ラ・テラス - 2001年03月06日(火) 今日はPARCO劇場にて、「ラ・テラス」というお芝居を観てきました。 出演者は、西村雅彦・手塚理美・近藤芳正・真行寺君枝・池田成志・宮本裕子・藤村俊二。 ネットの先行予約で取ったチケット。またまた最前列です!うふふ。なんてラッキーなんでしょ。 今回は、前もってそれがわかってたので、心の準備も出来て態勢は万全でした。花粉症対策の薬も飲んで、飴もなめて。 さて、音楽と共に幕が上がった。白っぽい部屋のセットの中のテーブルで、西村雅彦と手塚理美が食事を終えたところから始まる。 わあ、西村さんだ!と感激してるヒマはない、どんどんお芝居は進んでくんだから。短くて速いセリフのやり取りを聴くのに結構必死。 淡々とした会話から、いきなり出て行くという話になる。テンポの良さが面白い。小気味良い。やっぱ外人はスピード感が違う。サッカーでもそうだよな……なんて。その後出てくる役者さんたちもみんな、矢継ぎ早にセリフをしゃべるので、すんなりとは頭に入らない。話をなかなか飲み込めないの。ま、別に深く理解する必要はないんだけどね。筋には大して支障はない……でも私の脳は、トロい! あれよあれよって間に芝居は進む。楽しいんだけどね。近藤さんの突っ走り方とか。池田さんも宮本さんも突っ走ってたね…… 後の方におひょいさんが出てくんだけど、なんかホッとした。きっと、ゆっくりなテンポだからじゃないかな。 なーんか、落ち着かないんだよね。見ててソワソワしてくるような、ま、演じてる人たちもソワソワしてるのかも知れないけど、うん。 あわただしいお芝居だったな。いいセリフとかも結構あったと思うけど、どんどん流れて行っちゃって…… 最前列で観てたせいももしかしたらあるのかも。ちょっと引いて全体を見ていたら、また違った感想だったかもね。 嵐のように、いろんな人が来て、そして去って行って、エチエンヌとモーリスだけが残っておしまい。 こういうとこもフランス的かもね。これといって、ハッキリした結論が出るわけじゃない。うーん、もう1回観たいな。 正直を言うと、いまひとつよくわからなかったのよね。何を言いたかったのかが……言いたいことなんて、なかったのかな。 コメディだから、楽しめればそれでいいのかな……はぁ、やっぱり私は日本人だわ。そういう私にとっては、このお芝居は好みとはちょっと言えないけど、でも面白かった。個性的な7人が良かった。 人間て面白いもんなのかな。人との関わり方って、いろいろあるんだよなー、なんて思ったりした。 -
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