N響A定期 指揮:シャルル・デュトワ - 2002年02月15日(金) 今日はN響を聴きに行きました。NHKホール。 今回は3階席です。ほぼ真ん中の7列目。N響を3階で聴くのは初めてなのでどんな風に聞こえるのか、期待と不安が半々て感じでした。 開演前のロビーでの室内楽も聴きました。 曲はジャン・フランセの「デュオ・バロック〜コントラバスとハープのための」。 コントラバスが今野京さん、ハープが早川りさこさん。 珍しい組み合わせで、面白かったです。難しそうでしたねかなり。 その直後、ハープをエレベーターで運ぼうとしてる人たちがいて、間近でハープを見ました。なかなか見られませんからね、そんな近くで。装飾がキレイでした。 エレベーターで3階まであがり、席に着くと、ステージをほんと上から見下ろす感じでした。全体が良く見えるのはいいですね。 でもちゃんとオペラグラス持参しました。藤森チェックのため(笑) さて、開演。デュトワ登場。 1曲目は武満徹の「弦楽のためのレクイエム」。 もちろん弦の人しか舞台にいません。音は、よく響いていました。 1階の前の方や2階席で聴くよりよく届くかも、とこの時は思ったのですが・・・ 2曲目はプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番。ソロはあの諏訪内晶子さん。 生で聴くのは初めてです。テレビでちょこっと拝見したことはありますが。 美人なのでそればかりが話題になってしまいますね。キレイすぎるのもナンだなぁ・・・ 本日は明るい色調のドレス。あんまりプロコフィエフっぽくないな・・・ 演奏の方は、オーソドックスにソツなくまとめた感じ。音は厚みがあって美しいです。音量もあるし。だけどうますぎるのか面白味には欠けたかも。 なんとなく地味な演奏という気がしました。 休憩をはさみ、いよいよ今日のメイン、ベルリオーズの幻想交響曲。 デュトワさんはこれがお得意だそうで。何年か前にN響は海外公演でこの曲をやっています。指揮はデュトワ。その時の映像をN響アワーで観て、とても良かったので今回も楽しみにしてました。 演奏は、とても良かったと思います。キレがあって。 ただ、これはホールの音響だと思うのですが、3階はやはりステージから遠すぎるのか・・・ガーーーッと盛り上がるところでも、こっちまで音が来ないのです。 ちゃんと聞こえてはいるし、音も大きいんだけど、音と一体になれないというのか。そういうのを求めない人は、あの席でもいいのかも知れません。 でも音の迫力に圧倒されたいと思っている私としては、物足りないのです。 今日の演奏を他のホールで聴けたら・・・う〜ん、残念です。 でもまたデュトワさん、幻想やってくれるでしょう。 その時はぜひぜひサントリーホールでお願いしたいです! という感じでした。BSで放送されるのでそちらでも聴いてみます。 あ、今日も乗り番だったチェロ首席藤森亮一さんの公式ホームページがついに完成!ファンとしては待ちわびておりました〜。 毎日見ちゃお。仕事場でも(笑)アドレスはこちら↓ http://www.vc-fujimori.jp/ -
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