一橋的雑記所

目次&月別まとめ読み過去未来


2004年09月20日(月) 胸の中に凝る暗い想いに。

囚われぬやう。
足を絡め取られぬやう。
それは確かに其処に在って。
己の中心に居坐って。
いつでも。どこでも。
立ち止まり蹲り恨み妬み嫉み。
外へ向かおうとするから。
そしてその痛みを自身に向ける。
捩じくれた快楽に己を誘うから。
そっと目を閉じて。
静かに目を閉じて。
幸せに向かうことに懸命な。
あの子の眼差しを想おう。
優しく見守る彼女の眼差しを想おう。
それはもしかしたらこの手にすることの叶わない。
とてもとても遠い所にある幸福だとしても。
あの子が笑い、彼女が微笑むのなら。
そうして二人、生きて行ける世界があると信じられるのなら。
たとへ己が永遠に。
この暗さから逃れられない生き物だとしても。
この魂は、何処かで救われると。
そう信じることができるから。
そんな想い自体が歪んだものだとしても。
構わない。
それこそが、今にとっての。
幸せの光。


そんな感じで。
奇妙な凹みに落ち込んでテンションが高いんだか低いんだか不明な日々を。
各所で展開しております所の。
胡乱が枕詞の一橋にて御座いますです。皆さま、ごきげんやう……(平伏)。


てか。
お師匠さま。
あなたはやはり。己にとってはまさに。
お師匠さまでありましたかと(極私信)。


さて。
そりは兎も角。


某所チャットは連日の大入り満員。
定員数が12名だもんで、そうなると「コンドル」に弾かれて。
入室できなくなる時間帯もあったりなんかしたりして。

そんな中、昨夜は。
久々に、ダーク系SSの書き手としてその勇名を馳せられております所の。
職人さまお二方が満を持してご登場!(笑)

いや。
己が胡乱な書き込みに行った際に。
よろしければとお誘いしたので早速にお越し下さいましたんですよね。
海沢海綿さま、ナイさま、再度のご来場、有り難う御座いましたです(平伏)。

海綿さまは最近、新作連載を開始なされて。
それがまた己的壷を痛く刺激下さるものだったりしたものですから。
先日うっかり浮上して胡乱な書き込みを掲示板にさせて頂いたりして。
またナイさまは、常からコンスタントにSSをUPなされいるものですから。
最近めっきり草葉の陰に隠れるのが心地よくなってきた己は。
深く静かに潜航しつつ眺め暮らしては、
うふうふと心地よく堪能していたりして(ヲイ)。

そんなお二人と直にお話を
(つーほどまともな受け答えが出来てなかったことは十二分に自覚しておりますともええ)
出来ます機会に恵まれまして、己、感無量。
交わした話題の大半がお酒とか潰瘍とか、
賭けに負けたコウさまへのネタ提供とかだったですがそれでも、感無量(笑)。

でも。
ふふふ。
海綿さまが、祐巳ちゃんを。
ナイさまが、蓉子さまを。
とてもとても、愛してらっさることが垣間見られたのは。
ふふふな、大収穫。

ついでに己が志摩子さんスキーなことも暴露しましたですが、
それはいつものことなので華麗にスールすることにして(え?)。

実は。
昨夜の己は心身ともに、コンディション最悪で。
只でさえ受け答え胡乱が仕様なところへもって。
更に更に曖昧模糊な有り様でしかお相手出来なかったことが。
ホント、返す返すも至極残念無念でありましたです(汗)。

さて、ダークSS。

実は、己。
ジャンルフリー、カップリング無節操と常日頃標榜しつつも。
痛いのとか怖いのとかエロ過ぎるのとかヒドイのとかは。
ちょっぴり苦手だったりするのですが(泣笑)。

とかいいつつ。
日参サイトさまの中には、その辺りのSSを得手とされる所も数多く。
ええ。
昨日お出でのお二方さまのサイトにも。
上記己的泣き所ポイントばっちりヒットなSSも多数含まれるのですが。

辛くて悲しくて読後、もう二度と読み返したくないと思いつつ。
けれども、再訪し再読してしまうことがままあったり。

ダーク。
人の心の持つ暗黒面とか。
どうしようもなさとか。
愚かさ・酷さ・狂おしさを全面に出したものに対して。
そのジャンル分けはなされているやうですが。

ただただ。
酷いだけ、辛いだけ、痛いだけ、苦しくて不快なだけなら。
決して決して己、読まないし再読もしないのですが。

ならば何故、お二人の作品を含む一部ダークSSは読めるのかと申せば。

一言で申せば。
「だけ」ぢゃないから。

が、その理由になりましょうかと。

原作たる『マリア様がみてる』は。

誰かが誰かを憎んだり。
誰かと誰かがすれ違ったり。
誰かが誰かを傷つけたりと。
そういふ。
負の感情に彩られた世界を否定すること無く。
でもそれは人の心の繋がりとか強さとか優しさで。
乗り越えたり解消したり出来ないものではないのだよ、といふ。
正の面を強調し過ぎるほど強調することで。
一種のファンタジー空間を生み出している。
なんとも真っ当で眩い物語なのですがそれだけに。
そのファンタジー部分をふと踏み外すことで展開し得る。
暗い面を、酷い面を、痛い面を描くだけ描く事の出来る余地をも。
逆説的に与えて下さる希有な物語なので御座いますですが。

その。
ふとした踏み外しを描くに。
余りにも、そう、余りにも踏み外し過ぎて。
肝心の、人を。
『マリみて』世界を成立させるに肝心不可欠の登場人物たちを。
その人がその人である為の要素をことごとく無視するやうな。
あるいは。
まるで、人としてみていないかのやうな。
そう。
人に対するよりも。
ダーク描写そのものへの想いが。
入れ込みが。
過ぎるものは。
一読することはすれども。
決して、再読できるものではないだろうなと。


逆に申せば。
己が足繁く通う、所謂ダーク系SS職人さま方の手に為るものは。
そこに、彼女らが。
『マリみて』を『マリみて』たらしめている彼女らが。
確かに其処に様々な形であれ、存在していると。
そして、書き手の方々の眼差しが。
深く、そして確かに、彼女らに向けられていると。
信じられるものだからこそ。
泣きながら、苦しみ悶えながらも。
読み進まないでは、居られなくなるのだと。

己などはそう。結論づける訳であります。


そこに、人が……彼女らが居なければ。
それは、『マリみて』ではない。
当たり前のことですが。
そこに、人が……彼女らの居ない。
まさに、『マリみて』ではない単なるダークなど。
わざわざ読みたいとは思わない。


だって、ダーク、元々、好きぢゃないんですから己(泣笑)。


つか。
こういふ独り語り的脳内垂れ流しが続いております今日この頃。
もしかして。
己のコンディションって、己が自覚するよりも悪いのでせうか。
ふっふっふっふっふ……(汗笑)。




一橋@胡乱。 |一言物申す!(メールフォーム)

一橋的迷想宮へ戻る一橋的胡乱なBlogを開く

My追加