ASA-CHANG&巡礼 Live - 2001年06月17日(日) 今日は川越までライブを観に行きました。 川越に自分で行くのは初めて。乗り換えはそうややこしくはないんだけど、1時間半程かかります。23区内の方の方が時間かかるかも知れないなあ。 本数の非常に少ない八高線を使うため、早めに行動し予定の電車に乗った。 高麗川で川越線に乗り換え、川越駅で降りた。 とあるCD店で今回のチケットを取り扱っていて、そこで予約していたチケットを買い、会場への道を聞いた。 そう・・・CD店だったのですね。事務所じゃなかったの。んじゃ対応が出来なくてもしょうがないかな。と思った。 こないだ電話に出たらしきオバサンが店番していた。会ってみると親切そうな人だった。いかにも、一人でここを切り盛りしてるって感じの・・・ とりあえず夕食をとるため本川越駅に向かったが、駅周辺にはファーストフードがない。大きな通りから1本裏へ入ると、なんだか道幅が狭くて川越の竹下通りか、という感じの商店街が延々と続いているのだが、そこにもあまりファーストフードはなく、かわりにやたらと中華料理店が多い。・・・何故?うーむ不思議な町、川越。東京からそう遠くはないけど、やはり地方色がありますね。庶民的雰囲気です。 やっとマックを見つけて食事。 そこから会場へ歩いたが、結構遠く感じた。 大通りで、やはり中華料理店があったな。とても古い建物なんかがあって川越らしい気がした。 やっと目的の華盛楼に着くと、開場10分前位でしたが人が集まっている。 並ぼうか、と思ったらもう中に人を入れていた。全然待たずに中に入った。 整理券番号は54番だったのに、ラッキー。早めに行って良かったな。 いつもは裏口として使ってるであろう扉から入ると、、、狭っ!! 私は、華盛楼って名前から、正統派中華料理店を想像してたんです。 違いました全然。アジア料理店て感じの素朴な店。 隅に小さなカウンターがあり、テーブルなどはとっぱらわれ、フロアにマットがひかれ、そこに機材やタブラがセッティングされている。 その前にお客も座るわけです。前の方の人は座り、後ろの人は立ち見。 これは意表をつかれた。座るんなら小さいクッションでも持ってくれば・・・ ダンボール紙の切れ端を頂き、それに座る。 四角い大きなマットの手前の角のあたりに、スピーカーと、ライトらしきものがたっている。私はそのすぐそばに座った。ちょうど、朝倉さんの目の前の位置。 時間がたつと狭い店がお客さんでいっぱいに。アーティストが入って来れないんじゃないかというくらいに混み合っている。 7時10分頃、朝ちゃんと湯沢啓紀さんが登場。あの白い衣装です。 私の頭の上をまたいで行かれました。 そして、暗くなり、ライトがつくとそれはブラックライト。白いモノが光るライトです。すごい怪しい雰囲気に包まれた。シンプルですがいい演出ですね。 だけど自分の服のホコリが目立つのが恥ずかしかったです・・・ ホコリだらけやん。今度ライブ行く時は白いTシャツでも着て行こう。 オープニング、CDにはない曲です、イントロダクション的な曲で、機械を通したカワイイ声が「巡礼」と言っている。 二人の真ん中に、ポータブル・サウンド・システム「JUNRAY TRONICS」がある。それほど大きくありません。ライブでは浦山さんはいないが、このマシーンをプログラミングしたのは浦山さんなわけですね。 このマシーンを駆使してライブが進んで行く。かなり途中でいろいろいじっている。 基本的には、二人はパーカッション、時にトランペットやアルトホルン(なのかな?)だけ。それ以外の音は、CDに入ってるのとほぼ同じ音がマシーンから出る。そう聴くとなんだかショボいような気がすると思いますが、それが違うのです!二人のタブラが凄いんです!ほんとにカッコイイ。 朝倉さんの方は、ちょっと改造されたタブラと、機械とつながってる電子的なパーカッションが一つある。面白い音が出ます。 湯沢さんのは本物のタブラです。 叩かない時には、布をかぶせている。