なんちゃって。 とにかく、ネコかる、そしてGさん、素晴らしいライブをありがとう!! 次回ネコかるライブは、10月6日、吉祥寺マンダラ2です。 -
|
|