2004年11月14日(日) |
勝てば官軍 -新選組!- |
「源三郎、死す」
大河ドラマがいよいよ終わってしまうんだなあと、 本気でしみじみしてしまいます。
時代が大きく変わろうとしている時って、 そのうねりの中にいると、いろんな事が見えにくくなってしまうんだろうなと思います。混沌とした中で、みんな必死で生きてるんですよね。 いつもこんな事ばっかり感想で言っているんですけれども、今回の大河ドラマを見ていると常に感じてしまうのです。
歴史において、どちらが正義か悪かなんてなかなか判断できないもので 結局のところ「勝てば官軍」なんだろうな。 新選組の哀しさは、彼らが守るべき徳川幕府に「魅力」も「力」もなかったことですね。それは会津藩にとっても、東北諸藩にとっても悲劇だったよな〜・・・・
日本史においては 明治へと変わる「あの瞬間」が大きな転換点だったのでしょうが、 今も同じくらい混沌としていて ドロドロとしていて 未来が見えにくい時代なのではないでしょうか。 ゆっくりとじっくりと見極める目が必要ですね。
追記・・・ ・源さん役の小林さん、最高でした♪ 源さんの最後のシーンは壬生義士伝を彷彿とさせられたな。カッコよかったで す。(CGは正直笑ってしまいましたが・・・音だけでも良かった気がする) ウンナンタウンの折の「本屋には(トイレに行きたくなる)何かがあるから」と いういかにも曖昧な答えは忘れられません!
・ここ2、3回の間で、オダギリ斎藤さんが私の中で急上昇してきました(笑) 今更でスイマセン(笑) 今回の大河のお買い得ポイントは、いろんな役者さんの急激な成長振りが 見られたことですね! カトリ氏も最初の頃の演技が思い出せないくらいですもの。
・そういえば、同じ幕末モノ「隠し剣」を観てきたのですが、 「山南走り」をしていた武士が、初めて西洋式の行進をする事ってあんなに大変だったのかなあと映画を見て思いました(笑) ああいう場面は映像で見るとなかなか新鮮♪ 永瀬氏はさすがにステキですし、松たかこは可愛い♪ おもしろかったです。
・そういえばそういえば、久々に試写会に当たって「笑の大学」を見てまいりました。役所氏、ステキ♪ 映画なりの良さがあると思います! 私は舞台版をその昔盛岡で観たことがあるのですが、舞台版は息もつかせぬ台詞の掛合いが全く最高で! 最後の最後は感動して泣いてしまいました。 「またあの舞台を見てみたい。」・・映画版はそう思わせてくれるものでしたね。 死んでいいのはお肉のためだけなんです。
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