曲中でも叩き終えるとすぐに布をかぶせてた。 途中、湿気が多くてタブラのチューニングが狂うからエアコンを強めて欲しいと朝倉さんが注文していたが、かなりデリケートな楽器のよう。 そして傍らにベビーパウダーがあり、それを手につけたり、直接タブラにかけたりしていた。パウダーの香りがしてきて、いい匂いでした。 曲は、2枚のCDからほとんどやっていた。曲数少ないですからね。 「Goo−Gung−Gung」ではお客さんに手拍子をリクエスト。 楽しかったです。「TABLA BOL [CATASTRPHE]」には、湯沢さんのすんげーソロがありました。曲の途中、ソロの前に朝倉さんが「これから湯沢さんのソロをお届けします」とちゃんと言ってたのが面白かった。 この湯沢さんは凄いです。本場でかなり修業されたんじゃないでしょうか。 若いんですけどね、見た目。いくつぐらいなんだろう。 40分ほどで1部が終わり、物販のところへ行ってみた。 店の前にテーブルを置き、ビデオやCD、手ぬぐい、シールなどを売っていた。 覗いてたら、「ビデオいかがですか〜」とか言われて、ビデオいくらですか?と顔を上げたら、その人は・・・浦山さん、だった気がします。定かじゃないです。 結局、ビデオ¥1500と手ぬぐい¥1000を購入しました。 第2部、「2月」が面白かったな。でもこの曲は難しい。拍子が取りづらい。 いまだにちゃんと取れなくてズレたまま覚えている。 そしてラストに「花」。これしか知らずに観に来た人も多分いるだろうな。 「けものがれ、俺らの猿と」のサントラにも入っているし。 やっぱりこの曲は凄い。あらためて思った。 タブラの部分は、ほとんどを湯沢さんが叩いていた。うまい、うますぎます。 セリフの部分に完璧にシンクロしています、生でも!!信じられない。 二人はずっとヘッドホンをして叩いてるんだけど、ヘッドホンにはカウントとかが流れてるのかなぁ?そうでなきゃ、あんなにタイミング合わないと思う、どんなに練習したって・・・少しはズレてもいいはずなのにほっとんどズレない! それも凄かったけど、やっぱりこの曲自体の力ですね。ぐぐっと掴まれてしまう。 はあー、行って良かった。お尻は痛くなり、翌日は何故か股関節近辺が筋肉痛になりましたが、充実のライブでした。 あの狭い部屋の濃密な感じもそれだけで充実感や一体感があるのかも知れません。 私は二人の演奏してる様子がよく見えたしね。 興味がある人はぜひぜひ、ライブに行ってみて欲しい! こんなライブはなかなか観れないぞ。 とりあえず全国ツアーが今日で終わり、次は8月3日に他バンドとのジョイントみたいですね。この日は観れない、悔しい。他にもう予定が・・・何の予定かは、内緒。 帰りの電車、本川越からだったので国分寺に出ようと思ったら、なんと中央線が事故のため止まってるとアナウンス。でもしょうがない、と国分寺に着いたら、動き出したようで電車が遅れているというアナウンスに変わっていました。 無事家にたどり着き、まず手ぬぐいを広げてみると、緑色の手ぬぐいに、「花」の詩が全部書かれている。でも普通の文字じゃないんです、読みにくい。。。 「花」は結構聞き取れない部分があるので、今度聴きながら手ぬぐいを読んでみよう。 そしてビデオは、ASA-CHANG&巡礼の初ライブから3曲と、「花」のプロモーションビデオ。 ライブは、ブラックライトなので顔がほとんど見えません。その上画質が良くないです。でも横を人が通ったりしてライブっぽい雰囲気は伝わってきます。 PVの方は、実は観れるサイトがあり、そこで観たことはあった。 でも画面が小さかったからな。ずうっと逆まわしで不思議な感じ。 朝ちゃんと、もう一人の女性は「花」の声の主かな?? というわけでした。今日も文章がえらく長くなりました。 ASA−CHANGA&巡礼 公式サイト http://www.riverrun.co.jp/asa-chang/ -
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