2002年07月07日(日) 拾いまくる人々
昨日今日とで27時間テレビがありましたが。んでその中でボランティアを集めて湘南海岸のゴミ拾いをするってコーナーがあったんですけど。実はねぇ、それに際して金曜の夕方ぐらいからネット上の某所で”先回りしてゴミを拾い尽くしてフジテレビを困らせる企画”ってのが進行してて(爆)。おもろい事考えてくれるよなー(感心)。で私は結構早い時点でそれを知って(金曜の夜かな)それからずっとその流れを追ってたんですけど。もうねー、今のこの感動は言葉では言い表せないです。凄いよアンタ達。
きっかけはその金曜の昼過ぎにとある誰かがふと思い付いて書きこんだ言葉、そして面白半分で実際に現場に赴いた人達。けれどその動きは瞬く間に大きくなりました。参加者はどんどん増え救援物資も続々と差し入れられ指揮系統等も確立され、掲示板には現場や帰還者の報告や参加表明・応援メッセージが書きこまれて。その流れは見ていて震えが来ました。 徹夜作業も含めて丸2日間、砂浜は笑けるぐらい綺麗になってました(涙)。参加された方々、本当に本当にお疲れ様。今日の昼頃現地本部を解散したという書きこみを見て涙が出そうになりました。
始めは単なる悪戯(もうちょっと複雑な背景もありましたが(^_^;)として始まった企画でしたが、途中からはもう皆単純にゴミ拾いそのものに意義を見出しそこで生まれるドラマに心を躍らせた2日間なのでした。 肝心のテレビの方はというと彼ら延べ数百人の活動には一切触れず、仕込み(らしい)の地元ライフセイバーなる人々を配して彼らの成果として放送したそうです。まぁ予想はしてましたけどね。結局はフジに手柄を持って行かれた形になった訳です。この結果に”負け”という言葉を口にする人も居ましたが、今となってはフジに手柄を取られたとかなんてのはもはや重要なことではないのです。このお祭りを楽しめたというだけで既に”勝ち”なのです。
それこそ27時間テレビの寒いエンディングのようなお膳立てされた筋書きに乗っかるだけでは絶対に味わえない感動、達成感(自分は現地には行ってないけど;;;)がそこにはありました。私はこの2日間を忘れないと思います。
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