58年目の夏がやってきました。 不穏は空気のまま時代は流れています。
日本にしかできないことが絶対あるはずです。 忘れてはいけないことはいっぱいあります。 その役割をいつになったら果たせる日が来るのでしょうか。
私は、 ・・核の投下が多くの人間の命を救うことに役立った・・・・ なんていう主張や見解が大嫌いです。 そんな事を言う人の人間性を心底疑います。
もちろん、結果だけを見れば日本の暴走を食い止められたのかもしれないし、 アジア諸国には救済だったのかもしれないけれど、 先の大戦は最悪でも核を投下する前に終結できる可能性もいっぱいありました。 しかし、それでもその選択肢を選ばずにアメリカが核を投下したという事実は、 戦争というもののエゴや醜さの象徴とも言えるのではないでしょうか。 そこまで行かなければ戦争を終結できなかった日本政府の愚かな過ちの結果でもあります。 これは、つい最近起こったイラクへの攻撃にも通じるものがあると思います。 大義名分のある戦争なんて、この世には存在しない。 あるのは人間の醜さだけです。
日曜日に、地上波で「13デイズ」を久々に見ました。 この映画を観たのは2000年の冬のことでした。 あの頃からすっかり変わってしまったように見えるこの世界。 当時は、日本に良きトップがいないことに嘆きましたが、 3年たった今でも、やっぱり良いトップは存在していません。 何かしらの変化が必要だと思います。 少なくとも今の与党には変化を起こす力があるようには思えないけれど・・ 野党にもその力を作れるようには見えないけれど・・・ そろそろ変化が絶対に必要だと思います。
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