この世に絶対などという言葉はない。
少なくとも人が人である限り、その絶対性は常に50%でしかない。
もし、あなたを一生愛すと言っても、嘘になる可能性が高い。
もしも一生側にいるといっても、うたかたの恋など、と言うかも知れない。
だから、愛してると言ってもらっても、心のどこかで信じちゃいけないと
思う気持ちが生れてくる。愛していると言っても、どこかで信じてもらえない
という自信が生まれる。けれど、それでいいのだと思う。
信じて泣くのは好きだけど、心のどこかでやっぱりね、と私は思うからだ。
だって、泣くのは楽しいでしょう?傷心に浸るのは楽しいでしょう?
傷ついたフリは得意でしょう?それが女というものだからだ。
もし、あなたが約束を交わしても、心に基づく約束など、ただの気休めにしか
ならないのに。どうして言葉で確かめ合わなきゃ、不安なのだろう。
言葉による不確かなものなど。
…それを確かめるよりは、今側にいる人を抱きしめる方が私はいい。
もしかして明日死んじゃうかもしれないのに、そんな事をためらってて
何になるというのだろう。言葉による永遠の約束より、私は、今此処に居る
自分自身をさえ愛してくれたら、それでもう満足なのだ。
そしてただ、それが続けばいいと願っている。 それだけ。
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