JERRY BEANS!!

2004年10月10日(日)

胸に、どうしても拡がる哀しみ。
その染みのような、痣のような痕を、ずっと、誰と居る時も
忘れようと。…いいえ。…忘れたように見えるようにと。


…どうせ誰にも理解されないなら。と。


未だに、どんなに会う事もなくても、この世界に居ないとしても、
細かい無機物に変わり果てていても、何ひとつ実物として居なくても、

気持ちが消える事も減る事もしないで、ただ、ずっと変わらないままで。
生きている時からずっと、何か言おうと思い続けていたのに、

私は、今も、彼にかける言葉が見付からない。

私は、骨を舐める。土を舐める。

石に触れて、手を繋ぐように。言葉を探る。


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nana [HOMEPAGE]

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