2005年08月27日(土) |
興福寺国宝展でプチ開眼? |
仙台で開催されている興福寺国宝展に行ってきました。
年齢を重ねるにつれ、神社やお寺めぐりが趣味になっている最近のワタクシ。 そうは言っても仏像そのものにあまり興味がなく、 お寺全体の佇まいが好きなのです。 そういう視点は、キリスト教圏に行っても同様であり 人物やら神やらをあらわした彫刻のお顔や細部を見るよりも 建物の文様に関心がいってしまうのでした。 典型的な「森を見て木を見ず」タイプ? (ちょっと引用方法が違うか(^^ゞ)
偶像崇拝的な観念がないのかもしれん〜と長年思ってきたのですが! が! 興福寺展にて鎌倉リアリズムに衝撃〜〜。
運慶作の無著・世親像 天燈鬼立像 金剛力士像 などなど
教科書で見た有名どころがいっぱい。 お寺で見ても、仏像の周囲に目がいってしまうため、 集中して仏像を拝むってことが恥ずかしながらこれまでなかったのかもしれません。 無著・世親像のキラキラ水晶の瞳に心が洗われる思いでございました。
これはこれは、顔を洗って出直さなければなりません! 帰りに 柴門ふみさんの「ぶつぞう入門」を購入。 この本によって、「イケメンスターを探すぐらいの心意気で仏像巡りをしてもいいんだわ、きっと」と勇気をもらう。
仏像拝観の心構え?もできて、 御朱印も始めてしまったというわけで、 資金さえあれば、 今後の日本の旅、アジアの旅はますます充実しそうです〜。
追記。 「ぶつぞう入門」より。 奈良の秋篠寺の十二神将の中にはなんとウッチャンナンチャンがいて しかも、陽気にはっぱ隊のポーズをとっているそうだ(笑)
---------------------------------------------------- 十二神将に関して言えば、 このはっぱ隊のポーズを取っているケースが多いことに私は気づいた。 はっぱ隊があれほどのヒットを放ったのは、日本人の心に根づく十二神将 のポーズだったからではないだろうか・・・・ --------------------------------------------------- いつか拝みに行かないといけないですね〜。
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